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君夜舜さんの読書ノート

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私の趣味にどっぷり浸かった本
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 2

悪魔のソネット 美形悪魔は契約しない!? (角川ビーンズ文庫)

著者 : 栗原 ちひろ

出版社:角川グループパブリッシング

発売日:2008-10-01

評価 :

完了日 : 2008年10月08日

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 2

故郷に降る雨の声〈上〉バンダル・アード=ケナード (C・NOVELSファンタジア)

著者 : 駒崎 優

出版社:中央公論新社

発売日:2008-06

評価 :

完了日 : 2008年07月25日

今更だが駒崎さんの小説は読みやすさ、構成の仕方、話運びがとても上手い人なんですね。すんなり読めてしまう。この話も地味なわりに面白くて大好きです。
行き先を告げずにシャリースたちを連れ回す依頼人に、辟易しながらも仕事とあらばと我慢し、追従するバンダル・アード=ケナード。気がつけば敵国まできていた。真の依頼人は敵国で鉄を密売して財を為した富豪だった。依頼人を助け、無事帰国することが出来るか.
早く続きが読みたくなる。2ヶ月はちょっと長いなぁ……


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 1

月色光珠―蘭花は大河に舞う (コバルト文庫)

著者 : 岡篠 名桜

出版社:集英社

発売日:2008-07-01

評価 :

完了日 : 2008年07月25日

今までの巻で一番ラブ度の高い本になっていました。
皇帝李恒に追われてる割に緊張感の欠ける琳琅と魏有ですね。
逃避行は船旅から始まり、その船で義賊・蘭将の襲撃にあいます。成り行き上、蘭将に協力する羽目に――
今後物語がどう運ぶのかとても楽しみです。


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 29

ちんぷんかん

著者 : 畠中 恵

出版社:新潮社

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年10月10日

相変わらずのクォリティ。読みやすいし、とても面白かった。やっぱり短編の方が面白いね。本数分楽しめるしね。


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 2

月色光珠―春宵に灯る紫の光 (コバルト文庫)

著者 : 岡篠 名桜

出版社:集英社

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年08月20日

快復した琳琅は子朝を仕置くために天花茶館へ赴くと、そこに李恒が現われる。どうやら、琳琅を追ってきたみたい。
(太子なのに共も連れずに皇城を脱け出すなんてすごい執念だ。もはや、こやつストーカーと化しているのでは……)
春節を後三日にひかえ、まだ帰らぬ董瑛を心配して、琳琅は再び皇城へと引き返す。しかし、董瑛は既に城下へ帰っていた。不穏に思った琳琅は消えた董瑛を捜すことにする。春蓉の偽者であることが露見したせいで、董瑛が李恒に問い詰められている。浚ったのは李恒ではないか、と疑いを抱いて、東宮を訪れる。
李恒、描かれれば描かれるだけ駄目っぷりを増していく(笑)器量はいいけどヘタレで駄目人間の見本……引き立て役に少々同情。人として駄目だけど私は結構好きだわ。
琳琅と魏有の関係はゆっくりではあるが、着実に進展している。前巻、それでくっついたことになるのか???という終わり方だったけど、彼等なりにだった模様。
(魏有よ。周師に許しを受けてからというわりに、何気に琳琅の裸の肩に触れるのは矛盾しているぞ。あんたは何気にエロいよ。しれっと殺し文句まで言うし、ちょっと反則だろ)
今巻ではいろいろと判明したことが。伏線回収。李尚の素性は推測したとおりでしたが、沈雲とあんな因縁があるとは……絶句。そりゃ、虐めたくもなるし鞭打ちたくもなるわな。康紫珀の決断にしても春爛漫といった感じの一冊だったね。


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 4

身代わり伯爵の冒険 (角川ビーンズ文庫)

著者 : 清家 未森

出版社:角川書店

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年08月09日

随分、コミック調子の小説だね。ファンタジーと銘打っているけどファンタジー感は皆無。むしろ、コメディだよね。
パン屋の看板娘が双子の兄、伯爵に扮装して、身代わりに王宮に上がり、宮廷内の陰謀に巻き込まれる。といった話。
好き嫌いはおいとくとして、顔は一緒だけど、性格は正反対のミレーユとフレッド。キャラクター性は◎。刺激があって面白い。読んでいて最後まで飽きさせなかった。
第四回ビーンズ大賞受賞作の中で一番期待してた本だったけど、本屋でちらちらと立ち読みしたかぎり、外れかも……などと印象が変わってしまった。評価が分かれていた問題点を気にしすぎてしまって、それっきりほったらかしていた。
今回、読むにあたって細かい事は考えないで、さらっと読了しよう、と決めていた。この話が王道なのかは分からないが、単純である事は確かだ。まあ、そんなことを気にせずキャラクターを中心とするドタバタ劇を楽しんだ。
この本を一言で表すと「ラノベらしい」だ。


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 1

赤と黒

著者 : 松岡 なつき

出版社:宙出版

発売日:2007-03-28

評価 :

完了日 : 2007年08月03日

舞台は地中海岸の小国M(なんでイニシャルにして国名を暈かすは謎)の某高級ホテル。カジノがある例のホテルです。
父親の親友で後見人を務める葛城の子爵の招待を受けて訪れた和樹はホテルのレストランで亡命中の青年大公・イリヤと出会い、その類い稀な美しさに釘付けになる。
和樹がカジノで一人で遊んでいると、支配人が傍に来て、さる高貴な御方が1対1の勝負を望んでいる、という。和樹はその挑戦を受け、イリヤとの勝負に臨む。だが、イリヤの勝負強さに惨敗し、己の体まで賭けることになる。
始まり方が始まり方なので、カジノでの駆け引きがメインなのか、と思ったけど、中盤以降あくまで恋愛小説だった。松岡なつきらしさが感じられた。一部理解に苦しむところ(国名とか)があったけど、思ったいたより面白かったな。この本レビュー、アマゾンにもなかったからどうかなと思っていたけど。
1996年ワニブックス版「赤と黒」の改稿版。


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 1

結晶物語〈2〉 (新書館ウィングス文庫)

著者 : 前田 栄

出版社:新書館

発売日:2005-08

評価 :

完了日 : 2007年07月31日

「就眠儀式」は「眠り姫」、「First Snow」は「白雪姫」、「鳥神の呪い」は「かぐや姫」を下地に。
中篇2本、短篇1本。


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 1

結晶物語 (1) (新書館ウィングス文庫―Wings novel)

著者 : 前田 栄

出版社:新書館

発売日:2005-01

評価 :

完了日 : 2007年07月30日

「幸福の人魚」「竜神の花嫁」の中篇2本。
古びた質屋の主人・凍雨の元には、人間だけでなく幽霊や妖怪などの有象無象に縁のある品まで持ち込まれる。
凍雨は現在は昼行灯を決め込んでい大妖怪・白夜と人間のハーフだ。感情を結晶化させる力を操り、それを舐め味わう嗜好を持つ。
妹の唯一遺した形見の品を取り戻すため、黄龍は白夜と凍雨を化け物と内心恐れながらも、凍雨の手足として働き、代価を支払っている。
お伽噺を下地に骨董品に纏わる幻想的な物語が紡がれる。「幸福な人魚」では人魚姫。「竜神の花嫁」では浦島太郎を。
身近なテーマなのに斬新でした。なんというか、私はあまりというか、全然この手の小説を読まないので、ものすごく新鮮に感じてしまった。儚いのに鮮明だったな。


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 14

狐笛のかなた

著者 : 上橋 菜穂子

出版社:理論社

発売日:2003-11

評価 :

完了日 : 2007年07月18日

夜名の森の端で祖母と二人でひっそりと暮らす小夜は、夕暮れのすすき野で野犬に追われていた手負いの子狐、野火を拾う。野犬から逃げるうちに小夜は里人の出入りを禁じている森陰屋敷に進入し、屋敷に閉じ込められている小春丸と出会う。呪いをかけられ異形になってしまったと噂されていた少年だった。
その出会いを元に小夜と小春丸は深夜の逢瀬を繰り返し、仲良くなっていく。だが、それも長くは続かず……
小春丸と最後にあってから三年、小夜十六歳の春、運命の歯車は動き出す。心の声が聞える<聞き耳>の才に秘められた真相と出生の秘密とは……悲しい物語が紡がれる。
最初、この物語は小夜と小春丸の話かと思ったが、実は小夜と野火の話だった。
「可愛いなぁ、野火」とでれでれしながら読んでいたんだけど、その不幸っぷりにだんだん不憫になってきて、それでも失わない純粋さ、けなげさに愛しさが込み上げてきた。
最後の最後まで「どうなるの? この二人……」とはらはらどきどきさせ、物語の締めではほろりと泣かせ、ほっと息をつく展開だ。「ああ、よかったなぁ」と素直に胸がすき、心が洗われるような読了感に満たされた。
情緒があって、非常に美しい世界観だった。小道具の細部まで充足に練られ、かつ必要最低限であり、無駄がない。表紙の妖しく美しい様を含めて、とても良い本だった。


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 4

赤い羊は肉を喰う

著者 : 五條 瑛

出版社:幻冬舎

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年07月04日

私は以前からナチスや旧日本軍に対して疑問に思っていたことがある。彼らがなぜその道を歩んでしまったのか、と。本書に出てくるワタナベ・グループ同様、ナチスや社会主義を悪とも思えないし、否定もしていない。肯定もしていない。善悪では量れない現象だと思っている。時代のうねりであり、流れである。そうなるにはそうなるだけの原因と流れがあり、やはり正誤は後者(特に勝者)が勝手に決めることであって本質とは違う。
じっくりと時間をかけて読んでいる間、本書の意図とは何だろうか、と考えていた。五條瑛の作品群にあっても、とりわけ異彩を放つ狙いとは。本来、小説とは娯楽性の高いもので、大衆を意識しない内容は目的と逆行している。なら、「売る」ことが目的ではない、といえる。明らかにニーズを無視しているのだから。
本書のテーマは「大衆行動の操作(マス・コントロール)」だ。政治色が強く、大変興味深い主題だった。それらが齎す裏側の世界、深層に潜む真意。恐ろしいくらいに魅力的で、小説としての物語の印象は薄れ、「マス・コントロール」という魔性にのめりこんだ。例として挙げられた事象は分かり易く解説され、的確に配されている。実用性として興味深かったのは「エレベータの速度と消費の促進」および「消費格差と治安の関係」だ。どちらも面白い論であった。
刺激的で意義のある本だったが、一部の人にしか受けないであろう。日常生活では意識しないような性質を持ち、大衆は思考を停止し、右に倣いなくなるものだからだ。本書に書かれているとおり、コロニーとして意義を潜在的に認識しているからであろう。政治経済だけではなく、身近なところにも「集団行動操作」は存在している。「皆がそうしているから、そうする」といった何気ない行動がそうだとわかる。本書の意図はその何気ない「マス・コントロール」への問題提起と認識の啓蒙にあるのではないか。私はそう考えた。
本書では悪意の操作について書いている。それについて、良くわかる反面、本当にそうだとしたら、救われないと、もの哀しく思った。巻末の数頁で偲が善意の操作について言及する。可能性として是非とも追求して欲しくある。それこそ「マス・コントロール」の真の価値だろう。


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 2

FLESH&BLOOD 10 (10) (キャラ文庫 ま 1-20) (キャラ文庫 ま 1-20) (キャラ文庫)

著者 : 松岡 なつき

出版社:徳間書店

発売日:2007-06-23

評価 :

完了日 : 2007年07月03日

「これだからカトリック教会は!」とキレながら読みました。
この時代のローマ・カトリック教会の腐敗は凄まじかった。しかし、権力だけは強大。教会の非道を正そうものなら、「異端だ」「破門だ」と叫び、あまつさえ「神の名のもとに」と自らの悪行を肯定する始末。神を自分たち道具にしてしまった。
だからというわけでもないが、教会が大嫌いなのです。
イギリスに関して半ば、自業自得感も否めないが……。
今巻ではカイトとビセンテの関係に前進あり(?)どうもこの二人の関係が不可解で気持ち悪かったのだが、ただ鈍いだけだったようだ。
次巻が待ち遠しい。だが、まだ当分先の話だろうな……(泣)


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 2

ヴェアヴォルフ‐人狼―オルデンベルク探偵事務所録 (C・NOVELSファンタジア)

著者 : 九条 菜月

出版社:中央公論新社

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2007年06月28日

舞台は、1900年のプロイセン王国首都ベルリン。宰相ビスマルクの辞職後、ヴィルヘルム2世(本文ではヴィルヘルム1世となっているが、彼は1888年にお亡くなりになっている。その後、フリードヒ3世が即位し、間を置かずヴィルヘルム2世に交代した。だからヴィルヘルム2世の治世となる。)の親政10年目を迎える頃。分かり易くいえば、第一次世界大戦のちょっと前。ドイツといえばナチス。この印象が強いね。悲しいことに……まだ、ナチは台頭してきていませんが、社会主義者鎮圧法が撤廃されて、社会主義活動が活性化してくる。また、ドイツは帝国主義と軍部の強化を図り、潜水艦ばかり造ったといわれているが……実際、馬鹿っぽいネーミング法案もあった。戦争と戦争の間の小休止、そんな時代です。
時代と国はさておき、のファンタジーですね。だから、世界史の知識がなくても何の問題もない。なんつーか、あんまり設定を活かせてはいないのですが。妖精とか精霊とか、吸血鬼だとか人狼とか空想上の生物が節操なく出てきます。
長い任務を終えて、ベルリンに戻ってきたジークはオイデンベルク探偵事務所所長のアルから呼び出され、人狼の子供エルの子育てを任される。休暇明けの初仕事はゴブリンの喧嘩の仲裁だ。嫌々ながらジークは現場に向かうが、その道中に使用した汽車の後部車両が爆破され、ベルリンに戻ることになる。その頃、街では連続殺人事件が起こっていた。また、エルのいた曲芸団の虐殺と併せ、ジークは一度に数件の事件を調査していく。
私的結構気に入った一冊だった。この作家の唯一困ったところは文章が硬質で読み難いってことかな。


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 18

前巷説百物語 (怪BOOKS)

著者 : 京極 夏彦

出版社:角川書店

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年06月18日

「寝肥」「周防の大蟆」「二口女」「かみなり」「山地乳」「旧鼠」の六篇収録。
損料屋ゑんま屋の商いは物を貸して、その損金を取る。例えば、布団。使った分、擦れた分、汚した分、の代金を頂戴する仕組みだ。その他、鍋やら箪笥やら何でも貸す。ただそれは表稼業で裏では、目に見えない損まで商っている。
大損、まる損、泣き損、死に損、遣られ損。ありとあらゆる憂き世の損を見合った損で肩代わり。銭で埋まらぬ損を買い、仕掛けて補う妖怪からくり。
「寝肥」は世界観の説明やら登場人物の紹介が大半を占め、仕掛けとしてお粗末。行き当たりばったりだね。ゑんま屋元締めお甲に誘われて又市が初めてした仕掛け仕事です。
狙ったのか、偶然なのか、話が進むごとに仕掛けが洗練していく。「巷説物語」や「巷説百物語・続」に比べたらキレがやや落ちるが、京極夏彦らしさを存分に楽しめた。
「二口女」は仕掛けとしては大したことはないが、登場する妖怪が不気味で怖いな。ふたくちに纏わる昔話が面白い。「かみなり」も面白い。こちらは言い伝え。風習? 後に仲間となる御燈の小右衛門が登場する。私的には、この仕掛けが一番好きだな。
「山地乳」には江戸闇社会を牛耳る祇右衛門が登場するが、まだ影が見えたところ。そして、「旧鼠」に続き、「巷説百物語・続 狐者異」へと繋がる。長い間燻っていた違和感が漸くとれた。又市の御行姿の所以とは――


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 1

月色光珠―冬苑に徒花は散る (コバルト文庫)

著者 : 岡篠 名桜

出版社:集英社

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年06月13日

子朝に一服盛られ、春蓉の身代りに宮城に送られた琳琅は董瑛の助手として働くことになる。胡砂香をかぐわす女の幽鬼が後宮を徘徊していて、その正体は康紫珀ではないかという噂が立っていた。琳琅はその真偽を探るが……
この巻ではいろいろと判明したことがある。けれど、それがまた謎をよぶ。初登場の李恒、康紫珀は、李尚の間には何らかの関係があるよう。こんなことをあからさまに書いちゃいけないのだろうな……頭の中で整理しながら読んでいったのだが、尚は得体が知れない。まあ、次に持ち越しなのだろう。
琳琅と魏有、漸く恋仲になったの? これで? 正直疑問に思いながら、終わってしまった。中華アクションロマンと銘打たれているけど、私はずっと恋愛小説だと思って読んでいる。しかし、魏有ってわかりにくい男だわ……


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 1

月色光珠―空恋う銀糸の果て (コバルト文庫)

著者 : 岡篠 名桜

出版社:集英社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年06月12日

琳琅は剣術道場を再開し、そこで蛛児という少女に出会い、二人は剣術を通して仲良くなっていく。また、同時期、飛天竜駒の偽者が惨忍な凶行で街を騒がせていた。尚は偽者探しに乗り出すが……
この巻で琳琅と魏有の仲がちょっと進展。ちょっとだけど、変化が。
……魏有はつくづくいい男なのね。
後半にさり気なく沈雲が尚を鞭打つシーンがある。これって無性に気になる。なんのなの? 伏線?


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 22

うそうそ

著者 : 畠中 恵

出版社:新潮社

発売日:2006-05-30

評価 :

完了日 : 2007年05月25日

若だんなが初めての旅に出ます。場所は箱根。療養のため湯治にいきます。江戸から船で小田原へ、そこから徒歩で箱根までの旅程。ずっと、行動範囲の狭かった主人公が動くってのは良いですね。でも、やっぱり、体調を崩したりするんですけど、成長してるなぁ、と感慨深くなります。道中、船の上で仁吉と佐助が忽然といなくなり、心細く思いながらも松之助と二人で箱根へ向います。塔ノ沢の宿、深夜。若だんなたちは二人の侍に攫われて――
この本を読んだ後、是非とも朝顔の種を蒔かねば、という思いに駆られた。


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 1

神曲奏界ポリフォニカ ミッシング・ホワイト 神曲奏界ポリフォニカ ホワイト シリーズ3 (GA文庫)

著者 : 高殿 円

出版社:ソフトバンク クリエイティブ

発売日:2007-04-12

評価 :

完了日 : 2007年05月16日

インフィニティ・ホワイトの続き。半年余り間が空いたからか、どうにも話の中に入れ切れず、浮いた感覚を始終味わった。後編だから仕方ないのかもしれんが戦闘ばかりで少々うんざり気味だ。集中して二冊同時に読めばもっと面白かったかもしれんな……私としては異常な分厚さになっても分冊は避けて欲しい。
内容。異世界から連れてこられたことや自分の過去をミナギから聞かされたスノウはブランカのことを信じれなくなっていた。そんな時、日蝕を前にクラスメートの契約精霊たちがいなくなり、それをスノウの仕業だと糾弾される。
中略。(←おいっ!)
戦闘。戦闘。戦闘。戦闘。後はおまけって感じ。
どういう説明やねんっ……


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 4

純棘“Thorn”―R/EVOLUTION 6th Mission (R/EVOLUTION 6th Mission)

著者 : 五條 瑛

出版社:双葉社

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年04月30日

サーシャの出番が他の巻より気持ち多かったような気がする。亮司との絡みもあって個人的には楽しめた。すみれがほとんど出てこなかったのが残念。
革命シリーズの全貌が徐々に明らかになっていく反面、一冊の本としてはややぼやけた感じのする内容であった。テーマは「変革」かな?「衝突」ともいえるな。日本人の懐古主義者、または純血主義者率いる「右翼」と外国人を支援する人権擁護団体との「怒り」という名の衝突。そして、革命へ――


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 14

おまけのこ

著者 : 畠中 恵

出版社:新潮社

発売日:2005-08-19

評価 :

完了日 : 2007年04月21日

「こわい」「畳紙」「動く影』「ありんすこく」「おまけのこ」五篇収録(内二篇書き下ろし)
一太郎五歳、栄吉六歳の頃を書いた「動く影」と鳴家の冒険を書いた「おまけのこ」が特に好きだなぁ。可愛い。


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