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sagami246さんの読書ノート

2007年7-9月の読書ノート
2007年3Qの読書ノート。忙しそうで、あまり読書の時間がとれなさそうな嫌な予感がしていたが、まぁ、だいたいその通りになり、普段に比べると読書量は少なめだった。
仕事関係の本が8冊、あとは全然ばらばら、という読書傾向。
ベストは、茂木健一郎「脳と仮想」、半藤一利「昭和史」。小説では、残念ながら面白いものに出会わなかった。
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 1

1984年のビーンボール

著者 : 小田嶋 隆

出版社:駒草出版

発売日:2007-07-26

評価 :

完了日 : 2007年09月19日

「サッカーの上の雲」があまりに面白かったので、小田嶋隆の、もう1冊発行されているスポーツコラム集を買ってきて読んだ。
同じ系統のものを続けて読んだ、ということもあり、1冊目の「サッカーの上の雲」ほどは楽しめなかったけれども充分に笑える楽しい本だった。
書名の「1984年のビーンボール」は、もちろん村上春樹の「ピンボール」のもじりだし、最初に読んだ「サッカーの上の雲」は、これも「坂の上の雲」のもじりだ。が、原本とは何の関係もないことだけしか書かれていない。パロディでもなんでもなく、ただただ名前をもじっただけの書名である。
小田嶋隆の本は、この2冊をはじめて読んだわけであるが、どうも、私と歳が近くて、私と同じ大学の出身のようである。キャンパスですれ違っていたりするのかな、とも思ったりもするが、どうも私以上に怠惰な学生だったようで、そんな怠惰な2人がキャンパスですれ違ったりしている可能性はほとんどないだろうな。


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 1

伸びない市場で稼ぐ!成熟市場の2ケタ成長戦略

著者 : エイドリアン・J・スライウォツキー,リチャード・ワイズ

出版社:日本経済新聞社

発売日:2004-04-24

評価 :

完了日 : 2007年09月19日

参加している研修での課題本。
読みにくく集中できない。
半分は翻訳のせい。半分は、そろそろこの手の本を読むことに飽きつつあるから。


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 1

ブランド戦略シナリオ―コンテクスト・ブランディング

著者 : 阿久津 聡,石田 茂

出版社:ダイヤモンド社

発売日:2002-07

評価 :

完了日 : 2007年09月15日

う~ん、とにかく読みにくい本はきらい。


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 1

サッカーの上の雲―オダジマタカシサッカーコラム大全

著者 : 小田嶋 隆

出版社:駒草出版

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年09月15日

爆笑必至のサッカーコラムなのだけれども、サッカーに興味のない人が読んでも、どこが面白いのか分からない部分が多数あるので、要注意。
筆者自身はレッズサポーター。サポートチームのことになると、極端に心が狭くなったりすることろ等は、今年読んだ、アーセナル狂のイギリス人が書いた「僕のプレミアライフ」に通じるものがある。
とにかく、私は笑いころげて読んだ。
サッカーファンには、お勧めの1冊。


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 1

経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門

著者 : 伊丹 敬之

出版社:東洋経済新報社

発売日:2007-06-29

評価 :

完了日 : 2007年09月11日

前半部分は、伊丹敬之の本にしては退屈だな、と思いながら読んでいたが、後半はかなり面白かった。
「この本は、企業組織の中でマネジャーやさまざまな立場のリーダーになることをめざしている人たちに、企業の経営というものをどのような眼で見ればいいのか、その見方を書いた本」というのが、筆者自身が書いたこの本の紹介文である。前半は、企業とは何か、とかという、なんだろう、この本の「前提条件」みたいなものが書いてあるが、その部分は、はっきりと退屈。後半の事業や企業の戦略論的な部分になると面白くなってくる。
別にリーダーをめざさない人が読んでも、普通に面白いと思う。平易な文章と内容であり、読みやすい。


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 8

スワンソング

著者 : 大崎 善生

出版社:角川書店

発売日:2007-09

評価 :

完了日 : 2007年09月08日

前作の「タペストリー・ホワイト」を読んで、もう大崎善生は読むのをやめようと思っていたのだけれども、つい手にとって読んでしまった。「聖の青春」など、昔読んだ作品が本当に感動的で面白かったから、まだ、どこか大崎善生に期待しているのだと思う。
が、この本もがっかり本だった。要領が悪い男の自己憐憫の物語、としか、僕には読めなかった。


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 3

屈辱と歓喜と真実と―“報道されなかった”王ジャパン121日間の裏舞台

著者 : 石田 雄太

出版社:ぴあ

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年09月08日

2006年3月に、野球のワールドカップとでも言うべき、第一回のWBC(ワールドベースボールクラシック)という大会が開催された。王貞治が監督を務め、イチローや松坂などの日本人トップクラスで構成した日本チームは、初代チャンピョンとなった。この本は、チームにほとんど帯同と言ってよいくらい深く関わっていた筆者が書いた、そのWBCでの日本チームの記録である。
かなりよく書けている、というのが読後の第一印象。チームや選手の様子をよく把握しているし、それを読む側が読みやすい形でまとめられている。
野球の代表は優勝し、サッカーの代表はW杯で1勝も出来なかった、というのが2006年の野球とサッカーの世界大会の結果である。もちろん、チームとしての相対的な実力がこの結果の第一の原因であるわけであるが、両代表チームの間には、モチベーションや戦術等の良否の差が大きくあったような気がしてならない。野球に大きな興味を持っていない私は、このWBCもほとんど観戦しなかった一方で、サッカーのW杯の日本代表の試合はドイツまで行って応援した。サッカーの方の結果は仕方のないこと、と思うけれども、せめてこの野球の代表チームと同じような雰囲気がサッカーの代表にもあったことを祈りたい。


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 1

新課程 チャート式シリーズ 新化学1

著者 : 野村 祐次郎,辰巳 敬,本間 善夫

出版社:数研出版

発売日:2003-11

評価 :

完了日 : 2007年08月25日

有機化合物の項だけ、ざっと目を通す。
いやはや、この歳になって、こういうものを勉強し直すはめになるとは思ってもみなかったです。


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 1

石油を読む―地政学的発想を超えて (日経文庫)

著者 : 藤 和彦

出版社:日本経済新聞出版社

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年08月25日

調べものをするために読んだ本。
ということで、感想なし。


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 15

12番目のカード

著者 : ジェフリー ディーヴァー

出版社:文藝春秋

発売日:2006-09

評価 :

完了日 : 2007年08月18日

リンカーン・ライムシリーズの第6作目になる。
シリーズ処女作の「ボーン・コレクター」を読んだ時ほどの驚きはないが、それはこのシリーズの登場人物の設定やストーリーの進め方などに慣れたためだろう。この作品も充分に面白く読める1冊だ。


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 1

トコトンやさしい石油の本 (B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ) (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)

著者 : 難波 正義

出版社:日刊工業新聞社

発売日:2007-03-28

評価 :

完了日 : 2007年08月12日

仕事に関係する入門書。
関係のない人には全く面白くもなんともない本ではあるが、私にとっては非常に分かりやすく書かれた好適の入門書だった。


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 4

看守眼 (ジョイ・ノベルス)

著者 : 横山 秀夫

出版社:実業之日本社

発売日:2007-07-20

評価 :

完了日 : 2007年08月07日

出張中の飛行機の中で読み始め、読み終わった。
横山秀夫の短編集って、「乗り物の中で時間つぶしに読むのに最適な本ランキング」というのがあれば、私としては上位にランキングさせたいと思っている。
相当に上手い、と思う。


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 1

競争優位のイノベーション―組織変革と再生への実践ガイド

著者 : マイケル・L・タッシュマン,チャールズ・A・オーライリーIII世,平野 和子

出版社:ダイヤモンド社

発売日:1997-11

評価 :

完了日 : 2007年08月05日

これも受講している研修の課題本。
とにかく読みにくい。ガマンして最後まで付き合うほどの内容ではない、と判断し、途中で読むのをやめた。
ということなので、内容の紹介は出来ないけれども、「読みにくい」の1点で、非推薦本。


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 1

リーダーシップ論―いま何をすべきか (ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス経営論集)

著者 : ジョン・P. コッター

出版社:ダイヤモンド社

発売日:1999-12

評価 :

完了日 : 2007年08月05日

参加している研修の宿題本。
著者は、ほとんど最年少に近い年齢でハーバード・ビジネススクールの教授になった人で、そういう意味では、この世界では有名な人だ。この本は、ビジネススクールの教科書としても使われているもののようである。
すんなり読めて、かつ、なるほど、と思わせる本ではあったけれども、でも、読んでいる途中、「日本の企業でのリーダーシップのとり方と、アメリカの企業でのリーダーシップのとり方は、少なくとも方法論においてはかなり違うはず」という想いがずっとつきまとった。


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 3

昭和史 〈戦後篇〉 1945-1989

著者 : 半藤 一利

出版社:平凡社

発売日:2006-04-11

評価 :

完了日 : 2007年08月05日

2冊分冊になっているものの後半。扱っているのは、終戦後の歴史である。
紙数の多くを割いているのは、昭和20年の終戦からGHQによる占領統治を経て、昭和26年のサンフランシスコでの講和条約の締結まで。戦争犯罪者の公職追放・東京裁判、財閥解体や農地解放や教育改革、そして新憲法の制定による、太平洋戦争前の制度や体制の解体、そして、形式的にも終戦となる交戦国との講和条約の締結までを中心に扱っている。要は、現在の日本をつくっている骨組みみたいなものが、どうやって出来たのか、を丁寧に追っかけているということだ。

終戦までを扱った上巻の感想でも書いたけれども、昭和史というのは、実際に学校では、あまり勉強しないので、知っていそうで、あまり知らないということではないかと思う。少なくとも、私はそうだった。
自分の年齢からいって、この本で中心的に扱われているテーマについては、自分自身は実際にはもちろん知らない。でも、昭和のはじまりは約80年前のことであり、実際に昭和のはじまりから太平洋戦争を経て現在に至る時代を生きてきた方たちは、まだたくさん存命されている。それでも、この間の歴史解釈、例えば、太平洋戦争に至る道筋や、戦争中の日本軍の行動などについては、人によって解釈が大きく異なり、教科書で教える内容そのものまで異なる、ということは、よく報道されていたことだ。

そのこと自体は、自分自身にとってどうでも良いことなのだけれども、でも、まぁ、昭和の通史くらいは頭の中に置いておいた方が良いだろうな、と考えて読み始めた本である。読みやすく、通史をとりあえず知りたい、という方には最適な本ではないか、と思う。


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 2

「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)

著者 : コリン ジョイス

出版社:日本放送出版協会

発売日:2006-12

評価 :

完了日 : 2007年07月30日

題名の通り、イギリス人の新聞記者が、イギリス人の目から見た日本社会を描いたもの。滞日が15年間におよぶ記者が書いたものなので、通り一遍のものではなく、かなり鋭い。
イギリス風のユーモアを交えて書いてあり、かなり笑える一冊でもある。


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 6

ゴッホは欺く 下巻

著者 : ジェフリー アーチャー

出版社:新潮社

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年07月22日

アーチャーの「物語」を読むのは、ずいぶんと久しぶりだ。いつ以来か、ということも覚えていないくらい。最初に読んだ本は、たしか「百万ドル」であり、それがとても面白かったので、ずっと読んでいる。
また、アーチャーは偽証罪で懲役刑をくらい、監獄にはいっていた。その間の経験を、獄中日記にまとめて発表していて、その日記は何年か前に読んだ記憶があり、とても面白かった。
が、残念ながら、この「ゴッホは欺く」はアーチャーにしては、というべきか、今ひとつという印象だった。割とトリックが簡単だし、そう思って筋を思い返すと、何となく先が読める感じを持ちながら読んでいた。


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 5

ゴッホは欺く〈上〉 (新潮文庫)

著者 : ジェフリー アーチャー

出版社:新潮社

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年07月22日

感想は下巻に


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 13

行きずりの街 (新潮文庫)

著者 : 志水 辰夫

出版社:新潮社

発売日:1994-01

評価 :

完了日 : 2007年07月16日

「1991年度このミス1位」という帯に惹かれて買いました。が、同じく帯の「ミステリー史に燦然と輝く大傑作」とは、私には思えませんでした。


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 2

中田英寿 誇り

著者 : 小松 成美

出版社:幻冬舎

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年07月15日

2006年6月12日、ワールドカップのグループリーグ、日本vsオーストラリア戦後半34分、日本が1対0でリードしている局面でフォワードの柳沢に代わり、小野がピッチに投入された。私は、この試合をカイザースラウテルンの競技場で観戦していた。柳沢と小野の交代がつげられると、何人かの選手は、とまどったように、あるいは肩をすくめながら、「どうするの?どんな意図の交代なの?」という感じでベンチを見ていた。スタンドでその場面を見ていた私は、「このフォーメーションは、たぶん練習でもやったことのないフォーメーションなのだろうな」とイヤな予感がした。柳沢はフォワードの選手であるが、前半からなかり守備に労力を割いていたので、真夏の日差しの照りつける中で相当に体力を消耗していた。柳沢が交代するのは妥当だとしても、交代でMFの小野がはいってきたのは意外だったし、どんなフォーメーション・どんなつもりでジーコが小野をいれたのかがよく分からなかったのだ。
中田もピッチにいて選手交代にとまどっていた。
「どうして大黒か玉田じゃなく伸二なんだ?と思ったよ。伸二が下がって、守備を厚くしてくれている間に前に出てゴールを狙おう、とっさにそう考えていた。ところが、伸二は前に出て攻撃に参加している。伸二がどんな役割なのか、と考えなければならなかった」と筆者のインタビューに中田は答えている。
その他の選手たちのコメントからも、交代の意図をつかみかねている様子がありありと分かる。宮本は、小野の投入を「ボールを回すため」と理解していが、中澤は「守備に戻らずポジションを上げろ」と小野に合図をしていた。中村俊輔は「ボランチの位置で守備につく人間が福西だけになり、前へ出るのか、残って守るのか、迷うことになった」と言っている。小野本人は「中盤の守備は福西に任せ、前へ出て攻撃に参加した」と語っている。
選手の間で、交代の意図に対する理解がまちまちであり、ポジショニングや試合の進め方に対する考え方がばらばらな状態で試合を続けなければならなくなった日本チームは、小野の交代から5分後にオーストラリアに同点にされ、さらに試合終了までに2点を追加され、1対3の逆転負けを喫した。ブラジル戦を最終戦に控えている日本は、オーストラリアとクロアチアには、引き分けても負けるわけにはいかない、と私は考えていたので、この試合を落としたことによって、決勝トーナメント進出の目は、ほとんどなくなってしまった、と考えたし、事実その通りの結果となってしまった。
この試合の敗因は、もちろん選手交代だけにあるわけではない。公平に見て、この試合のパフォーマンスはオーストラリアの方が良かったと思うし、負けても不思議ではない試合であった。が、せっかく相手のミスによるラッキーな先制点をもらったのだから、また、残り試合時間が10分を切るところまで、そのリードを守りきれていたわけだから、余計にこの選手交代には不可解さが残り残念で仕方がない。

ところで、この本はドイツワールドカップに関する本ではなく、中田についての人物ドキュメントである。豊富な取材と中田本人へのインタビューを通じて、中田のサッカー選手としての歴史や中田自身の内面を明らかにしようとしている本である。かなりよく出来た本だと思うし、面白い。
私自身が不可解に思っていた、上記の場面などについての記述も興味深かった。


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