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NYPDさんの読書ノート

爆笑させてくれるエッセイ達
凹んだ日にゃ、これで元気回復。笑う門には福来たる!
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 2

シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ

著者 : 田丸 公美子

出版社:文藝春秋

発売日:2005-08-03

評価 :

完了日 : 2007年08月21日

『パーネ・アモーレ』に続く、イタリア語同時通訳者の著者が語る爆笑エッセイ。

今回も、通訳の仕事を通じて日伊の両方で見聞きしたイタリア男の『シモネッタ』をコミカルに描き込み、笑いと唸りが交互に押し寄せる凄い内容だ。イタリア旅行を企てている女性には必読の書ですぞ!。

その内容では、大金持ちながら、決して美人とは言えない女性にできちゃった婚させられたイタリア青年が、カミさんに拝み倒して実現した日本旅行でのソープランド体験を「素晴らしいサービスだった。まさに天国だった」とシミジミと語るのには思わず唸ってしまった。優雅な生活を保証されていても、人間って決して幸せを実感できるものではないのですね。 その他にも不倫天国ともいえるイタリア家庭事情など、本当のイタリア人を知るには最適の書です。


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 10

吉田電車 (講談社文庫)

著者 : 吉田 戦車

出版社:講談社

発売日:2007-01-12

評価 :

完了日 : 2007年03月27日

4コマ漫画で笑いの新境地を切り開いた著者が、エッセイの分野でも、その才覚を如何なく発揮している一冊。「小さい馬場などいない!」のくだりには思わず「その馬場とちゃう!」と叫んで笑い転げてしまった。ほかにも鉄道模型のジオラマセットを見に行き「邪道ですが僕はモビルスーツも置きたいです」と語る編集担当者のホッタ氏とのやりとりも爆笑ものだ。とにかく気分が鬱屈した時にはうってつけの作品です。


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 1

親子丼の丸かじり (文春文庫)

著者 : 東海林 さだお

出版社:文藝春秋

発売日:2002-04

評価 :

完了日 : 2006年07月09日

言わずとしれた庶民派食エッセイの決定版。故 米原万里氏も解説において「このシリーズは、もはや単なる食エッセイの枠を越えて、日本人の食とそれに絡む生活様式まで物語る貴重な歴史資料に値する」と断言されています。 普段、何気なく食べている食材もこのシリーズを読んでから食べると、一味も二味も美味しく感じられるようになるというのはちょっと大げさか!?。しかし、ある解説では、寝る前にこのシリーズを読むと、食べる夢を繁盛に見てしまい、胃潰瘍になってしまったという悲劇まであったそうです。また、この『親子丼の~』では、名古屋の喫茶店事情についてのエッセイもあり、知識と笑いを提供してくれます。


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 1

90くんところがったあの頃 (角川文庫)

著者 : 大槻 ケンヂ

出版社:角川書店

発売日:2003-09

評価 :

完了日 : 2006年07月09日

オーケンが、独自の洞察力によって90年代の事件を斬りまくる爆笑エッセイ。新聞書評でも評価されていたが、あの『ノストラダムス』が異様なまでに日本でブレイクした理由は、その名前にあると説き、仮に『ピエールの大予言』みたいな名前だったら鼻にもかけられなかったであろうと解説するくだりに膝を打つ。その他にも『コロンバイン高校の銃撃事件』における犯人達の心理描写やA・セナの事故死から転じて引き出されるF1ドライバーVS毒蝮三太夫の仮想対決編等、ホオーッと感心させられつつ爆笑させてくれる秀逸作です。


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 1

八丈島のロックンロール―キムラ弁護士事件帖

著者 : 木村 晋介

出版社:筑摩書房

発売日:1988-10

評価 :

完了日 : 1995年07月13日

一時期タレベン化(タレント弁護士)していた頃の著者のエッセイ集。親友の椎名氏が、繁盛に八丈島へ訪島するキッカケとなったのも、著者がこの島で弁護を請け負ったことから始まったというのである。内容では、八丈島の知人から送られてきた活きた伊勢海老を巡って、事件調書のように綴られる文章に報復絶倒させられる。木村弁護士って、本腰で小説を書いたら、奥田英朗並の実力を発揮するんではなかろうかと思うのは私だけか……。


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 1

ONE FINE MESS―世間はスラップスティック

著者 : 景山 民夫

出版社:新潮社

発売日:1988-10

評価 :

完了日 : 1990年04月20日

悲惨な最後を遂げた著者のエッセイ集。冷めた視線で世間を風刺し、シニカルな笑いを散りばめる内容にすっかり魅了された。読んだ当時、この著者は相当鋭い感性の持ち主だなと感心していたのに、某カルト宗教に走ってしまったことが凄いショックだった。作風からして、「カルト宗教に依存する奴なんて……」とこき下ろしそうな感じだったのに、まったく自分個人における七不思議のひとつである。


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 1

パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記 (文春文庫)

著者 : 田丸 公美子

出版社:文藝春秋

発売日:2004-09

評価 :

完了日 :

気分が鬱屈した時には、腹の底から爆笑できるエッセイがオススメ。 イタリア語の同時通訳では国内第一人者である著者曰く「長年通訳稼業をしていると、その国の気質まで感染してしまう」とのことで、故 米原万理氏から『シモネッタ』と命名される程に、イタリアナイズされた破天荒な行動と饒舌さが爆笑を誘う。特に「すさまじい悪戯」の章は、公の場で読むと大変な事になるので注意を要す。


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 2

活字狂想曲―怪奇作家の長すぎた会社の日々

著者 : 倉阪 鬼一郎

出版社:時事通信社

発売日:1999-03

評価 :

完了日 :

書評ランキングでも高評価されていたので、思わず購入した本。期待を裏切らない内容で、印刷業界の裏側や、そこで働く滑稽な人々を洞察する著者の鋭い筆力が爆笑を誘う。昨年、ご結婚されたようで、ブログの語り口がいやに丸くなってしまっているのがちょっと残念。


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 3

編集稼業の女たち

著者 :

出版社:本の雑誌社

発売日:1998-09

評価 :

完了日 :

『本の雑誌』で連載されていた泣き笑い私生活暴露有りのリレーエッセー。それにしても執筆された出版各社の女性編集者の逞しいこと!。文章の方も流石に常時作家の原稿と対峙されているだけあって皆さん文達者。何れこの中から作家デビューされる人も出て来るんだろうなーと思います。学校卒業後、出版社就職を希望されている人にとっては必読の書ですよ。それと是非続編を出して、ここには収録しきれなかった作品もまとめて下さいよ杉江さーん!!。


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