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あさ-coさんの読書ノート

2007年読書記
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みんなの感想を読む
 19

片想い (文春文庫)

著者 : 東野 圭吾

出版社:文藝春秋

発売日:2004-08-04

評価 :

完了日 : 2007年09月16日

セクシャルとジェンダーの問題がテーマ。
でも、それは性同一性障害と言われる人たちだけの問題じゃなくて。
みんなに共通する自分という人間は自分だけなのにっていう問題なんだなって思いました。

今の時代、いろんな選択肢があり過ぎて
自分らしく生きるのはかえって難しくなってる気がする。

ジェンダーの問題に限らず、本当の自分をありのまま受け入れてくれる社会があれば、誰も悩まない・・・。
でも、社会で生きている一員として
社会から見た自分。
社会に見せる自分っていうものから逃げられないんだ~。

自分がそうしたいようにするだけじゃなくて、
社会に認められるって人間としてとっても大切なこと。
その社会のふところが少しでも広くなるように・・・。
自分からだけの眼じゃなくて、いろんな人の立場の眼を知りたいと・・・。


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 50

ジェネラル・ルージュの凱旋

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2007-04-07

評価 :

完了日 : 2007年09月04日

ようやく読みました!

倫理倫理って、誰のためのもの??
というテーマなんでしょうか。
最後の方でテーマが明確になっていき読みやすく、
かつスピーディーで面白くキャラの濃さで楽しめました。

医療は患者のためのもの。
みんな違うやり方でもそれを理解していればある程度はOK。
ということは、倫理はこれっていうマニュアルはない。
倫理にマニュアルを持ち込もうとすると、
マニュアル遵守のための倫理になってしまう。

倫理だけじゃなく、
本来ルールって人間が生きやすくするためにあるものだったはず・・・。


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1.似子 (2007/09/05)
はじめまして。私は口喧嘩がとても苦手であれこれ言おうと考えているうちに、考えが支離滅裂になってしまう人間です。なので倫理を盾にねっちり攻める沼田氏や、倫理なんかくそくらえと直球ストレート勝負の速水氏の受け答えそれぞれに感動してしまいました。
2.あさ-co (2007/09/06)
似子さん、はじめまして。
私は佐藤ちゃんに感動してしまいました。あの性格と頑張りとは見習いたいものだなあと・・・。
 

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 3

真夜中の神話 (文春文庫)

著者 : 真保 裕一

出版社:文藝春秋

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年08月22日

夫と娘を亡くし失意の中にいた晃子。アニマル・セラピーの研究者である晃子
は、インドネシアの島へ向かう航空機の墜落事故に遭い、奇跡の生還を遂げる。その直後
、胸を刺し貫かれた首なし死体が発見され…。


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 68

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:新潮社

発売日:2000-05

評価 :

完了日 : 2007年08月22日

好きなものは好きっ。
やりたいことはやりたいっ。

短気で人情家の若手落語家三つ葉さん。
ひょんなことから落語教室をすることに…。

集まった生徒は
大阪から東京に引っ越していじめられている小学生。
テニスはうまいけどちゃんと教えられないテニスコーチ。
無愛想で気の強い美人。
毒舌なのに解説はうまくいかない野球解説者…。

これだけ集まればそりゃ面白かった。
そして三つ葉さんが直球勝負ながらいい人で。
自分の芸に悩みながら、
他人の気持ちに悩みながら…。

ただ、個人的には一瞬の風の方が好きかな。
単に好みの問題。


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1.坂井周 (2007/10/03)
こんばんは。『しゃべれども~』は、おもしろいですよね。『一瞬の風』は、気になっています。単行本で3冊のため、まだ手にとってはいないのですが、文庫化の際には絶対に読みたい作品の1つです。最近、陸上やスポーツを題材にした作品が話題になっていますよね。三浦しをんさんの作品やあさのあつこさんの『ランナー』など。
2.あさ-co (2007/10/03)
こんばんわ。一瞬の風好きですね~。三浦をしんさんのも読みましたが、こちらも好みです。何しろMY趣味がマラソンなものですから。本当に好みの問題かと思いますが、走るって単純なスポーツって読んでいても気持ちよいのだと思います。
 

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 3

ロスト・チャイルド

著者 : 桂 美人

出版社:角川書店

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年08月18日

監察医務院に勤める神ヒカルは、謎の女性を解剖しようとしたとき、外国人グループの襲撃に遭う。
その死体に隠された秘密をめぐって次々に犠牲が広がる。
そして、外国人グループと神ヒカルにもある驚愕の因縁があった。

遺伝子治療と倫理を問う作品。
もっと生命倫理的なところを前面に出せば面白かったと思う。

惜しいのは、ストーリーにまとまりがなかったこと。
難しい説明が多く、どうしてもテンポが出ない。
視点が脈絡なく変わり、人間関係も複雑でついていけなかった。


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 108

鹿男あをによし

著者 : 万城目 学

出版社:幻冬舎

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年08月13日

大学院の研究室でうつうつとし、教授に「神経衰弱」じゃないかと言われた男が
なんと奈良の女子高の教師に!!
奈良で待っていた生活は果たして・・・?

ホルモーよりストーリーにまとまりが出て
読みやすくなった気がしました。

個人的にはホルモーの方が好きかも。
わけのわからなさとパワーは前作の方が上と思います。


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 11

〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)

著者 : クリストファー・プリースト

出版社:早川書房

発売日:2004-02-10

評価 :

完了日 : 2007年08月11日

かなり読み応えもあり!!面白かったです。

話しは一人の少年の出生と家族にまつわる謎から、
一転して1世紀も前に生きた2人のマジシャンの人生とその秘密へ。

中身はこの2人のマジシャンの奇妙に交錯した人間模様が互いの視点から描かれています。

ほぉ~っと何度もうなること間違いなし。
最後の最後までどきどきしながら読めました♪


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 21

クリスマス・プレゼント (文春文庫)

著者 : ジェフリー ディーヴァー

出版社:文藝春秋

発売日:2005-12

評価 :

完了日 : 2007年07月31日

ディーヴァーの短編集。
表題のクリスマスプレゼントは、おなじみの車椅子探偵の短編。

それにしても、
ディーヴァーが短編作を描くとこうなるのかと。
いくつかは思ったとおりのどんでん返し。
それに気を良くして、こういう結末だろう!と軽く読んでいると、
もう何回かひっくり返される作品も入ってます。


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 31

ゆれる

著者 : 西川 美和

出版社:ポプラ社

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2007年07月26日

都会で写真家として成功した弟が久しぶりに故郷に帰る。
故郷で偏屈な父親のガソリンスタンドを継いで経営する兄。
昔付き合っていた幼なじみの女の子はガソリンスタンドを手伝う。

兄と弟と彼女が3人で向かった吊橋で・・・。

人間って型どおりの印象だけでは済まない生き物だ。
描き出す感情と描き方で全く違った人物に反転する。


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 5

密室の鍵貸します (光文社文庫)

著者 : 東川 篤哉

出版社:光文社

発売日:2006-02-09

評価 :

完了日 : 2007年07月22日

本格ミステリーというよりも、
ユーモアが入ってます。

さらっと読めるし、
嫌味のない程度にこだわっている造りに。。

でも、何かもの足りないのは・・・?
なんとなく想像のついた最後だからでしょうか。


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 6

緋色の迷宮 (文春文庫)

著者 : トマス・H. クック

出版社:文藝春秋

発売日:2006-09

評価 :

完了日 : 2007年07月21日

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 13

明日この手を放しても

著者 : 桂 望実

出版社:新潮社

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年07月21日

中途の視覚障害者の話かと最初思いましたが・・・。
家族の話しでした。

事故で全盲になった妹。
妹をまったく理解しない兄。
母は交通事故で亡くなっている。
無口な父はやっと連載をもてるようになった漫画家。

う~ん。兄と妹ってこんなもんだよね。
仲はそんなに良くないよね。普通。
時間が飛び飛びに話しがすすむんだけど。
二人が成長?大人になっていく様子が伝わってきます。

パンチはないけど、じんわりくる作品。


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 53

家日和

著者 : 奥田 英朗

出版社:集英社

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年07月18日

題名のとおり、家がテーマの短編集。
奥田氏にしては、あっと言わせるひねりもなくちょっと軽いかなという印象。
でも!!

読み終わった後のこの感じは・・・。
なんとなく気になって心に残る。
まさしくそれが家族っていう存在の何かなのだなあと。
たいしたことなさそうなのに。
自分の気持ちにしっくりくる本でした。

特に妻と麦御飯は本当に面白い!!
いきなり売れ始めたユーモア小説家の妻が
プチセレブになって、健康食品にはまるのですが。
それを揶揄して小説のネタにしたくてしょうがなくなるのですね。
作家の性を見た気がします。


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 17

深追い (新潮文庫)

著者 : 横山 秀夫

出版社:新潮社

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年07月10日

ある地方都市の三鐘署をめぐる警察官の短編。
横山氏おなじみの構成ですが・・・。

いつものものより少し厚みがないでしょうか。
とはいうものの、あれっというところに思いもよらぬ人間関係が浮かび上がったりするところはさすがです。

ホームレスの死をめぐる警察内部の疑惑と、息子のいじめ問題を描いた短編はぐっときました。


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 21

誘拐ラプソディー (双葉文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:双葉社

発売日:2004-10

評価 :

完了日 : 2007年07月06日

ギャンブル好きが高じて借金まみれの男が、勤め先の親方を殴って逃走。
自殺するしかないと思い込み、あれこれ試みるが、偶然出会った子どもを誘拐!することに。
ところがその子どもの父親は・・・。

ありがちな設定ですが、
話しの登場人物のキャラや細かい設定と展開で読ませます。

ただ、話しの視点をあちこちに持っていった割りに
その一つ一つのふくらみがイマイチかな・・・。
ありがちな話しだけに、いろいろな要素を持ち込もうとしたのでしょうが、どれも中途半端か。


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 24

明日の記憶

著者 : 荻原 浩

出版社:光文社

発売日:2004-10-20

評価 :

完了日 : 2007年06月27日

渡辺謙で映画になったやつです。

最近物忘れがひどくなってきた中年サラリーマン。
めまいや頭痛もひどく、うつ病を疑いながら病院へ。
しかし、告知された病名は「若年性アルツハイマー」。

アルツハイマーは進行性の病気で、
脳細胞が死んで脳がスポンジみたくなっていくものです。

自分を自分としている核となる記憶や人格が信じられなくなっていく・・・というのは大変なことです。
どうせ分からないんだから、本人はつらくないだろうというのは大間違い。
徐々に自分が崩壊していく恐怖は想像を絶します。

若年性でなくても、誰にでも起こりうる病気。
認知症の方々への理解を深める意味でもよい本でした。
人間のプライドはきっと最後まであるはず。
その人の人生の重さを考えて、接する側も敬意を持っていたいものですよね。


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 63

赤い指

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:2006-07-25

評価 :

完了日 : 2007年06月24日

どうしようもない家族が巻き起こした殺人事件。

最近の世相を見ると、ありえないとは言えないところ。。
最後の最後に救われたような、そうでないような。

もうこのさい、もっとドロドロでも良かったかも。
家族の葛藤を細かくあぶりだしたりして。


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 68

ナイチンゲールの沈黙

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2006-10-06

評価 :

完了日 : 2007年06月22日

小児科病棟の看護師、浜田小夜。
素晴らしい歌声を持つ彼女が、偶然ある歌手のライブで
奇妙な出来事に遭遇する。
さらに病院では、
眼の癌で目玉摘出手術を待つ少年を担当。
彼の父親はアル中で治療に興味を持たない。

おなじみの愚痴外来の田口先生が今回は、
小児愚痴外来を任され、すったもんだ。
厚生労働省の白鳥はやや影が薄いか。

ちょっと、現実離れした展開でしたが、
それでもストーリーそのものはとっても楽しめました。



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 18

永遠の0 (ゼロ)

著者 : 百田 尚樹

出版社:太田出版

発売日:2006-08-24

評価 :

完了日 : 2007年06月17日

自分のルーツを探るため、
祖父が特攻隊になぜ志願したかを探る姉弟。

特攻隊として死んだ祖父。
「臆病者」と呼ばれた祖父。
生命を大切にと言われる現代。
自分の命を一番に考える軍人は異色だった。




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 22

九月の恋と出会うまで

著者 : 松尾 由美

出版社:新潮社

発売日:2007-02-21

評価 :

完了日 : 2007年06月15日

初めて読んだ作家さんです。

OLの女性が不思議なアパートに引っ越す。
入居の条件は、他所で3回以上断られていることと、
なんらかの芸術に関係していること。
ぎりぎり、条件をクリアし入居した女性。

ある日、エアコンの送風口の穴から不思議な声が・・・。
ちょっとかすれた低い声の男性。
その声が不思議な依頼をしてくる。

最後まで不思議な雰囲気の作品でした。
結末も納得。

のんびりした気分で読みたい本かも。


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