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ヨッチンさんの読書ノート

2006年読了本
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 18

向日葵の咲かない夏

著者 : 道尾 秀介

出版社:新潮社

発売日:2005-11

評価 :

完了日 : 2006年11月11日

 初めて読んだ道尾作品。これを最初に読んでしまったのは正解だったのか? カフカの「変身」を遠い昔に読んだことを思い出した。カフカは好きだけれど、これは……。まあ、なんだ、それでも先が気になって全部読んだのだから……。


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 33

押入れのちよ

著者 : 荻原 浩

出版社:新潮社

発売日:2006-05-19

評価 :

完了日 : 2006年08月11日

 怖いけれど面白かった。ちよが可愛い。実際にいたら、可愛いなんて言っていられないと思うけれど……。


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 94

終末のフール

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:集英社

発売日:2006-03

評価 :

完了日 : 2006年07月23日

 「魔王」「砂漠」が私好みではなく、これから先、伊坂幸太郎作品を読んでいこうかどうかと悩んでいたときに出会った作品。これは大好きだ。本当に地球が滅亡するとしたらと考えました。
 伊坂幸太郎の短編連作集が好きなのかもしれない。


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 80

風に舞いあがるビニールシート

著者 : 森 絵都

出版社:文藝春秋

発売日:2006-05

評価 :

完了日 : 2006年07月11日

 直木賞受賞作だけれど、私は断然「いつかパラソルの下で」のほうが好きだ!


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 97

チーム・バチスタの栄光

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2006-01

評価 :

完了日 : 2006年03月18日

医学・病院ものは好きなジャンルなのでそれだけで高評価。登場人物は多いのだけれど、人物描写がよくできているので、混乱しない。主役のグチ外来の田口万年講師も魅力的な人物だが、それを食ってしまう厚労省の白鳥がスゴイ! まずお役人のイメージを覆すキャラ。窓際に置かれても全然平気どころか、自分の立場を楽しんでいる。
 犯人がわかり動機を知らされるのだが、私には解せない。犯人の感覚がわからない。でも実際、こういう動機で犯罪を犯す人もいるのだろうなあ。

 いよいよ11月に文庫化されます。もちろん購入予定です。しかし、映画化には納得がいかん! なぜ田口センセを女にする? わからん……。


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3.ぺこぽん (2007/10/16)
あはは・・・笑える・・・。でも竹内結子でもありかな。伊良部じゃないんだし・・・笑。そうか、阿部寛が白鳥ねえ・・・。これも笑える。多分観ないだろうけど、健闘をお祈りしたいと思います。
4.ヨッチン (2007/10/20)
 「多分観ないだろうけど」←思わず笑ってしまいましたよ。私もたぶん映画館に行ってまでは観ないだろうなぁ。テレビで放送してくれるでしょ、TBS製作だし。そのときまで待ちます。そして「やっぱ違うよ」と毒づくのだろうなあ。

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 24

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)

著者 : 乾 くるみ

出版社:原書房

発売日:2004-03

評価 :

完了日 : 2006年01月19日

 いやぁびっくりした。
ただそれだけ。話はたいして面白くないんだけれど(笑)なんじゃこりゃ! と……。
帯の「二度読み必至!」に納得。


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1.ぺこぽん (2008/02/27)
えっ?なになに?
えらくそそるヨッチンさんの感想・・・。
なに?なにがどうしたの?
とりあえず読めって?笑
2.ヨッチン (2008/02/28)
そうねぇ、読んだらきっとびっくりするんだけれど、本筋が安い恋愛小説とでもいうのか……。短い話だからすぐに読めるし、でもその「すぐ読める」ってのが……ああ、言いたいのに言えない! 暇があったらぜひ読んで「やられた!」と口惜しがってください。
 

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 24

推理小説 (河出文庫)

著者 : 秦 建日子

出版社:河出書房新社

発売日:2005-12-21

評価 :

完了日 : 2006年01月03日

 なんだこれ! と憤った1冊。だからドラマ化と聞いたときには耳を疑った。結果、ドラマのほうが面白かったんじゃない?(全部見ていないけれど)


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 26

県庁の星

著者 : 桂 望実

出版社:小学館

発売日:2005-09

評価 :

完了日 : 2006年01月02日

 1日あれば読める。公務員に対していいイメージを持っていない人にとっては痛快なお話だと思う。
 期待していなかった分、面白かった。


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 20

ララピポ

著者 : 奥田 英朗

出版社:幻冬舎

発売日:2005-09

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

 くだらね~(笑)
 アホらしい(笑)お下劣。
 なんと映画化!!!!!
 帯にも自虐的に「映画化」と書いて新たに入荷してきました。どんな映画になる? 「下妻物語」「嫌われ松子」の中島監督が撮るということなので、きっと面白い映画になるでしょうね。


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 55

魔王

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:講談社

発売日:2005-10-20

評価 :

完了日 : 2006年01月01日

 すっきりしない。
「政治のことなんか考えている奴は信用できない」ってことだけは納得。


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 96

まほろ駅前多田便利軒

著者 : 三浦 しをん

出版社:文藝春秋

発売日:2006-03

評価 :

完了日 :

 読んだはずなのにまったく覚えていない作品。
今回、「別冊文藝春秋」にて「まほろ駅前多田便利軒 外伝」なるものを読みまして、思い出した。これが直木賞かとびっくりしたもの。


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 14

Op.ローズダスト(上)

著者 : 福井 晴敏

出版社:文藝春秋

発売日:2006-03-14

評価 :

完了日 :

 福井氏は、一貫して国防やこの国のあり方について考えさせてくれる。エンタテイメントとしてはもちろん一級品、アクション映画が苦手な私でも、福井氏の小説は楽しめるのだ。ドンパチものが苦手な方でも、ぜひ読んでほしい作家の1人。


この感想へのコメント

1.ぺこぽん (2007/10/14)
これはちょっとやり過ぎだろ~の感もあったが、好きなのでよしとする。私は・・・朋希もいいが、一功にあったかい思いをさせてやりたいと思った。例の訓練所で犬が出てきたときは、「亡国のイージス」と同じ結末か?と身構えた。あったまてっかってぇ~かぁ~♪木にぶら下がった一功が見えるようだ。う~ん・・・切ない。
2.ヨッチン (2007/10/15)
 ほんとにね、訓練所の犬は「もういいよ、知ってるよ、犬の訓練のことは! だから描写しなくていいよ!」と言いたくなりますね。
 本を読まないうちの主人は福井氏の本だけは読んでくれます。アクション映画が好きなのもあるのでしょうが、それくらい魅力があるようです。
 

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 9

東京ダモイ

著者 : 鏑木 蓮

出版社:講談社

発売日:2006-08-10

評価 :

完了日 :

 江戸川乱歩賞受賞作。太平洋戦争終結後のシベリアの俘虜収容所(ラーゲリ)で首を刎ねられた死体が見つかるところから物語は始まる。マイナス50度にもなる酷寒のシベリアで食糧も乏しく、人間として扱われない元日本兵たちはただ「帰郷(ダモイ)」を夢見ていた。それから60年経った現在の日本に舞台を移し、ラーゲリでの殺人事件の犯人捜しが始まる――。
 シベリア抑留の描写が素晴らしい。本当に体験してきた人なのではないかと錯覚してしまうほど。謎ときには、俳句が使用されているのだが、俳句に造詣が深くないとよくわからないかもしれない。実際わたしは読んでいても意味が頭によく入ってこなかった。
 ミステリの場合、どうしても真犯人が気になって細かなストーリーをただ流し読みにしてしまう癖が私にはあるので、余計に理解しづらかった。そして肝心の殺害方法や謎解きにもちょっと無理があるかな? とも感じた。
 シベリア抑留のことについて、興味を持てたことは評価できるかな?(厳しい?)


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 22

闇の底

著者 : 薬丸 岳

出版社:講談社

発売日:2006-09-08

評価 :

完了日 :

 『天使のナイフ』に引き続き、これまた考えさせられる作品。今回は性犯罪についてがテーマ。遺族の気持ちはいつまで経っても癒えないのに、犯罪者は罪を償えば(刑務所に行けば)赦されるのか? 普段は考えないことを考えて気が重くなった。
「私」というのが誰なのか、「こいつがあやしい」「いや、それじゃ安直すぎる?」と推理しながら読んでいったが、私の推理は安直すぎた。真犯人がわかったときは、「えっ?」と思わず声に出てしまった。
『天使のナイフ』とともにお薦めの作品。


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 5

ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生

著者 : 山田 宗樹

出版社:幻冬舎

発売日:2006-05

評価 :

完了日 :

 笙と明日香は松子にゃ勝てない。
『続』なんてつけなきゃよかったのに……。別のタイトルつければよかったのに。


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 138

風が強く吹いている

著者 : 三浦 しをん

出版社:新潮社

発売日:2006-09-21

評価 :

完了日 :

 寛政大学に通う、竹青荘の面々が箱根駅伝を目指す物語。
 竹青荘=通称アオタケ=はとても古い木造二階屋。住人は4年のハイジ、司法試験合格済みのユキ、二浪二留年のニコチャン、クイズ番組が大好きなキング、国費で留学しているムサ、漫画が大好きな王子、双子のジョータ、ジョージ、山奥の村出身の神童。そこへ1年の蔵原走が加わり、10人が揃った。「あと1人、どうしてもあと1人必要」と思っていたハイジは10人揃ったところで宣言する。「俺たちみんなで、頂点を目指そう」「10人の力を合わせて、スポーツで頂点をとる」――。こうして陸上競技経験者わずか3人なのに、箱根駅伝を目指すことに。

 長編で登場人物も多く、しかも「走る」という地味な主題。にもかかわらず読ませる。人物設定がよい。陸上選手としてはエリート、しかし性格に難のある走。洞察力鋭く、個性豊かな集団をうまくまとめているハイジ。この2人を中心に話は進む。「走る」という行為は苦しいだけで、何が楽しいのか私にはわからないし、この物語を読んで「よし、走ってみよう」とも思えなかったが、読んでいるあいだじゅう、ずっと「頑張れ、頑張れ」と念じてしまった。三浦しをんの今までの作品の中で、一番好きだ。
 話の展開は目新しいものではなく、先が読めてしまうが、とても魅力的な登場人物たちのおかげで楽しく、時にはうるうるしながら読める。誰かに感情移入するのではなく、竹青荘の大家になった気分で、彼らを見守っているような気持ちで読み進めた。
 おすすめの一冊。図書館で借りて読んだのだが、文庫になったら絶対に買う!


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 2

それにつけても今朝の骨肉

著者 : 工藤 美代子

出版社:筑摩書房

発売日:2006-02

評価 :

完了日 :

 ベースボールマガジン社創立者の娘である著者の回顧録?
 正直、文章はあまり上手くないと思ったが、内容はとても面白かった。


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 18

クワイエットルームにようこそ

著者 : 松尾 スズキ

出版社:文藝春秋

発売日:2005-12

評価 :

完了日 :

 松尾スズキが好きなので、期待して読んだ。
 笑えた。天才かもしれないと思った。けれど、好き嫌いが激しく分かれるだろうなとも思った。

 松尾ちゃん本人監督で映画化です。いかがですか、原作モノが好きな方、読んでみては?


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 9

アンボス・ムンドス

著者 : 桐野 夏生

出版社:文藝春秋

発売日:2005-10-14

評価 :

完了日 :

 何を読んでもすかっとしない。ドロドロと陰鬱で、晴れやかな気分になること、希望を持つこと、ひとつもない。
 でもそれが桐野作品の魅力なんだな。人間なんて皆エゴイストで、他人などどうだっていい――そのことをストレートに訴えてくる。綺麗事は誰にでも言えるけれど、本当のことを書けるのはすごいよなぁ。
 短編集だからか、あまり深い描写はなかったけれど、その分、想像力をかき立てられた。


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 11

わくらば日記

著者 : 朱川 湊人

出版社:角川書店

発売日:2005-12

評価 :

完了日 :

 朱川湊人氏の書く物語の舞台は、昭和の人情味溢れる市井の人びとの少し非日常的な空間が多い。これも昭和30年代の姉妹の周辺で起こる出来事を描いている。
 
 「どんなに上手に隠しても、本当の心は必ず伝わるものなのよ……それがいいことでも悪いことでも」という母さまの台詞にドキッとした。
 私は苦手なタイプの人との接し方が下手だ。露骨にイヤな顔、素っ気ない態度をとってしまう。人間関係を円滑に進めるためには、それでは駄目なのだ。もっともっと人に優しく、すべてが自分の肉親だと思うくらいの気持ちで接しなければいけない。そう思うものの、なかなかできないなぁ。心に余裕がないから? 自分の理解を超えたタイプの人をわかってあげようと思えない狭量さ、すごく直したいけれど……。


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