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RIESLINGさんの読書ノート

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講談社現代新書、文春新書、ちくま新書、集英社新書、光文社新書、新潮新書等の置き場所。なるべく新書番号も記載します。
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 1

ホワイトハウスの記憶速読術 (ふたばらいふ新書)

著者 : 斉藤 英治

出版社:双葉社

発売日:2001-06

評価 :

完了日 : 2008年12月22日

あれ!? 読んでいないのに内容知っている! オカルト現象が起こったのかと思いきや、「最強の速読術」と同じ著者じゃん(笑)。ホワイトハウスに絡んだ点以外は、かなり内容が重複しているので、両方読む必要は無いと思う。どちらか一冊、お好きな方をチョイスする方向で。

「最強の速読術」と中身ほぼ同じなのに密林評価が低いのは、ちっともホワイトハウスじゃないのに、題名で釣られてしまった人が憤っているから(笑)。


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最強の速読術―ビジネスマン、受験生のための絶対ノウハウ (KAWADE夢新書)

著者 : 斉藤 英治

出版社:河出書房新社

発売日:1999-09

評価 :

完了日 : 2008年12月22日

巷に妙な本が溢れすぎているため、速読術=オカルト的なイメージがついてしまったのだが、本書は地に足着いた内容。その分、当たり前の事しか書いておらず、王道は無い。何事も地道な努力なくしてはマスターする事など出来ないという事ですな。


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パソコンをどう使うか―活字から電子メディアへ (中公新書)

著者 : 諏訪 邦夫

出版社:中央公論社

発売日:1995-04

評価 :

完了日 : 2008年12月20日

これもかなり古臭い内容になってしまっている。今になって読めば、未来予測に関してかなりハズしてしまっているし、使用環境は人それぞれなのにノートPCを勧めまくったりしており、自分の主観が入りすぎ。今から読む価値はほとんど無いだろう。

シェアウェアではないソフトを勝手に試用し、気に入ったら金を払うと言っているのはちょっと問題だと思う。厳密には著作権侵害なのだから、新書でそのような事を書くのは思慮が足りないのでは?
(中公新書1237)


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文科系のパソコン技術―ライティングシステム序説 (中公新書)

著者 : 中尾 浩

出版社:中央公論社

発売日:1996-06

評価 :

完了日 : 2008年12月20日

中公新書とはいえ、こういうのは古くなると価値下がるなぁ。100円コーナーで漁ってきて、そのまま積ん読になり長年放置……。まだ人々がワープロとパソコン二択だった時代なので、内容が相当古びてしまっているのだが、基本事項に関してはそれほど変化していないので、一読しても良いかも。
(中公新書1304)


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適応の条件―日本的連続の思考 (講談社現代新書 300)

著者 : 中根 千枝

出版社:講談社

発売日:1972-11

評価 :

完了日 : 2008年12月18日

投売りコーナーで漁った中に混じっていた一冊。講談社現代新書の300番で判ると思うが、かなり古い。定価230円と書いてあって驚くが、古いのに絶版じゃなくて、未だに現役書籍として売られているので、もっと驚く。(230円は当時の価格なので、今から密林とかで買うと、税込み735円します。)

35年以上経過して、当時とは世界を取り巻く環境がガラリと変わったにも関わらず、日本人の閉鎖性と身内と看做したものにだけ優しいという排他的な言動はあまり変わってないね……。諸外国の人々が、自分が与えた恩はまた別の誰かに返せば良いよと考えているのに対して、日本人は恩を与えたら俺に返せ! という考え方で、とてもセコくて恩着せがましい。

身内の利益は身内だけで享受するのが当然と考えており、外の人間と看做した相手に対しては徹底して冷淡。今問題になっている派遣切捨てや、数日間だけ雇用保険から外す事で派遣会社の保険受給資格者から意図的に除外しようという悪辣な外の人間叩きも、まさにこの構図。

日本人って、何て金玉の小せぇ野郎なんだ!! ペイフォワードな考え方は、日本人には無理ですな(苦笑)。
(講談社現代新書 300)


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インフルエンザ―新型ウイルスはいかに出現するか (PHP新書)

著者 : 中島 捷久,沢井 仁,中島 節子

出版社:PHP研究所

発売日:1998-01

評価 :

完了日 : 2008年12月17日

新書でやるには内容がハイレベルで、インフルエンザウイルスの構造や増殖メカニズム等、かなり詳しいところまで載っている。程度が高い分、読み手を選ぶだろう。医学部の学生あたりなら問題無いのかもしれないが、一般人が読むには内容を理解するのに苦戦する。

難しい事も結構書いてあるので、レセプター結合領域の構造みたいに、専門的で理解し難い内容は、素直に読み流す方向で(笑)。出版時期が古いため、新型インフルエンザに関しては、本書だけでは足りないと思う。

渋茶や紅茶に含まれる物質、エピガロカテキンガレート(緑茶)、テアフラビンジガレート(紅茶)がウイルスを不活性化するので予防に効果があるらしいが、ミルクティーにしてしまうと効果半減! 予防に効果があるだけで、発症してしまうとお茶飲みまくっても手遅れデス。
(PHP新書040)


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ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

著者 : 渡辺 千賀

出版社:朝日新聞社

発売日:2006-12-08

評価 :

完了日 : 2008年11月29日

勝ち組が書いた本なので、あまり読む気もなかったのだが、せっかく借りてきたのだからと思い……。勝ち組本ではあるけれども、ホリエモン的な嫌味さは無くて良かった。シリコンバレーの職場環境について、いろいろと書かれていて興味深い。

絶えずレイオフが行われ、能力がある人間でも仕事内容とスキルが噛みあわないだけで放出されてしまうような社会は大変かもしれないけれども、これは逆に負け組に優しい環境なんじゃなかろうか?

日本みたいに、受験にしても入社にしても、ある意味、一発勝負で敗者復活戦がほとんどない社会というのは、上手く当たり人生を掴んだ人間には楽かもしれないけれども、ハズレクジを引いてしまった人間には地獄だからね。

絶えず競争が行われているという事は、何度でも再挑戦が許される訳で、実際、企業も解雇と同時に雇用を行っているので、常に負けから勝ちに転じるチャンスが存在する。つまり、一度勝ち組になっても、不断の努力無くしては勝ち続けられないという事で、むしろ日本みたいに一発勝ちした後、努力を怠っている人間こそ恐れるべきシステムなのだと思う。

私は(世代的にも)当たりクジを引けなかった側なので、出来れば日本全体がシリコンバレー化して、グチャグチャになるまでかき回して貰いたいところである。

他にも、シリコンバレーにおける、様々な働き方が紹介されているが、そのまま日本に持ってくる事は難しいだろう。複数の企業で仕事をしたり、仕事と休職期間を交互に行ったりするのは、低賃金で生物学的に死ぬか社会的に死ぬまで不当労働で酷使するような、労働法無視の日本においては絶対に不可能である。

とりあえず、シリコンバレー化より先に、法治国家になる事が先だな(苦笑)。単に法律があるだけでは法治国家とは言えませんから! (六法に書いてあるだけで日本が法治国家に該当するなら、北朝鮮やリビアやバビロニア王国だって法律くらい存在するから法治国家になるはずである。)

(朝日新書022)


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20世紀の思想―マルクスからデリダへ (PHP新書)

著者 : 加藤 尚武

出版社:PHP研究所

発売日:1997-11

評価 :

完了日 : 2008年08月08日

東大卒で哲学の本だから、絶対に難しい事ばかり書いているのだろうと思ったら、意外に平易な内容だった。ある思想家に影響を受けた者が、さらに思想を発展させて行くといった感じで、20世紀後半までの一連の流れがわかるように書かれているのが良い。

ミル、マルクス、ニーチェ、フロイト、フッサール、ハイデガー、サルトル、レヴィナス、デリダ、レヴィ=ストロース、フーコー、ラッセル、ウィトゲンシュタン、クーン、ロールズ、ハバーマス、西田幾多郎、丸山眞男。バラバラで点だった思想の川は線で繋がる。

ロールズの「正義論」については、この国とは無縁だね。頼むから「正義」を実現してくれ! ここは民主主義国家じゃないから無理か(笑)。
(PHP新書035)


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ドイツ 町から町へ (中公新書)

著者 : 池内 紀

出版社:中央公論新社

発売日:2002-11

評価 :

完了日 : 2008年07月31日

ドイツの様々な町を紹介しているので、それぞれの内容は断片的な知識に留まってしまうものの、ドイツ全体を俯瞰するにはちょうど良いと思う。これを読んで興味を惹かれる町を見つけたら、さらに専門的な資料に当たっていけば良いだろう。

それにしても、個性的な町が多くて驚く。日本にある大多数の町のように、金太郎飴的に画一化されていないのが素晴らしい。これは、近年に至るまでドイツが中央集権国家としてまとまらず、各都市の権力が保たれた事もあるが、戦後においても都市の個性を失わないように努力してきた事も大きいだろう。同じ敗戦国でありながら、日本とは大違いである。
(中公新書1670)


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話しあえない親子たち―「対立」から「対位」へ (PHP新書)

著者 : 伊藤 友宣

出版社:PHP研究所

発売日:1998-01

評価 :

完了日 : 2008年06月17日

これは、PHP新書にしては微妙作。話し合えない現状についての分析や、その対策がほとんど書かれていない。接続詞の言い換えによる対話方法の変更だけで上手く行くとは、とても思えない。理論的ではなく、占い師っぽい内容でかなり胡散臭い。結局、カウンセラーって適当な事ばかり言って煙に巻いて、相手からお金を取っているだけなので、占い師とさほど変わらないと思う。

小さな集会に呼ばれ、そんな小さいところにはあまり行きたくないとか、報酬が少ないので気が向かないとか、かなり守銭奴な事を書いていて、読むほうも辟易してくる。そんな自分の不平不満をわざわざ新書で書く必要無いだろう!? ここは有名な台詞「チラシの裏にでも書いとけ!」と言いたい。

チラシの裏が読みたい人以外は必要無いと思う。レベル的には洋泉社新書のハズレ本クオリティ。
(PHP新書039)


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巨大隕石の衝突―地球大異変の歴史を読み解く (PHP新書)

著者 : 松井 孝典

出版社:PHP研究所

発売日:1997-12

評価 :

完了日 : 2008年06月17日

題名がこれだから、隕石が衝突した際の大災害について書かれていると思っていたが、むしろ隕石そのものにこだわった本だった。隕石に含まれる内容物の分析や、大気圏突入でどういう現象が起こるのかについて詳しく書かれているが、ディープ・インパクト的なものを期待してはいけない。

隕石だけでなく、原始太陽系の成り立ちや、惑星の形成過程についても言及している。但し、現段階ではまだ完成された理論とは言えず、そのままでは大型ガス惑星が内側軌道に形成されているような系外惑星について上手く説明がつかないので、今後の研究成果を待たねばならないだろう。
(PHP新書038)


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マドンナのアメリカ―自由を手にした女たちの反逆 (PHP新書)

著者 : 井上 一馬

出版社:PHP研究所

発売日:1997-12

評価 :

完了日 : 2008年06月17日

彗星の如く出現し、あれほど入れ替わりが激しい米国芸能界に不動の地位を築いたマドンナと時代を分析する。こういうのは適当な事ばかり書いた三流ゴシップ本が多いのだが、これは単なるマドンナ本ではなく、裏事情まで含め、徹底して分析している。
(PHP新書037)


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 3

使える読書 (朝日新書)

著者 : 斎藤 孝

出版社:朝日新聞社

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2008年05月27日

三色ボールペンな人の本であるが、多くの人が指摘している通り、かなりの手抜き感があるのは否めない。他の著書と比べて、中身が薄い気がして仕方がないのだが……。まあ、本書が「使える」かどうかは読み手次第。紹介している本に関しては、それなりに興味が湧いた。

最初の使用方法だけ熟読して、後は軽く読み流し、気になった書籍をメモするなり登録するなりして、読書の幅を広げれば、それなりに「使える」とは思う。図書館で借りたけど、新品価格で買う価値は無い気がした。借りるか、新古書店の100円コーナーで拾えば十分だと思う。
(朝日新書003)


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ひと晩5冊の本が速読できる方法 (KAWADE夢新書)

著者 : 橘 遵

出版社:河出書房新社

発売日:2002-05

評価 :

完了日 : 2008年05月08日

胡散臭い書名がついているけれども、中身はそれほどトンデモな事が書いてある訳でもなく、結構普通だった。しかし、知る事と出来る事の間には相当の隔たりがあって、言われてすぐ出来るようになる位ならば、最初からこんな物を読む必要は無い訳で……。

書いてある通りの事をすぐ実行出来る人なら、確かに5冊位は読めるかもしれない。しかし、普通の人が読んでも、5冊読める能力はゲット出来ないと思う(笑)。

(KAWADE夢新書246)


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6番アイアンの教え (生活人新書)

著者 : 坂田 信弘

出版社:日本放送出版協会

発売日:2001-11

評価 :

完了日 : 2008年04月12日

ゴルフには全く興味無いのだが、『ひかりの空』という天才少女がゴルフを始めるマンガが面白い! 全くのゴルフ初心者だった女子中学生をマスターズに出場させようというお話。その天才ぶり、そして計算されたストーリー展開、ゴルフ知らなくても楽しめる。

そして、『ひかりの空』のストーリーを考えている坂田信弘が書いたのが本書である。たまたまこの本を読んでいたので、『ひかりの空』の面白さが倍増した感じがする。 (NHK出版生活人新書002)


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猫舌流英語練習帖 (平凡社新書)

著者 : 柳瀬 尚紀

出版社:平凡社

発売日:2001-06

評価 :

完了日 : 2008年01月30日

新書になっている英語学習関連書籍は、役に立たず面白くも無い単なる読み物でしか無い場合が多いのだが、本書に限っては面白い。英語関連の本を出すような人は、自分の頭が良いからと、優等生にしか判らない言葉で書かれた独りよがり作品を仕上げがちなのだが、これなら馬鹿でも読める。

猫舌流なので、他の本みたいに熱くてやけどしたりしない。練習問題は飛ばさないこと。
(平凡社新書093)


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もの忘れは「ぼけ」の始まりか (PHP新書)

著者 : 宇野 正威

出版社:PHP研究所

発売日:1997-11

評価 :

完了日 : 2007年12月07日

記憶のメカニズムからアルツハイマー病まで。前半が物忘れや痴呆の原因や状態についての説明で、後半はアルツハイマー病に関するもの。つまり、題名やサブタイトルには入っていないけれども、半分くらいはアルツハイマーに関する内容。出版年が古いので、状況はやや好転しているものの、未だ死に至る病なのは変わらず。

それにしても、国内製薬メーカーが作った治療薬が、許認可のラグにより米国でしか使えなかったりするのは大問題だと思う。まぁ、厚生労働省は国民の命なんて虫けら程度にしか考えていないから仕方がないか。外務省や防衛省もそれなりに悪行を重ねてはいるけれども、国民を何千人も殺した省庁は、戦後においては厚生労働省だけですからね。その罪は桁違いである。
(PHP新書036)


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起業の着眼点 (PHP新書)

著者 : 邱 永漢

出版社:PHP研究所

発売日:2006-05

評価 :

完了日 : 2007年12月01日

PHP新書も、通し番号400を超えてしまったか……。(調べたら、そろそろ500番台も超えるね。)出始めた頃と比べたら、随分といい加減な本も増えてきたし、ちょっと字も大きくて内容スカスカなんじゃないかと心配したが、意外に読める内容だった。とりあえず、著書の中身が宣伝だらけの大前氏や、オカルト話ばかりする船井氏よりは、よほど中身があると思う。

実は、お金儲けシリーズ全六巻の三冊目らしいのだが、順番に読まなくても大丈夫。独立した内容だから単品で読める。ごく当たり前の事しか書いてないのだが、その基本を疎かにしている人が多いので、起業するならば押さえておいたほうが良い。無論、社畜のまま過ごすであろう大多数の人にも役立つ内容。

日本はもう落ち目だから、一旗揚げるならば、他所の国に行ったほうが良いかもしれない。
(PHP新書400)


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ひとり旅は楽し (中公新書)

著者 : 池内 紀

出版社:中央公論新社

発売日:2004-04-25

評価 :

完了日 : 2007年10月08日

題名に魅せられて……。ひとり旅って本当に楽しいと思う。どこへ、どのタイミングで行くか、行かないか、その決定権が全て自分にあるが故に、金銭的、時間的制約さえクリアすれば、思う存分に旅を楽しむ事が出来るからだ。誰かと一緒だと、自分の意のままにはならないから、どうしても不満が出てくる。

著者はかなりの旅名人に思えるが、それを鼻にかけず軽いエッセイか紀行文のようになっているのも良い。それにしても、「旅」とは特権階級にのみ許された最高の娯楽のひとつである。普通の会社に勤めたなら、まず旅に出られるような休みなんて貰えませんから。というか、休みが存在しない会社も……。明らかに労働法違反だろうに、政府が結託しているとなると……。(中公新書1742)


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生きづらい<私>たち (講談社現代新書)

著者 : 香山 リカ

出版社:講談社

発売日:2004-10-19

評価 :

完了日 : 2007年10月04日

様々なキティさんが登場して、笑えば良いのか憤れば良いのか……。最近、キティな人が増えたような気がすると思う。単なる気のせいではなくて、実際に増殖しているのではないか!? これって、一種の先進国病なのだろうか? どうも、先進国に増えている気がしてならない。

医学の進歩によって症例の分析が進むから、なおさら病気(と分類されてしまう状態)が増えてしまうのか、社会環境その他諸々が要因となっているのかよくわからないけど、いつの時代でも生きづらいのであって、過去数千年と比較しても現在がとりわけ劣るという訳ではない。しかも、明らかに日本より生きづらいであろう“失敗国家”の人々よりも、日本人にキティが増殖しているのを見ると、これは一種の甘えとしか思えないのだが。(講談社現代新書1740)


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