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sagami246さんの読書ノート

2008年2ndHalfの読書ノート
2008年下半期の読書ノートです。2008年の7月からバンコクに住んでいます。バンコクにも日本語の本を売っている書店がいくつかありますが、値段がとにかく高い。日本に帰国した際に、本を大量に仕入れて帰るという生活が続きそうです。
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 1

自壊する帝国 (新潮文庫)

著者 : 佐藤 優

出版社:新潮社

発売日:2008-10-28

評価 :

完了日 : 2008年11月30日

ソ連崩壊時に、筆者は外交官としてモスクワに駐在していた。本書は、ソ連崩壊の過程を外交官の目から記録したもの。
Detailが多く流れがつかみにくいきらいはあるけれども、かなり迫力のある記録。


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 3

夜明けのフロスト (光文社文庫)

著者 : R・D・ウィングフィールド

出版社:光文社

発売日:2005-12-08

評価 :

完了日 : 2008年11月20日

フロスト警部ものの短編が収められている、ということだけが理由で買った本だけれども、開いてびっくり、レジナルド・ヒルのダルジール、ピーター・ラヴゼイのダイヤモンドもの等も収載されていて、かなり得した気分。ほくほくしながら読みました。


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 14

灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉 (池袋ウエストゲートパーク (6))

著者 : 石田 衣良

出版社:文藝春秋

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2008年11月20日

このシリーズも6冊目、かなり長続きしている。最初の頃の新鮮さはないけれども、飛行機・電車の中で読むための本としては、still愛読書。


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 2

中東激変―石油とマネーが創る新世界地図

著者 : 脇 祐三

出版社:日本経済新聞出版社

発売日:2008-09

評価 :

完了日 : 2008年11月13日

中東の現状を知る入門書的なものとしては、好適な本だと思う。
この本の出版は今年の9月だけれども、しかし、そこからビジネスの状況、特に私の在籍する石油化学ビジネスの状況は、全く世界が変わってしまった。中東、特にサウジアラビア、最近ではカタールやアブダビでは、多くの石油化学の大型プロジェクトの検討が進んでいたのだけれども、いったん、こういった状況になってしまうと、プロジェクトからwithdrawする意思決定をする人たちが結構な割合で出てくるだろうと思うし、そうなった場合には、それは、少なくとも短期~中期的には中東各国の国の運営方針にも影響を与えるだろうな、と思う。
僕が最後に中東を訪問したのは、今年の7月だけれども、それから以降のビジネス環境の変化を、中東の石油化学プロジェクトに携わっている人たちが、どのように捕らえ、どのように対応しようとしているのか、非常に興味がある。もちろん、この本はそこまでのUpdateはされていないけれども、それでも、Still面白い本だと思う。


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 1

兵士に聞け (小学館文庫 (す7-1)) (小学館文庫 (す7-1))

著者 : 杉山 隆男

出版社:小学館

発売日:2007-07-07

評価 :

完了日 : 2008年10月28日

かなり面白いノンフィクション。
題材は自衛隊、従って、題名「兵士に聞け」の「兵士」は自衛官のことである。レンジャー訓練・護衛艦・奥尻島の部隊・カンボジアでのPKO活動等がテーマになっている。筆者は個々のテーマに関する丹念・丁寧な取材と、そこで働く自衛隊員への、これも丹念・丁寧な聞き取り、インタビューにより、自衛隊・自衛官のその場その場での行動・働き方を記録している。自衛隊と言えば、特に本書でも扱っているPKO活動への参加をめぐって、その活動が憲法に違反するのではないか、といった議論が盛んに行われたことを思い浮かべることが出来るが、筆者はそういったことに対して、一言も私見を述べていない。ただただ、丹念にそこでの個々の自衛官のあり様を記録するのみである。
考えてみれば当たり前のことなのだけれども、自衛隊という組織は個々の自衛官の集合体である。組織としての役割や、左右両派からの政治的な言説や評価、あるいは上述した憲法の観点からの位置づけ、といった視点で自衛隊を論じることは可能であるし、むしろ自衛隊を論じる場合には、そういったやり方で論じられることの方が多いように感じる。この本で筆者は、そういう観点からの論じ方をいっさいしておらず、ひたすらに個々の自衛官の個々の場面での行動や考えを記録するのみである。大上段にふりかざした「あるべき論」的なものではなく、個々人の集団である自衛隊の「かくある論」を、それも出来るだけミクロな視点で記録している。そういった微視的な視点で個々の自衛官を見れば、これも当たり前のことなのであるが、個人個人は個性を持ち、自衛隊の仕事を職業と考え一生懸命に努力をしあるいは手を抜き、喜び悩み、という具合に、他の例えば会社組織に勤める個々人がそうであるのと同じ仕方で働いている人たちなのだということがよく分かる。
それはもちろん全体を現しているわけではないし、自衛隊に関しての言わば形而上学的な考察を与えてくれるわけでもない。それでも、この方法論は、自衛隊というものに対する深い理解を与えてくれる優れた方法のような気がする。


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11.sagami246 (2008/11/29)
こんばんは。バンコクから2時間くらいのウタパオという空港が開き、シンガポールから直行便が飛び始めました。というわけで、バンコクに帰ってきちゃいました。市内はいたって平穏です。が、おっしゃる通りスワンナプーム空港や首相府の周辺に近づいてとばっちりを受けないように気をつけます。"hasi3971@hotmail.com"がメールアドレスです。よろしければ、そちらにコメントでも。
12.sagami246 (2008/12/02)
憲法裁判所の判決を受けて、ようやくPADも矛を収める気配になってきました。空港がいつ平常運営を再開出来るのか、等が当面の関心事になりつつあります。しかし、釈然としません。

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 2

ヴェトナム新時代―「豊かさ」への模索 (岩波新書)

著者 : 坪井 善明

出版社:岩波書店

発売日:2008-08

評価 :

完了日 : 2008年10月19日

来週の月曜日からホーチミンに出張に行く予定になっている。ベトナムに行くのは2回目だけれども、最初に訪問したのは、もう15年以上前のことだ。その間のベトナムのことをあまり知らないし、まぁ、せっかく出張に行くので最近のベトナムのことを少し勉強しておこうと思って読んだ本。
知識を少し得ておこうと思って読み始めた本だけれども、これが意外とかなり面白い本だった。著者は早稲田の教授ということであるが、かなりベトナムに愛着と思い入れがあるようで、また、文章もうまく、読み物としてもなかなか面白く読める本になっている。


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 1

タイ―変容する民主主義のかたち (アジアを見る眼)

著者 : 河森 正人

出版社:アジア経済研究所

発売日:1997-07

評価 :

完了日 : 2008年10月09日

タイがそれまでの王政から立憲君主制に移行したのが1932年のことである。本書は、それ以降のタイの政治史というか思想史というか、を整理したものである。本のつくりが非常にコンパクトな割りに内容が相当に盛りだくさんなので、読んでいる方としては、少し消化不良になるが、それでも、現在のタイの政治情勢や社会情勢の基盤にある流れみたいなものを理解するには好適の本だと思う。


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 1

タイ駐在のタイ入門

著者 : 桑野 淳一,大西 純

出版社:連合出版

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2008年09月28日

タイに詳しいお二方の対談形式でタイを語る、という構成になっているけれども、ちょっと内容が薄い気がする。たぶん、対談という形式に無理があるということなのだろう。


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 1

革命的左翼という擬制―1958‐1975

著者 : 小野田 襄二

出版社:白順社

発売日:2008-07

評価 :

完了日 : 2008年09月27日

何だこれは?何だこの人は?


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 1

タイ人と働く―ヒエラルキー的社会と気配りの世界

著者 : ヘンリー ホームズ,スチャーダー タントンタウィー

出版社:めこん

発売日:2000-03

評価 :

完了日 : 2008年09月27日

アメリカ人の夫とタイ人の妻の共著。タイ人の価値観や国民性を背景に、タイ人がどのような働き方を好むのか、あるいは、タイ人と、というかタイ企業の中で外国人が働く場合、どのようなことに気配りをすべきか、といったことを整理した本。

私の働く会社は日本企業とタイ企業の合弁会社であるが、日本から派遣されているのは、今のところ私を含めて2人だけであり、他は全てタイ人である。そういう職場で働き始めて、まだ3ケ月弱にしかならないので、私自身は「タイ人と働く」期間は短いのだけれども、短いなりに自分で感じていることはあり、そういった自分の感じに照らし合わせて考えてみると、この本はなるほどね、という部分もあるのだけれども、少し違和感を感じる部分も多い。少し違和感の方に焦点をあてて考えてみる。
まず、この本が発行されたのが1995年であること。10年以上前のタイ企業とかタイの多国籍企業をベースに書かれている本であり、要するに少し古いのである。タイは急速な工業化・経済発展を続けている国であり、そんな中での10年以上というのは、タイ企業の経営管理のあり方や、そこで働く人たちの働き方に大きな変化をもたらしているはずであり、そういう意味で、時代が違うのではないか、という感じを受ける。
もうひとつは、多様性といったことに関係する。こちらで日系企業の方にお会いして、仕事の話はもちろんなのだけれども、ゴルフに行ったり、食事に行ったりする機会も多い。で、そんな時にお互いの会社のタイ人スタッフの話になったりするのだけれども、これは企業によって、あるいは、もしかして話をしている日本人の方がどういう方なのかによって、かなりバラエティに富む話を聞くことになるのである。企業には社風というものがあったり、当たり前だけれども働く人たち個人個人に個性があったり、ということなのであるが、なかなか、「おしなべて」という話にはなりにくいのである。それは、まぁ、日本人だって同じな訳で、同じ日本人と言っても個人によって働くということに対するスタンスは大きく違うわけで、あるいは、例えば関東と関西では、習慣や価値観も異なったりすることと似ている。では、国民性といった概念は虚構なのか、本当はそんなものはないのか、と問われれば、でも、やっぱりあるような気もして、少し矛盾する。

またまた、何を言いたかったのか分からなくなってしまったけれども、この本自体は面白く、かつ、示唆に富んでいる部分もあり、タイ人と働く機会を得た方には(そんな人は少ないかも知れないけれども)、お勧めの本ではある。


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 1

姫百合たちの放課後 (ハヤカワ文庫JA)

著者 : 森 奈津子

出版社:早川書房

発売日:2008-08

評価 :

完了日 : 2008年09月27日

久しぶりに日本に帰り、八重洲ブックセンターに本を仕入れにいった時に平積みになっていて手にとった本。題名から想像できる通りの、レズビアンもの。
どれもコメディ仕立てになっていて、かなり笑える。


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 6

シェエラザード〈下〉 (講談社文庫)

著者 : 浅田 次郎

出版社:講談社

発売日:2002-12

評価 :

完了日 : 2008年09月24日

かなり話に無理があるような気がするけれども、それでも、これまで読んだ浅田次郎の本の中では一番好きな物語だ。ロバート・ゴダード的な味を感じた。他の方たちの感想では、そんなに評判は良くないけれども、僕はこういうお話が好きなのだろう。


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 11

シェエラザード〈上〉 (講談社文庫)

著者 : 浅田 次郎

出版社:講談社

発売日:2002-12

評価 :

完了日 : 2008年09月24日

感想は下巻に


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 1

セックスレスキュー (新潮文庫)

著者 : 大橋 希

出版社:新潮社

発売日:2008-06-30

評価 :

完了日 : 2008年09月24日

う~ん、感想がうまくまとまらない。


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1.ダフニス (2008/09/24)
突然失礼いたします。
実はこれ非常に読みたいと思っているんです。
最初は小説だと思ってたんですが、実はノンフィクションみたいですね。
2.sagami246 (2008/09/24)
コメントありがとうございます。
家庭内セックスレスの悩める妻たちに、性行為等を通じて癒しを与える「奉仕隊」というボランティア組織を題材にしている、というとキワモノめきますが、かなりしっかりとしたノンフィクションです。
どういう訳だか、痛ましい感じが抜けなくて、とまどいながら読んでいました。感想がうまくまとまりません。
 

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 1

タイ社会の全体像―地域学の試み

著者 : 田中 忠治

出版社:日中出版

発売日:2008-07

評価 :

完了日 : 2008年09月14日

バンコクに転勤してきて、2ケ月強が経過した。先月の下旬から、タイでは反政府勢力が首相府を占拠し続けており、政治的に不安定な情勢が続いており、なかなか解決の糸口もつかめない状態である。9月上旬にはバンコクを対象に非常事態宣言が出されたが、首相府近辺を除いてはバンコクの街は平穏そのものであり、この事件が原因で危険を感じることは全くない。
我々外国人から見ると、今回の事件は分からない・理解しにくい部分が多い。これからどうなっていくのか、ということに関してはタイ人も分からないのだろうが、我々外国人から見れば、予想する手がかりを得ることもなかなか難しい情勢だ。

それはさておき、着任後しばらくは、仕事の忙しさと生活に慣れるために費やしたが、いよいよタイ語の勉強を来週から始めることにした。あるいは、この本のような、本格的にタイを研究した本も読み続けようと思う。数年ということになるのだろうけれども、それでも、自分の住んでいる国のことであり、良い機会でもあるので、勉強しておきたい。


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1.ダフニス (2008/09/24)
タイにお住まいなんですね。タイに憧れを持っている日本人はけっこう多いみたいなんですが、現実にはいろいろと難しいところもあるでしょうね。そういえばある映画がタイで上映中止になったようです。
私も東南アジア諸国には強い関心を持っています。
タイ以外ではフィリピンに関心があります。
2.sagami246 (2008/09/25)
そうですね、日本人はタイを好きみたいですね。バンコクはシンガポール並みとはいきませんが、東南アジアのビジネスの拠点の1つでもあり、非常に多くの日本人が住んでいる街です。
まだ住み始めて3ケ月にもなりませんので、本当のところは分かりませんが、今のところは仕事も生活も特に難しさを感じることはなく、住みやすい都市だな、という印象です。
是非、一度ご訪問ください。
 

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 2

隠された証言―日航123便墜落事故 (新潮文庫)

著者 : 藤田 日出男

出版社:新潮社

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2008年09月07日

日航123便、羽田発大阪行きが御巣鷹山で墜落したのは、1985年の8月のことであるから、それからもう20年以上が経過する。すさまじく衝撃的な事件だったし、その後、この墜落事故を題材にした小説や本が沢山出ていて、あれから20年以上経ったとは、なかなか思えない。
事故の原因は、後部の隔壁の修理ミスによる破壊が尾翼の破壊を引き起こし、飛行機をほとんど操縦不能に陥らせた、ということになっている。「ことになっている」というのは、それが事故調査委員会の最終結論であったという意味である。
が、この筆者はそれに異論をとなえる。生存者の証言、ボイスレコーダーによるコックピット内の会話などから、事故時、機内に急減圧が起こった形跡がないこと、急減圧が起こっていないとなると、後部隔壁の大規模な破損はあり得ないこと、従って、事故調査委員会の結論は誤りであること、を導いていく。
どちらが正しいのか、ということを我々が判断することは不可能なのであるが、それでも、この本の中で筆者が展開しているロジックは、充分に説得性を持っているように感じる。


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 1

八田進二・木村剛のこれが「内部統制」だ

著者 : 八田 進二,木村 剛

出版社:ナレッジフォア

発売日:2008-07

評価 :

完了日 : 2008年09月07日

お勉強の本。面白くはないけれども、読まなきゃいけない。


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 4

脳のからくり (新潮文庫)

著者 : 竹内 薫,茂木 健一郎

出版社:新潮社

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2008年08月30日

脳の働きの仕組みというか、構造というか、を平易ではあるが、科学的に説明した、いわゆる脳についての入門書。
「科学的な入門書」というと、無味乾燥なものを思い浮かべがちであるけれども、この本は非常に読みやすく、面白い。


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 1

明日もまた生きていこう 十八歳でがん宣告を受けた私

著者 : 横山 友美佳

出版社:マガジンハウス

発売日:2008-05-22

評価 :

完了日 : 2008年08月29日

作者は、高校生ながら全日本チームに選ばれる、将来を嘱望されたバレーボール選手であった。が、18歳のときに癌が見つかり、以降、闘病生活を送るも、治療の甲斐なく、21歳の若さで今年の春に亡くなった。この本は、癌を宣告された以降に作者が綴った、手記、あるいは、自叙伝とも言える本である。
大学を受験し早稲田大学に合格する等、闘病生活の中でも希望や目標を失わず前向きに努力する姿は、感嘆し、感動する。結局、治癒がかなわず永眠することになる、という結果が分かった上で読んでいるので、痛々しく感じる部分はあるけれども、でも、人生は長く生きることではなく、生きている間に、どれくらい充実できたかが大事、と、あらためて気づかされる。


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 3

指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく (新潮文庫)

著者 : 城山 三郎

出版社:新潮社

発売日:2004-07

評価 :

完了日 : 2008年08月24日

2008年夏の「新潮文庫の100冊」の中の1冊。
中学・高校時代を大分県国東半島で過ごした。この本に出てくる、宇佐は隣町である。戦時中、宇佐に軍用の飛行場があったことは、父親等から聞いたことはあったけれども、この本のような悲しい物語がたくさんあったのだろうことは、全く知らなかった。なんとも言葉がない。


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