たなぞう

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あさ-coさんの読書ノート

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 2

熱波

著者 : 今野 敏

出版社:角川書店

発売日:1998-11

評価 :

完了日 : 2008年04月12日

自治省から内閣情報室に出向となった、
スパイとは程遠いキャリア官僚の下っ端。
その出張で台湾マフィアの銃撃戦に巻き込まれ不可解なまま東京に戻る。

県知事の相棒の強い個性と美しい女性。
沖縄県民の気質を理解するにつれ、
キャリア官僚のプライドや立場に疑問が。。

国と地方とは何なのか。
その地で生きる本気で戦う人々。


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 71

図書館革命

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2008年01月09日

シリーズ最終章。

郁と堂上の恋は・・・??って、落ち着くところに落ち着く安心感がありましたが。

今回は、テロに乗じて本狩りのみならず作者に断筆をせまる危機が訪れる。
作者を救出し、表現の自由を取り戻そうと奔走する図書館隊。

当り前のことを当たり前に書いて最後まとめたという感じ。
ノリが無難で少し不完全燃焼でしたが。。。


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1.似子 (2008/01/12)
これはシリーズなんですよね?恋愛もの?冒険もの?たなぞうのコメントベスト20に「図書館危機」が入っているから、人気シリーズなんでしょうね。
「図書館革命」から読まなくちゃね。
2.あさ-co (2008/01/14)
シリーズですよ☆気分的には恋愛ものですかね!なので好き嫌いがあるかと思いますが。
 

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 17

千年の祈り (Shinchosha CREST BOOKS)

著者 : イーユン リー

出版社:新潮社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年12月27日

中国の作品というと、
もっと重たい作品な気がしましたが。。
もちろん背景には中国の文化や政治的なものがあるんですが、あくまで主人公は人間でした。

この短編集に出てくる人たちはみんなごく普通の人々。でもその内面はやや変わっているんです。
ストーリーもさっと読み飛ばせそうなくらい軽く描かれてます。
でも、じっくり読めば読むほどいろんなことが気になってくる作品!!

こういう雰囲気の短編集は結構好きですね♪


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 11

サニーサイドエッグ (創元クライム・クラブ)

著者 : 荻原 浩

出版社:東京創元社

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年10月14日

ハードボイルドエッグ続編!
ペット探す専門の探偵(本人は認めていないが)最上が猫探しの依頼からトラブルに巻き込まれ・・・。
3日以内に猫を探し出さないと!!

前回の秘書綾に続き、今回も素敵な秘書が登場。
さらにストーリー展開も前回よりテンポよく楽しめます。


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 16

ハードボイルド・エッグ (双葉文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:双葉社

発売日:2002-10

評価 :

完了日 : 2007年10月12日

探偵といってもくる仕事はペット探しがほとんど。
それでもマーロウを敬愛し、ダイナマイトボディの秘書を求む。

とにかく綾が最高でした。
彼女がいなければほとんどつまらないお話に。
綾が主人公!!


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 44

塩の街

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年10月04日

人間をむしばむ塩害・・・。
塩害によって大きく変化した世界で。

すべての出会いは何か出来事があって起こるわけで、
その出来事はいいことかもしれないし、最悪のことかもしれない。
塩の街は、最悪の状況下で出会った少女と男性の恋の話でした。
塩害によって大切な人を奪われたり大切な人と出会ったり、大切なコトに気付いたり。
そういうのって悲しいけど人間の強さですね。


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1.坂井周 (2007/10/05)
こんばんは。『塩の街』は、良い作品ですよね。私は、文庫版のほうを読んだのですが、単行本には書き下ろしでいくつか作品が載っているそうで、そちらも読んでみたいと思っています。自衛隊三部作といわれる他の、空・海の名の入った作品も気になっています。
2.あさ-co (2007/10/06)
私的には「空」が好きですかね?でも、塩の街は他と比べると地味なようですが、じわっといいですよね。
 

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 53

家日和

著者 : 奥田 英朗

出版社:集英社

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年07月18日

題名のとおり、家がテーマの短編集。
奥田氏にしては、あっと言わせるひねりもなくちょっと軽いかなという印象。
でも!!

読み終わった後のこの感じは・・・。
なんとなく気になって心に残る。
まさしくそれが家族っていう存在の何かなのだなあと。
たいしたことなさそうなのに。
自分の気持ちにしっくりくる本でした。

特に妻と麦御飯は本当に面白い!!
いきなり売れ始めたユーモア小説家の妻が
プチセレブになって、健康食品にはまるのですが。
それを揶揄して小説のネタにしたくてしょうがなくなるのですね。
作家の性を見た気がします。


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 21

誘拐ラプソディー (双葉文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:双葉社

発売日:2004-10

評価 :

完了日 : 2007年07月06日

ギャンブル好きが高じて借金まみれの男が、勤め先の親方を殴って逃走。
自殺するしかないと思い込み、あれこれ試みるが、偶然出会った子どもを誘拐!することに。
ところがその子どもの父親は・・・。

ありがちな設定ですが、
話しの登場人物のキャラや細かい設定と展開で読ませます。

ただ、話しの視点をあちこちに持っていった割りに
その一つ一つのふくらみがイマイチかな・・・。
ありがちな話しだけに、いろいろな要素を持ち込もうとしたのでしょうが、どれも中途半端か。


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 24

明日の記憶

著者 : 荻原 浩

出版社:光文社

発売日:2004-10-20

評価 :

完了日 : 2007年06月27日

渡辺謙で映画になったやつです。

最近物忘れがひどくなってきた中年サラリーマン。
めまいや頭痛もひどく、うつ病を疑いながら病院へ。
しかし、告知された病名は「若年性アルツハイマー」。

アルツハイマーは進行性の病気で、
脳細胞が死んで脳がスポンジみたくなっていくものです。

自分を自分としている核となる記憶や人格が信じられなくなっていく・・・というのは大変なことです。
どうせ分からないんだから、本人はつらくないだろうというのは大間違い。
徐々に自分が崩壊していく恐怖は想像を絶します。

若年性でなくても、誰にでも起こりうる病気。
認知症の方々への理解を深める意味でもよい本でした。
人間のプライドはきっと最後まであるはず。
その人の人生の重さを考えて、接する側も敬意を持っていたいものですよね。


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 53

ガール

著者 : 奥田 英朗

出版社:講談社

発売日:2006-01-21

評価 :

完了日 : 2007年06月03日

仕事に人生に疲れているときにおすすめの奥田本。

なんとなく、群ようこの本を彷彿とさせるような・・・。
でも、奥田さんって男だよね?と思うほど、女性を描くのうまいなあ~と。

仕事に頑張る女性を描いた短編集。
どれも最後によしっ!と思わせる終わりかた。
元気がでます。

女性、頑張れ!!


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 83

配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)

著者 : 大崎 梢

出版社:東京創元社

発売日:2006-05-20

評価 :

完了日 : 2007年06月02日

これは、本好きで本屋好きなら間違いなく面白く読めます☆

本屋に勤める店員が、本にまつわるミステリーに取り組むという短編連作。

もうちょっと、本屋店員のキャラが立っているとよかったなあと思いますが。
でも、本屋ならではの謎の数々にとにかく、楽しく読める一作です。


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 16

福家警部補の挨拶 (創元クライム・クラブ)

著者 : 大倉 崇裕

出版社:東京創元社

発売日:2006-06-27

評価 :

完了日 : 2007年05月23日


犯人が誰か最初に分かっていて、刑事が犯人を追い詰めていくというコロンボあるいは古畑ストーリの短編集。

福家警部補は毎度毎度「あなたが担当者?」
と聞かれるほど刑事に見えない。
背の小さいしかも童顔という設定らしい。

実は私もそんな感じの貫禄のない体系と顔をしているので
なんとなく親近感。

コロンボファンだったので、
とっても面白く読めたのですが。
犯人がちょっとお馬鹿すぎかなあという面も。
これくらいの犯罪者なら、名探偵でなくても暴けるかも。


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 38

空の中

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2004-10-30

評価 :

完了日 : 2007年04月21日


ほどよくSFで、ドラえもんの「のび太の恐竜」を思い出しました。
作者的にはラピュタから発想と言っていますが、空の中じゃなかったら、絶対のび太の恐竜です。

日本久々の国産民間機スワローテールと航空自衛隊の機体が、四国の空で立て続けに爆発炎上。
死亡した自衛隊の息子である少年が、海で謎の生物を拾う。
大人に内緒で謎の生物を飼う少年。
たった一人になってしまった埋め合わせをする家族の代わりに。。。

そんな少年を心配する友人の少女。
しかし、機体が爆発した理由を探るうちにとんでもないことが発覚。
少年と謎の生物が鍵を握る。

なんだ、この話しは!?
と思いながらも、純粋に楽しめました。
おそらく作者がすっごく楽しみながら書いたんだろーなーと思わせる楽しさです。

個人的には、航空自衛隊の中で、民間人である高巳があんなに発言力が大きくなるわけないよなーと・・・。
でも女性パイロットの光稀がやはり有川さんらしくて、
それはそれでいいのかと。



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 26

四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

著者 : 浅倉 卓弥

出版社:宝島社

発売日:2004-01

評価 :

完了日 : 2007年04月08日


脳になんらかの障がいを持つ少女と、その少女を支える元ピアニスト。
少女の障がいにいまいち納得がいかないのですが。
まあいいか。
面白かったです。

少女と元ピアニストは慰問である山奥の施設に到着。
その施設の書かれ方にも納得がいかなかったのですが。

本筋は、心とはどこにあるのか。
肉体を離れた魂は存在するのか。
脳と心。
というようなことでしょうか。

もう少し科学的なところをきちんと正確に書いてくれたほうが現実味も増して面白かったと思うのですが。。


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 76

図書館危機

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年04月08日


もうはまってしまいました。
第3弾、かなりおもしろかったです。

とうとう前作で郁が堂上が王子様ということに気づいてしまったわけで。
当然この3作目では一気に展開するのかと思いきや。
やはり。。

それはともかく、前作よりも話がわかりやすかったし、ストレートに伝わる内容でした。

次回で最後ということですが期待してます☆


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 13

ネクロポリス 下

著者 : 恩田 陸

出版社:朝日新聞社

発売日:2005-10-13

評価 :

完了日 : 2007年04月07日


後半は怒涛の(?)展開。
もはや、本当に怪しい人だらけです。

面白かったのは「百物語」のエピソード。
怪談がひとつ語られるごとにろうそくの火が消される。
アナザーヒルで行われるそれは、通常のものとは少し違う。
恩田陸ならではの都市伝説的なひやっとする怪談が登場します。ここのところはとっても楽しんで書いたのではないでしょうか。

で、本筋の方はあっという間に結末を迎えます。
う~ん。
いろいろ盛り込みすぎか?


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 21

ネクロポリス 上

著者 : 恩田 陸

出版社:朝日新聞社

発売日:2005-10-13

評価 :

完了日 : 2007年04月02日


ヒガンに死者と会える聖地アナザーヒル。
異国情緒と懐かしさが漂う謎の聖地。
もうこれだけで意味もなくわくわくしてしまいます。

設定はホラーなのかファンタジーなのかサスペンスなのかミステリなのか意味不明なのに。

出てくる登場人物がそれぞれ信頼できる人間に見えて、
なんとなくみんな裏がありそうで何か考えていそうな。
恩田さんの面目躍如でしょうか。

後半もかなり楽しみです☆


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 45

海の底

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2005-06

評価 :

完了日 : 2007年04月01日

突然横須賀米軍基地をおそう巨大エビの大群。
米軍内に逗留していた自衛隊の潜水艦に逃げ込んだ子どもたちと実習中の自衛官2名。

有川さん的お約束の登場人物。不器用で直情型の夏木と人当たりはよいがクールな冬原。しっかり者でけなげな望ちゃん。
見ただけでこれは恋愛話になるなと・・・。

そしてもちろん細かい描写の自衛隊や機動隊の防衛模様。

こういう感じだろうーなーという期待通りの運びでした。
安心して楽しめます。
ちょっとお約束すぎるか・・・?


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 21

プリズンホテル〈1〉夏 (集英社文庫)

著者 : 浅田 次郎

出版社:集英社

発売日:2001-06

評価 :

完了日 : 2007年03月24日


任侠シリーズで売れた小説家のおじであるやくざの親分木戸がなんとホテルのオーナーに!
早速愛人を連れ、山奥のホテルに逗留。
しかし、そこは任侠団体専用ともいうべきホテルだった。

まさに喜劇の王道。
むちゃくちゃな設定ながら、人生の悲劇を喜劇に変えてしまう。
さまざまな人物がそれぞれの葛藤を抱えながらホテルに集う。
定年退職した夫に長年耐えてきた妻。一家心中の家族。務所帰りの旅のヤクザ・・・。
そのホテルには一流ホテルから出向で出された支配人とシェフ。やくざの番頭。タガログ語なまりの仲居さんたち。

最後の予定調和的な大団円。
息つく間もなく楽しめます。






この感想へのコメント

1.船橋胡同 (2007/10/16)
下調べのため立ち寄りさせて頂きました。
来週 浅田次郎の講演会に行きますので。
テーマーは「読むこと、書くこと、生きること」です。
「たなぞう」にもファンが多い。
2.あさ-co (2007/10/18)
講演会ですか!いいですね♪浅田次郎さんの書く本はどれもとっても優しいですよね。
 

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 23

地下鉄(メトロ)に乗って (講談社文庫)

著者 : 浅田 次郎

出版社:講談社

発売日:1999-12

評価 :

完了日 : 2007年03月21日


巨大コングロマリットの父親と自殺した兄を持つ主人公。
地下鉄に乗って時代を遡り、運命を探る。

う~ん。主人公にとってみち子はどういう存在だったのかという説得力がいまいち感じられなかった。
なので、終わり方もいまいち納得いかなかったかな。
もっと父子と兄弟の話にしぼった方が好みだったのに。
兄の自殺の理由も、それ?みたいな。

やさしくて不思議な雰囲気が醸し出されていただけに。
面白いんだけどなあ。





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