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青くび大根さんの読書ノート

読んだ本2006
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 8

夏休み (河出文庫)

著者 : 中村 航

出版社:河出書房新社

発売日:2006-06-03

評価 :

完了日 :

自分の妻の友達の夫、「義理の友達」の吉田くんが突然、家出した。

ラストはちょっと物足りない・・・。真面目に再戦を訴える吉田くんはイメージとは違うような。

「盗んだバイクで走り出す吉田くん」
「いい旅チャレンジ吉田くん」
こういうとぼけたパロディ的な発想は個人的に好きです。「はいー」


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 37

マドンナ (講談社文庫)

著者 : 奥田 英朗

出版社:講談社

発売日:2005-12

評価 :

完了日 :

あいかわらず面白い!!
オフィスが舞台。表題作は、そこでの「ちょっとした恋」に悩まされ、部下とも衝突する課長のお話。その他にも40代の課長たちの日々の姿にユーモアがたっぷりと振りかけられています。
とんでも精神科医シリーズとは、また違った面白みがあります。


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 17

愚行録

著者 : 貫井 徳郎

出版社:東京創元社

発売日:2006-03-22

評価 :

完了日 :

人間の「愚行」を告白させたインタビューで物語が進行していきます。ドキュメンタリーチックな雰囲気で宮部みゆきさんの『理由』を思い出しました。


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 7

半パン・デイズ (講談社文庫)

著者 : 重松 清

出版社:講談社

発売日:2002-11

評価 :

完了日 :

みどりから青へ。
青春と呼ばれる時期、その前に小学生になったばかりのヒロシは東京から地方へと引っ越してきた。少しずつヒロシは成長していく。方言にも慣れ、友達、好きな子との出会いと別れを経験して成長していく。
そして、中学生になる、青春の扉を前に、小学生で感じた「青春」の色をみどりと表現する。みどりから青へとヒロシも染まっていくんだろう。

誰もが過ごしたみどりの「青春」を感じさせてくれる、そんな作品。


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 1

ゼロの焦点 (新潮文庫)

著者 : 松本 清張

出版社:新潮社

発売日:1971-02

評価 :

完了日 :

北九州市にある松本清張記念館に行ってきました。
展示室に入ったところにある大量の本の表紙は圧倒的。

『点と線』と並び称される代表作。
新婚一週間で失踪した夫を妻が北陸金沢へと探しに行く。そして、夫の隠された過去を突き止めていくんですが、明るみに出る夫の過去についての妻の描写の少なさが物足りない・・・。


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 67

ミーナの行進

著者 : 小川 洋子

出版社:中央公論新社

発売日:2006-04-22

評価 :

完了日 :

朋子は家庭の事情で、芦屋に住む叔母の屋敷へと一年間預けられます。そこには、可愛くて、病弱な、一才年下のミーナがいました。ミーナは体が弱く、学校へはカバのポチ子に乗って登校。その屋敷に関わる人々はそれぞれの役割をきちんとこなして、悠久を感じさせるような雰囲気が漂います。それでも、少しずつ温かさを帯びた時間は流れ、そうした安定は失われていく。

自分の体の弱さを理解して、空想のバレーに励み、マッチ箱の絵それぞれに物語をつむぎだしていくミーナの姿には心を打たれるし、その創作される物語も感動的。


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2.青くび大根 (2006/08/23)
コメントありがとうございます。
カバに乗って・・・電車にはさすがに乗せてくれないですよね・・・。
3.ベアandリーチェ (2006/08/25)
階段が昇れないとかドアを通れないとか…
そういえばミーナは谷崎潤一郎賞取りましたね!
書店員としてはこれを機にメガヒットになってくれたら…なんて思ったりもして^^;

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 99

終末のフール

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:集英社

発売日:2006-03

評価 :

完了日 :

「世界が終わる前の、叫びとため息」

やっぱ伊坂さんいいですネ。
世界の終わりを目前に落ち着きを取り戻した仙台が舞台。生き残った人たちの破滅までの生活と人間関係は本当にあと少しで終わりを告げるのかというぐらい暖かくて、希望がある。
中でも「太陽のシール」が一番好き!
ラストは伊坂さんらしい終わり方で、やられました。


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3.青くび大根 (2006/08/10)
『オーデュボンの祈り』から出版順の間違いでしたm(_ _)m
4.P子 (2006/08/11)
ありがとうございます♪
読みたい本だらけで、大変!なようなうれしいような・・・
青くび大根さん、お気に入りに登録させていただきました。
よろしくどうぞです♪

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 15

あの日にドライブ

著者 : 荻原 浩

出版社:光文社

発売日:2005-10-20

評価 :

完了日 :

「人生、今からでも車線変更可能だろうか」

人間、誰にでも後悔はあるはず。
銀行を退職した主人公はタクシー運転手に。家に帰っても、自分の居場所は見つからない。そして、人生の分かれ道で別の道を選んでいたら・・・現実には歩んでいない「道」を確認していく。

結局、どんな「道」を選んでも後悔はするんだろう。それなら過ぎたことに「たら」「れば」を考えていても無駄な気がする。

荻原さんの作品の多彩さはすごい、まだまだ作家としての底は見せてくれません。


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 101

死神の精度

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:文藝春秋

発売日:2005-06-28

評価 :

完了日 :

ずっと読みたかった作品。ついに読了!!

快晴の空を見たことのない雨男(死神に男も女も関係ないか)のお話。ちょっとずれた死神が出会った6つの物語は伊坂ワールドなんだけど・・・読み終わったら何か物足りない・・・。期待しすぎだったのかな。

死神の常識とのズレ具合はgoodでした。


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 45

その日のまえに

著者 : 重松 清

出版社:文藝春秋

発売日:2005-08-05

評価 :

完了日 :

重松作品の中でもかなりお勧めです!見事に泣かされた・・・。

昨日までの生活が今日も明日も続くと思っていた。けれどいつかは「その日」がやってくる。「その日」が分かったときに、自分は何をし、何をしてあげられるのか。考えさせられます。

短編ですが登場人物が別の話に絡まってくるのも好きかな。


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 37

第三の時効 (集英社文庫)

著者 : 横山 秀夫

出版社:集英社

発売日:2006-03-17

評価 :

完了日 :

警察組織を書かせたら横山秀夫!もう代名詞かな!?
最高傑作の名高い『第三の時効』はF県警シリーズの第一弾。ミステリとしての面白さはもちろん刑事たちの組織の中での葛藤、人間関係の描写はお見事。


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