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コゼットさんの読書ノート

2008年に読んだ本
ジャンルを問わず挑戦したい。
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 4

被取締役新入社員

著者 : 安藤 祐介

出版社:講談社

発売日:2008-03-11

評価 :

完了日 : 2008年03月14日

面白い。
どういう風に面白いかというと、全編において笑えるのだ。
子供のころからいじめられてばかりいいた男性が、
その卑屈さを認められ一流企業に入社する。
周りの士気を上げるために採用されたのだ。
同僚や上司からのさげすみなどものともせず、ひたすら皆の捌け口としての役職を全うする男性が、
徐々に自分を取り戻していくサクセスにジーンときてしまう部分もある。
自分に対してのツッコミが可笑しく、声に出して笑ってしまうので、一人で読むことをお勧めしたい。
第一回ドラマ原作大賞受賞作で、今月末にドラマになる。


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 68

流星の絆

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:2008-03-05

評価 :

完了日 : 2008年03月09日

★5では足りないほどです。
序盤を読んで「これははまる!」の予感どうり
途中でやめることなく、一気に500ページ近い文章を読んでしまいました。
ここで取り上げている内容が、昔なら小説の中の出来事だったものが、現在では普通に起きてしまっているからでしょうか、身近に感じられ、少年たちの行く末を見守っている自分がいた。
この作品は、東野圭吾の代表作となるのではないだろうか。
読者のツボをよく知っている作家さんですよね。


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 15

ワンダー・ドッグ

著者 : 竹内 真

出版社:新潮社

発売日:2008-01

評価 :

完了日 : 2008年02月25日

数時間であっという間に読み終えてしまった。
一人の高校生が入学式の当日に拾ってきた子犬、それが生徒の自主性を育て、心身ともに成長させていく、まさに青春だなー。
登場人物もなかなかいいキャラだ。
ワンゲル部の部員としての地位を確保した犬のワンダー、面倒を見る部員たちの成長、三年で卒業してもかわるがわる高校の伝統として見守る生徒たち、子犬の成長とともに生徒たちの心も変化し、自分自身の進む道をそれぞれ見つけていく。
教師と生徒の掛け合いもいい。
意地悪な教頭先生が登場するが、なぜか布施明がちらついた。
やはり動物が出てくるだけに、涙が出てしまう部分もある。
まるで、映画を見ているような感覚で読み終えた。
著者の他の作品も気になっている。


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 116

ゴールデンスランバー

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:新潮社

発売日:2007-11-29

評価 :

完了日 : 2008年02月22日

面白かった。
自分の知らないところで事が進み、いつの間にか犯人に仕立て上げられていく、警察対個人、個人の無力さにはがゆい思いもした。
本当はもっとそこへいくまでの過程が細かく書いてあればとも思ったが、かえってそれがこの小説の魅力となっているのでしょう。
犯人にされてしまった青年が、一大決心をしメディアに映る、その場面では一度ページから目をそらし、ひと呼吸してからでないと読むことができなかった。
本屋大賞ノミネート作ということで読んだのだが、
みんなの評価が高いのもうなずけた。


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 22

こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたり

著者 : 畠中 恵

出版社:光文社

発売日:2008-01-22

評価 :

完了日 : 2008年02月22日

いまひとつ、という感じでした。
同じ年の仲間たちの恋愛模様が描かれている。
現代版でいえばドロドロになったであろう場面が、江戸時代ということもあり、さらっとした仕上がりになっているところが救いだったように思う。


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 3

紅雲町ものがたり

著者 : 吉永 南央

出版社:文藝春秋

発売日:2008-01

評価 :

完了日 : 2008年02月04日

背景が地元。
主人公の草が営むお店も、なんとなくあの店ではないだろうかと容易に想像できて親近感を感じながら読んだ。
おばあちゃん探偵も、はじめのうちは面白く読めたものの、そのうち尻つぼみになっていく感は否めなかっった。
ラジオで岡崎武志さんが面白いと評価していた。
彼の紹介した本は今までハズレはなかったのだが・・・。


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 93

阪急電車

著者 : 有川 浩

出版社:幻冬舎

発売日:2008-01

評価 :

完了日 : 2008年01月28日

電車の中の風景、ここまでエンタテイメントに仕上げるとこなんざぁ、さすがだなー、と感心してしまう。
実際、いろんな人が乗り降りするわけだからいろんなネタはあってもおかしくないが。
この小説は恋愛小説でした。
しかも純でサラサラの。

不思議なところは、女性が読んでいても、男性側にたって読めたり、女性側にたって読めたりする部分で、時におばあちゃんんであったり、子供のの立場で読めたり、そして、常識を読む人に植え付けてもくれます。
良質の恋愛小説を読んだ気分でした。
そして、小林駅行ってみたくなりました。

そしてそして、カバーを取って表紙を見てください。
とってもいいんです。


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 15

禁断のパンダ

著者 : 拓未 司

出版社:宝島社

発売日:2008-01-11

評価 :

完了日 : 2008年01月26日

早く先が読みたくて、休むことなくあっという間に読み終えてしまった。
フランス料理本のように優雅に始まったこのストーリー、徐々におぞましい内容に変化していく過程は読む人の想像をはるかに超え、結果、思わず「ウエッ!」となってしまいそうだ。
ホラーといってもいいような内容だ。
お料理に詳しいな~と思って奥付を見たら、実際料理人が書いているのだから詳しいはずだ。
きれいで美味しい話から一転、落ちるとこまで落とす構成はさすが、大賞にふさわしいと思う。
帯には美食ミステリーとあるが、ほんとに美食か!とツッコミを入れたくなる部分もある。
欲を言うならば、この小説にもっとふさわしい表題があるような気がするのだが・・・。


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 2

さようなら、コタツ (集英社文庫)

著者 : 中島 京子

出版社:集英社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2008年01月21日

短編集。
どの話も一人の男性がキーワードになっている。
一話目の「ハッピー・アニバーサリー」は同性愛の話なのだが、そこに父親が登場する。
どの話もとりわけ印象深く記憶に残る話ではないけれど、最終話の「私は彼らのやさしい声を聞く」はジーンときてしまった。
叔父さんの家に出入りする姪たちとの日常会話が語られるのだが、将棋をさしている間に・・・。
題目のとおりやさしい声を聞くのです。


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 2

アメリカン・スクール (新潮文庫)

著者 : 小島 信夫

出版社:新潮社

発売日:2007-12

評価 :

完了日 : 2008年01月21日

表題作は敗戦後のアメリカンスクールに日本の英語教師が見学に行くというもの。
男性教師と女性教師の考え方を比較して読むと面白い。他の短編で「小銃」に思いを寄せる男性の心理、小銃を亡くした後の心理が極端な部分や、「馬」では、奥さんが自分よりも馬に思いを寄せているとねたむ部分など、当時の時代背景がわからない割には面白く読めたものの、他の作品は理解に苦しみ、やっとのことで読み終えた。


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 2

トンネル 下

著者 : ブライアン・ウィリアムズ,ロデリック・ゴードン

出版社:ゴマブックス

発売日:2007-12-04

評価 :

完了日 : 2008年01月01日

主人公の少年の優しさと冒険心につられてどんどん読み進めていったものの、背景を思い描くのに苦労した。
地下にあるコロニーから追放され、トロッコで輸送される友達に再会したものの、その後は読者の想像に任せられてしまう。
そこが少し不満ではあったが、SFが苦手の人にも面白く読めるのではないだろうか。


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