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take9296さんの読書ノート

2008年に読んだ本
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 2

長き雨の烙印

著者 : 堂場 瞬一

出版社:中央公論新社

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2008年02月05日

最近、某書店で「刑事・鳴沢了」シリーズが帯付き、平積みで売られているのを目撃しました。
スポーツ物、警察物とコンスタントに新作を発表している著者の最近作。

関東近郊の海辺の街で20年前に起きた幼女殺害事件。犯人とされる男は逮捕され、裁判の後、服役する。そして20年後、新たな事件が発生する。
服役していた男、えん罪だと訴える彼を支援する弁護士、20年前、そして新たな事件を捜査する刑事、服役していた彼の友人で、今は捜査を担当している刑事、20年前の被害者の父親・・・。それぞれの行動を描く中で、浮かび上がってきた真実。

お見事でした。
車、靴、腕時計などの細かい描写もなかなかよかったです。


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 6

大鴉の啼く冬 (創元推理文庫)

著者 : アン クリーヴス

出版社:東京創元社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2008年02月02日

イギリス最北の地、シェトランド島。大晦日の夜、一人暮らしの老人の家を訪問した二人の少女。4日後の朝、一人が絞殺死体で発見された。誰が、何のために彼女の命を奪ったのか?地元の警部ペレスは地道な捜査の末、真実をつかむ。

四人の視点で描かれるこの小説。伏線が実にていねいに敷かれていることに、読後気付かされました。
著者は20年以上のキャリアの持ち主だそうで、これから他の作品の翻訳にも期待したいです。


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 2

殺人にうってつけの日 (新潮文庫)

著者 : ブライアン フリーマントル

出版社:新潮社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2008年01月27日

著者のシリーズものはいくつか出ていますが、私はこのところノン・シリーズの作品を主に読んでいます。前回読んだのは「知りすぎた女」でした。
CIAの工作員ジャック・メイソンは協力者だったKGBのスパイ、ドミートリイ・ソーベリの裏切りに遭い、妻のアンまで寝取られ、逮捕、投獄されてしまう。獄中でジャックは彼らへの復讐計画を練り続けていた。一方、証人保護プログラムのもとでダニエル・スレーターと名を変え、アンと結婚し、幸せな家庭を築いていたソーベリ。ジャックの出獄を知らせる手紙が舞い込んだとき、彼らの生活は激しく揺れ動き出す。

あまり期待しないで読みはじめたのに、いつの間にかぐいぐい物語に引きこまれる一冊。ビターな結末もお見事でした。


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 2

バカにならない読書術 (朝日新書 72) (朝日新書)

著者 : 養老 孟司; 池田 清彦; 吉岡 忍

出版社:朝日新聞社

発売日:2007-10-12

評価 :

完了日 : 2008年01月20日

3人の鼎談もさることながら、第1部の「「養老流」本の読み方」は脳の働きと読書という観点から語っていて面白かったです。
お三方が挙げた本は、ごく一部を除いて読んでおりませんでした。


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 1

猟犬の日

著者 : 三宅 彰

出版社:幻冬舎

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2008年01月20日

初めて読む作家です。
猟奇的な連続殺人事件を追う警視庁の刑事たちとプロファイラー。一方、自殺した少女の復讐を海辺で誓う若い男と少年。さらには退職した長野県警の元刑事と義弟の息子。大きな渦に巻き込まれていく彼らが見たものは何だったのか。

場面転換がとにかく速い。登場人物の誰に感情移入して読めばいいのかと思っているうちに物語が終わってしまいました。


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 1

最後の陪審員〈下〉 (新潮文庫)

著者 : ジョン グリシャム

出版社:新潮社

発売日:2007-12

評価 :

完了日 : 2008年01月19日

一度は有罪判決が下り、収監された殺人犯。しかし、十年程度で仮釈放されてしまう州の法制度。
そして、かつての陪審員たちが狙われる。

若者がさまざまな困難をくぐり抜け、多くの人々との出会いを重ねていく間に成長していく様子を描いた物語。久しぶりにグリシャムの小説を読みました。リーガル・サスペンスの枠ははずして読みましょう。「原告側弁護人」「路上の弁護士」がお好きな方にはお勧め。


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 3

ミステリと東京

著者 : 川本 三郎

出版社:平凡社

発売日:2007-10-20

評価 :

完了日 : 2008年01月19日

ミステリの舞台として描かれている下町、山の手、多摩など数々の東京の街。「街」という視点に立ってこれらの小説を読み直してみると、新たな発見がありそうです。


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 2

相棒season1 (朝日文庫 い 68-2) (朝日文庫)

著者 : 輿水 泰弘/ 碇 卯人

出版社:朝日新聞社

発売日:2008-01-11

評価 :

完了日 : 2008年01月18日

水谷豊と寺脇康文主演の刑事ドラマ。以前から気にはしていたけれど続けて観ていたわけではなかった。今回劇場版が作られるのを機会にか、過去の作品がノベライズされて出ている。

ドラマそのものを観たほうが面白いかもしれない。


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 1

銀座並木座ウィークリー

著者 :

出版社:三交社

発売日:2007-09

評価 :

完了日 : 2008年01月14日

この映画館には、かつて一度だけ行ったことがあります。その時に観たのは「純」という映画でした。

それはさておき、銀座に邦画専門の名画座を作ろうと、自ら発起人となった東宝の藤本眞澄プロデューサーはすごい。そして、主旨に賛同して設立にかかわり、株主になった多くの映画人もすごい。さらには、当時すでに有料だった劇場のパンフレットを、充実した内容であるにもかかわらず、無料にしたのは大英断だったのだなと思います。
この本をまとめ上げた編集委員会の皆様の情熱にも頭が下がります。たとえ観ていない作品が多くても、多少の邦画の知識があれば楽しめる一冊。


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 4

第四の闇

著者 : 香納 諒一

出版社:実業之日本社

発売日:2007-09-19

評価 :

完了日 : 2008年01月13日

私にとっての今のところのベストは「贄の夜会」なので、この作品はそこまでは至らずといったところ(ただし過去の作品で未読のものがたくさんあります)。それにしても次々と力作を発表しているのはすごいですね。


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 1

イタリアでうっかりプロ野球選手になっちゃいました

著者 : 八木 虎造

出版社:小学館

発売日:2007-11-12

評価 :

完了日 : 2008年01月13日

タイトルがすべてを表しております。
プロカメラマンの筆者が草野球歴を活かし、イタリアのプロ野球でプレーした3年間を振り返った一冊。その後、キューバを経て、2007年はリトアニアのチームに所属。
野球を専門の職業にしている人々がいる国って、世界の中ではまだほんの一部であることが改めて分かりました。


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1.madi (2008/01/16)
著者のブログのほうはストップしていますねえ。なにかあったんでしょうか。
 

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 1

最後の陪審員〈上〉 (新潮文庫)

著者 : ジョン グリシャム

出版社:新潮社

発売日:2007-12

評価 :

完了日 : 2008年01月12日

アメリカ南部の街、クラントン。1970年、この街の小さな新聞社を買い取ることになったウィリー。記者として活躍する彼の前で、街を揺るがす大事件が起きた。
感想は下巻に。


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 2

パッチギ!的―世界は映画で変えられる

著者 : 李 鳳宇

出版社:岩波書店

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2008年01月09日

「パッチギ!」「フラガール」などの製作と、韓国映画を中心とした配給を行っているシネカノンのリ・ボンウ氏の生い立ちと会社設立からのさまざまな映画人との交流、製作や配給に至るまでのエピソードが満載の一冊。
私が観た作品は「ブラス!」「シュリ」の2本だけだった。


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 1

探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)

著者 : 東 直己

出版社:早川書房

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2008年01月06日

「地下鉄で乗客とトラブルになりかけていたところをとりなしたのがきっかけで、「俺」は近藤と飲み友達になった。その近藤が、深夜のさびれかけた商店街で刺されて死んだ。彼はなぜ殺されたのか? ススキノ探偵シリーズ」というのがアマゾンに出ていたあらすじ。
事件に至るまでがかなり長い。
あと、ある「もの」に対して愛情を注ぐ人々への作者の「視線」がやや気になった。
私立探偵畝原シリーズ同様、パートナーを得た「俺」の次回の活躍に期待したい。


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 2

胸の中にて鳴る音あり

著者 : 上原 隆

出版社:文藝春秋

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2008年01月05日

年をまたいで読み終えた一冊。
普通の人々のそれぞれのドラマを掬い取る上原氏の文章はどこか切なさも含んでいて、印象的です。今、朝日新聞の夕刊でも連載が続いていますが、いずれ本にまとまるのでしょう。
この本では「ひとりの男だけを」「日曜日はいつも」が、特に心に残りました。


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