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青くび大根さんの読書ノート

読んだ本2006
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 26

八月の路上に捨てる

著者 : 伊藤 たかみ

出版社:文藝春秋

発売日:2006-08-26

評価 :

完了日 :

ふむ。
・・・ふむ。


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 49

夜市

著者 : 恒川 光太郎

出版社:角川書店

発売日:2005-10-26

評価 :

完了日 :

ホラーというよりミステリ。怖さを全然感じなかった。
「夜市」も「風の古道」も現実世界とは隔離された不思議な空間でのお話。日常のすぐそばにひっそりと存在する非日常。幻想的。

表紙に魅せられた。


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 19

邂逅の森 (文春文庫)

著者 : 熊谷 達也

出版社:文藝春秋

発売日:2006-12

評価 :

完了日 :

直木賞&山本周五郎賞受賞作品。
狩りのシーンから始まって少し入り込みずらかったけど、読むうちにどんどん引き込まれていった。

小さな山村に生まれ、マタギとして生きる富治の「山」と「愛」の物語。
山の神の象徴として現れる巨大な熊はいとも簡単に人間を翻弄する。
人間は何でも支配している気になっているが、一対一で向かい合ったときに勝るのは自然の方であり、それを支配しようなど愚かなことであろう。いい気になっていれば手痛いしっぺ返しをくらう。

マタギについて全くの無知でも魅かれる山の厳しさと優しさ。魅力にあふれた作品です。


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1.ベアandリーチェ (2006/12/12)
こんにちは
この本を読むと自分の中にある原始のDNAというか 真っ赤な血というか そういう 生々しいものを感じますよね。
2.青くび大根 (2006/12/13)
山を歩き、時に吹雪や雪崩に会い、熊やアオシシを狩る。
これぞ血がたぎるってやつですね。
 

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 4

野球の国 (光文社文庫)

著者 : 奥田 英朗

出版社:光文社

発売日:2005-03-10

評価 :

完了日 :

「アローンだがロンリーではなかった」

奥田英朗の沖縄、台湾、四国、東北、広島の地方球場プロ野球観戦・ひとり旅エッセイ。もとい熟睡の旅、東京ではあまり眠れていないらしい。

時期は2002年。まだ松井は巨人に、金本は広島に。日韓共催Wカップも。懐かしい。

野球、マッサージ、映画、食べ物、読書、旅先でのあらゆることにお茶目で偏屈な奥田流がでていておもしろい。
旅に出たくなってしまった。



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 2

銀弾の森―禿鷹〈3〉 (文春文庫)

著者 : 逢坂 剛

出版社:文藝春秋

発売日:2006-11

評価 :

完了日 :

ハゲタカシリーズの第三弾。

南米マフィア・マスダが渋谷の利権を争う組のナンバーツーを殺し、死体を別の組の敷地へ放置したことで、三つ巴の抗争が起こる寸前まで危険が高まった。そんな地獄絵図を描いたのは神宮署の警官のハゲタカであった。
上司にもヤクザにも飼われることなく、外道ぶりを発揮する悪徳警官は超然としていて、あらゆる相手を手玉に取っていく。


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 23

卒業 (新潮文庫)

著者 : 重松 清

出版社:新潮社

発売日:2006-11

評価 :

完了日 :

「卒業」をテーマにした四つの短編。

○まゆみのマーチ
妹のまゆみは歌うことが大好き。小学校に入学してもところかまわず歌う。見かねた先生は歌うことを禁止するが、そこからまゆみのバランスは崩れて、学校に通えなくなる。そんなまゆみのことを母親は常に受け入れ続けてきた。「僕」の目からは甘やかしているようにしか見えていなかった。しかし、今はそんな母にも死が迫っている。

ラストには何かが変わっている、けれど必ずしも救いがあるわけではない、っていう感じが重松さんらしいなぁって思いました。

○あおげば尊し
主人公は小学校の先生。生と死の間を彷徨っている親父も昔先生であった。
担任を持つクラスの生徒・康弘は「死」に興味を持っていたが、「僕」は彼に上手く「死」について話すことができない。そこでクラスから有志で父の介護を手伝ってもらうことにする。もちろん康弘も参加する。
死を前にした父の最期の「授業」が始まる。

この短編は映画化されていて、先に映像で見たんで、そっちの印象がかなり強かった。「あおげば尊し」の歌も聴覚的に入ってくるし、小説の内容があまり改変されてなくて結構お勧め。

○卒業
突然、「僕」の前に大学時代の親友の娘が現れた。彼は自分の子どもが生まれる寸前に自殺した。
娘・亜弥はその親友のことを「あの人」と呼ぶ。「僕」は彼女に親友だった男について語る。

○追伸
「僕」には母が二人いる。小学生の時に実の母は亡くなった。母は生前に「僕」に対する日記を綴っていた。それを始めて見て、今は亡き母の愛情に触れた直後に父親は再婚相手を連れてくる。「僕」は新しい母を受け入れられず、何十年経った今で「母さん」と呼んだことはなかった。
物書きとしてエッセイを書くことになった「僕」は新しい母に対しての当て付けのような「母」のエッセイを書く。

それぞれが悲しみから「卒業」して、前に進んでいく四つの家族の物語。


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 12

グレイヴディッガー (講談社文庫)

著者 : 高野 和明

出版社:講談社

発売日:2005-06

評価 :

完了日 :

乱歩賞受賞した『13階段』もおもしろかったし、これもおもしろかった。

いやー走る走る。
骨髄ドナーとなって白血病患者への移植手術を控えて巻き込まれた連続殺人事件。車、船、電車とあらゆる交通手段で一晩中逃げ回る主人公。

主人公の逃走と警察の謎解き両方目が離せない。


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 10

有限と微小のパン―THE PERFECT OUTSIDER (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:2001-11

評価 :

完了日 :

S&Mシリーズ第十作。ついに終結。

日本最大のソフトメーカー、ナノソフトが経営するテーマパークを訪れた西之園と牧野、反町の三人は事件に巻き込まれる。突然、消える死体に絶対に逃げられない状況からの犯人脱出、そして、その中心にいるのは『すべてはFになる』に登場するあの天才博士。

その後、犀川と西之園のコンビはどうなっていくのやら・・・。


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 22

四度目の氷河期

著者 : 荻原 浩

出版社:新潮社

発売日:2006-09-28

評価 :

完了日 :

父親のいないワタルは母親と二人暮らし。そんな彼の17年の成長の物語。

ワタルは幼稚園の頃から運動能力が突出し、落ち着きがなかった。こうしたことから自分が普通とは違うということに少しずつ気付き始める。そして、ある日自分の父親に関する重大な秘密を発見する(実際は勘違いである)。しかし、それは彼の人生において非常に大きなウェイトを占めることになる。

普通と異常の間を揺れる少年の心は「アイスマン」に出会ったとき、自分がずっと悩まされてきた葛藤から解放される。


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 10

数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:2001-07

評価 :

完了日 :

S&Mシリーズ第九弾。
模型交換会会場の公会堂の一室で首を切断された女性の死体が発見される。部屋は密室状態で同じ部屋で昏倒していた大学院生に疑いの目は向けられる。さらに、彼は同じ頃に起こった大学の研究室での殺人事件の容疑者でもあった。

「アシカとオットセイの違いはいくら」今回も犀川のジョークが冴え渡る?


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 12

今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:2001-03

評価 :

完了日 :

S&Mシリーズ第八弾。
いやーすっかりだまされた。やっぱりミステリは知らないうちに持っている先入観をぶち壊してくれるのが面白い。

またでた密室。今度は隣り合わせの密室で二人の女性の遺体が発見される。果たして自殺か他殺か。この密室の謎解きよりも構成のほうが楽しめた。

S&Mシリーズ残すはあと二作。


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 17

メリーゴーランド (新潮文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:新潮社

発売日:2006-11

評価 :

完了日 :

主人公・啓一は過酷な職場をやめて、故郷へUターンして駒谷市役所勤務。時間に追われる生活から公務員に。のんびり時は流れていく。

最近、北海道Y市でも問題になっている住民の知らないうちに積み重ねられるお役所の赤字。駒谷市でも、テーマパーク「アテネ村」が赤字経営でも倒産せず、絶好の天下り先になりさがっている。啓一は出向してアテネ村リニューアル推進室のメンバーに。

平凡なパパが孤軍奮闘して再建しようとする姿を応援し、事なかれ体質に怒り、軽快なテンポに個性のあるキャラクターに笑い、そしてラストには感動。

『神様からひと言』的な勤め人を主人公に軽快な書き振りで笑いのち感動、時々しんみり。荻原さんっぽい!


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 14

三年坂 火の夢

著者 : 早瀬 乱

出版社:講談社

発売日:2006-08-10

評価 :

完了日 :

明治初期の東京が舞台。
「三年坂」と「火の夢」の二つのストーリーが交互に絡まり最後に収束。

「三年坂」の章では、内村実之が主人公。突然、帝大を辞めて帰郷した兄は「三年坂で転んでね」と言って死ぬ。兄の死の謎をとくため、実之は東京に行って三年坂について調べ始める。

「火の夢」の章では、予備校教師・鍍金が主人公。編集者から依頼された東京を全焼させるための発火地点について調べ始める。

いくつも見つかる三年坂、三年坂に共通する秘密、協力的だった知り合いの態度の豹変理由、過去に火災の際に町を疾走していた人力車夫。
東京の地理に疎いのでいまいち感覚が掴めなかったけど、アイデアや謎解きは面白かった。もう少し地図詳しくしてほしかった・・・。


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 11

夏のレプリカ―REPLACEABLE SUMMER (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:2000-11

評価 :

完了日 :

『幻惑の死と使途』と対になる作品。偶数章のみが収録。

西之園の同級生・杜萌は仮面をつけた誘拐者に捕らえられる。同時に家族も誘拐される。
そして、監禁された山荘で誘拐犯の二人が殺された状態で発見、無事に解放される。しかし、家にいたはずの兄の姿は忽然と消える。

今回はS&Mコンビはあまり登場せず、有里匠幻の事件が同時に発生しているので、そっちが解決するまでは首を突っ込んできません。


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 12

幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:2000-11

評価 :

完了日 :

いやー目次見たら奇数番号の章しかないからびっくりしたよー。途中じゃなくて最初に断り書きしてくれよ、助教授。

天才奇術師・有里匠幻の最後の脱出劇。西之園や匠幻の弟子たちが見守る中、脱出劇の最中に匠幻は殺される。そして、葬式で出棺の際に遺体は消失する。

「ミスディレクション」のせいで知らないうちに色々思いこんでた。
まぁ、そんなことよりもあとがきの引田天功、「引田天功」って襲名するんですね。知らんかった。


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 2

まどろみ消去―MISSING UNDER THE MISTLETOE (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:2000-07

評価 :

完了日 :

短編集。一話だけS&Mコンビが登場。

ミス研の企画で西之園が謎を解く側から出す側に。牧野と浜中がツアーに参加してだまされるけど、犀川はあっさり見破る。


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 9

封印再度―WHO INSIDE (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:2000-03

評価 :

完了日 :

S&Mシリーズ第五弾。
封印再度、WHO INSIDE。
ダジャレです。
僕の実証に不可能という文字はない 犀川の言葉より
ダジャレです。

いやー事件の解決というか箱の開け方、驚いたー。でもそれ以上に犀川があんな行動にでちゃうのかっていうとこに驚いたー。


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 15

詩的私的ジャック (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:1999-11

評価 :

完了日 :

S&Mシリーズ第四弾。
シリーズものを読み始めると積読本に手が出なくなる。最近、森&京極ミステリばっかり。

またまた大学施設で密室殺人事件。今回は事件の最中に犀川が中国出張で、中盤は西之園ひとりで奮闘。

犀川の発する問題に魅せられはじめている。
「底なし沼と普通の沼の違い」「夢と希望の違い」はなんでしょうか?


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 17

笑わない数学者―MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:1999-07

評価 :

完了日 :

S&Mシリーズ第三弾。
偉大な数学者、天王寺博士が住む三ツ星館。そこでのクリスマスのパーティーに招待された犀川と西之園。博士から出題されるクイズ、消えるオリオン像、そして殺人事件。

消えるオリオン像の話は気付いたけど、ビリヤードの玉の話って解答ってされてたのかな・・・。


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 14

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:1999-03

評価 :

完了日 :

S&Mシリーズ第二弾。
密室状態の低温実験室の中で起こった男女二人の刺殺死体。監視カメラにも被害者以外が部屋に入った記録は残っていない。さらにずっと閉ざされていた部屋から二年前に失踪した大学院生の腐乱死体が発見される。密室の謎を犀川助教授と西之園のコンビが解決する。

大学が舞台なのはやっぱり某国立大助教授の影響なんでしょうね。


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