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RIESLINGさんの読書ノート

長門有希の100冊
SOS団の部室で顔をあわせるたび、必ず本を読んでいる有希。「いったい何を読んでいるんだろう?」とみんなも気になっていたはず。今号は特別に、彼女がおすすめの100冊を選んでもらった。これを読めば、長門が普段なにを考えているかわかるかも?(ザ・スニーカー 2004年12月号より)
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 3

海を見る人 (ハヤカワ文庫 JA)

著者 : 小林 泰三

出版社:早川書房

発売日:2005-05-25

評価 :

完了日 : 2008年06月21日

長門有希の8冊目
長門有希の100冊No.79

ホラー小説家が書くSFってどうなんだろうかと思っていたが、かなりのハードSFになっているので驚いた。硬すぎて理解出来ない部分があれば、無視してそのまま読み流しても大丈夫だけど。

普通の近未来物ではなくて、時間の流れが変わる世界や、重力が変化する世界、不思議な円筒形世界内部等、普通じゃない世界での物語が七編。異世界なのか、高度に発達した文明が作った人工世界なのかは不明だが、背景設定が尋常じゃないものばかり。

表題作は、時間の流れが違う村で生まれた男女に起こる悲劇だった。恋愛絡みは、重力や時間に引き裂かれるものが多い。これに比べたら、言語や国籍や宗教や民族や出自の壁に阻まれる恋愛小説なんて、些細な障害でしかない。

ある者にとっての死の一瞬も、それを見続ける者にとっては永遠にも等しい。


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 18

女王国の城 (創元クライム・クラブ)

著者 : 有栖川 有栖

出版社:東京創元社

発売日:2007-09

評価 :

完了日 : 2008年02月27日

長門有希の100冊No.04「双頭の悪魔」を読んだついでに。

先の三作から随分と時間が経っているので、有栖川ファンの方は、まさか続編が出てくるとは思っていなかったかもしれない。時代設定がバブル崩壊より少し前になっている。ヒロインも現実世界では既に四十手前のおばさんになってしまっているのだと思うと……。

今回は、江神先輩が新興宗教団体に拉致された感じになって、それを助け出そうと有栖達が行動するのだが、その先でお約束とも言える出来事(つまり、殺人事件)が起こり、教団施設から出られなくなってしまうのだ。

人が殺されたのに、警察には通報しないと頑なな態度を取る教団幹部達。有栖一行も、施設内に拉致状態で、外界と隔てられてしまう。教団内部の内ゲバや権力争いか? それとも設定時期が時期だけに、某カルト教団みたいに良からぬ事を企んでいるのか? 謎がどんどん膨らんでいく。

今回の作者からの挑戦状は、何故か少し弱気。まぁ、ギブアップする事は最初から決まっているので、推理せずに解答を読む。犯人よりも、教団が隠していた謎のほうが意外だった。

このシリーズ、どうやら次で完結予定らしいが、いつ出る事やら?


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 10

双頭の悪魔 (創元推理文庫)

著者 : 有栖川 有栖

出版社:東京創元社

発売日:1999-04

評価 :

完了日 : 2008年02月27日

長門有希の7冊目
長門有希の100冊No.04

今回はダブル主人公となる。いつも通りの主人公はアリス、そしてもう一人は、休学して消えたマリアだった。単発ヒロインとして消え去らなくて良かった。

鉄砲水で橋が流されて分断された両側で起こる殺人事件。終盤に突入するまで、行き来が出来なくなってしまうので、アリスとマリア視点で、交互に物語が進んで行く。この時点で、作者からの挑戦状は二回。しかも、それだけでは終わらない。江神さんがいるマリア側では、殺人犯人を特定した直後に新たな殺人事件が発生する。殺されたのは、最初の殺人事件における犯人だと推理された人物。ここで、第三の殺人事件及び全体を把握するための最終挑戦状が作者から贈られる。

三回の殺人事件と、三回の挑戦状。これは、一粒で二度どころか三度美味しい! まぁ、推理は苦手だから自分で考えずにアッサリと解決編まで読んでしまうけど(笑)。江神さんに関わる暗い過去と、彼に付きまとう死の予言がとても気になる。予言通りに江神さんが死んでしまったらどうしよう……。ハラハラしながら読み進めた。


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 10

孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

著者 : 有栖川 有栖

出版社:東京創元社

発売日:1996-08

評価 :

完了日 : 2008年01月25日

長門有希の100冊No.04「双頭の悪魔」を読むために。

一作目は火山噴火で下界と切り離された山中で連続殺人事件が起こったが、今回は孤島が舞台。江神先輩とアリスだけが登場、他の人は姉の結婚式と教習所合宿のため、プロローグ部分だけで退場。代わって紅一点、マリアが登場する。

マリアに誘われて島にある宝探しに挑戦する事になった江神先輩とアリスだが、お約束通り、外界から隔離された島で人が殺されて行く。孤島物と言えば、何者かの手によって、次々と人が殺されていき、お互い疑心暗鬼に陥るというのがセオリーだが、有栖川有栖作品では、そこまでむやみやたらと人が殺されまくったりはしない。登場人物の大半は殺されずにすむので読み物としては少し地味になるかもしれないけれども、その分、リアリティは増している。小説ならともかく、実際にはそう都合よく人が殺されまくり、しかも犯人が判らないなんて事はなかなか考えられないからね。

リアリティ以外の面でも、殺される側が限定されるのには理由がある。ある程度進んだ時点で、作者から読者に挑戦状が送られるのだ。その時点までで、犯人を特定するためのヒントが読者に与えられているのである。むやみやたらと殺してしまったら、死体だらけになってしまうので、生き残りから犯人を捜すのが簡単になってしまう。

今回は、ちゃんと登場人物表がついていたので助かった。しかし、挑戦は華麗にスルーして最後まで読み進めた。推理苦手だし、頭硬いから絶対に無理! 最後のほう、嫌な展開になってきたけど、あの人が犯人じゃなくて良かった。今回もアリスは失恋モードでほろ苦い結末へ。


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 14

月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)

著者 : 有栖川 有栖

出版社:東京創元社

発売日:1994-07

評価 :

完了日 : 2008年01月22日

長門有希の100冊No.04「双頭の悪魔」を読むために。

長門有希100冊にある「双頭の悪魔」を攻略しようと思ったところ、これは有栖川有栖の学生アリスシリーズ三作目だと知る。という訳で、これを攻略する為には「月光ゲーム」→「孤島パズル」→「双頭の悪魔」→「女王国の城」と進める必要が出てきた。

これも、長門有希に薦められなければ読む事は無かったかもしれない。ある程度物語が進んだ時点で作者から挑戦状が叩きつけられる。その時点までで、犯人を特定するための情報は与えられているというのだ。これは少し新鮮。意外に、作者vs読者で正々堂々と戦われる推理物って少ないからね。名探偵だけが推理していたり、読み物としては面白くてもヒントは不足していたり、酷いのになると、作中に犯人が登場していないなんてルール違反もあって、絶対に読者が解けなかったりするからね。

さてさて、有栖川有栖から挑戦状を頂いた訳ですが、ここは5秒で降伏! いや、頭が硬いから推理は苦手だしさ……。最大に盛り上がっている冒頭を無視すると、とりあえず始まりには4人しかいないのだが、山登りの最中に他の大学と合流して、登場人物が17人に増えてしまうのだ。いきなり増えるから、全員覚えられません。これではもう、謎解き以前の問題である。

山の上でキャンプ中に火山が噴火して下山出来なくなるのだが、そこで連続殺人事件が発生。下界とは隔離されているのだから、そこにいる誰かが犯人だという密室状態なのだが、人が多すぎる……。これ、ラノベみたいに全員のイラストつけてくれたら良いのだけど。せめて登場人物一覧表くらいは欲しかった。わざわざメモする気力は無かったし。文庫版とか、新しいやつには付いていそうだけど、図書館にあったのは初期の単行本だから、ついてませんでした……。

そういう訳で、早々に謎解きはギブアップ。有栖川有栖の勝利となったのだが、謎解きしなくても、普通に読むだけで面白いからOKです。推理主体なので、登場人物の描写がアッサリ風味だけど、推理するためのヒントも鏤めつつ、キャラ描写まで濃くしてしまうとアレステア・レナルズみたいな厚さの本になりそうなので、これは仕方が無いだろう。


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1.Tetchy (2008/01/22)
単行本版は登場人物表ついていないのですか?
それは大変でしたね。私も無かったら結構ダメかも。
ちなみに私が読んだのは文庫版ですが、一覧表はあるものの、さすがにイラストはありませんでした^^

私も犯人は外れちゃいました。でもあのダイイングメッセージはちょっと納得行かなかった。
でもそれを差し引いても面白い小説でした。
2.RIESLING (2008/01/25)
やはり後で出版されているものには付いてるんですね。キャンプ地であんなに登場人物が増えるのに、一覧表が無いのは不味いですよね。
 

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 1

盗まれた街 (ハヤカワ文庫 SF フ 2-2) (ハヤカワ文庫 SF フ 2-2) (ハヤカワ文庫SF)

著者 : ジャック・フィニイ

出版社:早川書房

発売日:2007-09-20

評価 :

完了日 : 2007年11月25日

長門有希の6冊目
長門有希の100冊No.57

かなり前の作品なので、電話交換手が出てきたり、小道具は古びているが、物語そのものは全く古臭くなっていない。知らない間に小さな町が正体不明の何者かに支配されていく恐怖を描く侵略物。

映画がリメイクされたので、文庫版も新装されて入手出来るようになったのが有難い。すでに何度も映画になったり、様々な作品で使われているので、未読でも内容は知っている人が多いだろう。次々に何かに変わっていく人々がどうなるのか、どういう結末が訪れるのか予め知っていても、それでも十分に楽しめる。

恩田陸がオマージュで「月の裏側」を書いているけれども、毒が抜けてしまって煙に巻かれるいつもの作風なので、やはり本物である「盗まれた街」を読む方が良いだろう。


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 2

ホッグ連続殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 : ウィリアム・L. デアンドリア

出版社:早川書房

発売日:2005-01

評価 :

完了日 : 2007年10月08日

長門有希の5冊目
長門有希の100冊No.80

謎解きが苦手なのと、落ち度の無い小市民がどこかのキ印に無為に殺されていくのが憂鬱なので、推理小説はあんまり読まないのだが、これは面白かった。絶対に不可能としか思えないような連続殺人が起こるのだが、読み進めるにつれて、本当は誰も殺されていないのではないかと混乱してくる。しかし中程まで読み進めると、今まさに殺人犯が犯行に及ぼうとする場面が出てきて……。

長門有希のお勧めリストに入っていなければ、一生出会う事も無かっただろう一冊。こういう、謎解きなんかしなくてもストーリーだけで面白い作品は助かります。


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 2

ぬかるんでから

著者 : 佐藤 哲也

出版社:文藝春秋

発売日:2001-05

評価 :

完了日 : 2007年10月04日

長門有希の4冊目
長門有希の100冊No.06

なんか不条理で意味不明系な話ばかりで、ちょっと疲れる。山の中で出会った巨大キリギリスがチェーンソー持って襲い掛かってきてオチは無しとか、伯父が巨大な何かに押し潰されて圧死したので家に行くと、天井を歩く巨大なヤモリカバがいたり、そんなのばかり13編。

こういうオチが無かったり、誰かが見ている夢の話みたいに理路整然としていない意味不明なのは好きじゃないのだが、それでも平山夢明作品を読んだときの様な不快感は残らない。登場人物があまり悲惨な目に遭ったり、意味も無く痛い目に遭ったりはしないからだろう。むしろ、途方に暮れる脱力系の終わり方なので、唖然としてしまう事はあっても、胃にムカつきを覚えたりはしないのだ。

それにしても、男による一人語り系の話が結構あって、妻の話がよく出てくるのだが、どうしても“妻”で佐藤亜紀を連想してしまう。別に、登場する私=佐藤哲也ではないのだけど。

長門さん、こういう意味不明系統のも好きなんでしょうか?


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 1

涼宮ハルヒの憂鬱 (4) 涼宮ハルヒフィギュア付き限定版 カドカワコミックスエース

著者 : ツガノ ガク,谷川 流,いとう のいぢ

出版社:角川書店

発売日:2007-06-10

評価 :

完了日 : 2007年08月18日

涼宮ハルヒの憂鬱4 涼宮ハルヒフィギュア付き限定版のレビューじゃないです。ごめんなさい。『長門有希の100冊』企画のリストアップ用に使ってます。

SOS団の部室で顔をあわせるたび、必ず本を読んでいる有希。「いったい何を読んでいるんだろう?」とみんなも気になっていたはず。今号は特別に、彼女がおすすめの100冊を選んでもらった。これを読めば、長門が普段なにを考えているかわかるかも?(ザ・スニーカー 2004年12月号より)


以下、『長門有希の100冊』リスト

01 ギリシア棺の謎 エラリー・クイーン
02 エンディミオン ダン・シモンズ
03 ウロボロスの偽書 竹本健治
04 双頭の悪魔 有栖川有栖
05 魍魎の匣 京極夏彦
06 ぬかるんでから 佐藤哲也
07 クレープを二度食えば 自選短編集 とり・みき
08 誰彼 法月綸太郎
09 夏と冬の奏鳴曲 麻耶雄嵩
10 猶予の月 神林長平
11 世界のSF全集12 R・A・ハインライン
12 バブリング創世記 筒井康隆
13 〔完本〕黒衣伝説 朝松健
14 パスカルの鼻は長かった 小峰元
15 時間衝突 バリントン・J・ベイリー
16 3つの棺 J・D・カー
17 エイリアン妖山記 菊地秀行
18 順列都市 グレッグ・イーガン
19 ターミナル・エクスペリメント ロバート・J・ソウヤー
20 復活祭のためのレクイエム 新井千裕
21 精神現象学 G・W・F・ヘーゲル
22 伯母殺し リチャード・ハル
23 ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論 高橋昌一郎
24 赤い館の秘密 A・A・ミルン
25 十角館の殺人 綾辻行人
26 ヴィーナスの命題 真木武志
27 五百光年 草上 仁
28 暗号解読 ロゼッタストーンから量子学まで サイモン・シン
29 デュマレスト・サーガ E・C・タブ
30 名探偵の掟 東野圭吾
31 有限と微小のパン 森博嗣
32 魔術の歴史 エリファス・レヴィ
33 オイディプス症候群 笹井潔
34 ダンス・ダンス・ダンス 村上春樹
35 ジョーカー 清涼院流水
36 抱朴子 葛洪
37 殺人喜劇の13人 芦辺拓
38 世界魔法大全〔英国篇〕4 心的自己防衛 ダイアン・フォーチュン
39 妄想自然科学入門 菊川涼音
40 鋼鉄都市 アイザック・アシモフ
41 法の書 アレイスター・クロウリー
42 イーリアス ホメーロス
43 真ク・リトル・リトル神話大系 H・P・ラヴクラフト
44 僧正殺人事件 ヴァン・ダイン
45 衣裳戸棚の女 ピーター・アントニイ
46 殺意 フランシス・アイルズ
47 トンデモ本の世界 と学会
48 ガダラの豚 中島らも
49 悪霊の館 二階堂黎人
50 知性化戦争 デイヴィット・ブリン
51 タウ・ゼロ ポール・アンダースン
52 月に呼ばれて海より如来る 夢枕獏
53 イメージシンボル事典 アト・ド・フリース
54 椿姫を見ませんか 森雅裕
55 呪われし者の書 チャールズ・フォート
56 トリフィド時代 食人植物の恐怖 ジョン・ウィンダム
57 盗まれた街 ジャック・フィニィ
58 デッドソルジャーズ・ライヴ 山田正紀
59 暗闇の中で子供 The Childish Darkness 舞城王太郎
60 失われた時を求めて マルセル・プルースト
61 カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー
62 吉里吉里人 井上ひさし
63 火星にて大地を想う T・フロゥイング
64 吸血鬼伝承「生ける死体」の民俗学 平賀英一郎
65 エイアリン刑事 大原まり子
66 落着かぬ赤毛 E・S・ガードナー
67 ブラウン神父の童心 G・K・チェスタトン
68 昭和歌謡大全集 村上龍
69 地球の長い午後 ブライアン・W・オールディス
70 リング・ワールド ラリイ・ニーヴン
71 エンダーのゲーム オースン・スコット・カード
72 たったひとつの冴えたやりかた ジェイムズ・ディプトリー・ジュニア
73 奇想、天を動かす 島田荘司
74 最上階の殺人 アントニイ・バークリー
75 夢の樹が接げたなら 森岡浩之
76 スターダスト・シティ 笹本祐一
77 陸橋殺人事件 ロナルド・A・ノックス
78 金なら返せん! 大川豊
79 海を見る人 小林泰三
80 ホッグ連続殺人 ウィリアム・L・デアンドリア
81 思考する物語 SFの原理・歴史・主題 森下一仁
82 ドグラ・マグラ 夢野久作
83 たそがれに還る 光瀬龍
84 ダーコーヴァ年代記 M・Z・ブラッドリー
85 ―――― ---(未知の媒体に記録されているため探知不能)
86 少年エスパー戦隊 豊田有恒
87 ECCENTRICS 吉野朔実
88 太陽の簒奪者 野尻抱介
89 悪魔の系譜 J・B・ラッセル
90 底抜け超大作 映画秘宝編集部編
91 猫たちの聖夜 アキフ・ピリンチ
92 虎よ、虎よ! アルフレッド・ベスター
93 サード・コンタクト 小林一夫
94 五番目のサリー ダニエル・キイス
95 赤と黒 スタンダール
96 百舌の叫ぶ夜 逢坂剛
97 星を継ぐもの J・P・ホーガン
98 できるかなリターンズ 西原理恵子
99 海がきこえる 氷室冴子
100 ―― -(未知の言語で記述されているため解読不能)


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4.RIESLING (2007/10/08)
No.55 『呪われし者の書』が最も難易度が高いのは、翻訳計画が頓挫した為で、『The Book of the Damned』という原書にあたる必要があるからです。他、No.27『五百光年』が書籍化していないのでSFマガジンのバッナンバー(1998年2月号)を探して来なければ読めないのと、No.38『世界魔法大全〔英国篇〕4 心霊的自己防衛』が、余程大きな図書館へ行かなければ蔵書していないだろう希少本なので難易度が高いです。
5.RIESLING (2007/10/08)
No.11『世界SF全集12 R・A・ハインライン』も、全35巻からなる全集の一冊なので見つからないと思われますが、幸いな事に、これは中身が『人形つかい』と『夏への扉』なので、文庫で代用可能です。

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 2

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

著者 : オースン・スコット・カード,野口 幸夫,Orson Scott Card

出版社:早川書房

発売日:1987-11

評価 :

完了日 : 2007年02月13日

長門有希の3冊目
長門有希の100冊No.71

人類が昆虫型異星人バガーによる二度の侵攻を退け、第三次侵攻に備えている時代。敵とは全く意思疎通が出来ず、捕らえられた人類は容赦なく殺戮されてしまう。何故、こいつと全く意思の疎通がとれないかについては、最後に明らかになるのだが。とにかくコミュニケーションの手段が無いので、どちらかが滅びるまで戦うしかないという状況。

敵の侵攻に備えて優秀な司令官を育成するためにバトル・スクールが設立され、主人公のエンダー少年はそこの生徒です。エンダーはここでのあらゆる訓練で最優秀の成績をおさめる天才少年なんだけど、訓練ばかりでちっとも実戦が始まらない。異星人と戦う前に終わりそうで、焦っていたら、意外な展開と結末にやられてしまいました。


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 5

たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)

著者 : ジェイムズ,ジュニア ティプトリー,浅倉 久志,ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

出版社:早川書房

発売日:1987-10

評価 :

完了日 : 2007年01月05日

長門有希の2冊目
長門有希の100冊No.72

前は無かったのに、いつの間にか画像がついてる。久しぶりに新刊が出たから、その影響か? それにしても、この表紙は微妙。一昔前の少女漫画風じゃなくて、太宰治の人間失格夏限定バージョンみたいに格好良くして欲しい! 絶対に売れると思う。


お勧めのSF作品として取り上げられる事が多いので、名前だけは知っていたのだが、今まで未読だった。途中まではコーティと寄生エイリアンの友情を描いたジュヴナイル小説かと思っていたら、衝撃的な結末を迎えてしまいました。なんだか救いが無いよなぁ。それが「たったひとつの冴えたやりかた」だとしても、ちょっと悲しすぎる。この衝撃の前に、ハードボイルド風味の第二話と、星間戦争を危うく回避した第三話が霞んでしまいました。

作者が実は女性で、寝たきりの夫を射殺した後に自らも自殺しているという衝撃の結末にも驚いた。かねてから自殺の取り決めがあったらしいので殺人事件というよりは心中と捉えるのが妥当かもしれない。


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 37

十角館の殺人 (講談社文庫)

著者 : 綾辻 行人

出版社:講談社

発売日:1991-09

評価 :

完了日 : 2007年01月01日

長門有希の1冊目
長門有希の100冊No.25

お勧めされたので借りてみた。推理物は苦手なので、あまり読まないのだけど、これはなかなか面白かった。無人島で推理小説好きな同好会の若者が、何者かに殺されていく。登場人物の名前が本名じゃなくて、エラリイとかアガサとか、著名な作家から取ったハンドル・ネームみたいなもので呼ばれているから、最初はちょっと馴染めなかったが、途中からそれも気にならないくらいに集中して一気に読み終えた。推理主体だから、登場人物の描写はアッサリ風味だが、仕掛けはとても上手い。雰囲気が、ちょっとアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」っぽくて良かったよ。


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