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ヒソノソさんの読書ノート

2007年読了本
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 1

ゼブラ

著者 : ハイム ポトク

出版社:青山出版社

発売日:2001-05

評価 :

完了日 : 2007年04月30日

少年少女の名前を冠した短編が六つ。不条理な世界に戸惑い傷つく魂が、一歩を踏み出すおはなし。その勇気に心が静かにみたされる。


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 1

100歳まで生きてしまった

著者 : ニーナ・エリス

出版社:新潮社

発売日:2003-08-28

評価 :

完了日 : 2007年04月23日

 センテナリアン(100年以上生きている人)へのインタビュー集。繊細なインタビュアーの個性が出すぎているのが、どちらかというと悪く作用している気がする。
 着眼点は、でも、すこぶる興味深い。老いるということ、生きるということ、あなたはちゃんとみつめていますかとつきつけられて、狼狽してしまう。


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 1

水の伝説

著者 : たつみや 章,藤田 新策

出版社:講談社

発売日:1995-12

評価 :

完了日 : 2007年04月20日

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 25

シュミじゃないんだ

著者 : 三浦 しをん

出版社:新書館

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2007年04月16日

腐女子の友人から、「あんたでも大丈夫なBL」に付箋を貼ってもらったうえで貸してもらった。いや、でも、これ以上読むジャンルを増やしてどうする、私。
文章はエッセイ同様、爆発的に笑えるし、愛ある書評としても、非常に読みごたえがある。ちょっと読んでみようかなあとふらふらしてしまうし、間違いなくBLの裾野を広げたと思うのだがいかが。


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 1

ちゃんと話すための敬語の本 (ちくまプリマー新書)

著者 : 橋本 治

出版社:筑摩書房

発売日:2005-01

評価 :

完了日 : 2007年04月16日

敬語とはなんぞや論。敬語は、人との距離感の表現との定義づけに目からウロコ。そして納得。
ちくまプリマーにしろ、よりみちパンセにしろ、侮りがたいクオリティ。今の若い子たちがうらやましい。


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 82

新釈 走れメロス 他四篇

著者 : 森見 登美彦

出版社:祥伝社

発売日:2007-03-13

評価 :

完了日 : 2007年04月09日

 五編の名作の翻案集。個人的になじみの深い名作が下敷きなので、楽しみにしていたのだ。本家に負けていないというのは言い過ぎとしても、やはり尋常ではない一冊である。メロスなんて、これだけふざけた話なのに、パロディーではなくちゃんと翻案にしているんだもの。すごい。
 『桜の森の満開の下』がいい。原典を偏愛しているけれど、これはこれであり。絶対あり!


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 1

レモン・ドロップス

著者 : 石井 睦美

出版社:講談社

発売日:2004-05

評価 :

完了日 : 2007年04月08日

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 1

わたしが幽霊だった時 Sogen bookland

著者 : ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

出版社:東京創元社

発売日:2004-11-06

評価 :

完了日 : 2007年04月02日

 前置きも予備知識もなく、自分のことを誰だかわかっていない幽霊がいきなり登場。「わたし」は四姉妹のうち誰なのか?なぜ幽霊になっちゃったのか?そもそも「わたし」は死んでいるのか?
 どこに着地するのか予測のつかないストーリー。そろいもそろって、どうにも感情移入しづらい嫌なキャラぞろいの四人姉妹(笑)。イギリスでの出版は1981年。児童書だよ?実にクール。


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 2

輝く日の宮[予定価格] (文芸第一ピース)

著者 : 丸谷 才一

出版社:講談社

発売日:2003-06-10

評価 :

完了日 : 2007年04月01日

 余裕たっぷり、大人感あふれる教養小説。小説内小説ではじまり、論文が挿入されたり、シンポジウムが戯曲形式であらわされたりと、遊び心あふれる実験小説でありながらも、敷居は高くない。
 それにしても、これを読むと『千年の黙』のすごさがよくわかる。天下の丸谷くんに負けてないんだもの。テキストの源氏を含め、小説というのはどこまで深くまでおりていけるのだろうと、心がおどってしまう。


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 2

花の魔法、白のドラゴン

著者 : ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

出版社:徳間書店

発売日:2004-08-29

評価 :

完了日 : 2007年03月27日

 『バビロンまでは何マイル』の後日譚。同じ世界観ではあっても、バビロンとは違う世界の話だから、まるで別物。こちらが児童書のパッケージなのは、まあうなずける。正当派といってもよいでしょう←生意気
 世界をつぎはぎしてできた島、斜面にはりつく大都市、古の魔女、冥界の王、くいしんぼの象に誇り高きドラゴン・・・イマジネーションの奔流にのみこまれるこの快感をぜひ。なんてうか、もうどこを取っても過剰で、酔っぱらってしまいそうだ。
 


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 1

ヴァギナ・モノローグ

著者 : イヴ エンスラー

出版社:白水社

発売日:2002-12

評価 :

完了日 : 2007年03月25日

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 2

バビロンまでは何マイル (下) (創元ブックランド)

著者 : ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

出版社:東京創元社

発売日:2006-03-22

評価 :

完了日 : 2007年03月24日

 帝国の皇位継承者探しと、自らの後輩選びに翻弄される、若い魔法管理官の大奮闘。もうてんやわんやですとも。 
 後輩選びの舞台が何と、「イギリス幻影大会」開催中のホテル。こういっちゃなんだがオタクの祭典だ。ディティールが一々おかしくてしょうがない。正統ファンタジーにしては深みがないし、どたばただし、ユーモアがありすぎる。愉快でいいねえと無節操な私は思うのだ。


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 1

バビロンまでは何マイル (上) (創元ブックランド)

著者 : ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

出版社:東京創元社

発売日:2006-03-22

評価 :

完了日 : 2007年03月24日

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 83

一瞬の風になれ 第三部 -ドン-

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-10-25

評価 :

完了日 : 2007年03月18日

淡々と読んでいたのだけれど、三部で大化け。変にキャラを作りこまず、ドラマを排し、陸上に焦点をしぼっただけの成果がこのリアルな爽快感か。まぶしくてうらやましくて泣けた。


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 81

一瞬の風になれ 第二部

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-09-22

評価 :

完了日 : 2007年03月18日

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 128

一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-08-26

評価 :

完了日 : 2007年03月18日

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 11

氷の海のガレオン/オルタ (ピュアフル文庫)

著者 : 木地 雅映子

出版社:ジャイブ

発売日:2006-11

評価 :

完了日 : 2007年03月15日

再読。読んだ本を片端から忘れていく私が、10年近く忘れられなかった、孤高の少女。「だから、戦える魂だけ、ここにおいで」。そして、また同じ言葉に力をもらう。
大人になって、こんなところまできてしまって、昔と同じようには読めないけれど、個人的に大切な作品。


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 18

クドリャフカの順番―「十文字」事件

著者 : 米澤 穂信

出版社:角川書店

発売日:2005-07

評価 :

完了日 : 2007年03月13日

古典部3作目は文化祭の連続盗難事件。ミステリ的には、前二作には一歩及ばず。今回、省エネ探偵はぶれないので(つまらん)、青春部分を担当するのはふくちゃん。書かれない感情が読者の郷愁をかきたてる。


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 9

ウェブ人間論 (新潮新書)

著者 : 梅田 望夫,平野 啓一郎

出版社:新潮社

発売日:2006-12-14

評価 :

完了日 : 2007年03月12日

思えば遠くへきたもんだ。第二章「匿名社会のサバイバル術」、新しい世界の新しい常識に納得する自分が意外。さらりと読める割に、思考のためのツールは惜しげもなく用意されている。何より明るいのがいい。


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 2

卵と小麦粉それからマドレーヌ (おはなし飛行船)

著者 : 石井 睦美,長 新太

出版社:BL出版

発売日:2001-10

評価 :

完了日 : 2007年03月12日

江國香織テイストの児童書。ちょっと背伸びしたい小中学生の女の子は共感をもって読むだろう。それこそ甘いお菓子みたいだけれど、こんな醒めた読み方している私にも残るものはあり、この作者ただいま判断保留中というところ。


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