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暁臣さんの読書ノート

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 23

モダンタイムス (Morning NOVELS)

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:講談社

発売日:2008-10-15

評価 :

完了日 : 2008年11月30日

読んでいて寒気のする作品であった。
ひとつ前に読んだ『ゴールデンスランバー』とよく似ている作品であった。
ただ、作品中に不完全燃焼なものが多々残ってしまったような気がする。
魔王からの続編にも、じゃんけんの話があって初めて気づいた自分がやや情けなかった。
恐怖の象徴であった佳代子の活躍には目を丸くするばかりで、でも一番いきいきとしていた。


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 115

ゴールデンスランバー

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:新潮社

発売日:2007-11-29

評価 :

完了日 : 2008年11月08日

面白かった
と、言えば面白かったが、物足りない部分がある。
まず、事件後の見解がはじめにあるが、別にいらないような気がする。
事件の原因が何だかが明かされないのだから。
この明かされない部分が、ひっかかり物足りなさを覚える。
読んでいて必死に逃げる主人公、青柳政春。
その逃げることを手助けする人々が暖かい。
特にヤンキーが自分の中でなんかいいなと感じる。


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 5

小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)

著者 : 新海誠

出版社:メディアファクトリー

発売日:2007-11-14

評価 :

完了日 : 2008年11月06日

アニメを見て、是非とも手紙の内容が知りたいと思い読んでみた。
アニメでは明かされなかった細かい描写などが描かれ、アニメを見たならば必見。
最後も、アニメよりは明るい未来かな?


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 29

龍は眠る (新潮文庫)

著者 : 宮部 みゆき

出版社:新潮社

発売日:1995-01

評価 :

完了日 : 2008年11月01日

面白かった。
誰でも『人の心を読むことができたらいいのに』と考えたことがあるだろう。
しかし、それはそんな能力が自分に備わっていないからこそ言える言葉である。
人の心が読むことができてしまったならば、誰とも付き合って生きていくことができない。
隠れているからこそ心、想いは良いものなのである。
人の心の読めるサイキック少年、稲村慎司と、主人公である記者の高坂昭吾との出会いから物語は始まる。
しかし、超能力を全面に押し出した話ではない。
人間のちょっとした心理が描かれる。
自分の命を燃やし、新たな命を救った直也の生きざまには圧巻した。


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 2

春のソナタ―純愛 高校編 (集英社文庫)

著者 : 三田 誠広

出版社:集英社

発売日:1997-06

評価 :

完了日 : 2008年10月25日

やばい100冊読破無理かも・・・
と、焦りを感じる今日この頃。
『いちご同盟』『永遠の放課後』に続いて、『春のソナタ』。
作者の知識の広さに圧巻を覚える。
音楽にしてもスポーツにしても深く詳しい。
今回の本が三部の中で一番内容的に重かったかな。
主人公のこのあとを考えるだけで苦しくなる。
今、自分が両親二人をうしなったあらどれだけ辛いのだろう。お金があったとしても生きていくことはできるだろうか。


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 9

QED―百人一首の呪 (講談社文庫)

著者 : 高田 崇史

出版社:講談社

発売日:2002-10

評価 :

完了日 : 2008年10月22日

百人一首についてもっと詳しかったら・・
もっと楽しむことが出来たであろう。
曼荼羅作成の際の、句をつないでいくのが、すごすぎて。とにかく納得でした。
ただただ、実際のミステリー、いやサスペンス的な部分が少々弱いかななんて思った。


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 1

子どもに教わったこと (角川文庫)

著者 : 灰谷 健次郎

出版社:角川書店

発売日:2000-12

評価 :

完了日 : 2008年10月21日

学校の課題で、読んだ本。
著者の生徒にかける想いの熱さが伝わってくる本でした。


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 10

青のフェルマータ Fermata in Blue (集英社文庫)

著者 : 村山 由佳

出版社:集英社

発売日:2000-01-20

評価 :

完了日 : 2008年10月05日

おそらくこれが最後の読んだことのない村山由佳の作品。
感想としては、不完全燃焼かな。
もう少し話を続けて書いてもいいんじゃないのかなと感じる。
里緒の恋に関してもそうだし、ゲイリー自身にしても、救いようがなさすぎる。
彼の心のケアはどうなのか?
どうせ作品を書くのであれば、脇役のことも最後までつづって欲しいと思う。


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 6

永遠の放課後 (集英社文庫)

著者 : 三田 誠広

出版社:集英社

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2008年10月04日

清々しい展開な青春小説。
同作家の『いちご同盟』を読み、読んでみようと思った本。
『いちご同盟』と同じく、控え目な主人公は、友達の幼馴染に恋をする。
ただ、自分の気持ちを伝えずに抑え込んでしまう。
紗英がずっと長い間、想い続けた主人公に対する愛がでかいなと感心する。


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 12

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:1998-03

評価 :

完了日 : 2008年10月01日

また私は理系でしたと言わんばかりの内容の本。
実際、実験やら脳やらの話はちんぷんかんぷん。
読んでいても全然わからない。
ただ、話が途中で最後が読めてしまう。
最後にもっと大きな展開が欲しいような気がした。
智彦の友人としての優しさが、最後のページ付近ですごく良く描かれていたのが、印象的であった。
主人公の自分のエゴを突き出して生きていく姿がいかにも人間らしい。
主人公の目線で話は進むのであるから、おもいっきり嫌な感じはしないが、これが脇役であるなら、全力で嫌うキャラであろう。


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 10

白いへび眠る島

著者 : 三浦 しをん

出版社:角川書店

発売日:2005-05-25

評価 :

完了日 : 2008年09月29日

恩田陸の『ネクロポリス』をちょっと思い浮かべた。
閉鎖的な島であり、大きな祭、不思議な現象。
似てるような似てないような。
他の人の感想にもあるが、文章力の問題ではないかな。読みづらさが残る本でした。
ただ悟史、光市の持念兄弟のような熱い友情がカッコ良かったかな。


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 33

つきのふね (角川文庫)

著者 : 森 絵都

出版社:角川書店

発売日:2005-11-25

評価 :

完了日 : 2008年09月14日

中学生。
色々なことで悩み始める、難しい年ごろ。
さくら、莉利、尚純、それそれが思いを募らせる。
友達関係、それが一番難しいものであろう。
自分の中学時代を考えながら読み進めていく。
誰か支えになる人がいないと人間は崩壊してしまうのかもしれない。
そんな中、尚純が一人奔走する姿が輝いて見える。
ただそれだけでなく、自分自身の弱いところをさらけ出し、物語の最後も、尚純の心が現れ、彼も同じ中学生なのだと。
この本はすごくテンポよく読みすすめられた。


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 17

サマータイム (新潮文庫)

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:新潮社

発売日:2003-08

評価 :

完了日 : 2008年09月13日

佐藤多佳子さんのデビュー作。
進、佳奈、広一の出会いから始まり、各個人目線へ話は移っていく。
はじめは進がそのまま主人公なのかと思いきや、私は主人公は佳奈であると思う。
4編の中でも佳奈目線である『五月の道しるべ』が自分の中で一番気に入った。
自分中心に生きていく佳奈のすがすがしさがカッコイイと思う。
また、やはり題目の『サマータイム』の三人のやり取りにもすごく惹かれる。
特に、海味ゼリーを食べる姿など。
佳奈の広一に対し好意を抱き、自転車を教える様子なんかは、かわいいと思った。


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 12

きのうの世界

著者 : 恩田 陸

出版社:講談社

発売日:2008-09-04

評価 :

完了日 : 2008年09月12日

恩田陸の最新長編小説。
本の帯のコメント「これは私の集大成です」とのことで期待を胸に挑んだ作品。
話は19章に細かく分かれテンポ良く読みすすめることができ、本の世界観にも入り込むことができた。
作品の結となる部分がいつも甘いのが気がかりであり、今回はどうなるのだろうとある意味ドキドキしながら読みすすめた。
いざ話の結末を迎え、本の中ので必要のあるのかわからない人物が存在したようにも思える。
これから読み返し、さらに深く読みたいと感じる。

作品自体は最後の2章があることにより、成り立っている。
いくつもの偶然が、違った結果へと導く。
町づくりにおける塔の役割については、自分自身読んでいて納得できたといえる。


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 38

月魚 (角川文庫)

著者 : 三浦 しをん

出版社:角川書店

発売日:2004-05

評価 :

完了日 : 2008年09月10日

古書界のお話。
ただ主人公である二人『瀬名垣太一』と『本田真志喜』の関係が・・・BLですよね?
しかし、そこまで強く嫌になる関係性ではなく、互いに互いを思いやる姿がきれいであるなと思う。
真志喜目線の時、父のことを『黄塵庵』と綴っており、最後に父と書いているとこが、真志喜自身の心の移り変わりが表れていた。
ひとつの罪を二人で共有し、生きていく二人。


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 17

スローグッドバイ (集英社文庫)

著者 : 石田 衣良

出版社:集英社

発売日:2005-05-20

評価 :

完了日 : 2008年09月05日

恋愛の十篇。
内容は短編であるせいか、ぱっとしない。
その中でも、『真珠のコップ』『ローマンホリディ』がよかったかな?
『フリフリ』の終わりは、可愛い感じが漂い、好きだった。


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 2

ISOLA―十三番目の人格(ペルソナ)

著者 : 貴志 祐介

出版社:角川書店

発売日:1999-12

評価 :

完了日 : 2008年09月03日

やや読むのに時間がかかった作品。
内容としたら、ある多重人格の少女『森谷千尋』の中に13番目の人格が現れる。
エンパスである由香里は、ボランティアで彼女と出会い、言葉を交わすようになる。

やや現実離れしすぎではないか?
多重人格の中に殺戮の人格が生まれ、解決していこうとするのならわかるが。
薬、実験による臨死体験から、肉体を失い精神だけが彷徨い乗り移るなんて。
現実性のある話ならもっと楽しめたと思う。


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 7

PAY DAY!!! (新潮文庫)

著者 : 山田 詠美

出版社:新潮社

発売日:2005-07

評価 :

完了日 : 2008年08月22日

母の死。恋。家族。
様々なものを通して、双子の二人は成長していく。
この作品を読み、男と女の精神年齢の違いをすごく感じた。


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 65

火車 (新潮文庫)

著者 : 宮部 みゆき

出版社:新潮社

発売日:1998-01

評価 :

完了日 : 2008年08月19日

すごく長かった。
本間俊介は、遠縁の親戚の和也の親戚である関根彰子を捜すことになる。
現代社会が抱えるカードによる破産が影を潜めている。
彰子、喬子ともに同じよう不幸な人生を歩んでいた。
自己破産。それができたのであればこんなことは起きなかったであろう。
喬子の死亡者リストから父を捜す姿がいたたまれない。他人の姿を借りてまで逃げようとする心理は到底理解できるものではない。しかし、それだけ追い詰められていた。現代が抱える闇を映し出した作品であった。
話は喬子の肩に手をおく場面で幕を閉じている。
他の方の感想でも書いてあったが、確かにこれ以上語ることは残っていない。


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 31

別冊 図書館戦争〈2〉

著者 : 有川 浩

出版社:アスキーメディアワークス

発売日:2008-08

評価 :

完了日 : 2008年08月12日

とうとう幕引きとなる図書館戦争シリーズ。
まず読み始めから度肝をぬかれた。まさか緒方さんの話から始まるとは・・・。
しかし話の内容は、切なく甘酸っぱく好きでした。また終わり方がよく、この先を自分で思い描く。
この次が堂上と小牧の昔話。
そして最後が気になる二人の柴崎と手塚の話。
ベタ甘な話の似合わない二人。
最後はきれいにまとめてあり良かった。


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