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君夜舜さんの読書ノート

君夜舜文庫第一層
2007年1月初日~6月末日間に読了した本(完了)
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 13

天と地の守り人〈第3部〉 (偕成社ワンダーランド)

著者 : 上橋 菜穂子,二木 真希子

出版社:偕成社

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年03月19日

最終巻に相応しい満足の一冊。
先駆けて新ヨゴに戻ったバルサはトロガイに危急を報せた後、タンダを捜しにいく。一方、チャグムは大軍(?)を引き連れ光扇京へと急ぐ。戦いの中、傷つきながら成長し、未来への展望を強く持つ。
「蒼路の旅人」「天と地の守り人」第1部第2部の三冊は政治色が強かったのですが、第三部は本来のシリーズらしい「ユナグ」の場面が描かれていた。
結末はハッピーエンド過ぎるくらいハッピーエンドでちょっと都合よすぎないか? と思わないでもない。タルシュ帝国が内乱になってしまっても、それはそれでピリッと辛くて面白かったとも思うが。
もうこれで、おしまいか、と思うと寂しいですね。
これからこのシリーズを読む方はシリーズ初期の三冊のどれからどうぞ。「精霊の守り人」「闇の守り人」「夢の守り人」この三冊であれば、どれから読んでも、さして差し障りはないだろう。


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 27

カラフル

著者 : 森 絵都

出版社:理論社

発売日:1998-07

評価 :

完了日 : 2007年03月17日

のっけから引いた。すぐに結末が予測できる。正直、最低だった。もし、森絵都がこの程度の作家だと……


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 2

新装版 魔法の声

著者 : コルネーリア フンケ

出版社:WAVE出版

発売日:2006-12-07

評価 :

完了日 : 2007年03月17日

ドイツ書らしい分厚さを誇っています。この本は忍耐への挑戦であろうな。約600頁。3分の1ほど読んで漸く本題に入っていく。前半部、ひたすら本に囲まれた夢生活を送っている主人公。ある意味、嫌味だな。うらやましいかぎり。訳者の文章が下手なのか、著者自身がそうなのか、わからないが、読んでは忘れ、読んでは通り抜け、といった感じで集中できない。飽きてしまう。映画で楽しむことに決定!
ちなみに★三つはあまり意味はない。


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 1

光の狩り手〈3〉―ナイトランナー2 (C・NOVELSファンタジア)

著者 : リン フルエリン

出版社:中央公論新社

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年03月13日

第二部最終巻。このシリーズはどの巻も通じてクォリティが高く安定している。シリーズを読んでいるものにとっては期待通りの内容だった。個人的にサージルとアレクの関係のオチには不満があるが、ファンタジーが主体なので仕方ないか……この巻でマーダス卿との因縁に決着がつくようです。
これから、読み始めようとする方には「闇の守り手1」から順に読むことをお薦めする。じゃないと、意味不明になるだろう。


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 5

とるこ日記―“ダメ人間”作家トリオの脱力旅行記

著者 : 定金 伸治,乙一,松原 真琴

出版社:集英社

発売日:2006-03

評価 :

完了日 : 2007年03月12日

埒もない本だ。まさしく趣味本(興味があって、ある程度おふざけに我慢できる、という全く趣味だと割り切らなければ読めない本のこと)前書きにある但し書き通りです。購入する場合くれぐれも前書きを読んで決めてください。ネットで買うなんて危険な賭けはお止めになったほうが得策ですよ。
さて、感想。写真のページは(私的趣味で)意外と面白くじっと見入ってしまいました。本文のほうは小説家とも思えん凄い文章だが、くだらなすぎて返って笑えたところもある。


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 13

しゃばけ

著者 : 畠中 恵

出版社:新潮社

発売日:2001-12

評価 :

完了日 : 2007年03月10日

病弱な若だんなが、周りにひたすら甘やかされ、それ以外のときは寝込んでいる。弱ってる主人公なので話は遅々として進まない。動きはほとんどない、といっても過言ではない。
アイデア的には面白いところもある。全体的に内容が薄い。


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 101

死神の精度

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:文藝春秋

発売日:2005-06-28

評価 :

完了日 : 2007年03月08日

評価に迷ったが、結局星三つ。重厚な物語を好むのでどうしても短編への評価が下がりがち。でも、この本は面白い事は面白かった。個人差によるけど、1話につき10~20分くらいで読める。移動時間向きかな。電車やバス、または昼休みの読書には最適。
8日後に死ぬであろう人間を死神が調査して、死ぬべきか、見送るべきか決める、という話。くすっと笑わせてしまうユニークさがある。


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 1

しろがねの永遠 星宿姫伝

著者 : 菅沼 理恵,瀬田 ヒナコ

出版社:角川書店

発売日:2006-12

評価 :

完了日 : 2007年03月05日

感動の最終話。この巻まで引っ張っていたものが全て明らかなになる。ここまでくるのが長かった分、満足度はあった。ただ気になったのは赤ん坊の髪が異常に長いってこと。そんなことを突っ込むんかいっ(笑)


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 12

天と地の守り人〈第2部〉 (偕成社ワンダーランド 33)

著者 : 上橋 菜穂子,二木 真希子

出版社:偕成社

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年03月03日

まあシリーズの中では普通。あんまり、内容がなかったな。カンバル王との同盟交渉のシーンに意外性があったくらいで。見せ場は最終巻に、といった感じ。


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 148

風が強く吹いている

著者 : 三浦 しをん

出版社:新潮社

発売日:2006-09-21

評価 :

完了日 : 2007年02月27日

たっぷりと時間のある休日にのんびりと読んでほしい一冊である。
直木賞受賞作である「まほろ駅前多田便利軒」は読む人によって賛否両論があり、評価が見事に分裂した。楽しめた人も、全然面白くなくて「何故これが直木賞なのだ?」と疑問になった人も、一度三浦しをんさんの著作をリセットして、新たなる作家として読み始めてほしい。
故障してもなお陸上に執着し、走ることを止められない清瀬灰二の前を「走る」ために生まれてきた天才ランナー・蔵原走が駆け抜ける。彼の走りは清瀬の理想を体現していた。清瀬の中で熱い熱い情熱が噴き出し、「箱根駅伝」という夢が現実になっていく。
寛政大学陸上競技部錬成所の肩書きを持つ竹青荘の住人と共に十ヵ月後の「箱根駅伝」を目指して走りまくる、という物語。走ってるだけかぁ? まあ、走ってるだけなんだよね。後は、飲み会をしたりと。特に大事件が起こることはないが、個性派揃いの十人を、人物一人一人丁寧に描いていっている。どんな個性を持っているか、は実際読んでみて楽しんでもらったら良いと思うのここでは端折っておく。
私はこれまで「走る」ことへ興味を持てなかった。陸上を見ることも走ることも楽しいとは思えないもの。正月に全国ネットで放送される「箱根駅伝」もただ何となく目に映るという以外特別な思い入れはなく、淡々と眺めていた。その裏にあるランナーの思いなど図る由もない。
この本で知ったことは、走るチャンスは誰にだってあり、その準備たるや壮絶な練習と熱い情熱と揺るぎない意志なのだ、ということ。不可能を可能にするのは常にその熱い情熱なのだ。
飛ぶように走る、まさに飛ぶように走り抜けていく駅伝ランナー。私は常々思う。あの速さで走ってよく20キロ以上も体が持つな、と。長距離ってある程度ペースを落として走る。全力では最後まで走れないからね。でも彼らは全力で走っているんだよね。そこが不思議だった。泉の如く湧き出す体力なのか……無尽蔵なの? そんな勘違いが起こるほど凄いことなのだ。
感動。
感動!
どうしようもない、なんともいえないような衝動が突き上げる!
風を切る素晴らしさを身に沁みて感じられた。実際に走ったわけではないけれど、「走る」ことへ魅了されてしまう、その情熱を体感できた。
来年の「箱根駅伝」はまた違った角度で観戦できるだろう。
「駅伝」とは、どういったものであるかを知った今では――


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 33

獣の奏者 II 王獣編

著者 : 上橋 菜穂子

出版社:講談社

発売日:2006-11-21

評価 :

完了日 : 2007年02月24日

カザルム王獣保護場で学び始めたエリンに初めての友達ができたり、と人間としても大きく成長していく。同時に、傷ついた幼獣・リランを通して野生の恐ろしさを知っていく。
「王獣は、けっして人に馴れることはない。甘い幻想を抱いて近づきすぎれば、爪で引き裂かれて死ぬことになる」
王獣と闘蛇、そして人間。
野生と人間の距離。
生物、とは如何にあるべきか。そう問い続ける小説であった。
獣を戦争の道具にしたくない。あるべき姿のまま、あるがままに生きたい、生きてほしい、とエリンは願う。だが、人間がそういう生き物なら、獣を同じ生物としてではなく、道具としてしか扱えない生物なら、それならそれで良い……と諦めてしまう。冷めてしまった中にも一縷の光が射して――
私の中にもエリンと同じ気持ちがある。人間は所詮殺し合う生き物だ、と。日本人的には危険思想だと思うのだが、そんな崇高な生き物ではないと確信しているので共感した部分だ。
だが、物語としては絶望感に満ちた終わり方をするのも味気ない。しっかりと、ではないが、仄かに希望を残す。
この感動を味わってほしい。
小説ならではのオリジナリティに溢れた魅力ある世界を――


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 38

獣の奏者 I 闘蛇編

著者 : 上橋 菜穂子

出版社:講談社

発売日:2006-11-21

評価 :

完了日 : 2007年02月23日

主人公・エリンの母は、闘蛇の中でも強いという「牙」の飼育に携わっていた獣ノ医師だが、失意の中で闘蛇を死なせてしまう。政治の象徴であった「牙」の大量死で母は処刑されてしまう。闘蛇に食い殺される母を姿を尻目に逃げ延びたエリンは、蜂飼いのジョウンに拾われ心身ともに助けられる。傷心がやがて癒えてきた頃、エリンは王獣と出会い、その美しさに心を奪われる。蜂の生態の秀逸さに惹かれ、野生の神秘に興味を持ち、それを解き明かしたい願うエリンは母と同じ獣ノ医師を目指し、ジョウンの元を巣立っていく。
できれば二巻も続けて読んでほしい。位置づけとしては上下巻だ。児童書だから大人ではちょっと……と思っていると損をする小説です。


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 68

ナイチンゲールの沈黙

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2006-10-06

評価 :

完了日 : 2007年02月16日

この本を評価するって非常に難しい。エンターテイメント分野としては、とても面白く良本なんだけど、ミステリとしては、はっきり言うと「カス。」
言葉は悪いけど、そう断じても仕方ない捻りのなさだ。困ったことに。読者がどういう気持ちで読むかが、評価の境目となる。
ミステリを求めて読むなら、「やめておけっ!」
特に本格推理の好きな読者なら、合わないこと間違いなしだ。本格とは程遠い。
エンターテイメント。キャラクタ小説として読むなら◎
前作「チーム・バチスタの栄光」に続き、やる気がない怠慢医・田口公平視点で描かれている。彼はやはりワトソン役での活躍となってる。何故、君が解決しないんだ、と密かに怒っている私(笑)
探偵役は私の嫌いな「白鳥」だね。キャラは面白いけど、だってゴキブリなんだもん。そんな表現しなくてもいいじゃない。白鳥なんか登場した瞬間から嫌いだよ!!
さて、第二作目ある今作は前作「チーム・バチスタの栄光」よりも専門用語がぐっと減って読みやすくなっている。それだけにぐいぐい小説にのめり込んでいける。でも、ミステリ的にオチが甘いので、読了感が微妙。楽しんでいたんだけど、だんだん、テンションが下がっていく。本が厚いだけに最後まで読むのは辛いだろう。
っていうか、最近のミステリってこういうの?
なんでもかんでもミステリなの?
――って感じで正直激震ものだよ。
どうなんだよっ!
ミステリなら売れるからってミステリ風の現代小説やミステリ風の時代小説やミステリ風のファンタジーって多くない?
ああ、嘆かわしい……
私が自然とミステリ離れしたのって、そのせいかも。
あらすじは、と……うーん。考えてみたけど、あんまりバラバラで。ミステリ的に関係ないエピソードから始まり、それに帰結する。なんだか、ホント、どうでもいいような気がする。個人的に楽しんだのは、田口と高階病院長とのやり取りくらいか。
はっとする、シュールなミステリに出会いたい……。

忠告! この本は現代小説として読みましょう。医学萌えにはお薦めの一冊(?)


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 2

レンタルマギカ―鬼の祭りと魔法使い〈下〉 (角川スニーカー文庫)

著者 : 三田 誠,pako

出版社:角川書店

発売日:2006-11-30

評価 :

完了日 : 2007年02月15日

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 2

レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い (上) (スニーカー文庫)

著者 : pako

出版社:角川書店

発売日:2006-10-31

評価 :

完了日 : 2007年02月13日

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 2

十字の刻印を持つふたり―アニタ・ブレイク・シリーズ〈1〉 (ヴィレッジブックス)

著者 : ローレル・K. ハミルトン

出版社:ソニーマガジンズ

発売日:2006-04

評価 :

完了日 : 2007年02月11日

エロスを表現しながら読者を魅了していくが、物語の展開は大して面白くない。分厚いだけあって後半、飽きてくる。相当のヴァンパイア好きでなければ読みきるのは厳しいかも。


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 2

レンタルマギカ 魔法使い、修行中! (角川スニーカー文庫)

著者 : 三田 誠

出版社:角川書店

発売日:2006-06-30

評価 :

完了日 : 2007年02月10日

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 3

レンタルマギカ 魔法使いの宿命! (角川スニーカー文庫)

著者 : pako

出版社:角川書店

発売日:2005-12-28

評価 :

完了日 : 2007年02月10日

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 1

桃源の薬―翡翠色の王国 (コバルト文庫)

著者 : 山本 瑤

出版社:集英社

発売日:2006-12-22

評価 :

完了日 : 2007年02月10日

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 1

桃源の薬―魔を抱く娘 (コバルト文庫)

著者 : 山本 瑤

出版社:集英社

発売日:2006-11

評価 :

完了日 : 2007年02月10日

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