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take9296さんの読書ノート

2007年に読んだ本
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 2

藁の楯 (講談社文庫)

著者 : 木内 一裕

出版社:講談社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年10月16日

要人を警護するのが本来の任務。しかし、今回、彼らに課せられたのは、二人の幼女を殺害した凶悪犯の護送。全国紙に全面広告で出された「懸賞金」目当てに、次々と襲いかかる人びと。それらをかいくぐって警視庁までの果てしない旅が続く。

とはいうものの、さくさくとテンポよくストーリーは進みます。銃器については妙に細かい描写があるものの、根幹となる「広告」が出せるのか、その辺りのリアリティがないのが残念。

ついでに。落ちは先日読んだ上下巻ものの小説とほぼ同じ。どちらが先に単行本で出たのか分かりませんが、よくある展開なのでしょうか。


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 4

四つの雨 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ウ 21-1) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 : ロバート・ウォード

出版社:早川書房

発売日:2007-08-25

評価 :

完了日 : 2007年10月15日

中年の心理療法士ボブはさえない毎日を過ごしていた。ところが彼が加わっているバンドにヴォーカルとしてジェシーが入ったとき、彼の人生は激しく動き出す。

題名の「四つの雨」とは「氷」「石」「光」そして「血」の4種類。
マイクル・コナリー、ジェイムズ・クラムリー、T・ジェファーソン・パーカー、ケン・ブルーウン、ローラ・リップマン、ロバート・クレイス、そしてジョージ・P・ペレケーノスらの推薦が帯に載っているこの小説。それぞれの作家がお好きな方はご一読を。


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 1

古本屋を怒らせる方法

著者 : 林 哲夫

出版社:白水社

発売日:2007-08-10

評価 :

完了日 : 2007年10月14日

私は古書そのものにはあまり興味がないのですが、古書店や古書にまつわるエピソード、古書に取り憑かれた人々の話は好きで、よく読みます。この本もなかなか楽しい一冊でした。


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 1

笑う未亡人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 1-42 スペンサー・シリーズ) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 : ロバート B.パーカー

出版社:早川書房

発売日:2007-05-25

評価 :

完了日 : 2007年10月11日

ボストンの私立探偵スペンサー・シリーズ第29作。
銀行家が殺害された。嫌疑がかけられたのは若い未亡人メアリ。しかし犯人としてはうかつな彼女の姿を見て、スペンサーは調査を進めるが・・・。

「笑える」未亡人像、読んでいて「頭痛がしそうな」人間模様。でも、最近作の中では上出来だと思います。


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 7

終決者たち(上) (講談社文庫)

著者 : M. コナリー

出版社:講談社

発売日:2007-09-14

評価 :

完了日 : 2007年10月08日

ロス市警に復帰したハリー・ボッシュ・シリーズ第11弾。未解決事件を再捜査する部署に配属された彼が、相棒キズミン・ライダーと追うのは17年前に発生した少女の殺人事件。事件を解凍し、一つ一つの手がかりをほぐしていくうちに、ある方向を指し示すようになる。
感想は、下巻読了後に。


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 8

終決者たち(下) (講談社文庫)

著者 : M. コナリー

出版社:講談社

発売日:2007-09-14

評価 :

完了日 : 2007年10月08日

容疑者として追っていた人物の状況が激しく変化し、捜査は大きな壁にぶちあたるが・・・。

さすが、マイクル・コナリーです。至極まっとうな警察小説でした。しかし、迷宮入りのはずだった難事件をほんの数日で解決してしまうボッシュ刑事はすごいですね。


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 2

名画座番外地―「新宿昭和館」傷だらけの盛衰記

著者 : 川原 テツ

出版社:幻冬舎

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年10月08日

本当にノンフィクションか?と思わせるような濃いキャラクターとある意味壮絶なエピソードの連続。いわゆる映画本ではありませんが、読ませます。


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 2

秘められた貌 (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ)

著者 : ロバート B.パーカー

出版社:早川書房

発売日:2007-09-06

評価 :

完了日 : 2007年10月08日

パラダイス署長ジェッシイ・ストーン・シリーズ第6作。
わざわざ高い木の枝に吊り下げられた射殺死体。
被害者は人気テレビ番組のホスト、ウォリー・ウィークスだった。直後、ウィークスのアシスタントを務める女性が射殺死体で発見される。彼女は妊娠しており、その父親はウィークスだった。
一方で、ジェッシイの前妻ジェンはある相談をもちかける。

今回も私立探偵サニー・ランドルとの共演が見られます。また、パラダイス署のスーツケース・シンプソン(刑事志望)と署の切り盛りをするモリイ・クレインがいい味を出しています。


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 1

若者言葉に耳をすませば

著者 : 山口 仲美

出版社:講談社

発売日:2007-07-31

評価 :

完了日 : 2007年10月07日

昨今の若者言葉について日本語学者である著者が分析した一冊。とはいっても気軽に読めます。
ここでは一つ一つは取り上げませんが、著者によるまとめを引用しておきます。
「若者たちは、若者言葉を使って、必死にコミュニケーションを図っています。①仲間意識を持ちたい、②自分の気持ちを伝えたい、③しかも感覚的に伝えたい。また、じゃれあいの時期ですから、④言葉で遊びたいし、⑤笑いを取って仲間の気を引きたい。また、若者は社会人のように鍛えられていませんから、⑦傷つきたくない。これらの目的が、若者に若者言葉を使わせるのです」(本文157ページ)
個人的には「いと」「おほとのごもる」などの古語が多用されているという指摘が面白かったです。


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 11

朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)

著者 : 今野 敏

出版社:新潮社

発売日:2007-09-28

評価 :

完了日 : 2007年10月05日

「リオ」に続く樋口警部補シリーズ。
妻の恵子が何者かに誘拐された。ある事情から個人的にしか捜査ができない樋口は、かつて一緒に仕事をした氏家とともに追跡を開始する。
そして、たどり着いた真相とは・・・。
うーむ。

「隠蔽捜査」の竜崎さんちと同様、樋口さんちもしっかりものの奥様がいらっしゃいます。社会情勢の分析、批評だけでなく、ホームドラマ的な要素もこのシリーズの特徴なのかもしれません。


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 2

蒼の悔恨

著者 : 堂場 瞬一

出版社:PHP研究所

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2007年10月04日

刑事・鳴沢了シリーズに続いて新たな刑事小説登場。シリーズ化なるか? それはさておき。
すみません。勘のにぶい私でも、今回の落ちは読めてしまいました。残念!


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 30

君たちに明日はない (新潮文庫)

著者 : 垣根 涼介

出版社:新潮社

発売日:2007-09-28

評価 :

完了日 : 2007年10月02日

久しぶりに読後感のよい小説を読みました。「明日もがんばろう」という気持ちにさせられます。他の作品は冒険小説らしいけど、これは新境地ということなんでしょうかね。


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 1

封印作品の闇―キャンディ・キャンディからオバQまで (だいわ文庫)

著者 : 安藤 健二

出版社:大和書房

発売日:2007-09-10

評価 :

完了日 : 2007年10月01日

「封印作品の謎2」の文庫化に伴う改題、増補版。
「キャンディ・キャンディ」と「オバケのQ太郎」の章には改めて愕然としました。作品の関係者の感情のもつれが再発売につながらないというのは、あまりにも悲しい話です。


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 1

学校は誰のものか──学習者主権をめざして (講談社現代新書)

著者 : 戸田 忠雄

出版社:講談社

発売日:2007-09-19

評価 :

完了日 : 2007年10月01日

「学習者のためのもの」と信じて仕事をしているつもりですが、世の中では必ずしもそうはとらえられていないようなのが悲しいです。


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 7

天使は容赦なく殺す

著者 : グレッグ ルッカ

出版社:文藝春秋

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年09月30日

イギリスの女性諜報部員の活躍がストレートに描かれます。イギリスのスパイものだとどこか一筋縄ではいかない印象がありますが、この小説はひたすらアクションに徹しています。そこがアメリカの作家の手による作品なのでしょうか。
とにかく定価が高い。どうしちゃったんだろう?
あと、表紙は好みが分かれるかもしれません。


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 1

血の流れるままに (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 : イアン ランキン

出版社:早川書房

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年09月23日

リーバス警部シリーズ第7作。(邦訳では2作目)
市長の娘が誘拐された。容疑者の乗った車を追跡するリーバス。しかし、追いつめられた彼らは橋から投身自殺する。同じ頃、区議会議員を襲った元受刑者が、議員の目前で持っていた銃で自ら命を絶ってしまう。捜査を進めるリーバスだが、横やりが次々と入り・・・。

このところ身辺が忙しくて、読むのに時間がかかりました。読書を一度中断すると、登場人物の誰が誰やら分からなくなるていたらく。
重たい雰囲気のエジンバラの冬、政治的な圧力に一人立ち向かうリーバス警部はかっこいいですね。
アメリカの警察ものとはまた違った面白さです。


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 1

国立の先生山口瞳を読もう (柏艪舎文芸シリーズ)

著者 : 常盤 新平

出版社:柏艪舎

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年09月23日

一時期に比べて常盤さんの本が出なくなりました。
がっかりしていたところ、見つけた久しぶりの本は、山口瞳氏についてさまざまな時期に書いた、あるいは対談したものをまとめた一冊です。


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 1

メトロ誕生―地下鉄を拓いた早川徳次と五島慶太の攻防

著者 : 中村 建治

出版社:交通新聞社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年09月16日

地下鉄銀座線はもともとは二つの会社が作った路線だった。利用者は新橋駅でわざわざ乗り換えなければならなかった。

という話は、前に聞いたことがあります。どうしてそうなったのか、渦中にあった二人の人物を中心に描いた作品です。


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 25

果断―隠蔽捜査〈2〉

著者 : 今野 敏

出版社:新潮社

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年09月16日

ストーリーは他の方が紹介なさっているので、気付いたことを簡単に。
「SIT」は「捜査一課特殊班」のローマ字読みでの略称なんだとか。「スペシャル・インベスティゲーション・ティーム」の略ではなかったんですね。なーんだと言う感じ。でもこの作品ではしっかりと仕事しています。

「土曜ワイド劇場」でこれもドラマ化されるのでしょうか?
そうすると竜崎が息子に勧められて見るDVDのシーンはカットするか、他の作品にしないといけないかも。


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 1

手塚治虫マンガ論

著者 : 米沢 嘉博

出版社:河出書房新社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年09月16日

私がリアルタイムで読んだ作品はほんのわずかです。
著者は四十数年にわたる手塚作品を細部まで分析しています。特に3人のレギュラーキャラクターにスポットをあてた章は面白かった。


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