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あさ-coさんの読書ノート

おすすめの本
☆数はあんまり関係ありません。
なんとなく心に残ったり気になったりしてる本です。
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 14

ワーキングガール・ウォーズ (新潮文庫)

著者 : 柴田 よしき

出版社:新潮社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2008年01月27日

仕事はバリバリ。でも会社のみんなに嫌われてる翔子。
ある日突然、有給をとってケアンズへペリカンを見るために一人旅。
パソコンで知り合った旅行会社の愛美。
同じツアーで参加して、元彼の新婚旅行を尾行する嶺奈。

強くて、バカで、図々しい女性。
憎めないな~。翔子。。

柴田さんの本ってもっとシリアス調なものが多いけど、こういうのも好きですね。
軽く読めますが、何か力をもらえますよ☆


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 17

千年の祈り (Shinchosha CREST BOOKS)

著者 : イーユン リー

出版社:新潮社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年12月27日

中国の作品というと、
もっと重たい作品な気がしましたが。。
もちろん背景には中国の文化や政治的なものがあるんですが、あくまで主人公は人間でした。

この短編集に出てくる人たちはみんなごく普通の人々。でもその内面はやや変わっているんです。
ストーリーもさっと読み飛ばせそうなくらい軽く描かれてます。
でも、じっくり読めば読むほどいろんなことが気になってくる作品!!

こういう雰囲気の短編集は結構好きですね♪


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 11

著者 : 沢木 耕太郎

出版社:新潮社

発売日:2005-09-29

評価 :

完了日 : 2007年09月29日

無酸素で絶対の頂に望むクライマー山野井。妻の妙子。
この壮絶な登山の物語がノンフィクションとは・・・!!

読みながら何度も、どうしてここまでして山に登るんだろうと考えてしまう。
いつ死んでもおかしくない過酷なチャレンジをする登山家。
でも、彼らは死ぬと思って登ってないんだろうと思った。
頂上にたどり着きたいという想いと同時に
絶対に生きて帰るという精神力。

この物語を読んだら、
どんなつらいことも楽しむかどうか、やり遂げるかどうかは自分の気持ち次第だと思ってしまう。


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1.とーさん (2007/11/03)
どういうわけか私は山岳モノが好きです。
多分山登りは自分とじっくり向き合いながら頂点を目指すシンプルさと、非日常の世界があるから人を魅了するのでしょうネ。
私もぜひ呼んでみたくなりました。
2.あさ-co (2007/11/07)
山岳ものとしては外せない1冊と思います。ぜひ読んでください!!私はマラソンをやるのですが、シンプルさは登山と似ているかもしれません。じっくり自分と向き合いながら真っ白になってゴールを目指しています!!
ところで、お勧めの山岳ものってありますでしょうか?
 

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 14

6時間後に君は死ぬ

著者 : 高野 和明

出版社:講談社

発売日:2007-05-11

評価 :

完了日 : 2007年09月21日

6時間後に君は死ぬ!!って言われたらどうしますか!?

日常生活では起こりえない未来のビジョンが見えるという男性。
そのビジョンによると後6時間で死ぬ運命にあるという元デートクラブ嬢の女性・・・。

ビジョンを中心とした短編連作ですが、
ひとつひとつの作品がマンネリせず、それでいて統一性があって面白かった☆
最後の作品がちょっと間延びしましたが、、。
無理に明るくもなく暗くもなく、運命の不思議について考えてしまった。。。


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2.あさ-co (2007/09/28)
はじめまして~。最近忙しくて読むスピードが落ちてます。。マンガは基本的に読みませんね。実はこの間、ハーフマラソンで女子の部入賞しました♪といっても女子は市民ランナー人口も少ないので参加20人ちょっとという中でしたが・・・。.船橋胡同さんの読む本も多彩でいつもびっくりしてます。よろしくお願いします!
3.船橋胡同 (2007/10/01)
入賞おめでとうございます。
しかし、運動される方は、コメントにも元気がありますね。
ハリのある文章をこれからも読ませて下さい。
(この様なパソコン会話の世界に初めて入り<スポーツマン
 は、元気のある文章になる>と気がついて我ながら驚いた
 次第です)

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 11

〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)

著者 : クリストファー・プリースト

出版社:早川書房

発売日:2004-02-10

評価 :

完了日 : 2007年08月11日

かなり読み応えもあり!!面白かったです。

話しは一人の少年の出生と家族にまつわる謎から、
一転して1世紀も前に生きた2人のマジシャンの人生とその秘密へ。

中身はこの2人のマジシャンの奇妙に交錯した人間模様が互いの視点から描かれています。

ほぉ~っと何度もうなること間違いなし。
最後の最後までどきどきしながら読めました♪


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 13

明日この手を放しても

著者 : 桂 望実

出版社:新潮社

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年07月21日

中途の視覚障害者の話かと最初思いましたが・・・。
家族の話しでした。

事故で全盲になった妹。
妹をまったく理解しない兄。
母は交通事故で亡くなっている。
無口な父はやっと連載をもてるようになった漫画家。

う~ん。兄と妹ってこんなもんだよね。
仲はそんなに良くないよね。普通。
時間が飛び飛びに話しがすすむんだけど。
二人が成長?大人になっていく様子が伝わってきます。

パンチはないけど、じんわりくる作品。


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 53

家日和

著者 : 奥田 英朗

出版社:集英社

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年07月18日

題名のとおり、家がテーマの短編集。
奥田氏にしては、あっと言わせるひねりもなくちょっと軽いかなという印象。
でも!!

読み終わった後のこの感じは・・・。
なんとなく気になって心に残る。
まさしくそれが家族っていう存在の何かなのだなあと。
たいしたことなさそうなのに。
自分の気持ちにしっくりくる本でした。

特に妻と麦御飯は本当に面白い!!
いきなり売れ始めたユーモア小説家の妻が
プチセレブになって、健康食品にはまるのですが。
それを揶揄して小説のネタにしたくてしょうがなくなるのですね。
作家の性を見た気がします。


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 24

風の影〈下〉 (集英社文庫)

著者 : カルロス・ルイス サフォン

出版社:集英社

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2007年04月28日


謎の作家フリアンの過去を追う、古本屋の息子ダニエル。
バルセロナの街の現在と過去が重なっていきます。

前半の抑えられた情熱的描写が淡々と続くのかと思いきや。
後半は過去も現在も一気に動き出します。
期待に満ちた結末へと・・・。

素晴らしい。
久しぶりにストーリーもキャラクターも緻密に作られた小説を読んだ気がします☆




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 31

風の影〈上〉 (集英社文庫)

著者 : カルロス・ルイス サフォン

出版社:集英社

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2007年04月27日


バルセロナに住むダニエルは、古本屋を営む父親に秘密の場所に連れて行かれる。
それは、「忘れられた本の墓場」。
そこで謎の作家フリアン・カラックスの『風の影』と運命の出会いを果たす。

フリアンに魅せられたダニエルは、彼の過去を探る。

歴史と情熱の街、バルセロナ。
とにかく、この雰囲気が素晴らしい。

恋と友情のなかで成長するダニエル。

過去と現在が交錯する叙事詩のようなストーリーでしたが、
だんだんミステリー色も出てきました。


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1.anokeno (2007/05/20)
私も読みたくなりました。ありがとうございます
 

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 37

幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))

著者 : 東野 圭吾

出版社:集英社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年04月23日


阪神大震災で咄嗟に犯罪に手を染めた雅也。
その現場を震災で両親を失った美冬に目撃されていた。

美冬と運命に流されるように東京へ出た雅也。
工場に勤めつましく暮らすが、美冬が望んでいたのは・・・。

白夜行に続き、冷酷な女性が周囲のあらゆるものを利用しつつ虚構を手に入れていく話し。

女性の冷酷さが際立ったようですが、こわさは白夜行の方が勝っていたような。。
女性の徹底的な生き方には最後まで謎が残りましたね。。
なぜそこまでしなければならなかったのか。

白夜行の続編という見方もあるようですが、
そこのところの部分の謎も、読み手を盛り上げます。
結局、続編かどうかはよく分からなかったのですが。
もちろん幻夜だけで十分面白く読めます。


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1.クワトロ (2007/04/23)
私もほんまに続編かな?と言うおもいで読みました
繋がりはスカーレット・オハラだけだったような気がします
それにしても恐い女性ですね
私も騙されないようしなくては。
2.あさ-co (2007/04/25)
クワトロさん。こんにちは。
最後の最後まで、自分は手を汚さずに結果だけを手に入れたいという女性の怖さが出ていましたよね。
その意味では、雅也はやっぱり騙され切ってあげたのでしょうか。
 

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 38

空の中

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2004-10-30

評価 :

完了日 : 2007年04月21日


ほどよくSFで、ドラえもんの「のび太の恐竜」を思い出しました。
作者的にはラピュタから発想と言っていますが、空の中じゃなかったら、絶対のび太の恐竜です。

日本久々の国産民間機スワローテールと航空自衛隊の機体が、四国の空で立て続けに爆発炎上。
死亡した自衛隊の息子である少年が、海で謎の生物を拾う。
大人に内緒で謎の生物を飼う少年。
たった一人になってしまった埋め合わせをする家族の代わりに。。。

そんな少年を心配する友人の少女。
しかし、機体が爆発した理由を探るうちにとんでもないことが発覚。
少年と謎の生物が鍵を握る。

なんだ、この話しは!?
と思いながらも、純粋に楽しめました。
おそらく作者がすっごく楽しみながら書いたんだろーなーと思わせる楽しさです。

個人的には、航空自衛隊の中で、民間人である高巳があんなに発言力が大きくなるわけないよなーと・・・。
でも女性パイロットの光稀がやはり有川さんらしくて、
それはそれでいいのかと。



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 5

スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙

著者 : 五條 瑛

出版社:集英社

発売日:1999-12

評価 :

完了日 : 2007年04月17日


北朝鮮工作員のチョン。
ソウルでの銃撃戦の後姿を消したチョンは、
大量のスーパーKとともに日本に現れる。

平壌に残した愛する妻と娘はチョンを信じ脱北しようとする。
一方、チョンには日本にも妻と息子がいた。

スパイ小説ですが、家族の話しがメインです。
父親の家族への愛と責任をどう果たすのか。

最初の方はなんとなく文章がぎこちない感じがして、
うまくのれなかったのですが。
徐々にチョンの行動に魅せられて、引き込まれていました☆

日本のジャーナリストで米軍の情報部に雇われている葉山が、父親とは?と問いを胸に個人的情熱からチョンを追います。
控えめな葉山の想いがとっても活きていました。




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 9

数学的にありえない〈下〉

著者 : アダム ファウアー

出版社:文藝春秋

発売日:2006-08

評価 :

完了日 : 2007年04月15日


数学的にありえない。
現実的にもありえない。

統計学者のケインとCIAのナヴァ。

後半はアクションものでしたね。
確率統計的に、最後のおちはどうなのでしょうか。

少し納得のいかない部分もでてきましたが、
前半の勢いのまま面白く一気読みでした。


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 140

鴨川ホルモー

著者 : 万城目 学

出版社:産業編集センター

発売日:2006-04

評価 :

完了日 : 2007年03月24日


とにかく、ポイントは「ホルモー」ですね☆
何も知らずに読んだ方が絶対楽しめます。

意味不明のおばか路線をいくのかと思いきや、
全体としては正統派の青春小説なのかな。

でも、そんなことはどうでもいいほどのホルモーの存在感でした。
どっからこんなこと思いついたんだろう?
奇想天外なのに、京都と大学生たちの日常に奇妙にはまりこんでました。
これは、描き方がうまい!と言えるのでしょうね。

ベースの展開は正統派なだけに、
ホルモーの奇怪さがいやにミスマッチして最高です。


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 28

天使のナイフ

著者 : 薬丸 岳

出版社:講談社

発売日:2005-08

評価 :

完了日 : 2007年03月19日


中学生に妻を殺された夫。
少年法のため相手の顔も見えず、憎しみだけが残る。
そんなある日、妻を殺した少年が夫の職場近くで殺される。

きっと、本当に殺してやりたいほど犯人を憎んでいたはずの夫。
でも今自分の目の前にいるのは死んだ妻ではなく、愛娘。
重いテーマですが、主人公の考え方のまっすぐさにほっとします。

少年の人権と被害者の人権の対立というありがちな構図ではなく。
同じ社会の人間同士として、どう納得できるのか。

ひとつの事件にひとつの答えはありえない。
それぞれの気持ちに対処できるのは法律なのか。
法律は手助けをするだけのはずなのに。
答えを出すただひとつの手段とされてしまう。


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 41

中庭の出来事

著者 : 恩田 陸

出版社:新潮社

発売日:2006-11-29

評価 :

完了日 : 2007年03月10日


結構好きですねぇ。
読めば読むほど、不思議な世界に巻き込まれていきます。

3つのストーリーが交錯して進んでいきますが、
どことどこがどうつながっているのか。
よ~く考えないと分からない。

でも、これはあんまり考えずに不思議~な感覚に浸るのがいいと思うのです。

好き嫌いの分かれそうな話ですが、とりあえず読んでみることをおすすめします。


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 9

シックスポケッツ・チルドレン

著者 : 中場 利一

出版社:集英社

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年03月02日


ちょっと乱暴な関西弁にはまりました☆

仕事もせずに昼から飲んで博打と女で家を空け、無茶ばかり言う父。
家族を養うために働き、父とけんかししょっちゅう家出する母。

現代でいったら、児童養護施設に直行してしまいそうな家庭。
こんな両親が良いとは思わないけど。
でも、ありだなぁと。
みんな人が良いからですかね。

それはともかく、とにかく面白いです。
めちゃめちゃぶりと、適当さ加減が心なごみます~♪


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 146

図書館戦争

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2006-02

評価 :

完了日 : 2007年02月11日


おもしろかったぁ。
結構つぼです。

本を読む自由を守る図書館員!!
素晴らしい☆
普段から図書館派の私としては、がんばれ図書館!
と素直にはまり込んで応援してしまった。

そして思ったより、ラブコメっぽい感じでしたね。
しかも古き良き時代のラブコメって感じか。
懐かしい感じでそれもまたよし。
がんばれ郁。

しかし冷静に考えると、本のために人命まで犠牲にするか?
とか。
考えて読んではいけません。
とにかく入り込みましょう。


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 24

空飛ぶタイヤ

著者 : 池井戸 潤

出版社:実業之日本社

発売日:2006-09-15

評価 :

完了日 : 2007年02月10日


こののんきな題名と表紙からは想像もつかない中身でした。

横浜で母子が赤松運送会社のトレーラーに轢かれる。
原因は赤松運送の整備不良とされる。
しかし、そこには自動車メーカーのリコール隠蔽という巨悪が。

とにかく熱い一冊です。
社員を信じ家族を守るため、死んだ母親の無念を晴らすため、巨大グループの一角にある自動車メーカーと闘う赤松社長。それを信じる家族たちと社員たち。

自動車メーカー内部からの告発。
事件を追う週刊誌記者。
巨大グループ系列銀行で働き、同系列の自動車メーカー支援に疑問を持つ融資係。
同様の事故を起こした運送会社の整備係の想い。

赤松社長の熱い気持ちにみんなが動いていきます。

コンプライアンス(法令遵守)という言葉が各所に出てきます。
コンプライアンスの源は、権力や利益にあるのではなく、
一人ひとりの人間の想いにあるのだなあと、改めて気づかされます。

誰のためのコンプライアンスなのか。会社なのか。利益なのか。
誰のために自分はがんばるのか。忘れないでいこうと思いました。

勧善懲悪的な分かりやすさが気になりましたが、、。
狭間で悩む人間の小ささも描いて欲しかった。
でも久々にあつ~い気持ちになれたので星5つ。


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3.リベ (2007/05/17)
つい先日、この本を読了しました。
傲慢な大企業に立ち向かう赤松社長の姿にはこみ上げてくるものがありました。そしてこの企業のモチーフとなったあのグループの姿には怒りを通り越して、呆れるばかり。
この本が直木賞をとってくれれば、よかったのにと今さらながら思いました。
4.あさ-co (2007/05/17)
>リベさん。
たまに、こういう熱い本もいいものです。
自分もがんばらなきゃと僭越ながら思いました。

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 10

魂萌え !

著者 : 桐野 夏生

出版社:毎日新聞社

発売日:2005-04-21

評価 :

完了日 : 2007年01月21日

突然なくなった夫。
59歳で一人取り残された専業主婦の女性。
それまで何の疑いもなく、夫婦でのんびりと老後を過ごせると思っていた。
明らかになる夫の秘密。
自分と心の寄り添わない子どもたち。
それでも守られていた生活から
自分ひとり生きていこうとする女性。

今まで自分の世界があることに気づけなかったのだけど、
喪失とともにやってくる自分だけの世界。
喪失の後になんとか築かなければならない自分の世界。
年を経ると感情はより豊かになるのでしょうか。

今まで夫婦で生きられると思っていた老い。
死んでしまったことが悲しいのではなく、
もう会えなくなったことが寂しい、
突然夫を亡くした私の母が言っていた言葉。

相棒の死はだれもが経験すること。
でも、その衝撃は人それぞれだと思うのです。
夫婦のことは夫婦にしか分からないといいますが、
きっと誰にも、自分の子どもとさえも分かち合えない感情があるのだろうなあと。


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