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謙樹さんの読書ノート

2007年下半期(7-12月)読了済の本
2007年下半期に読んだ本たち。
ちなみに2007年(下半期に限らず)に読んで面白かった本ベスト10は、①女王国の城、②赤朽葉家の伝説、③図書館革命、④喪の女王、⑤有頂天家族、⑥青年のための読書クラブ、⑦遠まわりする雛、⑧倒立する塔の殺人、⑨仏果を得ず、⑩クレイジーカンガルーの夏。ほかにも面白い本がいっぱい読めた幸せな年でした。
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 3

ティンカー (ハヤカワ文庫SF)

著者 : ウェン スペンサー

出版社:早川書房

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2007年11月09日

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 30

つくもがみ貸します

著者 : 畠中 恵

出版社:角川書店

発売日:2007-09

評価 :

完了日 : 2007年11月06日

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 1

トリポッド 4凱歌 (ハヤカワ文庫 SF)

著者 : ジョン・クリストファー

出版社:早川書房

発売日:2005-05-10

評価 :

完了日 : 2007年11月05日

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 1

トリポッド 3 潜入 (ハヤカワSF)

著者 : ジョン・クリストファー

出版社:早川書房

発売日:2005-03-09

評価 :

完了日 : 2007年11月02日

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 1

付喪堂骨董店〈3〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)

著者 : 御堂 彰彦

出版社:メディアワークス

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年11月01日

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 1

五月の霜 [lettres] (lettres) (lettres)

著者 : アントニア・ホワイト

出版社:みすず書房

発売日:2007-10-11

評価 :

完了日 : 2007年10月31日

アントニア・ホワイトは、イギリスでは著名な作家で、シャーロット・ブロンテの後継と高く評価され、また『五月の霜』は、「少女のスクール・ストーリーのなかで、古典として残る唯一の作品」と賞賛されているらしい。

しかし、この作家の存在は、日本ではほぼ無名で、長編の邦訳は今回が初。(短編の翻訳はあるようだ。読んだことないけど)

『五月の霜』は、父の改宗に伴い、カトリックの寄宿女学校に入学した少女ナンダ・グレイの物語だ。

シスターたちの監視と抑圧的な態度や、厳格な規則に則った生活、友人関係、身分差からおこる階級問題、信仰についてなど、さまざまに悩みながらも成長していくナンダ。しかし、最終的にナンダはある事件によって、この学校のシステムと決定的に決別することになる。

他の少女たちと違って、改宗者であり、中産階級の娘であるナンダに注がれるシスターたちの目はとても厳しい。
それに、ナンダは友人である少女たちからもカトリックであるための「何か」が欠けていることを常に指摘される。
美術や音楽さえ、全て宗教と結びつけて考えなければならず、読む本や書く文章さえすべて検閲を受ける。

厳しい生活の中でも、ちょっとしたことで楽しみを見つける少女たちの姿はほほえましいけれど、こんな生活、私は耐えられそうにない。それは私がカトリックじゃないからかもしれないけど。

ところでこの物語は、著者自身の経験をもとに書かれたらしい。
でもこの著者、3度の結婚と離婚を経験したと書かれてるんだけど、カトリックって離婚してはいけないんじゃなかったですかね?
経歴を見ると、結構すごい生涯をおくったようですが・・・。

面白いのに翻訳されてない本というのは、まだまだあるんだろうなあ。
この作品は4部作の1作目なのだが、2作目以降も是非翻訳していただきたいです。


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 2

金の王子と黒の魔導士―神の眠る国の物語 (B’s‐LOG文庫)

著者 : 剛 しいら

出版社:エンターブレイン

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年10月31日

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 1

七不思議の壊し方 (電撃文庫)

著者 : 佐竹 彬

出版社:メディアワークス

発売日:2007-09-10

評価 :

完了日 : 2007年10月29日

『七不思議の作り方』の続編。
前の本を読んでいないとわからない、ということはないかもしれないけど、順番に読んだ方が面白い気がします。

登場人物たちが通う私立桐ケ谷高校には、生徒たちの間で囁かれている七不思議の噂がある。
それは普通のよくある七不思議とは違って、七不思議を「制作」し、「管理」しているというSix Administrators of Wonders(六人の不思議管理者)通称「SAW」という謎の集団が存在しているということ。

前回は、誰が「SAW」なのかということと、七不思議の謎を解くことがメインだったけど、今回は偽物の「SAW」が登場し、誰が何の目的で七不思議を起こすのか、というのがメイン。(と言ってもミステリ小説ではないので、ミステリだと思って読むと肩すかしをくらう気がします。学園物だと思って読んだ方がいいと思います)

前回同様、登場人物が少ないので誰が偽「SAW」なのかはある程度予測できてしまうのだけれど、本物の「SAW」である6人の結束も強まり、面白かったです。
ただ、あまり接点のない6人が親しげに話し込んでいたりしたら、こいつらが「SAW」なんじゃないの?と疑われる気がしなくもないけど。

次は一年生の2人が七不思議を「作る」お話しがあってもいいかな~。


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 2

金の王子と銀の悪魔 ~神の眠る国の物語~ (B's-LOG文庫)

著者 : 剛 しいら

出版社:エンターブレイン

発売日:2007-01-19

評価 :

完了日 : 2007年10月26日

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 4

金の王子と金の姫 ~神の眠る国の物語~ (B's-LOG文庫)

著者 : 剛 しいら

出版社:エンターブレイン

発売日:2006-10-14

評価 :

完了日 : 2007年10月25日

最初、オーソドックスなヒロイック・ファンタジーなのかな?と思って読んでたんですが、なんか違うような・・・。

神様であるウラルが、別の星からやってきたという設定にSFなのか?とちょっと驚きましたが、その設定が面白いな、と思いました。


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 1

トリポッド〈2〉脱出 (ハヤカワ文庫SF)

著者 : ジョン クリストファー

出版社:早川書房

発売日:2005-01

評価 :

完了日 : 2007年10月24日

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 36

ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)

著者 : 辻村 深月

出版社:講談社

発売日:2006-04-07

評価 :

完了日 : 2007年10月24日

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 2

トリポッド 1 襲来 (ハヤカワ文庫 SF)

著者 : ジョン・クリストファー

出版社:早川書房

発売日:2004-11-09

評価 :

完了日 : 2007年10月22日

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 2

恋のドレスと大いなる賭け―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)

著者 : 青木 祐子

出版社:集英社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年10月20日

シャーロック、あんた、なんてコトしてくれるんだ!!と、本を読んでて、登場人物に本気で腹を立てたのは10代の頃以来だな。

最後の30頁くらい、なんかクリスにとって辛い展開になりそうだなあ、と思ってなかなか読み進まなかったです。

幸せに終わってほしいんだけどな。
次巻に期待しておきます・・・。


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 1

したかみ村の牧師さん—ロアルド・ダールコレクション(19)

著者 : ロアルド・ダール,クェンティン・ブレイク,柳瀬 尚紀

出版社:評論社

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年10月19日

モツレジター村の教会にやってきたノリス牧師の口から飛び出す言葉は、へんてこな言葉ばかり。

短い話ですが、翻訳は大変だっただろうなあ。
アナグラムをたくさん作らなくちゃいけないし。

英語で読めたらもっと面白いんじゃないかと思う。


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 1

魔天使マテリアル 目覚めの刻 (カラフル文庫)

著者 : 藤咲 あゆな

出版社:ジャイブ

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年10月17日

昨今の児童書は絵が可愛いですね。まるでラノベみたいです。

これって、対象年齢いくつくらいなのかな?
子どもの読み物なので、大人の私から見るとツッコミどころが満載。

主人公が小学5年生なんですが、簡単に人の話を信じすぎてる気がします。ちょっとくらいは疑おうよ、と思ってしまいました。
それに、最初から怪しいなこの人、って人が本当に黒幕だったのもちょっとね…。


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 1

BURAIなやつら―貴公子の謀略 (ルルル文庫)

著者 : あまね 翠

出版社:小学館

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年10月17日

ものすごく大きな誤植(というか絶対にいるはずのない人がある場面で登場していた・・・)があったけど、それでも前巻に引き続き面白かったです。

今回は割とシリアスだったかな。
ラストの「麗しの徒花」には笑ってしまいましたが。

姫と護衛たちの珍道中はまだ続きそうなので楽しみです。


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 14

オチケン! (ミステリーYA!)

著者 : 大倉 崇裕

出版社:理論社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年10月16日

一浪の末、志望校ではなかった学同院大学に入学した越智健一は、入学早々落研(落語研究会)に入部するはめになる。
落研は廃部の危機に瀕しており、落語の才能はあるようだが、飄々としている岸と、爽やかで落ち着いているのに、何故かすごく押しの強い中村、2人の先輩部員がいるのみ。
サークル間の陰謀に巻き込まれたり、奇妙な事件が起こったり、越智君の大学生活は波乱含みで始まった・・・。

この本は「幽霊寿限無」「馬術部の醜聞」の2話と理論社のウェブサイトで連載された「落語ってミステリー!?」というエッセイが収録されています。
落語を知っていると、もっと楽しめたかな?
落研の先輩たちが個性的で面白かったです。

他にも越智君が入部する前に、「応援団団旗盗難事件」とか「山岳部放火未遂事件」という事件を落研が解決した、というエピソードがあるのでその事件も気になるし、ラストに起こったことも気になるので、続きがあると良いなと思います。


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 1

分冊文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (下) (講談社文庫)

著者 : 京極 夏彦

出版社:講談社

発売日:2006-04-14

評価 :

完了日 : 2007年10月16日

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 23

遠まわりする雛

著者 : 米澤 穂信

出版社:角川書店

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年10月15日

古典部シリーズの4作目。
「やるべきことなら手短に」、「大罪を犯す」、「正体見たり」、「心あたりのある者は」、「あきましておめでとう」、「手作りチョコレート事件」と表題作の「遠まわりする雛」の計七編を収録した短編集です。
入学直後から、2年生進級直前までの物語が時系列順に並んでいます。(発表順は違いますが)
相変わらずの日常不思議系ミステリ。
4作目ですが、前3作を未読の方も楽しめるのではないかと思います。

今回面白かったのは、登場人物たちの人間関係。
時間を追う事に、彼らの関係は深まっていっているなあと実感。
今後の展開がすごく楽しみになりました。

主人公の奉太郎は「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら、手短に」という信条を掲げていますが、この信条は守られていないような気がするし、今後も守られないんじゃないかなあという気がします。


この感想へのコメント

1.恋桜 (2007/11/05)
こんにちは。私は中学2年生の恋桜といいます。
謙樹さんのこの読書ノートで、古典部シリーズがもう何冊も出ていることを知りました。ありがとうございます!私も早く読みたいです。
2.謙樹 (2007/11/06)
恋桜さん、コメントありがとうございます。お役に立てたようで嬉しいです。古典部シリーズ、面白いですよね!
未読でしたら、東京創元社から出ている米澤さんの「小市民」シリーズ(『春期限定いちごタルト事件』と『夏期限定トロピカルパフェ事件』の2冊)もオススメですよ!
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