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RIESLINGさんの読書ノート

このライトノベルはすごい!?
凄いのも、普通のも、駄目なほうの意味で凄いのも入っています。ボーダーと呼ばれる部類も入れております。
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 1

コスプレ温泉 (ソノラマ文庫)

著者 : 吉岡 平

出版社:朝日ソノラマ

発売日:2003-10

評価 :

完了日 : 2008年12月30日

吉岡平、初挑戦。無責任シリーズを大量生産しているので、乱発しているだけで中身はたいした事無いんじゃないかと思う反面、入れ替わりの激しいラノベ作家の中で長期間生き残っているのだから、実は結構面白いのかもしれないと生温く期待もしてみたり……。

まあ、ベテランだからか、文体は無理なく、普通に読めますな。中身がかなりヲタっぽくて引きそうになるけど。銀行が国有化されてしまい、いきなりリストラされてしまった女性行員が、後輩に連れて行かれてレイヤーデビューしてしまう。

カノンから始まって、ピア・キャロット、ラ・ビ・アン・ローズ、妲己ちゃん、カードキャプター、モリガン、でじこ、春麗……。実在するものばかりゴロゴロ出てくる。こういうものは大抵、著作権の絡みからか、全部オリジナルだったり、よく似た名前で誤魔化すものだけど、そのまま使っているのが凄い(笑)。書かれた時期がちょっと古いから、初音ミクが出てこなくて残念だ。

しかし、そのままだとちっともコスプレ温泉じゃない。温泉は一体どこに!? と思っていたら、実家の温泉宿が潰れそうになって呼び戻される。元後輩行員にして先輩レイヤーもついてきて、抱えた負債をコスプレ温泉で完済計画!?

それにしても、三年半もかけて自腹で潜入取材するほどの題材だったのだろうか? 趣味も兼ねてないと、実益だけではとてもやってられないと思うのだが。


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 1

恋してキスして死神ガール (美少女文庫)

著者 : 七海 ユウリ

出版社:フランス書院

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2008年12月12日

命を奪いに来たはずの死神が、なぜか人間相手に恋してしまうというありがち王道パターン。大人しめで、あまりハメは外していないのは、相手の少年が聖職者見習いだからデスか!? 幼なじみ同級生が当て馬になってしまうのは可哀想である。絵師が中身と連動させてないイラスト描いているのが微妙。


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 2

声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫)

著者 : 木本 雅彦

出版社:エンターブレイン

発売日:2007-01-29

評価 :

完了日 : 2008年12月11日

ヲタ属性の声優志望専門学校生、腐女子。
メカ属性? の男子高校生、ハッカー。

フォースの暗黒面か? 腐女子お姉さんから分離した謎の黒球は出てくるけれども、それ以外は普通の現実世界仕様。本来なんの接点も無いはずの二人が出会ってしまう。年上なのにちょっと幼い声優の卵なお姉さんと、クールで冷めた高校生の組み合わせが面白い。
最初のカラーページと内容が違うのだが、それはある仕掛けによるため。ごく普通の日常を描いているので地味だけど、文章も内容も地に足ついていると思う。

主人公がヘタレじゃなくて大人びているのが良い。彼女のピンチとセンター試験。ここでヘタレ主人公なら試験会場を飛び出していくところだが、彼はクールなままで、両方選び取るという大人の選択。

実際、自分のやるべき事をやらないで突っ走るのはドラマの主人公だけで良い。本当にやったら身の破滅。会社だったら解雇されたりするに違いない。主人公も、もし試験を放棄したなら、その場では絵になるかもしれないけど、現実世界だと数ヵ月後、大学生に彼女を取られたりして自分は浪人生で泣くという結末になるだろう。

結構良作だと思うのだが、続きが出ないのは商業的に不味かったんですかね!? 電撃文庫から出せば良かったのに。


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 1

ゴーレム×ガールズ(2) (MF文庫J)

著者 : 大凹 友数

出版社:メディアファクトリー

発売日:2006-01-25

評価 :

完了日 : 2008年12月08日

別の研究者が作ったゴーレムが登場するのだが、双子ゴーレムの片方は失敗作で、結晶化してしまっている。結晶化したほうに恋する少年は、なんとかゴーレムを助けようとするのだが……。

なんか、淡々として盛り上がらない。視点変更も多用されすぎで定まらず、読みにくい。主人公と乾さんは両想いになったのに、ヘタレだから何も出来ずにイライラする。相手が半熟英雄のあ・た・しみたいな奴ならともかく、美少女相手にせがまれて何も出来ないなんて、のび太より1万と2000倍は駄目な子だと思う。


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 1

ゴーレム×ガールズ (MF文庫J)

著者 : 大凹 友数

出版社:メディアファクトリー

発売日:2005-10

評価 :

完了日 : 2008年12月08日

鬱デレ系とかいうものらしい。主人公がハイパーヘタレでむかついたり呆れたりする事すら超越してしまい、もう存在しなかった事にしてしまいたい、臭い物に蓋、そんなレベルのダメ男。

人間とまともに関わる事が出来ない保健室登校少年が、フォースの暗黒面で作り出してしまうのが、美少女ゴーレム。しかし、水で作った最初のゴーレムは長持ちしなかった。続いて、死んでしまった先輩が残した美術作品から二体目作成。

そうこうするうちに、ゴーレムを作れる後輩が寄ってくるし、片想い相手の乾琴子さんが実は……だったりして! まあ、予想される範囲内で意外性は無い。主人公が最弱級のヘタレだから盛り上がりもない。


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 1

私のKnightになってよネ!ぷち (ファミ通文庫)

著者 : 佐藤 了

出版社:エンターブレイン

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2008年12月04日

番外編で「ぷち」である。最初は、匠に熱烈アタックしてくる娘をかわそうと吐いた嘘で、裕也とホモ疑惑が浮上。いきなりBLですか、腐女子が悦びそうですな。他には、硬派っぽい岩坂氏の押しかけ許婚(しかも巫女)が幽霊を追い払おうとして大騒動になったり、人魚姫伝説のある島で事件に巻き込まれたり、文化祭の劇で脅迫事件が起こったりと、いろいろ。本編とは違って流血はほとんど無く、コメディ仕様。


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 1

私のKnightになってよネ!3 (ファミ通文庫)

著者 : 佐藤 了

出版社:エンターブレイン

発売日:2007-01-29

評価 :

完了日 : 2008年12月04日

一応、これで最終巻。毎回何かが押しかけてくるが、今回は謎の許婚が校門前に現れて「今すぐ結婚して」攻撃である。もう龍に変身する能力を持っている生き残りがいないので、この押しかけ許婚と契らないとその力を持つ子が産まれて来ないのである。いきなり現れた強敵、同級生vs許婚では分が悪そうであるが、こういうのは大抵当て馬で、メインヒロインが勝つと古今東西決まっておりますが……。

バトル展開のほうは、同等の力を持つ敵対組織が出てくるのだが、血で血を洗う争いの原因が女絡みで馬鹿らしいというか……。この辺りの展開はいかにもラノベらしい。


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 1

私のKnightになってよネ! 2 (ファミ通文庫)

著者 : 佐藤 了

出版社:エンターブレイン

発売日:2006-08-30

評価 :

完了日 : 2008年12月04日

「私に付き合いなさいよ」攻撃だった1巻。今回は「私のお兄ちゃんになって下さい」攻撃である。幸いな事? に、今回のターゲットは主人公裕也ではなくてボディーガード役の同級生である。

いきなり押しかけてきた謎の妹であるが、実はただの人間ではなくて、異能力者の1人である。ある恨みから裕也を狙う集団も現れ、またもやバトルに! 少年達が所属している組織からして、まともなものではなく、敵対する者、敵対しそうな者を虐殺したりもしているので、後味がよろしくない。ヒロインである佐倉恭子にも秘密があった。衝撃の事実、発覚!


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 1

私のKnightになってよネ! (ファミ通文庫)

著者 : 佐藤 了

出版社:エンターブレイン

発売日:2006-01

評価 :

完了日 : 2008年12月04日

「えっと、悪いんだけど……、私と付きあいなさい」

冒頭からいきなり衝撃の告白。しかし、愛の告白ではないのである。これは愛無き告白、つまり、好きでも何でもないけど利用価値があるから付き合えという事で……。

ツンデレ美少女から、意図不明の直球攻撃とくれば、まずラブコメに間違いないと思うだろうけど、全然違った。予知夢を見る少女が、自らの危機を予知してしまい、少年をボディガードに仕立てようとするのだが、些細な事件がエスカレートしていき、やがて猟奇殺人事件が起こるし、ラストへ向けていきなり秘密組織と異能力者のバトルへ変貌。

意気込みは買うけど、非常にバランスが悪い。なんで後半になってから物語が急展開しまくるのか。観覧車に乗ったら途中からジェットコースターになってしまったのと同じくらい戸惑う。これでは、前半と後半で別の話みたいだよ。このラノベは、ツンデレジェットコースター。


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ホワイトブレス (ファミ通文庫)

著者 : 蕪木 統文

出版社:エンターブレイン

発売日:2005-01

評価 :

完了日 : 2008年12月04日

うーむ……。思いっきりギャルゲー仕様な内容ですな。父は仕事の鬼で不在、母は他界で広い自宅に独り暮らしの主人公。そこに従姉がやってきて住み込む。住み込みじゃないけど、よく来る後輩は、一時期父が再婚してまた離婚した相手の娘なので、血が繋がらない妹。そして、ある事情で転がり込んでくる幼なじみ。

原作だと他にも出てくるようだが、三つ巴にすらならず、ほぼ幼なじみが当選確定。血が繋がらない妹最強伝説が崩れたか……。主人公が病気再発で死にそうなのに、幼なじみのために入院せず頑張るのが臭すぎる。一体、それに何の意味があるのか。


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 2

てのひらのエネミー(4) 魔王咆哮 (角川スニーカー文庫)

著者 : 杉原 智則

出版社:角川書店

発売日:2005-01-28

評価 :

完了日 : 2008年11月28日

なんか、決着がつきそうにないのだけど最終巻。傷つき倒れたところを敵側の姫に助け出されるアウル。しかし、姫とアウルを利用しようと画策する邪悪な枢機卿の陰謀で魔女裁判へ。都へ侵入してきた反乱軍の一味が姫を拉致して逃亡、この機会に姫も亡き者にしてしまおうと目論む邪悪な枢機卿。

うーむ、結局、枢機卿は倒したものの、この戦争の結末がついていないじゃないか。こういう戦いは神のしもべが絶滅するまで終わらないのだけど、ライトノベルらしく中途半端なまま、読者に夢だけ託して終わってしまった……。

未完結放置という程でもないのだが、この投げられ方は微妙だよなぁ。もしかして、大人の事情が入ってきて強制終了させたとか!?


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 2

てのひらのエネミー(3)魔軍胎動 (角川スニーカー文庫)

著者 : 杉原 智則

出版社:角川書店

発売日:2004-09-28

評価 :

完了日 : 2008年11月28日

最初に動かした城が使えなくなったので、別の魔王城を起動させようとするじいさん&少年魔王アウル、しかしそこにはすでに反乱軍がアジトを築いており、現れたリーダーは……。新ヒロインで幼なじみも登場。表紙の人は、やはりそうでしたか。

またしても襲い掛かる邪悪な教団。不意打ち攻撃により、反乱軍壊滅。教団側が一方的に虐殺しまくって版図を広げているのだから、話し合いなんて不可能。魔王が倒されるか、教団を壊滅させるまで戦いは終わらないだろうに、少年が生ぬるすぎる。いかにもラノベらしいヘタレ主人公である。


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 2

てのひらのエネミー(2) 魔将覚醒 (角川スニーカー文庫)

著者 : 杉原 智則

出版社:角川書店

発売日:2004-06-29

評価 :

完了日 : 2008年11月28日

やる気が無いまま新たな魔王となったアウルは、様々なトラブルに巻き込まれるも、魔王としても責務をほったらかす。魔王の力を狙うもうひとつの家系の男に力を奪い取られ、起動した魔王城の力で、町も教団勢力も木っ端微塵! 魔王を利用するつもりが、逆に利用されてあっけなく殺される教団の邪悪な司祭は馬鹿である。

この巻でヒロインだった領主の娘は退場。次回から新ヒロインの出番である。物語としては、最初の方から名前だけは出てきているけど。


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 2

てのひらのエネミー―魔王城起動 (角川スニーカー文庫)

著者 : 杉原 智則

出版社:角川書店

発売日:2004-02

評価 :

完了日 : 2008年11月28日

絵に釣られた感じ。判らずにゲットしたけど絵師は桐原いづみだった。弱っちょろい普通の少年が、運命の悪戯か、次期魔王に選ばれてしまうといったありがちパターン。そして、敵となるのは教会勢力。最近、魔王が正義で神のしもべが悪党というパターンが増えているな。

世界各地に残る魔王城のひとつで肝試し。強引に連れ出された少年は、いきなり秘密通路みたいなところから落下して、魔王の椅子に座ってしまう。魔王の力を目前に、いきなり落ちてきた少年に長年の夢を奪われた爺さんの悲劇。魔王になりそこねたガイツ爺さんに全米が泣いた!


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 1

魔法通信マジカルピッピ (EXノベルズ)

著者 : 藤咲 あゆな

出版社:エニックス

発売日:2002-07

評価 :

完了日 : 2008年11月03日

高坂りとの絵に釣られた訳ですが、馬鹿っぽくて恥ずかしい題名はともかく、意外に読めた。魔法少女物のハイテク仕様バージョンといったところでしょうか。

芸能界デビューに憧れる鈴子(りんこ)が、携帯電話会社に勤めるイケメンだけど中身はヲタな叔父さんに呼び出さて何かを飲まされ、気がつけば魔法通信マジカルピッピに改造されていたという嘘。携帯電話で呼び出されると瞬間移動してしまうし、怪力が出るし、空まで飛べてしまう。宇宙人から授けられた超テクノロジーで魔法通信マジカルピッピにされてしまったという建前であるが、本当は叔父さんが発明したハイテクによるもの。どういう原理でそこまで出来るのかは不明だけど。

秘密がバレると宇宙人によって亜空間に隔離されてしまうと脅され、正体を隠したまま魔法通信マジカルピッピとして活躍する事になるのだが、呼び出された先でやらされるのはゴミ捨てとか犬の散歩とか、ショボイ事ばかり。唯一活躍したのは、ビル火災で死にそうになっていた憧れの先輩を華麗に救出した事くらい。

ラストになり、銀行強盗と対峙する事になり、ここでようやく大活躍かと思いきや、お助けマンとかいうライバルが突如現れ、物語も終盤だから纏めないといけないのに、さらに盛り上がったままで……。

えっ!? 続編書くような感じで終わりつつ、続きが出ていませんね。続かないのなら、お助けマンは要らなかったと思う。まあ、単品でも読めるエンディングで、伏線未回収とかは無いので、未完結放置による減点はしませんが。


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 1

タバサの冒険〈2〉―ゼロの使い魔外伝 (MF文庫)

著者 : ヤマグチ ノボル

出版社:メディアファクトリー

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2008年11月01日

初めて表紙を見た時には新キャラ登場かと思ったが、タバサじゃない方は使い魔にした風竜が人間化した姿だった。1巻と同じく無理難題クエストをこなす形式だが、本編のエピソートとも結構絡んでくる様になった。

本編ほど陰謀が渦巻く物語にはなっておらず、究極の味を求める料理物みたいなのまで混じっていて笑える。しかし、本来は自分の味方となるべき人間と対峙しなければならなくなる話が結構あるのは辛いところである。彼らの死を無為にしないためにも、やはり無能王だけでなく、イザベラも倒して欲しい。小公女みたいな臭い結末は見たくない。


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 1

タバサの冒険—ゼロの使い魔外伝

著者 : ヤマグチ ノボル,兎塚 エイジ

出版社:メディアファクトリー

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2008年11月01日

無口なためか、本編ではいまいち目立たないタバサが主人公。小さくて眼鏡っ娘で無口と、個人的には何ひとつ惹かれる要素が無い訳だが、異世界へ足を踏み入れて波乱万丈人生を余儀なくされた本編主人公の次くらいに、激動の人生を送っているキャラなので、やはり外伝を出すならこの人だろうとは思う。

王族なのに、無能王に父を暗殺され、復讐を果たすために汚れ仕事を黙々とこなす悲劇の主人公タバサ。ライバルとして登場するのは、無能王の娘でとてつもなく性格の悪いイザベラ。世界名作文学とかだと、こういうキャラでも最終回には逆転負けした挙句に、性格良すぎる主人公に赦されて和解となるのが定番だが、個人的にはそういう偽善的な結末は見たくない。やはり、実際の歴史に見られるように、最後は無能王と共に、復讐の刃に倒れて欲しいところである。

王女イザベラから与えられる無理難題クエストをこなす形式の短編で構成されている。元々は携帯電話用コンテンツらしいが、携帯小説にしては、それほど文字と中身スカスカ系統ではなく、普通に読める程度のラノベにはなっている。


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 6

サイコロジカル〈下〉曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)

著者 : 西尾 維新,take

出版社:講談社

発売日:2002-11

評価 :

完了日 : 2008年08月15日

下巻に突入。しかし、ヒントが鏤められている訳でもなく、フェアでもないので普通に読み進める。登場人物はともかく、読者に謎解きは無い。どこか壊れた人間ばかり出てくるが、今回の被害者は一人と、大人しめ。

それにしても、謎解き編よりも、研究所外からの侵入者にして、零崎の偽名を使った謎の女の正体のほうが驚いた。表紙のイラストからして、もう完璧に別人じゃないか……。最強な人、恐るべし。

最後の最後は、なんとなくそういう気がしたけど、ならば本当の正解は!?


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 7

サイコロジカル〈上〉兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス)

著者 : 西尾 維新,take

出版社:講談社

発売日:2002-11

評価 :

完了日 : 2008年08月15日

このシリーズもなかなか読み進めないなぁ……。貸出中だったり、表に出て無くて書庫に入っていたり。ここから先は、蔵書もないので、一冊ずつ館外相互貸し借りという事になるだろうから、まだまだ時間がかかる。こんな事なら、投売りコーナーで見かけた時に、素直に買って置けば良かった。

上下巻になっているので、なかなか事件が起こらない。今回は何も起こらないままで終わる、ゆるい感じの物語なのかと思ったが、上巻の終り近くになって凄惨なシーンが! 青色娘が、かつて自分の手駒だった男は自分の物なのだから返せと、山中にあるマッドサイエンティストの研究所へ押しかけて取り返そうとするも、その相手に死亡フラグ。

それにしても、語られない背景設定が多すぎて、全体像がよく判らないシリーズである。過去に何があったのか、主人公の真の名は何なのか、非常に気になる。


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 10

クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)

著者 : 西尾 維新,take

出版社:講談社

発売日:2002-08

評価 :

完了日 : 2008年08月10日

ちょっと雰囲気が前二作と違っている感じ。なんといっても語り部であるボク(戯言遣い)が超超超名門女子高の一学生を救出すべく、無理やりセーラー服姿で女子高内部へと潜入させられてしまうのだから。つまりは、女装! 続いて、戯言遣いを囮として自らも内部へと侵入した最強の赤までが、なんちゃって高校生に……。こっちは(イラストが)無理やりな風俗系コスプレに見えて仕方がない。

巻を追うごとに犠牲者の数が増えて行く気がするが、今回はぐ~んとその数が上昇してしまっている。その割に死者数に対して気分が滅入らないのは、その人物が「向こう側」にいるからだろう。どこかで殺されただけの、誰だかわからない第三者(つまりは犠牲者が増えてもそれは記号にすぎない)。または最初から「敵」として登場しているが故に、殺されてもさほど衝撃を受けない。この点、身近な誰かが犠牲になった前二作よりも気分良く結末を迎える事が出来た。


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