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謙樹さんの読書ノート

心のマイベストブック
読み終わってから何年経っても大好きで、大事な本。
ここで紹介する本は、多分本気で語ったら一晩語っても語り尽くせない!!というような本です。
「私」という人間を形作った本と言っても過言じゃない。
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 1

紫苑の園/香澄 (小学館文庫)

著者 : 松田 瓊子

出版社:小学館

発売日:2000-04

評価 :

完了日 : 2007年07月04日

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 6

ルピナス探偵団の当惑 (創元推理文庫)

著者 : 津原 泰水

出版社:東京創元社

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年06月29日

このルピナス探偵団は元々1994、95年に講談社X文庫TEENS HEARTから『うふふルピナス探偵団』『ようこそ雪の館へ』の2冊が発売された。
その後著者は少女小説家を卒業してしまったのだが、その後その2冊分を大幅に改稿し(『うふふルピナス探偵団』は「冷えたピザはいかが」と改題されている)+もう一編「大女優の右手」を書き下ろし、原書房ミステリー・リーグから『ルピナス探偵団の当惑』として2004年に単行本化された。
今回はその原書房で単行本化されたものの文庫化である。

X文庫版も、原書房版も読んだのに、また買って読んでしまった。
普段なら文庫で756円なんて高い!!と思ってしまう私ですが、元々の文庫がそれぞれ400円、420円だったことを考えると2冊文+αで756円は安い!そして、面白い。
10年間で3つの出版社にまたがって発売されていることからもその面白さはうかがえると思う。

たまたま密室の謎を解いてしまった事によって(その事件については本の中では詳しく書かれていない)、刑事の姉不二子が持ち込んでくる事件を、解決するように迫られる日々を送る彩子。彩子は友人であるキリエ、マヤ、そして憧れの人祀島くんとともに謎を解く。

どうして殺人を犯した直後に被害者に食べ残したピザを食べていったか、 どうして血文字のダイイング・メッセージは鏡文字になっていたのか、どうして女優の死体から右腕だけが盗まれたのか。
少女小説らしい軽妙さと、本格的な謎の融合が魅力的。
彩子の恋がどうなっていくのかも気になる。

秋に発売される続編『ルピナス探偵団の憂愁』も楽しみだ。


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 2

クレイジーフラミンゴの秋 (GA文庫)

著者 : 誼阿古

出版社:ソフトバンク クリエイティブ

発売日:2007-02-14

評価 :

完了日 : 2007年04月17日

『クレイジーカンガルーの夏』のスピンオフ作品。
前作は夏休みの男の子たちの物語だったが、こちらはその夏休みが終わった直後2学期の始業式から3学期の始業式までを女の子の視点で描いている。

舞台は同じ場所なので、前作の登場人物たちもちらほらと登場するが、前作を読まなくても多分読めるだろうと思う。
ただ前作のネタバレは多少あるので、私は順番に読むのをオススメしますが。

なりたくなかったのになってしまった学級委員、くだらないことばかり言う女子たち、くだらないことですぐ衝突する男子たち、自分をまったく理解してくれずイライラさせられっぱなしの親、そして自分自身、周りのものみんな「バッカみたい」と感じつつも、なぜか不思議に心を騒がす存在がある・・・。

潔癖で無垢で、もう自分は子供じゃないと思っていたけど本当はまだまだ子供だった時代のことが懐かしく思いおこされれる。

物語のなかで主人公の晴は、11月の夕暮れの空が好きだという。すぐに闇に包まれてしまう前のほんの一瞬の美しい空。
多分13歳という季節は、その夕暮れの空と同じで一瞬で過ぎ去ってしまうものなのだと思う。
その一瞬の煌めきを凝縮したような物語だ。

物語の中にはたくさんの音楽が登場し、巻末に音楽リストがついているので、音楽に詳しいともっと面白かったかなと思う。
でも、前作同様ためらわずに面白かったと言える作品だった。


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 3

六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)

著者 : 恩田 陸

出版社:新潮社

発売日:1992-07

評価 :

完了日 : 2007年04月13日

最初の出会いは通っていた高校の図書室でした。
秋里和国さんが表紙のイラストを描かれた新潮文庫のファンタジーノベル版の本です。
あまりに面白かったので、手元に置いておきたいと本屋さんに注文したら絶版でした。
図書室の本を盗もうかと(絶対ダメです、犯罪です)真剣に悩んだりしましたが、結局は古本屋さんで手に入れました。

現在は、新潮文庫版が簡単に手にはいるようになりました。
元の本に加筆訂正したものなので、内容は変わりありません。(どちらも読んだのでそれは確かです)

元々の本のほうが文章も荒削りだと思います。
けれど、私の想い出の『六番目の小夜子』はやはり、ファンタジーノベル版なのです。


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 1

熱氷 (講談社文庫)

著者 : 五條 瑛

出版社:講談社

発売日:2005-08-12

評価 :

完了日 : 2007年04月13日

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 4

ルピナス探偵団の当惑 (ミステリー・リーグ)

著者 : 津原 泰水

出版社:原書房

発売日:2004-03

評価 :

完了日 : 2007年04月10日

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 45

海の底

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2005-06

評価 :

完了日 : 2007年04月10日

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 148

風が強く吹いている

著者 : 三浦 しをん

出版社:新潮社

発売日:2006-09-21

評価 :

完了日 : 2007年04月10日

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 2

雪の断章 (講談社文庫)

著者 : 佐々木 丸美

出版社:講談社

発売日:1983-01

評価 :

完了日 : 2007年04月10日

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3.このは (2008/10/20)
謙樹さん、ご教授ありがとうございます。
コレクションが出るほど有名な作家さんでしたか。っていうか復刊刊行されたってことは「幻の書」だったんですね。(ブクオフで探しても無い筈だ…。)
朧げにしか思い出せませんが、文章が素敵だったような印象がある本です。いつの日にか入手して謙樹さんのように冬の寒さに浸りながら読んでみたいものです。
4.謙樹 (2008/11/04)
「雪の断章」は12月に東京創元社の創元推理文庫から出るみたいですよ~。文庫だと手に入れやすいので、個人的にすごく嬉しいです。また買っちゃうかも・・・。

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 4

タイム・リープ―あしたはきのう

著者 : 高畑 京一郎

出版社:メディアワークス

発売日:1995-06

評価 :

完了日 : 2007年04月10日

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 14

リセット (新潮文庫)

著者 : 北村 薫

出版社:新潮社

発売日:2003-06

評価 :

完了日 : 2007年04月06日

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 3

クレイジーカンガルーの夏 (GA文庫)

著者 : 誼 阿古

出版社:ソフトバンククリエイティブ

発売日:2006-11-14

評価 :

完了日 : 2007年04月06日

面白かったです。
面白かったなんて言葉では本当は全然足りないのだけれど。

誰もが通り過ぎてしまう、13歳という季節を鮮やかに切り取った物語。

物語の舞台は1979年の兵庫県T市。
13歳、中学一年生の広樹は、友人の秀一、敬道、東京から越してきた従兄弟冽史と楽しい夏休みを送るはずだった。
けれど偶然知ってしまった冽史の家庭の事情から、4人はある計画を立て、実行する。

私は男の子ではないし、1979年という年代を実感できる年でもない。
けれど、確かに中学生の頃自分が漠然と感じていた、不安や焦りや、大人への苛立ちや、伝えたいのに上手く言葉にならない思いや、そういったものがこの物語には詰まっている。
誰でも、そういった思いを抱え、世界の広さを知り、大人になっていく。

レーベル的にはライトノベルに分類されるのかなという気もしますが、これは子供が読んで面白いと言うよりは、13歳という季節を通り過ぎてしまった大人が読んだ方がしっくり来るんじゃないかな、と思います。

読んでよかったそんなふうに思える本でした。


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 10

孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

著者 : 有栖川 有栖

出版社:東京創元社

発売日:1996-08

評価 :

完了日 : 2007年03月27日

誰がなんと言おうとここ十年来自分の中で、常に大好きな本の不動の1位に輝いているのがこの本です。
その証拠に文庫版の表紙が写真から絵に変わっただけで、新たに文庫を買っちゃったくらいです。

有栖川さんの作品の中で『孤島パズル』が最高傑作だと思うわけではありません。
じゃあ、なぜこの小説を私がすごく好きなのかというと、書かれている情景がものすごく美しく感じられるから。

特に、アリスとマリアが夜にボートを漕ぎ出して、アリスがボートの上で中原中也の詩を暗唱したり、ボートが転覆して服を着たまま泳いで岸に戻ったり、その後シャワーを浴びた後、自転車に腰かけてたわいないことを話したり・・・。という一連のシーンがもう、本当に大好きなのです。
このシーンには、月の光の冴えた美しさを想像させます。
そして、その美しい光景の裏側で密かに惨劇が行われている・・・。

あと、この本からシリーズに登場するヒロインのマリアが私にとっては本当に理想的な女の子。
私もこんな女の子になりたかったな、と思わせてくれます。

ただ、この本解説だけはちょっと気に入らない。
ハードカバー版の北村薫さんの解説が再録されれば良かったのにな・・・。


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 1

ふたりは屋根裏部屋で (あかね創作文学シリーズ)

著者 : さとう まきこ,牧野 鈴子

出版社:あかね書房

発売日:1985-01

評価 :

完了日 :

小学生の頃、図書館に行った際、同年代の女の子が友だちに「この本面白いよ!」と薦めていたのを目撃したので借りて読んだ。
あの時本を薦めていた子には(別に私に薦めていたわけじゃないですけど)、とても感謝しております。

親の転勤によって、エリは古い洋館に引っ越してくる。
その洋館には、動かない大きな古時計と開かない屋根裏部屋があった。
そんなある日、ひとりで留守番をしていたエリは古時計の動く音を聞く。そして、開かなかった屋根裏部屋の扉も開いたのだが、その扉は過去につながっていた。
屋根裏部屋の扉の向こうは、エリの暮らす時代より50年ほど昔。
その部屋でエリはわがままな少女ルミナと出会う。

時間を超えてつながる少女たちの友情の物語。

何度読んでも、好きなものは好き!!と言いたくなる本。
残念ながら現在は絶版で、手に入らない模様。

この文章を書いてたらまた、読みたくなってしまいました。
今度図書館で借りてこよう。


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