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ヨッチンさんの読書ノート

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みんなの感想を読む
 17

6ステイン (講談社文庫)

著者 : 福井 晴敏

出版社:講談社

発売日:2007-04-13

評価 :

完了日 : 2007年05月07日

 単行本として発売されたときは図書館で借りて読んだのだが、今回文庫化にあたり購入。(びっくりするぐらい内容を覚えていなかった)
 福井氏は長編、それも大長編の作品ばかりだけれど、この短編集もとてもよい。長編が苦手、福井氏の作品が苦手という方にぜひ読んでいただきたい。
「いまできる最善のこと」「畳算」「サクラ」「媽媽」「断ち切る」「920を待ちながら」の6篇収録。いずれも福井氏の作品ではお馴染みの「市ヶ谷」関係の人々の物語。(「断ち切る」はちょっと捻ってあるけれど)
 個人的には「畳算」「920を待ちながら」が好きかな?なんといってもあの「如月行」に再会できるんだから!!


この感想へのコメント

1.ぺこぽん (2007/10/14)
うん、私も「920を待ちながら」が好きです。やっぱ行に逢えるのが嬉しい。この装丁、ちょっと引いちゃうけど、中身はいいから是非読んで~という一冊です。勿論「亡国のイージス」の後にね。
 

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 14

ミッドナイトイーグル (文春文庫)

著者 : 高嶋 哲夫

出版社:文藝春秋

発売日:2003-04-10

評価 :

完了日 : 2007年04月17日

 映画化ということで読んでみた。
 初・高嶋哲夫作品。
 現実離れしていない話なので、こんなこと、現実に起こってほしくないと思わされた。でもあり得そうなのだ今の日本の外交や政治を見ていると。アメリカや北朝鮮、中国に翻弄される日本。
 話の視点がふたつあり、そのふたつが交錯して物語は進行する。どうなっちゃうのというハラハラ感がページを繰る指を速くさせる。
 面白かったけれど、救いがない。。なんだよ、それしか方法はなかったのかよ! と登場人物の西崎氏や落合氏に感情移入してしればしているほど、ラストは……。

 でも映画のキャストや設定を見ると、ちょっと内容が違うようなので、そちらに期待する。(吉田栄作扮する佐伯って誰? 原作に出てきたの? 知らないよぉ~。伍島のことなのかな?)


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 100

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:東京創元社

発売日:2006-12-21

評価 :

完了日 : 2007年04月10日

 2003年に刊行された際、読んだはずなのだが、まったくうろ覚えだったため文庫本を購入。
 伊坂作品は大好きなのだが、文庫本を開いて思い出した。この作品は辛くて「ああ、これダメなやつだ……」と。
 あまりにも悲しくて苦しくて、だから記憶に残っていなかったんだろうなぁ。イヤなことって、記憶から消したくなるじゃないですか。やっぱり伊坂作品は悲しさの中にも希望とか明るさがあるもののほうが好き。


この感想へのコメント

1.はなまる (2007/05/17)
はじめまして。
まったく同感です。
私も伊坂さんには心の奥がほっこりするような小説を書いてほしいです。
2.ヨッチン (2007/05/23)
 コメントありがとうございます。伊坂さんの作品はやっぱりクスッと笑えて、スカッとするようなものがいいですよね。
 

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 6

時効警察 (角川文庫)

著者 : 三木 聡,園 子温,塚本 連平,岩松 了,ケラリーノサンドロヴィッチ

出版社:角川書店

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年04月09日

 待っていましたよ、文庫化。
 いよいよ帰ってきた時効警察も始まります。
 DVDも持っているし、映像で見ればいいのに「読む」というのもまたそれはそれで面白かった。(とくに叉来さんの突っ込みと熊本課長を筆頭とする時効管理課の皆さんのぼけっぷりが)
 でもまあ、ドラマを観ていない人はきっと読まないだろう1冊でございます。


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1.コロミニ (2007/04/10)
またまたTVに帰ってきましたね。前作も毎週楽しみに見ていました。本がでているとは知りませんでした。
2.ヨッチン (2007/04/10)
コロミニさん、コメントありがとうございます。
 脚本ではなく、小節仕立てになっており、これはこれでぬる~い文章で笑えますよ。いよいよ始まりますね、新シリーズ。私は、霧山くんはもちろんですが、十文字の勘違いぶりが大好きです。
 

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 3

テアトル東向島アカデミー賞 (集英社文庫)

著者 : 福井 晴敏

出版社:集英社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年04月01日

 福井晴敏氏、初の文庫オリジナル。映画評であり、福井氏の素顔が覗ける貴重な1冊。

 観たことのある映画のことはもちろん、観たことのない映画のことでもそれなりに楽しめる。また、福井氏の映画にかける情熱が生半可なものじゃないってことが再認識できる。彼の作品から感じる正義や生真面目さ、硬さ、とは真逆の「笑い」が随所に散りばめられているので、そのギャップに驚くかも。
 
 新たな福井晴敏氏の魅力に触れられた満足の1冊。
 


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 3

整形美女 (新潮文庫)

著者 : 姫野 カオルコ

出版社:新潮社

発売日:2002-09

評価 :

完了日 : 2007年03月28日

 容姿端麗な美女、平々凡々な女。あなたならどちらになりたいですか? 美女なら平凡な女になりたくて、平凡な女なら絶世の美女になりたいんだろうな……。
 人間の美意識ってなんなんだろう? 女としてのしあわせってなんなんだろう? と考えさせられる1冊。
  誰もが羨むスタイルと顔だったら……と思うこともあるけれど、美人だったらこんな苦労もするのかと驚き、フツーでよかったと思った。
 甲斐子と安部子というネーミングも憎い。


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1.パートママ (2007/10/14)
もう一度読み返したい本ベスト1です。哲学書です。
2.ヨッチン (2007/10/15)
パートママさん、コメントありがとうございます。
姫野さんの本はどれも姫野哲学満載で、頭を使いますね。その分1回読んだら忘れないけれど、それでも何回も読みたくなる作品が多いですよね。
 

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 1

ブスのくせに!最終決定版 (集英社文庫)

著者 : 姫野 カオルコ

出版社:集英社

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年02月03日

 やっぱりヒメノは最高だわ! 
 たとえに出てくる女優や俳優がちょっぴり古くて、誰だかわからないこともあるけれど、人と同じ考えではなくても生きていける! と励まされる一冊。
 藤原紀香と谷亮子、この二人のようなタイプの女性に対する男性の態度を考察する最終章。ふんふんとうなずきながらも大笑い! 
 姫野さんて女の人なのに、どうしてこんなに男性心理がわかるのでしょう、不思議だし、うらやましい。


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 1

ロケット★ボーイ (角川文庫)

著者 : 宮藤 官九郎

出版社:角川書店

発売日:2006-05-25

評価 :

完了日 : 2006年05月30日

 幻のドラマシナリオ。ドラマ放送時にはノベライズが出ていた。だけどシナリオが読みたかったので、文庫として発売されたときは小躍り。こんどはDVDが発売されることを願っている。


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 3

三丁目の夕日 (小学館文庫)

著者 : 山本 甲士

出版社:小学館

発売日:2005-10-06

評価 :

完了日 : 2005年10月30日

 これ映画と全く関係ないですよ。
 でもね、昭和30年代の庶民の生活がよく描かれていてとてもよいです。
 映画も泣いたけど(つうか内容ではなくて音楽で泣いてしまうのだけれど)この本にも泣かされた。貧しくても家族があったかくて……。


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 1

宮藤官九郎脚本 池袋ウエストゲートパーク (角川文庫)

著者 : 宮藤 官九郎

出版社:角川書店

発売日:2005-03

評価 :

完了日 : 2005年03月30日

 ドラマのシナリオ本。
 これが宮藤官九郎さんを世に送り出した作品であろう。ドラマではカットされた台詞やシーンも掲載されていて、ちょっとお得。あとがきには原作者の石田衣良氏のコメントも載っていた気がする。それにしてもマコトが原作とキャラ違いすぎ。。


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 17

川の深さは (講談社文庫)

著者 : 福井 晴敏

出版社:講談社

発売日:2003-08

評価 :

完了日 : 2003年08月14日

 人間は簡単には死ねない。ダイ・ハード。


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1.ぺこぽん (2007/10/14)
デビュー作にしてこれか・・・。全くもって、福井さんにはノックダウンだ。金谷もいい味だしやがって、コノヤローなどと思ってしまう。好きだなあ、この作品も。
 

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 3

涙 上巻 新潮文庫 の 9-15

著者 : 乃南 アサ

出版社:新潮社

発売日:2003-01

評価 :

完了日 : 2003年01月30日

 乃南アサさんの作品で一番好き。
 主人公に感情移入して読むと、下巻はまさしく「涙」なしでは読めない。貧しさから経済成長を遂げる、昭和30年代の日本の世相や文化なども生き生きと描かれている。主人公の動機では嫌だけれど、お金と暇があったら日本全国を旅行したくなった。
 文庫で3回は読んだかな。


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 15

亡国のイージス 下 講談社文庫

著者 : 福井 晴敏

出版社:講談社

発売日:2002-07

評価 :

完了日 : 2002年07月25日

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 24

亡国のイージス 上 講談社文庫

著者 : 福井 晴敏

出版社:講談社

発売日:2002-07

評価 :

完了日 : 2002年07月25日

 福井作品の中では一番のお気に入りがこれです。
夢中になって読みました。片時も離さず、風呂に入りながらも読みました。寝不足になりました。そして自衛隊のことを考えました。国防のあり方を考えました。このままでいいのだろうか? と。それまでは自衛隊員の方々を「公務員が」と軽く見ておりました。石破さんのことをただの軍事オタクだと見ておりました。ごめんなさい、自衛隊の方々、石破さん。あなた方の見方が変わりました。何かをしたくても何もできない一市民の私にとって、「考える」ことで参加させていただきます。


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1.ぺこぽん (2007/10/14)
おぉ、どど~んと福井作品がアップされましたね。
これは私のナンバーワン作品です。国とか防衛だとか、そういうもの、なんにも知りませんでした。読みながらガンガンきました。ビシビシきました。
私も何もできません。が、私なりに考えるようになりました。私も考えることで参加させていただきたいと思います。
2.ヨッチン (2007/10/18)
 私もこの作品で国防の脆さを知らされました。のほほんと平和ボケしていた私に鉄槌を食らわしてくれた作家さんです。
 

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 12

Twelve Y.O. (講談社文庫)

著者 : 福井 晴敏

出版社:講談社

発売日:2001-06

評価 :

完了日 : 2001年07月14日

 この作品で福井晴敏を知った。
 これから福井作品を読もうという人は、発行年順に読むことをお薦めします。なぜなら、登場する事柄や団体などがそれぞれの作品に微妙にリンクしていたりするから。(出てこない作品もあるけれど)


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 3

逃亡〈下〉 (新潮文庫)

著者 : 帚木 蓬生

出版社:新潮社

発売日:2000-07

評価 :

完了日 : 2000年08月20日

 


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 2

逃亡〈上〉 (新潮文庫)

著者 : 帚木 蓬生

出版社:新潮社

発売日:2000-07

評価 :

完了日 : 2000年08月20日

 著者の父上の体験を基に書かれたとのこと。いやぁ、これハラハラドキドキがすごすぎてキツイです。でも結果が知りたくてページを繰る手も止められない。


この感想へのコメント

1.ぺこぽん (2008/05/20)
き、きついのぉ~?
なんだか怖くて読めそうにないなあ。ヨッチンさんの☆が四つなら、パスしてもよいのかしら?それとも・・・怖。
2.ヨッチン (2008/05/22)
 いやいや是非読んでほしいです。「三たびの海峡」は日本が主な舞台ですが、これは「大陸」から「故郷」へ……あんまり詳しく書くとネタバレしちゃうからもどかしい! ハラハラするけれど(だってタイトル「逃亡」ですよ)、読んで損はしないと思うのでパスしないでください。
 

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 9

奪取〈下〉 (講談社文庫)

著者 : 真保 裕一

出版社:講談社

発売日:1999-05

評価 :

完了日 : 1999年08月11日

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 14

奪取〈上〉 (講談社文庫)

著者 : 真保 裕一

出版社:講談社

発売日:1999-05

評価 :

完了日 : 1999年08月11日

 かなり昔に、たぶん1999年に読んだので、詳しい内容は忘れてしまったけれど、とにかく面白かったことは覚えている。なんといっても、その情熱が素晴らしい!(そうか?)いやぁ、借金を偽札で返そうという発想が素晴らしい(呆)。ハラハラドキドキものが好きな人にはお薦め。


この感想へのコメント

1.ぺこぽん (2008/04/12)
そうか、そんなにすごいんだ・・・。
ハラハラドキドキはあまり好きじゃないけど、やっぱ試しに読んでみよ~っと。
2.ヨッチン (2008/04/13)
ぜひぜひ読んでみてくださいな。最初のほうの偽札なんて、「私にも作れるんじゃないの?」と勘違いしちゃいますから。「よい子はぜったいにまねしないでください」です。
 

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 2

ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)

著者 : 帚木 蓬生

出版社:新潮社

発売日:1999-04

評価 :

完了日 : 1999年04月30日

 帚木蓬生さんの作品のなかで、1、2を争う好きな作品。ハラハラドキドキ、第二次世界大戦中の日本とドイツ。ひとりの男の数奇な人生を堪能してほしい。
 最近、帚木氏の文庫がよく動くので、「しかけましょう」とはりきったのに、なぜこれだけ品切れ? これを一番売りたいのに!! 新潮社さん、増刷カモン!


この感想へのコメント

4.ヨッチン (2008/12/23)
 何しろ読んだのが遥か昔のことで詳しいことは思いっきり忘却の彼方だけれど……。香山の生き様っていうか数奇な人生を追体験しつつ、ああこれは日本は戦争に負けるわってあらためて思いながら読んだかなぁ。でもこの時代の凛とした男性に美学を感じたから高得点なのです。
 これじゃ背中は押せないかな?
5.ぺこぽん (2008/12/29)
う~ん・・・。
もっと困難かと思っていた「国銅」を先に終えてしまいました。
戦争ものは・・・ 正直辛い。
いや、でもなあ、ヨッチンさんの☆四つは魅力的です。
頑張ってみます。ありがとでした。

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