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あさ-coさんの読書ノート

2007年読書記
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 10

ブルーもしくはブルー (角川文庫)

著者 : 山本 文緒

出版社:角川書店

発売日:1996-05

評価 :

完了日 : 2007年04月30日

蒼子は佐々木と結婚しながらもむなしい毎日。
不倫旅行の帰りに、以前結婚を断った男と結婚している自分そっくりの女性に出くわす。
その女性は自分自身だった!!!

ドッペルケンガーってどういうものかよく分からないけど。
自分の影と夫を取り替えようと提案する蒼子。

いったい、どっちが影なんだ??
どっちと結婚していたら幸せになっていたんだろう??
幸せになっていたかもしれない自分自身。
ぞくっとするような自分同士の争い。

結局、幸せになれるかどうかは、
相手ではなくて自分次第だと思いました。
誰と結婚しても、何を選んでも、
不満しかない人は幸せにはなれないよ。


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 53

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

著者 : リリー・フランキー

出版社:扶桑社

発売日:2005-06-28

評価 :

完了日 : 2007年04月30日

なんとなく、雑文風に書きなぐった代物という印象でしたが・・・。
読み終わってもそんな感じですが・・・。
作者のオカンに対する愛情だけで素晴らしい!!

個人的には、オカンが甘やかしすぎじゃないのか!?と
思わないでもないけど、
本当の愛情が伝わる甘やかしならいいんだなあと。

子どもは1人1人みんな違うから。
親もみんな違うから。

どんな親でもどんな子どもでも、
母は強し。


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 128

一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-08-26

評価 :

完了日 : 2007年04月28日


いわずと知れた本屋大賞ですね。
やっと読めました。

公立高校の陸上部。
天才サッカー選手の兄を持ち、サッカーをあきらめた新二。
天才スプリンターだが、練習嫌いの連。
幼なじみの2人の物語。

第一部ということで、ようやく前フリなんでしょうか。
ちょっと期待よりあっけなくて残念。
練習嫌いで繊細でマイペースの連にちょっといらいら。
早く次が読みたいなあ。

陸上部時代を思い出しました。
「タイムは俺のもの」・・・。
よく分かりますよね。
自分の足でたたき出した自己ベストほど嬉しいものはありませんでした。

練習や大会の雰囲気。
血がざわっと騒ぎます。。。


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 24

風の影〈下〉 (集英社文庫)

著者 : カルロス・ルイス サフォン

出版社:集英社

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2007年04月28日


謎の作家フリアンの過去を追う、古本屋の息子ダニエル。
バルセロナの街の現在と過去が重なっていきます。

前半の抑えられた情熱的描写が淡々と続くのかと思いきや。
後半は過去も現在も一気に動き出します。
期待に満ちた結末へと・・・。

素晴らしい。
久しぶりにストーリーもキャラクターも緻密に作られた小説を読んだ気がします☆




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 31

風の影〈上〉 (集英社文庫)

著者 : カルロス・ルイス サフォン

出版社:集英社

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2007年04月27日


バルセロナに住むダニエルは、古本屋を営む父親に秘密の場所に連れて行かれる。
それは、「忘れられた本の墓場」。
そこで謎の作家フリアン・カラックスの『風の影』と運命の出会いを果たす。

フリアンに魅せられたダニエルは、彼の過去を探る。

歴史と情熱の街、バルセロナ。
とにかく、この雰囲気が素晴らしい。

恋と友情のなかで成長するダニエル。

過去と現在が交錯する叙事詩のようなストーリーでしたが、
だんだんミステリー色も出てきました。


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1.anokeno (2007/05/20)
私も読みたくなりました。ありがとうございます
 

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 37

幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))

著者 : 東野 圭吾

出版社:集英社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年04月23日


阪神大震災で咄嗟に犯罪に手を染めた雅也。
その現場を震災で両親を失った美冬に目撃されていた。

美冬と運命に流されるように東京へ出た雅也。
工場に勤めつましく暮らすが、美冬が望んでいたのは・・・。

白夜行に続き、冷酷な女性が周囲のあらゆるものを利用しつつ虚構を手に入れていく話し。

女性の冷酷さが際立ったようですが、こわさは白夜行の方が勝っていたような。。
女性の徹底的な生き方には最後まで謎が残りましたね。。
なぜそこまでしなければならなかったのか。

白夜行の続編という見方もあるようですが、
そこのところの部分の謎も、読み手を盛り上げます。
結局、続編かどうかはよく分からなかったのですが。
もちろん幻夜だけで十分面白く読めます。


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1.クワトロ (2007/04/23)
私もほんまに続編かな?と言うおもいで読みました
繋がりはスカーレット・オハラだけだったような気がします
それにしても恐い女性ですね
私も騙されないようしなくては。
2.あさ-co (2007/04/25)
クワトロさん。こんにちは。
最後の最後まで、自分は手を汚さずに結果だけを手に入れたいという女性の怖さが出ていましたよね。
その意味では、雅也はやっぱり騙され切ってあげたのでしょうか。
 

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 38

空の中

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2004-10-30

評価 :

完了日 : 2007年04月21日


ほどよくSFで、ドラえもんの「のび太の恐竜」を思い出しました。
作者的にはラピュタから発想と言っていますが、空の中じゃなかったら、絶対のび太の恐竜です。

日本久々の国産民間機スワローテールと航空自衛隊の機体が、四国の空で立て続けに爆発炎上。
死亡した自衛隊の息子である少年が、海で謎の生物を拾う。
大人に内緒で謎の生物を飼う少年。
たった一人になってしまった埋め合わせをする家族の代わりに。。。

そんな少年を心配する友人の少女。
しかし、機体が爆発した理由を探るうちにとんでもないことが発覚。
少年と謎の生物が鍵を握る。

なんだ、この話しは!?
と思いながらも、純粋に楽しめました。
おそらく作者がすっごく楽しみながら書いたんだろーなーと思わせる楽しさです。

個人的には、航空自衛隊の中で、民間人である高巳があんなに発言力が大きくなるわけないよなーと・・・。
でも女性パイロットの光稀がやはり有川さんらしくて、
それはそれでいいのかと。



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 5

スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙

著者 : 五條 瑛

出版社:集英社

発売日:1999-12

評価 :

完了日 : 2007年04月17日


北朝鮮工作員のチョン。
ソウルでの銃撃戦の後姿を消したチョンは、
大量のスーパーKとともに日本に現れる。

平壌に残した愛する妻と娘はチョンを信じ脱北しようとする。
一方、チョンには日本にも妻と息子がいた。

スパイ小説ですが、家族の話しがメインです。
父親の家族への愛と責任をどう果たすのか。

最初の方はなんとなく文章がぎこちない感じがして、
うまくのれなかったのですが。
徐々にチョンの行動に魅せられて、引き込まれていました☆

日本のジャーナリストで米軍の情報部に雇われている葉山が、父親とは?と問いを胸に個人的情熱からチョンを追います。
控えめな葉山の想いがとっても活きていました。




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 14

数学的にありえない〈上〉

著者 : アダム ファウアー

出版社:文藝春秋

発売日:2006-08

評価 :

完了日 : 2007年04月15日

統計学者で癲癇患者、さらにギャンブル依存症のケイン。
双子の兄は統合失調症。
CIAのナヴァは北朝鮮工作員に情報を売ろうとして失敗。

追い詰められた彼らが巻き込まれたのは、コロンビア大学の教授が行っていたある研究・・・。

これは文句なく面白~い☆。
数学的な命題が各所にちりばめられていますが、ちっとも難しくありません。

人生って、確率統計だよなあ。
100%はありえない。
偶然とは何か・・・。とっても哲学的な問題をはらんだ、それでいてジェットコースター小説です。



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 9

数学的にありえない〈下〉

著者 : アダム ファウアー

出版社:文藝春秋

発売日:2006-08

評価 :

完了日 : 2007年04月15日


数学的にありえない。
現実的にもありえない。

統計学者のケインとCIAのナヴァ。

後半はアクションものでしたね。
確率統計的に、最後のおちはどうなのでしょうか。

少し納得のいかない部分もでてきましたが、
前半の勢いのまま面白く一気読みでした。


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 7

悲しき人形つかい

著者 : 梶尾 真治

出版社:光文社

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年04月13日


やくざの抗争によって廃墟と化した町。
知らずに引っ越してきたフーテンと祐介。
フーテンが研究しているのは脳波によって身体障害者の身体を動かすことができるというボディフレーム(BF)。
彼らと彼らの研究がやくざの抗争に巻き込まれていくどたばた騒ぎ。

題名からは想像できないコメディ系。
悪ふざけ的なのりが魅力なんでしょうが、ちょっと乗り切れない部分も。

もちろん人情ばなしもはさまれていきますが。
どうせなら徹底的に意外な展開の方がすんなり入り込めたかも。


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 15

最愛

著者 : 真保 裕一

出版社:新潮社

発売日:2007-01-19

評価 :

完了日 : 2007年04月10日


小児科医の姉が事件に巻き込まれ意識不明の重体。
何年ぶりで会う姉はいったい・・・?

というわけで、この小児科医の弟が姉の謎の生活と事件を追いかけていくわけですが。

姉に対する賛美はこの弟の視線で描かれたものなのでしょうか。
個人的には、この弟が考えるほど潔い生き方をしている女性には思えないのですが。
正義感といったものには脱帽させられますが。

それはともかく、展開は終始淡々としながらもよく練られているなあと。
結末が考えられていてそこに向かって収束していくような。
最後のおちはこの話の内容にしてはもったいない終わり方だなあと思ったのは確かですが。。


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 26

四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

著者 : 浅倉 卓弥

出版社:宝島社

発売日:2004-01

評価 :

完了日 : 2007年04月08日


脳になんらかの障がいを持つ少女と、その少女を支える元ピアニスト。
少女の障がいにいまいち納得がいかないのですが。
まあいいか。
面白かったです。

少女と元ピアニストは慰問である山奥の施設に到着。
その施設の書かれ方にも納得がいかなかったのですが。

本筋は、心とはどこにあるのか。
肉体を離れた魂は存在するのか。
脳と心。
というようなことでしょうか。

もう少し科学的なところをきちんと正確に書いてくれたほうが現実味も増して面白かったと思うのですが。。


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 76

図書館危機

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年04月08日


もうはまってしまいました。
第3弾、かなりおもしろかったです。

とうとう前作で郁が堂上が王子様ということに気づいてしまったわけで。
当然この3作目では一気に展開するのかと思いきや。
やはり。。

それはともかく、前作よりも話がわかりやすかったし、ストレートに伝わる内容でした。

次回で最後ということですが期待してます☆


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 13

ネクロポリス 下

著者 : 恩田 陸

出版社:朝日新聞社

発売日:2005-10-13

評価 :

完了日 : 2007年04月07日


後半は怒涛の(?)展開。
もはや、本当に怪しい人だらけです。

面白かったのは「百物語」のエピソード。
怪談がひとつ語られるごとにろうそくの火が消される。
アナザーヒルで行われるそれは、通常のものとは少し違う。
恩田陸ならではの都市伝説的なひやっとする怪談が登場します。ここのところはとっても楽しんで書いたのではないでしょうか。

で、本筋の方はあっという間に結末を迎えます。
う~ん。
いろいろ盛り込みすぎか?


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 21

ネクロポリス 上

著者 : 恩田 陸

出版社:朝日新聞社

発売日:2005-10-13

評価 :

完了日 : 2007年04月02日


ヒガンに死者と会える聖地アナザーヒル。
異国情緒と懐かしさが漂う謎の聖地。
もうこれだけで意味もなくわくわくしてしまいます。

設定はホラーなのかファンタジーなのかサスペンスなのかミステリなのか意味不明なのに。

出てくる登場人物がそれぞれ信頼できる人間に見えて、
なんとなくみんな裏がありそうで何か考えていそうな。
恩田さんの面目躍如でしょうか。

後半もかなり楽しみです☆


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 6

大人ドロップ

著者 : 樋口 直哉

出版社:小学館

発売日:2007-02-21

評価 :

完了日 : 2007年04月01日

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 45

海の底

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2005-06

評価 :

完了日 : 2007年04月01日

突然横須賀米軍基地をおそう巨大エビの大群。
米軍内に逗留していた自衛隊の潜水艦に逃げ込んだ子どもたちと実習中の自衛官2名。

有川さん的お約束の登場人物。不器用で直情型の夏木と人当たりはよいがクールな冬原。しっかり者でけなげな望ちゃん。
見ただけでこれは恋愛話になるなと・・・。

そしてもちろん細かい描写の自衛隊や機動隊の防衛模様。

こういう感じだろうーなーという期待通りの運びでした。
安心して楽しめます。
ちょっとお約束すぎるか・・・?


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 17

削除ボーイズ0326

著者 : 方波見 大志

出版社:ポプラ社

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2007年03月31日


小学生が過去のある時点をなかったことにできる装置を手に入れる。
ありがちですがやはりこういう設定は面白い。
引き込まれました。

展開は笑うせーるすまんばり。
世の中おいしい話には穴があるという。

全体の設定は少しざっくりしすぎ。
もう少し納得のいく方向にもっていって欲しかった。
あれだけ時間を削除しまくって、世の中うまくおさまるわけないと思うんですけど。

人生やっぱり一度きり。後悔するのもうまくいかないこともあったことは一生向き合って背負って生きていかなきゃなんない。
みんなが勝手に好きな自分の時を消せるようになったら・・・。
刑務所もいらない代わりに、いつなんどき自分の人生を勝手に変えられるかわからないもの。

一瞬の出会いとそのときを大切に生きよう。。


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 6

ゴッホは欺く 下巻

著者 : ジェフリー アーチャー

出版社:新潮社

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年03月29日


東京・ルーマニア・ニューヨーク・イギリスと美術コンサルタントのアンナが駆け巡ります。
アンナを追うフェントンに雇われた殺し屋とFBI。
一体、ゴッホの自画像はどこ??

最後はゴッホの絵の行方もさることながら、ある伏線がみごとに解決されます。
なるほど。

ちょっと前半の躍動感がダウンした感はありますが。
ストーリーは最後まで十分楽しめました。


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1.anokeno (2007/03/30)
ジェフリー・アーチャーの新作ですね?
私も早く読みたいな
星三つですか
あまり期待しないほうがいいのかなぁ
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