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take9296さんの読書ノート

2008年に読んだ本
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みんなの感想を読む
 1

バディソウル―対テロ特殊部隊 (光文社文庫)

著者 : 鳴海 章

出版社:光文社

発売日:2008-06-12

評価 :

完了日 : 2008年08月01日

「根室花咲港に係留されたロシア船で銃撃事件が発生した。臨場した北海道警察本部公安部特殊装備隊を、銃弾の嵐が待ち受ける。自動小銃と対戦車ロケット砲で武装した犯人グループの狙いは何か!同じ頃、イルクーツクから、サハリンのユジノサハリンスクに向かうクリル航空機内で、致死率90パーセント以上のウィルス性伝染病が発生。クリル機は、極東唯一の治療施設を求めて、その機首を日本に向けた。だが、その伝染病こそ、新たに開発された細菌兵器だった―。同時多発した二つの事件に関連はあるのか!特殊装備隊隊員・仁王頭勇斗と、その仲間たちの命を賭けた闘いを活写。鳴海章「スナイパー・シリーズ」の最高傑作、ここに登場」というのがアマゾンに出ていたあらすじ。

この素材、最近読んでいた米英の作家なら、上下巻文庫本で800ページぐらいにはふくらませそうです。それだけ中身が濃いわけですが、後半はもう少し書き込んでもよいのかなと思いました。
鳴海氏の作品は、乱歩賞と受賞後第一作の二作だけ読んだことがあります。航空サスペンスの要素は、この小説でもたっぷり味わうことができます。


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 1

合衆国包囲網 (ソフトバンク文庫NV)

著者 : アンドリュー・ブリトン

出版社:ソフトバンククリエイティブ

発売日:2008-07-17

評価 :

完了日 : 2008年07月31日

12人のアメリカ人旅行客がパキスタンで行方不明に。そして、折しもパキスタンを訪問中のアメリカ国務長官がテロリストに拉致された。
元CIA工作員のライアン・キーリーは、またしても任務を依頼されるが・・・。

前作のヒロインのある「行動」は、この作品にまで波及します。でもよくよく考えてみれば、かえってリアルなのかもしれません。例に出して恐縮ですが、翻訳が同じ黒原さんのジャック・ヒギンズ描くところの「ショーン・ディロン・シリーズ」(最近出ていないのはなぜ?)。任務を遂行する姿にはほとんど苦悩が感じられません。こちらのライアン・キーリー・シリーズは、任務中の失敗が頻出し、ヒーローもヒロインもどつぼにはまっていきます。彼らが困難をいかに克服していくかが、この著者の小説の読ませる点だと思います。

それにしてもまだ、20代の若さ。あと、何年も楽しませてもらえるのかなと思いきや、何と今年、心臓発作で亡くなられたのだとか。未解決の謎はいくつも残されたままです。ああ・・・。
ご冥福をお祈りいたします。


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 1

合衆国殲滅計画 [ソフトバンク文庫] (SB文庫)

著者 : アンドリュー・ブリトン

出版社:ソフトバンククリエイティブ

発売日:2007-06-23

評価 :

完了日 : 2008年07月29日

「合衆国爆砕テロ」の続編。CIA工作員ライアン・キーリーが再登場する。
輝かしい経歴を持ちながらも、宿敵、ウィレム・ヴァンダーヴィーンに部下を殺され、自身も瀕死の重傷を追ったライアン。そして、前作で、CIAエージェントと国際的テロリストとして、死闘を繰り広げた二人が、本書ではイラク、ヨーロッパ、アメリカを舞台に激突する。

途中までは手に汗握る展開で、ぐいぐい読ませたのですが、ヒロインがとったある「行動」があまりにもプロらしくなく、そこから結末まで読む勢いがそがれてしまいました。
次回作も出ているので、そちらに期待しましょう。

追記・今、三作目の「合衆国包囲網」を読んでいるのですが、ある「行動」はどうも三作目に結びつく強力な要素の一つだったようです。詳しくは読了後に。


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 1

私鉄探検 (ソフトバンク新書)

著者 : 近藤 正高

出版社:ソフトバンククリエイティブ

発売日:2008-06-17

評価 :

完了日 : 2008年07月28日

「鉄道ファン」ではない著者が、「私鉄独特の文化や文化、風土、ひいては沿線に住む人々の性格をも浮かびあがらせる」試みに挑んだ一冊。切り口としては面白い。でも、一つ一つの会社についてもっと掘り下げてほしかった。博物館等中心の沿線ガイドも面白いけどね。


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 2

東京

著者 : 坪内 祐三

出版社:太田出版

発売日:2008-07-19

評価 :

完了日 : 2008年07月24日

学年はおそらく四年下。住んでいたところは同じ区内。大学は全く別。というわけで、同時代に同じ街を体験したとは言い切れないけれど、読んでいて懐かしさを感じた部分がかなりありました。


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 1

処刑人の秘めごと (ハヤカワ・ノヴェルズ)

著者 : ピーター ラヴゼイ

出版社:早川書房

発売日:2008-06

評価 :

完了日 : 2008年07月21日

バース警察のピーター・ダイヤモンド警視が活躍するシリーズ第9作。
公園のブランコで発見された女性の死体。死因は、自殺に見せかけた絞殺だった。
一方、ダイヤモンド警視のもとには、「秘密の崇拝者」を名乗る者から謎の手紙やプレゼントが舞い込む。一体、誰が、何のために?
そして、失踪中の女性の元・夫が首吊り死体で見つかる。

「漂う殺人鬼」では、「最期の声」からのショックを引きずっていたダイヤモンド警視でしたが、今作では、本来の調子を取り戻しつつあります。

落ちはある程度読めましたが、警視の本格的な復活を願って星四つにします。


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 2

「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書)

著者 : 香山 リカ

出版社:PHP研究所

発売日:2008-07-16

評価 :

完了日 : 2008年07月21日

「うつ病セレブ」に「うつ病難民」。格差はこんなところにまで及んでいたのかとびっくり。せっかく、「うつ」に対する正しい認識が高まってきたのに、こう、何でもかんでもうつ病とされる昨今の風潮は、かえってまずいのではと強く思う。


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 3

だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

著者 : 都築 響一

出版社:晶文社

発売日:2008-02

評価 :

完了日 : 2008年07月20日

第一章の「本屋に出会う」がとくに興味深い。広島の「フタバ図書MEGA」にはぜひ行ってみたいと思った。後半はバラエティ・ブックス風だが、普段手に取らないジャンルが多くて、新しい発見がたくさんあった。


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 2

ワイルドファイア 下 (講談社文庫 て 11-10)

著者 : ネルソン・デミル

出版社:講談社

発売日:2008-05-15

評価 :

完了日 : 2008年07月19日

上巻でも書いたように、本作品は独立した物語ですが、ある点については、前作「ナイトフォール」から続いています。ぜひそちらからお読みいただきたいと思います。

しかし、この小説からワイズクラックを割り引くと、とてもつまらない話になりそう。やはりネルソン・デミルはこの路線でいくのがよいのかなと、改めて感じた次第。


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 4

踏切みやげ

著者 : 石田 千

出版社:平凡社

発売日:2008-05

評価 :

完了日 : 2008年07月19日

踏切シリーズ二作目。
偶然だが、本の中で取り上げられている踏切をバスで通過した。しかも、その踏切の章を読んでいる最中に。
弘前や金沢にも足を延ばしたくなった。


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 2

ワイルドファイア 上 (講談社文庫 て 11-9)

著者 : ネルソン・デミル

出版社:講談社

発売日:2008-05-15

評価 :

完了日 : 2008年07月18日

あの「ナイトフォール」の続き。とはいっても別の物語。大惨事から辛くも逃れた連邦統合テロリスト対策特別機動隊の捜査官ジョン・コーリー。同僚のハリー・ミューラーが不可解な任務中、とんでもない陰謀に巻き込まれてしまった。妻でFBI捜査官のケイトと同僚を救出するために、ニューヨーク州北部に向かうのだが・・・。

深刻なはずの計画が、ジョーク混じりの会話で語られるので、何とも複雑な気分にさせられます。
感想は、下巻読了後に。


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 3

古本屋めぐりが楽しくなる―新・文學入門

著者 : 岡崎 武志,山本 善行

出版社:工作舎

発売日:2008-06-24

評価 :

完了日 : 2008年07月17日

カバーだと思ったら、帯であることに今気がつきました。
お二方の古本をめぐる対談は最高です。いつまでも読んでいたいと思わせる楽しい一冊。


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 1

裏切りのスパイたち(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) (ザ・ミステリ・コレクション)

著者 : ゲイル・リンズ

出版社:二見書房

発売日:2008-06-23

評価 :

完了日 : 2008年07月13日

冷戦時代、祖国を裏切り、投獄されていた元CIAのスパイ、ジェイ・タイスが突如脱獄した。彼を追跡する任務に選ばれたのは凄腕の女性工作員、エレーヌ・カニンガム。しかし、この任務の裏には、とてつもない陰謀が隠されていた。

ゲイル・リンズは、ロバート・ラドラムとの共著「秘密組織カバード・ワン」もあるなど、ラドラムの作風を引き継いだ作家と言えると思います。翻訳の山本光伸氏もラドラム作品でおなじみですし。
以前、「ロシア大統領暗殺」という作品を読んだことがあるので、これで二作目ですが、テンポはこちらの方が遙かにいいです。国際謀略小説のファンにはお勧めの一冊。


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 2

一九六〇年、青年と拳銃

著者 : 片岡 義男

出版社:毎日新聞社

発売日:2008-02-27

評価 :

完了日 : 2008年07月12日

その昔、若きスター、赤木圭一郎が連続して主演した「拳銃無頼帖」シリーズ。全4作を、紹介する一冊。ストーリーのつじつまが合わないところを、著者がかなり想像で補完しているところが面白く読める。残念だったのは、キャストとスタッフのクレジットがなかったこと。


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 2

サハラ

著者 : 笹本 稜平

出版社:徳間書店

発売日:2008-04

評価 :

完了日 : 2008年07月11日

元・傭兵で、今は軍事コンサルタントを務める檜垣は、サハラ砂漠のヘリコプターの残骸の中で意識を取り戻す。そばには乗員の死体と機密文書の燃え残りが。しかし、彼は記憶を喪失していた。

「フォックスストーン」に続いて檜垣耀二が活躍する作品。舞台とキャラクターは揃っているので、これでもう少しストーリーに躍動感が出れば、と思いました。


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 1

<図解>新説 全国寝台列車未来予想図――ブルートレイン「銀河」廃止の本当の理由

著者 : 川島 令三

出版社:講談社

発売日:2008-03-14

評価 :

完了日 : 2008年07月08日

この3月のダイヤ改正で、寝台急行「銀河」が廃止になった理由は、こんなところにあったのです。
目から鱗でした。

川島氏によれば、「サンライズ」のような寝台特急電車の開発が、寝台特急の再興につながるということです。実現されるといいな。


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 2

<図解>新説 全国未完成鉄道路線――謎の施設から読み解く鉄道計画の真実

著者 : 川島 令三

出版社:講談社

発売日:2007-10-26

評価 :

完了日 : 2008年07月07日

川島氏が過去の著作でも触れている、未完成路線についての新たな記述も含まれています。東京メトロは今回の副都心線の開通で、取りあえず新線の工事は打ち止めにするように言っているようですが、半蔵門線や有楽町線には延伸の計画がまだあるとか。ただし、著者が書いているように、路線によっては、計画が実現するには50年かかるらしい。果たしてどうなるのか、気が遠くなるような話です。


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 1

青の懺悔

著者 : 堂場 瞬一

出版社:PHP研究所

発売日:2008-04-22

評価 :

完了日 : 2008年07月06日

元・神奈川県警捜査一課の刑事、真崎薫は、今では私立探偵業を営んでいた。そんな彼に持ち込まれた依頼は、高校時代の野球仲間の息子の誘拐事件の解決だった。

食、車、靴など、ディテールにこだわるのは、刑事・鳴沢了シリーズと同様です。
途中でひょっとして、警察現場に復帰してしまうのでは?とも思いましたが、それではアメリカの某シリーズの真似になってしまいます。
落ちは、まずまずといったところです。


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 6

古本道場 (ポプラ文庫)

著者 : 角田 光代,岡崎 武志

出版社:ポプラ社

発売日:2008-06

評価 :

完了日 : 2008年07月05日

何とポプラ社も文庫を創刊。
すでに単行本で持っていますが、他にピンとくる本がなかったので、ご祝儀はこの一冊にしました。
角田さんの古本道の上達はめざましい。失礼な言い方になりますが、基礎がしっかりしているからなのでしょう。


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 2

通販な生活 一生を1ギガで終えないための買い物学

著者 : 日垣 隆

出版社:講談社

発売日:2008-04-18

評価 :

完了日 : 2008年07月05日

この本にも少しだけ出てくる「通販生活」という雑誌。カタログハウスから出ています。家内が「通販生活」のファンで、結構いろいろな物を買っています。電気釜(表紙左上にあります)で炊いたご飯は確かにおいしい。お勧めです。


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