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ミチルさんの読書ノート

読んだ本(~2006年)
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 10

天才たちの値段

著者 : 門井 慶喜

出版社:文藝春秋

発売日:2006-09

評価 :

完了日 : 2006年12月31日

美術コンサルタントの神永と大学で美術を教えている佐々木が、いくつかの美術品に関する謎を解くミステリです。
神永が自分の舌で絵の真贋を見分けられるというのには驚きました。
美術に関する薀蓄も楽しめますし、ストーリーも全体的に綺麗で、読みやすいと思います。


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 101

チーム・バチスタの栄光

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2006-01

評価 :

完了日 : 2006年12月31日

この作品がきっかけで、新しい作家さんのミステリも注目するようになりました。これがデビュー作とは思えぬ筆力です。
キャラクターの個性がうまく描かれています。
謎の核心に迫っていく時のどきどき感も最高でした。
医療ものですがぜんぜん難しく感じることはなく、さぁっと読めました。


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 41

噂 (新潮文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:新潮社

発売日:2006-02

評価 :

完了日 : 2006年12月30日

帯に書かれているように、「衝撃のラスト一行に瞠目!」。
謎が解けて、犯人もわかり、さぁ終わりかな…っと思ったところで、ズドーン↓っと落とされたかのような衝撃が待ち構えています。
確かにこの一行がある事で読者にかなりのインパクトを与えますが、果たしてこの終わり方で良かったのかなぁと…。あまり多くを書けないのがもどかしい!!
「踊らされる」という点で、ミリエルとこの作品自体が何かリンクする部分がある気がします。


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 68

ナイチンゲールの沈黙

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2006-10-06

評価 :

完了日 : 2006年12月30日

前作が秀逸過ぎたのかもしれませんが、ちょっと期待を裏切られた感が…。
お話の中に出てくる歌の力というものが、想像力の乏しい私はいまいち掴めずでした。
田口・白鳥ペアに加え新しい登場人物も出てくるのですが、それを全てうまく活かしきれてないし、ストーリーもまとまりきれてなくて腑に落ちないというか、なんというか…。少し残念です。
また同じシリーズで、次回作に期待します。


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 5

怪盗グリフィン、絶体絶命 (ミステリーランド)

著者 : 法月 綸太郎

出版社:講談社

発売日:2006-03

評価 :

完了日 : 2006年12月26日

すごくおもしろかったです。
最後まで息もつかせぬ展開で、久しぶりに心から楽しめる本でした。


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 106

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:祥伝社

発売日:2006-02

評価 :

完了日 : 2006年10月01日

初めて読んだ伊坂氏の本でした。
物語の疾走感と、登場人物たちの軽快なやり取りに、ページをめくる手が止まりませんでした。
話の展開は正にジェットコースターのようで、読後はスカッとします。


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 20

R.P.G. (集英社文庫)

著者 : 宮部 みゆき

出版社:集英社

発売日:2001-08

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

最後に「そうだったのか!」と大きなどんでん返しがあります。すっかり騙されました。
この小説は、関係が希薄化してしまっている現代家族への問題提起だと感じました。そして、ネット社会の中で現実と仮想現実の境目が曖昧になっている事に気付かされる作品でした。
作中に出てくる西条八十の詩がとっても切ないです。


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 24

魔術はささやく (新潮文庫)

著者 : 宮部 みゆき

出版社:新潮社

発売日:1993-01

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

主人公の少年がとても素敵です。優しさに裏打ちされた強さを感じました。
トリックは多少強引かなとも思いますが…。そんな事を気にさせない、人物描写、ストーリー展開の妙には感嘆の一言です。
この本をきっかけに宮部氏の作品にはまりました。


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1.Tetchy (2008/02/05)
読んだのはもう15年くらいまえになりますが、いまだにこの作品は覚えてますね。
主人公日下少年のあの特技が当時カッコよく感じました。
犯人の動機も含めて、全ての登場人物に優しさが備わっているのがいいですね。
2.ミチル (2008/02/06)
Tetchyさん、コメントを頂きまして、どうもありがとうございます。
日下少年をはじめ登場人物それぞれが暗い過去を抱えていたり、過酷な境遇であったり、それでも物語全体に悲壮感が漂っていないのは、人物が温かく描かれているからかなと私も思います。
鍵開けの技術がとてもリアルに描写されていたように記憶しています。ぜひおじいさんにあの妙技を伝授して頂きたいものですね。
 

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 15

亡国のイージス 下 講談社文庫

著者 : 福井 晴敏

出版社:講談社

発売日:2002-07

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

すごいです!正に傑作です。
下巻は泣きポイントがふんだんにあります。
特に、仙石と如月の師弟や親子なども超越した関係に胸が熱くなりました。最後のシーンはとても感動して、涙々です。
この作品を通して、憎悪や憤怒を振り払って、最後まで自分の大切なものや甲斐のために戦いぬく事、正義を貫き通す事がどんなに難しい事か感じました。
そして、国単位でしか捉えられなくなってしまった国防や戦争といった問題をもう一度見つめなおして、平和が脅かされる事の恐怖に対して麻痺していた感覚を取り戻していかなければいけないと思います。
この作品でたくさんの人が奔走していたように、平穏な生活の裏にはたくさんの人の尽力があることを忘れないようにしたいと思います。
登場人物一人ひとりの結末に胸打たれました。


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 24

亡国のイージス 上 講談社文庫

著者 : 福井 晴敏

出版社:講談社

発売日:2002-07

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

最初、専門用語などが出てきて苦しかったですが、そこを耐えればその後はするすると読めました。
登場人物が多いですが、人物像がしっかりと描かれているから混乱する事はありません。逆に、それぞれの視点や思惑からこの事件について捉えることが出来て良いです。
展開が速くて、続きが早く読みたくなります。行の安否が気になりつつ、下巻へ…。


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 95

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:新潮社

発売日:2003-11

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

案山子がしゃべります!
舞台となっている島も、その島の住人のキャラクターもとても不思議な設定になっていて、独特な世界観です。
さまざまなエピソードが一つにつながって、物語が終焉を迎えるときの晴れやかな感じがとても良かったです。
『島に足りないもの』がわかると同時に、今の私に欠けている何かを示唆してもらったような気がします。


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 57

夜のピクニック

著者 : 恩田 陸

出版社:新潮社

発売日:2004-07-31

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

『歩行際』という80キロもの距離を歩く学校行事。
実際にある行事のようで、私が学生の時にこんな行事があったら思い出になったのになぁと羨ましく思いました。
もう高校生のころには戻れないけど、くだらない事で友達と笑ったり、ひとり悩んで悶々としたりしていたあの頃の思い出を大切にしたいと思いました。
その当時は意味が無かった行為でも、時が経てば思い出としてとても価値のあるものに生まれかわる。
そして、限られた時間の中で、後悔しないように勇気を出す事はとても大切だと気付かされました。
学生でない私が読んでも、すごく前向きになれる素晴らしい作品だと思います。


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 57

ドミノ (角川文庫)

著者 : 恩田 陸

出版社:角川書店

発売日:2004-01

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

すごく面白かったです。
たくさんの登場人物が、すれ違い絡み合い、正にパニック!
でも、それぞれのキャラが立っているし、話の展開にも一つ筋が通っているような感じで、ぜんぜん頭が混乱しないところがまたすごい。お見事です!


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 36

となり町戦争

著者 : 三崎 亜記

出版社:集英社

発売日:2004-12

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

淡々と紡がれる物語と読後に感じる焦燥や喪失感、この物語自体が戦争のメタファーだったのではないかと思います。
主人公のように、明日戦争が始まっても、実感がわかないと思います。でも、自分の大切な人やものを失ってはじめて戦争のリアルを感じるのでは、もう手遅れなのです。
自分が傷つき、失ってはじめて犯した罪に気付くという人間の愚かさが、戦争を繰り返させる理由だと気づかされる作品です。


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 19

理由 (新潮文庫)

著者 : 宮部 みゆき

出版社:新潮社

発売日:2004-06-29

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

関係者の証言で話が組み立てられていて、本当に起きた事件のドキュメンタリーを見ているような気分になります。すごくリアルです。
現代の家族のあり方や社会問題について考えさせれる一冊。


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 34

間宮兄弟

著者 : 江國 香織

出版社:小学館

発売日:2004-09-29

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

こんな兄弟が自分の周りにいたらとても楽しいだろうなと思いました。
気づかぬうちに、関わった人たちにちょっとずつ幸せを与えていく2人。素敵です。
しかし、2人の幸せとはなんなのでしょうか。好きな人と幸せになる事?ずっと兄弟2人で暮らす事?どちらでしょうか。…ちょっと消化不良。


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 89

ラッシュライフ (新潮文庫)

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:新潮社

発売日:2005-04

評価 :

完了日 :

本当に面白かった。
最初はさまざまな人のエピソードが別々に語られのですが、
終盤そのエピソードたちが一つに繋がっていく過程には、思わず「ほぉ~」と感嘆の声をもらしてしまいました。
エッシャーの絵をはじめ、張り巡らされた伏線に驚かされたり、うるっとさせられたりと、とにかくニクイ!!
そして登場人物の会話も、すごくお洒落で素敵。
伊坂ワールド爆発っ!と言った感じです。


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 36

重力ピエロ

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:新潮社

発売日:2003-04

評価 :

完了日 :

人の存在意義について深く考えさせられました。
血縁よりも、家族がお互いを愛する気持ちとか、一緒に過ごした時間や思い出のほうが大きい力を持っているのだと感じました。
ラストについては、ちょっと考えてしまいます…。


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