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暁臣さんの読書ノート

2007年に読んだ本
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 29

デッドエンドの思い出 (文春文庫)

著者 : よしもと ばなな

出版社:文藝春秋

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2007年04月30日

久しぶりのよしもとばななさんの本。
内容は⑤編でその中でも『幽霊の家』と『デッドエンドの思い出』が特に自分の中で残った。
『幽霊の家』はせっちゃんと岩倉くんのたんたんとした物語、なんだけど中で出てくる大家さん夫婦の幽霊が物寂しさを演出していた。
自分が死んだことに気付かずに普通に生活している彼らはでもちゃんと成仏できたことであろう。
『デッドエンドの思い出』はよしもとさんらしい、再生の話しだった。
しかし全然話し自体は重くなく別れを言い渡す高梨もそこまで悪い奴でもなかったし・・
ミミと西山君のゆっくりとした雰囲気で自分も癒されるような気が。


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 36

重力ピエロ

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:新潮社

発売日:2003-04

評価 :

完了日 : 2007年04月28日

伊坂幸太郎さんの本、週末のフールに続いての二冊目。
内容は簡潔に言って面白かった。
最後まで読んでやっと『重力ピエロ』の意味がわかるような気がした。
この本でスプリングに春と泉という意味があるのを知った。
また血はつながってはいないけど、とても強い絆で繋がれている二人がとてもよく、父親の存在もとても大きかった。
春の絵が展示されたときに言われた嫌味に対しての母親の行動にはすげぇと思うばかりか、いいなぁと感じた。
DNAの仕事をしているという設定が最後の部分、物語の大きな軸になっている。
また自分が生物で遺伝子について勉強していたから苦がなく読めたな。
家族の強さ。これが一番大きかった。
また探偵の黒澤も良い!!
また他の本も読んでみたい。


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 66

ミーナの行進

著者 : 小川 洋子

出版社:中央公論新社

発売日:2006-04-22

評価 :

完了日 : 2007年04月25日

本屋大賞ノミネート作品。
内容はミーナ、伯父さん、伯母さん、ローザおばあさん、米田さん、小林さん、ポチ子との思い出を朋子の目線でおっていくものだった。
読んでる間中温かく、そしてゆったりとした気持ちになった。
一つ一つの文章に込められた思い。
読了後にあぁ読んで良かったと思えることが嬉しい。
ポチ子の魅力は本当にすごい。最後はさびしい結末だったけど・・・。これからはカバに対しての見方も変わるな。
またマッチの絵柄の話しもまた心に残るものになった。
時にはこんな感じのゆっくりとした本を読むのもいいなと。


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 97

終末のフール

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:集英社

発売日:2006-03

評価 :

完了日 : 2007年04月22日

本屋大賞ノミネート作品。
で、初めての伊坂幸太郎の本。
舞台は仙台ヒルズタウン、数年後に小惑星の衝突が確認される。そんな時人間はどのような行動を起こすのか?
内容はそんな状況の中で生きる人々の八編。
これを読むと人間はこんなにも脆いのか・・・
と思う。
実際に自分がこの状況に面したらどうするのだろうか?
命の限り生き続けられるのだろうか?
いろいろなことを考えされられた。
『籠城のビール』のマスコミの話しにはとても共感できた。
何故被害者をマスコミはほっといてあげないのだろうか。
実にひどい話だと思う。
『演劇のポール』は素直に人と人のつながりの大切さ、とても温かいはなしであった。


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 80

一瞬の風になれ 第二部

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-09-22

評価 :

完了日 : 2007年04月19日

一巻よりもなお面白くなった!!
キャラも関西弁の桃内が加わった。
チタンテープを貼っているとこが面白かった。
守屋先輩が引退するところはこっちまでも淋しさを感じる・・彼らの友情、特に泣いている連の姿がいい!!
谷口と新二も微々ながらも進展している感じで、新二には幸せになってほしいと思う。
読み進めていくうちにどんどん成長していく新二の姿はかっこいい。
だが、健ちゃんの事故はあぁこう話しを持っていくんだという感じが・・
こういう物語ではよくある展開なのですが・・なんかいたたまれない感じが。
特に新二の健ちゃんに言った言葉は本当に辛く哀しく涙。
仲のいい兄弟へ戻ってほしいとの願い。
でもその中から最後には立ち直る兆しをつけてこの巻は終わり・・
図書室にはまだ三巻がないため早く読みたいけど読めない・・・
早く届いてくれっ!!


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 128

一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-08-26

評価 :

完了日 : 2007年04月16日

2007年本屋大賞受賞作。ってなことで期待を胸に読んで見た。
文章自体はスラスラと読める感じだけど、話しがぽんっと飛ぶ感じがする。
それと陸上にはあまり詳しくないからよく分からないところも・・・
でも青春ってな感じプンプンの作品。
サッカー部をあきらめ陸上部に入った新二。
でも部活に熱心なところがオレ自信部活に入っていないからとても新鮮だった。
連の自由気ままな様子がとてもグット。
根岸も良い奴だ。
浦木の占いもおもしろい。
二巻につづく。


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 5

時効警察

著者 : 三木 聡,岩松 了,園 子温,ケラリーノ・サンドロヴィッチ,塚本 連平,山田 あかね

出版社:角川書店

発売日:2006-03-11

評価 :

完了日 : 2007年04月15日

ドラマの再放送を夜中にやっていて面白かったので読んでみた。
内容はもちろん期待道理にグッドでした。
霧島の抜けた感じや、三日月くんみんな良かった。でも又来と十文字のキャラほ本当にサイコーだった。
内容は特に三木 聡が書いているのが面白かった。
嘘の見破り方などなど・・・


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 33

朝日のようにさわやかに

著者 : 恩田 陸

出版社:新潮社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年04月13日

恩田さんの『図書室の海』以来の短編集。
内容は14編から。
読んだ感じは分からないものも多数・・・。
中でも『水晶の夜、翡翠の朝』!!これは以前『殺人鬼の放課後』という本に入っていて三月シリーズのヨハンの物語。
本当にこれは面白かった。まずヨハン、憂理、聖、校長と
懐かしい面々でこれだけでも恩田さんのファンなオレは良かった。内容もヨハンの華麗なる行動が目を引く。
他には『あなたと夜と音楽と』も本格ミステリーな感じが漂いすごく惹かれた。
『冷凍みかん』はあの『クレオパトラの夢』に出てきた話。
『淋しいお城』も題材がよく惹かれ、『卒業』も同じく。
ただ『一千一秒殺人事件』をもっとしっかり読み取りたかったな。


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 19

Q&A

著者 : 恩田 陸

出版社:幻冬舎

発売日:2004-06-11

評価 :

完了日 : 2007年04月08日

旭が丘のMというスーパーで謎の事件が起こる。
そのことの内容究明のため、ただひたすら質疑応答で物語りは進む。
始めは同じような形式で名前を言ったりしていて、このままどんどん事情聴取していくのかな?と思いきや、物語は途中で形式がかわり会話になる。
最初の会話で出てくる、商品を盗む上品な夫婦、何かを撒き散らした男。
しかし誰が犯人なのかという決定的な証拠はみつからない。
やはりタクシーの運転手の話が一番妥当なのであろうか・・・?
犯人は藪の中。
しかしこの事件後に様々な人の心がおかしくなってしまったのは事実である。特に奇蹟の少女と自分の娘を崇める母親、安心が得られず家族を手にかけた消防士、防犯カメラを見た調査員。
読んでいてこの本はホラーに近い感じがした。
ユージニアと話しの形式が似ているがユージニアのほうがまだ読み手に対して親切のような気がした。


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 15

クレオパトラの夢 (双葉文庫)

著者 : 恩田 陸

出版社:双葉社

発売日:2006-12

評価 :

完了日 : 2007年04月04日

『MAZE』の続編。
主人公は神原恵弥。彼は妹の和見を連れ戻すのと、クレオパトラを捜し求める。
舞台は北海道の函館なんですが、表記はH市となぜかカモフラージュしている。
内容は人物はあまり出てこないので誰もがみんな怪しい動きをしていて犯人はだれって!感じで読み進めた。
しかし内容に天然痘の話しが入りややこしく・・・
ここだけがネックでしたね。
でもさいごはすっきりだったのでまた読み返したいです。
あと恵弥は本当に良いキャラをしている。
恩田さんの作品のキャラはみんなカッコイイです。


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 10

ブルーもしくはブルー (角川文庫)

著者 : 山本 文緒

出版社:角川書店

発売日:1996-05

評価 :

完了日 : 2007年04月01日

蒼子Aは蒼子Bに旅行の帰りに出くわす。
容姿はまったく同じで名前もまったく同じ。
ただ、Aは佐々木と結婚しBは河見と結婚していた。
Aは自分がどちらと結婚するかを悩みそれによって分裂してしまったと。
2人はお互いの生活に憧れを持ち生活を交換することに。
読んだあとはあぁホラーなんだなぁと。
2人は表裏一体であり、Aが本体でBが影。
しかし立場が逆転。
言っていることはどう考えてもBのほうが正しいけど、やはりAのほうを主人公だと思ってどうなるのかと最後までハラハラ。
でも結局は同じ人物である。


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 56

ネバーランド (集英社文庫)

著者 : 恩田 陸

出版社:集英社

発売日:2003-05

評価 :

完了日 : 2007年03月31日

この本は久しぶりにまた読んでみた。
舞台は伝統のある男子寮『松籟館』。冬休みに家には帰らずに美国、寛司、光浩、統の四人は残る。

いやぁ2回目だけど楽しく読めた。
これぞ男の青春!!ってな感じですね。


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 26

四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

著者 : 浅倉 卓弥

出版社:宝島社

発売日:2004-01

評価 :

完了日 : 2007年03月29日

第1回『このミステリーがすごい!』大賞作。
この作品は買ったにもかかわらずなんとなく読むのをためらってました。
読みはじめて最初の頃はあまりピアノや脳についての記述が多くて読み進めるのに時間がかかったけどようやく前置きが終わり本編にはいったとこからはまじ読みでした。

内容の大きな部分としてはヘリコプターの墜落の巻き添えをくった、真理子が脳に障害を持ったピアニスト千織に入り込み三日間の奇蹟がってな感じの話。
千織の保護者の如月敬輔は真理子の初恋の相手で・・

そんな中読み進めていく場面の中で未来が敬輔に千織のことを問い詰めるシーンが辛くて。
未来と真理子の会話は涙涙で。
最後の敬輔と真理子の教会での場面は涙涙涙涙涙。
本当の最後の千織と敬輔の場面は温かな目で読むことができた。


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 19

100回泣くこと

著者 : 中村 航

出版社:小学館

発売日:2005-10

評価 :

完了日 : 2007年03月21日

さらっと読める本だった。
最初のバイクを直すくだりは専門知識で???でした。
人間がこんなにもはかなく死んでしますなだなぁと。
2人の話よりもブックがとても切なかった。


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 11

アルゼンチンババア (幻冬舎文庫)

著者 : よしもと ばなな

出版社:幻冬舎

発売日:2006-08

評価 :

完了日 : 2007年03月19日

とても短い話。
だけどその中には心温まるストーリーが。
アルゼンチンババアと呼ばれるユリの家に住んでいると噂で聞きたずねる私。
そこには異様な空間が。
ユリの言葉一つ一つが心にしみた。


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 14

禁じられた楽園

著者 : 恩田 陸

出版社:徳間書店

発売日:2004-04-21

評価 :

完了日 : 2007年03月19日

本の装飾はまたしてもなかなか美しい。
恩田さんの作品の中でもホラーなものは数少ないので楽しみに読んで見ました。
でも内容自体はとても興味のそそられる物語なんですが・・
せっかく途中まで念入りに書いてある感じがしたんですが最後の部分が少ない。というか少なすぎる!
なんとなくこうなんだろうなぁという理解しか出来なかった。
捷と律子の行方が読んでいて本当に気になったんですがね。
響一と敦と夏海の関係をもっと深く掘って欲しかった。
やはり最後に重要なのは香織だったけど本当にラストを・・・


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 15

象と耳鳴り

著者 : 恩田 陸

出版社:祥伝社

発売日:1999-10

評価 :

完了日 : 2007年03月16日

いやぁ~これは読むのに時間がかかった。
やはりあとがきにもあるように本格推理小説だからであろうか?
ともかく内容は関根家ファミリーの多佳雄、春、夏とオンパレード。
いくつもの短編に分かれてるなかで、『机上の論理』が1番好きな感じがした。


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 18

暗黒童話 (集英社文庫)

著者 : 乙一

出版社:集英社

発売日:2004-05-20

評価 :

完了日 : 2007年03月12日

これは題名にもあるように暗黒系の話でしたね。
でもグロいだけでなくやはりトリックもすごかった。
乙一の本はいつも読んで書き方がうまい。
まさかってことが最後に現れまんまとやられますね。
今回も普通に菜深と同じように犯人像を描いてきたけど・・完敗でした。


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 17

平面いぬ。 (集英社文庫)

著者 : 乙一

出版社:集英社

発売日:2003-06

評価 :

完了日 : 2007年03月10日

とても良かった。
『石の目』『はじめ』『BLUE』『平面いぬ。』の4編からなる。
『石の目』は自分の母親を捜しにSとNがある山へ捜しに行きそこでNが足を痛めたところある女性に助けられる。
その女性は伝説の石の目ではないのか・・?という話である。
最後の結末のところであぁやられたなぁという感じでしたね。
『はじめ』は自分の誤りでヒヨコを殺してしまいその犯人を架空の人物『はじめ』になすりつける。
しかしその『はじめ』は自分の前だけに幻覚として現れる。この話しもとても最後の部分が感動でした。
『BLUE』は生きたぬいぐるみたちの中で余った布でできたブルー視点の話。変わった視点ではあるがぬいぐるみである生き様とブルーのやさしさがとてもよかった。
『平面いぬ。』は謎の中国人彫師がいぬの刺青の話し。
このすべての4編は本当に良かった。


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 10

天帝妖狐 (集英社文庫)

著者 : 乙一

出版社:集英社

発売日:2001-07

評価 :

完了日 : 2007年03月09日

『A MASKED BALL』と『天帝妖狐』と二編から。
読んでいてどっちかというと、『A MASKED BALL』のほうが良かったかな。
誰がカタカナでメッセージを書いているのか?
推理するのが楽しかった。
『天帝妖狐』は内容が読んでいて辛かった。
夜木がなんだか『シザーハンズ』のようだった。


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