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謙樹さんの読書ノート

2007年上半期(1-6月)読了済の本
2007年上半期に読んだ本。その中から面白かったものだけを紹介。
面白くなかったものは完全無視。
手書きでも読了帳をつけているのですが、それによると上半期に読んだ本は121冊(絵本、漫画含まず)。17冊は完全に闇に葬り去ってしまったようです。
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 6

ルピナス探偵団の当惑 (創元推理文庫)

著者 : 津原 泰水

出版社:東京創元社

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年06月29日

このルピナス探偵団は元々1994、95年に講談社X文庫TEENS HEARTから『うふふルピナス探偵団』『ようこそ雪の館へ』の2冊が発売された。
その後著者は少女小説家を卒業してしまったのだが、その後その2冊分を大幅に改稿し(『うふふルピナス探偵団』は「冷えたピザはいかが」と改題されている)+もう一編「大女優の右手」を書き下ろし、原書房ミステリー・リーグから『ルピナス探偵団の当惑』として2004年に単行本化された。
今回はその原書房で単行本化されたものの文庫化である。

X文庫版も、原書房版も読んだのに、また買って読んでしまった。
普段なら文庫で756円なんて高い!!と思ってしまう私ですが、元々の文庫がそれぞれ400円、420円だったことを考えると2冊文+αで756円は安い!そして、面白い。
10年間で3つの出版社にまたがって発売されていることからもその面白さはうかがえると思う。

たまたま密室の謎を解いてしまった事によって(その事件については本の中では詳しく書かれていない)、刑事の姉不二子が持ち込んでくる事件を、解決するように迫られる日々を送る彩子。彩子は友人であるキリエ、マヤ、そして憧れの人祀島くんとともに謎を解く。

どうして殺人を犯した直後に被害者に食べ残したピザを食べていったか、 どうして血文字のダイイング・メッセージは鏡文字になっていたのか、どうして女優の死体から右腕だけが盗まれたのか。
少女小説らしい軽妙さと、本格的な謎の融合が魅力的。
彩子の恋がどうなっていくのかも気になる。

秋に発売される続編『ルピナス探偵団の憂愁』も楽しみだ。


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 2

FLESH&BLOOD 10 (10) (キャラ文庫 ま 1-20) (キャラ文庫 ま 1-20) (キャラ文庫)

著者 : 松岡 なつき

出版社:徳間書店

発売日:2007-06-23

評価 :

完了日 : 2007年06月28日

9巻目の発売が2006年の2月なので、1年4ヵ月ぶりの新刊だったんですね。
気分的には★4.8ぐらいな感じでしょうか。

大航海時代のイングランドにタイムスリップしてしまった主人公海斗の物語ですが、9巻に引き続きスペイン編。
ビセンテによってスペインに連れ去られた海斗は、異端審問にかけられることになり・・・という緊迫した展開。

やはり、長い間イングランド側からの物語を読んできたせいか、それともスペインの歴史にあまり興味がなかったせいか、スペイン編は気乗りしないな、などと思ってたんですが面白い。
もともとこのシリーズは、時代考証がしっかりしているのですが、今回も異端審問の様子が詳しく描かれていて、興味深かったです。
学生時代にこの本があったら、もっと世界史の成績が良かったかもしれない。

海斗を奪還すべくイングランド組も動き出しており、次巻も面白くなりそう。次巻にも期待大!です。

それと、今回ホーの丘から失踪したのが海斗、リリーさんの他にもう一人(成年男性らしい)がいたことが判明しましたね。
その人もタイムスリップしているのかなあ。もう本編に登場しているのかも気になるところ。

一応、ジャンルで言うとボーイズ・ラブになるのでしょうが、BLが大の苦手の姉が唯一一緒に読んでくれる本だったりします。


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 4

エンド・クレジットに最適な夏 (ミステリ・フロンティア)

著者 : 福田 栄一

出版社:東京創元社

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2007年06月26日

ストーカー撃退、女子大生の行方追跡、盗撮犯探し、恋愛相談などなど次から次へと災難のように降りかかる問題を、大学生の晴也が解決していく一夏の物語。
全てがうまく解決するさまは見事としかいいようがない。
エンディングのほろ苦さもいいと思う。

ただ、恋愛相談はともかくとして、一介の大学生が警察の力に頼らず、こんなにうまく物事を解決できるとは思えない。
トラブルを解決するための能力を、主人公の晴也が手に入れたのは、通っていた中学校がめちゃくちゃに荒れていて、悪い仲間から学んだからというのも、どうにもしっくりこない気がする。
いっそ主人公が大学生ではなく、探偵とかのほうが納得できたかも。


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 3

J

著者 : 五條 瑛

出版社:徳間書店

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年06月26日

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 3

チョコレートゴシップ

著者 : 森橋 ビンゴ

出版社:角川書店

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年06月22日

同作者の『三月、七日。』を読んで面白かったので読んでみた。
すごく不可思議な味わいのある本だった。

「メンソール・ベイベ」「夕焼けブランコ」「アメ車とグルメと太陽と」「スナヲナキミト」の4編と、その幕間的な「ボクの話 チェリーオンザチョコレートケーキ」から構成されている。

登場人物たちはゲイやレズや変態や、リストカットをする人などで、なんとなく重くなりそうなテーマだと思うのだが、そんなことはなくとても軽やかに物語は進む。

どの話も、私にはハッピーエンドと言い切れない気がするのだが、奇妙な優しさを感じるせいか後味は悪くない。

「ボクの話」のボクは小説家みたいなので、作者自身の心情なのかなと、ちょっと思った。


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 1

ひつじ探偵団

著者 : レオニー スヴァン

出版社:早川書房

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年06月18日

実のところ、翻訳小説というものがあまり得意ではない。カタカナの名前の登場人物ばかりだと何故か頭が混乱する。この本も登場人物(登場羊かな)が多いので、なかなか名前を覚えられず最初ちょっと戸惑った。

アイルランドのどかな牧草地グレンキルで、殺人事件が起こった。殺されたのは羊飼いのジョージ。
自分たちのご主人である羊飼いのジョージが殺され、羊たちはジョージの無念を晴らそうと犯人捜しに奔走する、というのがあらすじ。
世界一賢い羊ミス・メイプル(ミス・マープルからもじった名前だと思われる)、武闘派で元はサーカスにいた羊オテロ、超記憶力を持つ大食い羊鯨のモップルらたくさんのむくむく可愛い羊たちが登場する。

羊たちが主役なので、普通の人間だったら知っているようなことを知らなかったり、逆に人間では気づけないような嗅覚で謎に迫ったりと、謎解き方法や、犯人を指摘しようとする作戦もちょっと変わっていて面白かった。

あと、羊飼いのジョージとジョージの跡を継いで羊飼いになったレベッカが羊たちに本を朗読してあげるエピソードなども楽しかった。羊たちに羊の病気の本を朗読するジョージはちょっとどうかと思いますが。

ただ、7年前の事件とか村人たちの不可思議な行動については、全て謎が解けきったわけではないように思った。
羊たちはジョージの事件にしか興味がないので、それ以外の些末なことは、謎が解けても解けなくてもどうでもいいからなのかなあ。

殺人事件を扱った小説ですが、あまりミステリっぽくない気がする。
ジャンルとしては、ひつじエンターテインメントとか羊小説とか呼ぶといいのではないかと思う。


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 1

らくだい魔女と闇の魔女 (ポプラポケット文庫 60-2)

著者 : 成田 サトコ

出版社:ポプラ社

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年06月14日

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 1

らくだい魔女はプリセンス (ポプラポケット文庫)

著者 : 成田 サトコ,千野 えなが

出版社:ポプラ社

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2007年06月14日

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 19

カクレカラクリ—An Automaton in Long Sleep

著者 : 森 博嗣

出版社:メディアファクトリー

発売日:2006-08

評価 :

完了日 : 2007年06月14日

コカ・コーラの120周年を記念して書き下ろされた小説。

登場人物がよくコカ・コーラを飲んでる。
ところで私は、玲奈がいつも飲んでるコカ・コーラがペットボトルなのに、玲奈たちが住んでる地域には自動販売機がなく、商店で売ってるのも瓶のみなので、どこでコカ・コーラを買ってるんだこの子、とすごく気になってしまった。そこに何か伏線が!?などと考えてしまった私は単なる阿呆でしょう。

カラクリが作られてから120年経った年に動き出すという、120年という数字も多分120周年の記念作品だからなのでしょうね。
ドラマ化されていますが、ドラマは見てません。
カラクリや鍵などは、自分で想像してもいまいちわからないので、映像の方がわかりやすいのかなという気がします。

物語の方は、殺人事件が起こるわけでもなく、のんびりとした話。
非常に爽やかで読みやすい本でした。




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 3

十月は二人三脚の消去法推理 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)

著者 : 霧舎 巧

出版社:講談社

発売日:2007-06-08

評価 :

完了日 : 2007年06月13日

前巻から1年9ヵ月ぶりの新刊。
そのせいか前巻までの内容をすっかり忘れ去っていましたが(メインの登場人物たちは大丈夫でしたが、昨夜子などは誰だっけ?この子と思ってしまった・・・)、結構前巻までの話も絡んでくるので、ある程度復習しておかないと楽しめない気がしました。

今回は10月。体育祭のお話しです。
体育祭のパンフレットや、琴葉の名刺などのオマケ(物語の重要なアイテム)もついていて楽しかったです。

お話しの方ですが、今回の事件は以前の事件と比べてちょっと雰囲気が違う気がしました。タイトルに「消去法推理」とあるけれど、これって消去法推理なの?という感じだし。
どちらかというと、今回のメインは棚彦と琴葉が追う事件そのものより、早苗さんの謎の方がメインなのかなと思いました。

読みやすいのでサクサク読めましたし、それなりに面白かったのですが、今度はしっかり復習をしてからもう一度読んでみようかなと思います。

次は11月。文化祭で見立て殺人がテーマだそうです。
伝説達成まであと5ヵ月。
次巻も楽しみにしております。


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 37

玻璃の天

著者 : 北村 薫

出版社:文藝春秋

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年06月13日

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 1

LOVE LOGIC―蜜と罰

著者 : 清涼院 流水

出版社:角川書店

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2007年06月12日

理想の恋人を見つける会員制クラブのイベントで、高原のロッジに招待された10人の男女。理想の相手を見つけるべく恋愛推理をすることになるが、それは恐ろしいデスゲームのはじまりでもあった・・・。と言うのがあらすじ。

前半は普通の小説。
後半は読み進めていくと選択肢があって、自分が正しいと思った方を選んで読んでいく、という形式のゲームブック。
間違った方を選ぶとBAD ENDINGを迎えて、そこで物語が終わってしまう。

論理的に読んでいけば、たぶんBAD ENDINGは避けられるのでしょうが、思考回路が論理的じゃない私は何度もBAD ENDINGを迎えてしまいました・・・。
最終的に辿りつくENDINGは1個しかないのですが、そのENDINGも別にハッピーエンドとは思えないし、えー、ここで終わりなの?と言う感じ。
あと、別にゲームブックじゃなくてもいいんじゃないか、と思ってしまいました。





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 2

翼は碧空を翔けて〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)

著者 : 三浦 真奈美

出版社:中央公論新社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年06月11日

全3巻の3巻目。
まさに大団円!!
幸せな気持ちになれる、読んでよかったと思える本でした。

1巻目の頃は、わがままで世間知らずなお姫様という感じだったアンジェラもずいぶん成長して、素敵な女性になりましたね。
セシルが久々にアンジェラを見て、その美しさのあまり見とれてしまうシーンはよかったです。

1巻目のあとがきに世紀のラブロマンスになると書いてあったので、もっとラブラブな話になるのかな?と思っていたら意外にも、あっさり風味。
でも、それがこのお話の魅力なのかもしれません。

アンジェラとセシルのその後も読みたい!!と思わせられました。


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 7

天帝のはしたなき果実 (講談社ノベルス)

著者 : 古野 まほろ

出版社:講談社

発売日:2007-01-12

評価 :

完了日 : 2007年06月11日

最初の数行を読んだだけで、あ、これは読めないなと思いました。
800頁を越えるページ数もやる気を削ぎますが、何と言っても大量のルビが読む気を妨げていると思えました。カタカナが氾濫していて全然物語が頭に入って来ませんでした。
途中から、ルビを読まないようにしたら、何とか読み進められるようになりました。(作者の意図完全無視ですが・・・)
一言で言えば、装飾過多。
ごてごてした装飾を取り去ってしまえば、もっと面白かったかもしれません。
ラストの謎解きの回答部分も、非常に読むのに苦労しました。
この本は2段組ではなかったのが、私にとっては救いでした。
多分、2段組だったら途中で読むのをやめていたでしょう。

この話は、一体どういう時代設定なのかとか、主人公たちが暮らす日本という国はなんか現実の国とは違うようだ(パラレルなのかな?)とか、読んでいて朧気にわかるだけで、一切説明もなし。
今後シリーズを読み続ければわかるんでしょうか?

よくわからないまま読んでたんですが、何故に評価が★3つなのかというと、途中アンコンのあたりは謎解きも含めて面白かったので。
最後はちょっと壮大すぎてついて行きかねましたが。
動機がもっと普通だったら良かったのに、と思います。

それと『虚無への供物』は10年くらい前に一度読んだだけで、記憶がかなりおぼろげなので、何とも言えませんが多分こんな話ではなかったような気がします。
どちらかというと、この作者は有栖川有栖さんが好きなのではないか、という印象。
たとえば、主人公のまほろが読んでいた本は『月光ゲーム』だし、一馬が本屋で買ってきた『人形ガーデン』という本は、『双頭の悪魔』に作者が元々付けようとしていたタイトルだし、アイドルの千原由衣と言う名前も『双頭の悪魔』に出てくるし。本筋とは関係なく、マニアックに楽しんでしまいました。

読みにくいと言いつつ、慣れるとクセになる文章かも。
多分、次作も読むと思います。



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 14

子どもたちは夜と遊ぶ (下)

著者 : 辻村 深月

出版社:講談社

発売日:2005-05-10

評価 :

完了日 : 2007年06月08日

『スロウハイツの神様』を読んで、他の著作も読んでみたいなと思って図書館で借りた。

『スロウハイツ~』を読んだ時も思ったのだけれど、登場人物一人一人の描写が非常に丁寧。
小さなエピソードの積み重ねや、言動、行動から登場人物たちが、ああこの人はこんな人なんだなとか、この子はこんな子なんだなというのが明確に伝わってくる。

読み進めていく過程で、どんどん浅葱が救われない展開になるんじゃないかと気が重くなった。
続きは気になるが、ページをめくり続けたら救われない展開になるのではないかと思って、結末を知りたくないようなそ気さえして、途中で読むのをやめたくなった。
結論から言えば、悲しくて切ないけれど、救いのあるラストは読んで良かったと心から思える。

ただ、殺人の場面はちょっと描写が残酷すぎるのではと思ったし、8人も殺す必要があったのかなあと思ったりもした。


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 3

真・イズミ幻戦記―暁の国〈3〉 (徳間デュアル文庫)

著者 : 若木 未生

出版社:徳間書店

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年06月08日

帯に「ついに、降臨!」と書いてあるので、イズミ様復活なのかな。
『真・イズミ幻戦記-暁の国』は1年2ヵ月ぶりの新刊ですが、イズミ様は1998年6月に出た『イズミ幻戦記6』に登場して以来、出番がなかったので、9年ぶりの登場になるんでしょうか。
えらく長く待たされた気がしますが、読むのが非常に楽しみです。
まだこの本、手元にありません。これから注文します。

↑はこの本買う前に書いたもの。
ネット注文しようかなと思ったんですが、すぐ読みたかったので、本屋に走っていって即購入してしまいました。

今回は読んでいて省吾の気持ちにかなり引きずられました。
拓己の事になると、彼は全く冷静じゃいられなくなるんだということは前からわかってましたが、ここまでとは。

省吾の拓己に対しての台詞って、どうしていつも殺し文句なんだろう?
そういう台詞は、岐世子(聖)にでも言ってあげなさいよ、と思ってしまいました。

で、帯の言葉「ついに、降臨!」は事実には事実だったんですけどね・・・。イズミ様は復活したとたんに3巻目終了。次巻以降の活躍に期待するしかないようです。次巻はきっと大活躍してくれるはずだ、と信じていますので。

このシリーズを読み始めてかれこれ15年くらい立つんですが、まだまだ終わりは見えませんね。
「暁の国」編も3巻予定と言われてたけど結局終わりませんでしたし。

『イズミ幻戦記 完全版』全3巻と、『真・イズミ幻戦記-暁の国』1,2巻を復習がてらに読み直しながら、次巻を気長に待ちたいと思います。(4巻で完結するんでしょうか)


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 14

子どもたちは夜と遊ぶ(上)

著者 : 辻村 深月

出版社:講談社

発売日:2005-05-10

評価 :

完了日 : 2007年06月06日

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 6

不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ〈3〉

著者 : 菅野 彰

出版社:イーストプレス

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年06月05日

体験エッセイ。
今回も吹き矢、ピラティス、ホットヨガ、英会話スクール、陶芸の絵付けなど色々なことに挑戦している。

でも今回のメインはウォーキング。(登山、トレッキング含む)
この本で菅野さんは担当の鈴木さんとともに歩いて歩いて歩きまくっている。
川越七福神巡り、芦ノ湖一周、五色沼ウォーキング、屋久島縄文杉登山で歩いた総距離は、55.3キロになるらしい。
そして、菅野さん&鈴木さんのコンビは歩きまくるだけじゃなく、食べる量飲む量も半端じゃない。
なんで、次の日に歩くことが決まっているのに、夜中まで大量に酒を飲んでしまうんだろう、この2人は。とツッコミを入れたいほど飲んで飲んで飲みまくる。

2人とも体力の限界まで挑戦しているような気がするが、このコンビ、本当にそのうちホノルルマラソンに出場しちゃうのでしょうか?


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 12

毒草師

著者 : 高田 崇史

出版社:幻冬舎

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年06月04日

『ポンツーン』で連載された『鬼一口』を改題し、単行本化したもの。
連載を追いかけて読もうとしたのですが、途中でやめてしまい、気が付いたら本が発売されていました。
と言うわけで、単行本で一気読み。

同作者の『QEDシリーズ』にも登場する自称「毒草師」御名形史紋が登場し謎を解く。
『QEDシリーズ』の探偵役であるタタルさんも相当に変人ですが、御名形さんはさらに奇人変人という気がしました。
何というか周りと会話が成り立たない感じの人。
私はあんまりお近づきにはなりたくないタイプだな、と思いました。御名形さんの隣人西田君は、結構彼に気に入られているようでしたが。
それにしても西田君はすごくお人好しだと思う。他人をすぐに信用しちゃうし。
私だったら御名形さんがくれた薬草茶なんて絶対に飲まないと思う。だって「毒草師」を名乗ってる人だし、見た目も怪しすぎるし、そんな人がくれたものを疑いなく口を付けるなんて絶対無理!!と思いました。西田君、すごいよ。

あと、話の中に『伊勢物語』が出てくるのですが、高校生の時に岩波文庫版を現代語訳させられたことなどを思い出しました。
『伊勢物語』はその後一度も読んでないのに、自力で訳したせいか、よく覚えていて今回の話はすんなり読めて楽しかったです。
学生時代の勉強って無駄じゃないんだなと思いました。
ただ、この本に出てくる『伊勢物語』の解釈にはへえ、そうなのかと新しい発見があって驚きましたが。

それから、あまり本筋には関係ないのですが、家政婦の規子さんと、西田君の名前真規って同じ字が使われているので、何か関係があるのかななどと深読みしてしまったので、できれば違う漢字で名前を付けて欲しかったと思いました。単なる私のわがままかもしれませんが。

でも、シリーズ化してほしいくらい面白かったです。
シリーズ化希望!!




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 45

きみはポラリス

著者 : 三浦 しをん

出版社:新潮社

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2007年06月04日

恋愛小説はどうも苦手なんですが、この本は楽しんで読めました。
様々な形の恋愛を描いた短編集。11編収録されています。

最後に初出・収録一覧が付いているのですが、各短編のお題、自分で決めた自分お題が書かれてあり、こんなテーマで書いた小説なんだとか、こんなテーマからこういう小説が生まれるんだ、などととても興味深かったです。





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