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キササゲさんの読書ノート

歴史
日本史、中世ローマ史などをこちらに分類する予定です。
網野善彦、塩野七生など…
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 1

中国文明の歴史〈5〉隋唐世界帝国 (中公文庫)

著者 : 砺波 護

出版社:中央公論新社

発売日:2000-06

評価 :

完了日 : 2008年06月06日

何しろ中身が古い。責任編集は外山軍治氏。言葉の端々文章の端々に彼の私見が入るがそれが右チックで気持ち悪い。そして太宗万歳の気風が面白すぎる。流れだけはつかめるので良いが、執筆された時代が1960年代なので少し気をつける必要がある。何より読みやすいことには変わりはないが。


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 1

世界の歴史〈6〉隋唐帝国と古代朝鮮 (中公文庫)

著者 : 砺波 護,武田 幸男

出版社:中央公論新社

発売日:2008-03-23

評価 :

完了日 : 2008年06月06日

礪波護氏は私の中で仏教についてとても見識ある方だというイメージで、やはり隋唐時代を語られる時、どれを軸とされるのだろうかと思ったが、宗教、とりわけ仏教がつよかったように思う。私は特に仏教に興味があったからそれは嬉しい出来事だったのだけれど、隋唐時代がどれほど宗教と関わってきたのかということを礪波氏の主張するままに受けて良いのか少し懐疑的になってしまう。他の著作も読まなくては。

前半は北魏南北朝時代から隋唐時代の中国の歴史、後半は古代朝鮮、高句麗だとか渤海だとかの歴史。
比較的新しい概説書なので面白いよ。外山軍治氏より


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 1

遣唐使の見た中国 (歴史文化ライブラリー)

著者 : 古瀬 奈津子

出版社:吉川弘文館

発売日:2003-04

評価 :

完了日 : 2008年06月06日

遣唐使たちが体験した、唐へ行くまでの道のりやその過程での儀式、唐での儀式などを当時の遣唐使たちの残した資料を基に唐と当時の日本を比較しようとした内容。
この時代の研究書は結局、中国の制度を取り入れていようとも、日本の支配は中国と比べて相対的に弱かったと言うことしか言わない点ではどれも一緒かな、と思う。


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 2

天平の甍 (新潮文庫)

著者 : 井上 靖

出版社:新潮社

発売日:1964-03

評価 :

完了日 : 2008年04月27日

おー壮大、というなんとも味気ない感想だったが、去年この辺りでゼミ論文書いた身にしてはちょっと突っ込みたいところもあったり(!)←偉くなったなぁ
日本人、という意識はどこから生まれるのかなーと考えることもあって、当時の、玄朗のように「日本人として・・・」みたいなことを当時の人々は意識できていたのだろうか?と引っかかりながら読んでしまった。何かそういう論文があったはずだけれど、結論を思い出せない。
というか、これが本旨じゃなくて。
井上氏が何を主眼としていたのか?それぞれの生き方があるということ?第9回遣唐使派遣に伴った王権からの留学僧4名と、以前の遣唐使と同行した業行という僧のそれぞれの生き方(本当に全く違う)が生々しくて、歴史小説として鑑真の来朝(朝廷、だから)にスポットをあてていながら、鑑真が影となり、留学僧にばかり意識が行ってしまうという面白さがあった。
で、一番心に残ったのは、戒融かな。最後が、凄く。
井上さんってなんか、変な人だな。面白そうなので他にも読んでみたい。


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 1

ケルトの神話―女神と英雄と妖精と (ちくま文庫)

著者 : 井村 君江

出版社:筑摩書房

発売日:1990-03

評価 :

完了日 : 2008年02月11日

中学生時代を思い出していたら、ケルト系の児童文学を熱心に読んでいたことを思い出し、これはと思い、概論書なるものを探していた。
薄めで読みやすい。平易に書かれてあるが、時系列がはっきりしていないので順調に理解できるかと言われればそうではないと思う。いっきに1000年も経っていたりする(ケルト神話自体が千年単位で話が進んだりするからそうなんだと思うけれど)。
もっと詳しいのが知りたくなるじゃん!


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 1

古代・中世の女性と仏教 (日本史リブレット)

著者 : 勝浦 令子

出版社:山川出版社

発売日:2003-03

評価 :

完了日 : 2008年01月02日

やっぱり薄いからね…星も減ります。ただ導入には最適なのだろう、もっと知りたいと思ってしまった。女性と仏教のこと、何故出家するのか…

なんか、本当に分からないよなぁ、と。なんで信仰するんだろう、何故それが必要になるのだろう、苦しいことばかりだと嘆くのは、一体どういう状況があるからなのだろう?そんなに世界は混沌として苦しみや悲しみに満ちているのだろうか?と思わずにはいられない、古代中世仏教史。まぁ、まぁね、色々知っていくしかないんだろうけれど、もっと、彼らのことを、彼女たちのことをいっぱいいっぱい知りたくなる、なんだこの人類愛は。


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 1

神仏習合 (岩波新書)

著者 : 義江 彰夫

出版社:岩波書店

発売日:1996-07

評価 :

完了日 : 2007年12月25日

神仏習合は日本の宗教史を考える上で非常に重要な事実だ。仏になりたがる神や、神になりたがる仏…基層信仰(神道)と普遍宗教(仏教)がどう融合するか、そのように表層化していくか…
それを柔らかく描いている。
主たる時代は奈良時代末期から鎌倉頃まで。
一言、やっぱり宗教凄い。


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 2

誤解された仏教 (講談社学術文庫)

著者 : 秋月 龍珉

出版社:講談社

発売日:2006-09-08

評価 :

完了日 : 2007年12月12日

多分分かりやすい。けれども、ニルヴァーナ、と最初からいわれても分からなかった…。最近軽く仏教バカみたいに仏教仏教言っていますが…全然仏教のこと知らないのです。宗教・思想の本。

大乗仏教と小乗仏教の違い、なんじゃねぇの?と思ってしまったんですが、一体どうなのかな。え、これって誤解が解けてないのかな、すみません。強気に出れないのでもう一度勉強します。。
涅槃・自我・輪廻転生、梵我一如・無我…用語の意味の変遷についても触れつつも秋月氏なりの仏教を示す。

<一応カテゴリを歴史、にしたのは、この本のカテゴリを宗教にしたかったけれども、そのカテゴリが無く、一応近いところでおくならば、歴史、でいいか、と思ったためです>


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 1

行基 (人物叢書)

著者 : 井上 薫

出版社:吉川弘文館

発売日:1987-08

評価 :

完了日 : 2007年12月12日

行基研究の大家?だよね?な、井上薫氏。(自信が無いのか…)

行基についてはとりあえず、これでカバー。あとは80年代の行基研究で深める感じで。人物叢書なので、そんなに詳しくないけれども、流れはつかめる。


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1.船橋胡同 (2007/12/12)
久し振りです。真面目に歴史を読み説く本を読んでますね。
私は「空海」からこの人「行基」に入りました。当時の
中国からの基礎知識をどう学び、いかに実行に移したかと
感心しました。
2.キササゲ (2007/12/15)
ありがとうございます。仏教史上での「空海」の巨人ぶりに今まで空海なんてと言っていたことを、撤回しなければと思う日々です(笑)。
行基については、その思索の修行の果てに、実行、という形をなせたことに尊敬の念が沸きます。面白いですね。
 

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 1

行基と律令国家 (古代史研究選書)

著者 : 吉田 靖雄

出版社:吉川弘文館

発売日:1986-12

評価 :

完了日 : 2007年12月12日

ゼミ論関係で。

読みやすい。吉田一彦氏の著作と共に読むのがお勧めかも。
行基の行動とそれを規制する律令・あるいは推進する律令を、行基の生涯にあわせて描いている。まずは出自から、最後は諸兄政権時の行基、とし、行基の思想について述べている。このスタイルの方がいいなぁ。


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 1

聖徳太子と日本人 ―天皇制とともに生まれた<聖徳太子>像 (角川文庫ソフィア)

著者 : 大山 誠一

出版社:角川書店

発売日:2005-04-23

評価 :

完了日 : 2007年11月13日

面白いですね、やや平易な文章と小見出しで読みやすい。3,4時間でよめますね、歴史の内容を知っていれば。
天皇制、の言葉に引かれたのですが、いやー天皇制を補完するための聖徳太子という像――という説が展開されています。著者によれば、聖徳太子という人物は創造されたものであり、その理由は天皇制を確立するためのものだった、というものだそうです。というより、仏教を基礎にした国家作りにおいて、そのカリスマ性を利用して――ということでしょうか。

一読に値します。角川だし…


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 1

昭和天皇の終戦史 (岩波新書)

著者 : 吉田 裕

出版社:岩波書店

発売日:1992-12

評価 :

完了日 : 2007年10月25日

別にね、近代史現代史には興味ないんですよ。過去の連続としての現在があると思っている私なので、それほど近代現代を重視しないし、近代は面白い部分はあるけれど、戦争の影が色濃いから。まぁ、日本人によくある逃げのような気もしないではないですが。そんなに天皇万歳じゃないです。かわいそうだなとは思いますが。

天皇機関説を調べたくて、昭和天皇がどのようなものだったのか少し紐解いてみようと。…結構、あれなんですね、国体、とかやっぱり重視していたんだろうな、と。明治天皇から続く国体を私の代で途絶えさせるわけには行かない、ということでしょうか。でも、象徴となってしまった天皇に何が出来るか、というと、戦前までは内奏を重視したりして意見反映できたかもしれないけれど、やはり、力は無いですね。というよりも力があるという幻影を誰も抱かなくなってしまったということでしょうか。
本当に大変な方ですね、統治権の総攬者としての天皇から象徴としての天皇へ、変革させられた40代の君主の苦悩たるや慮れませんが。その後40年近く天皇の地位にいて…いきなり象徴、にはなれなかったんでしょうし。醍醐天皇を目指した後醍醐天皇のようなものでしょうか。
お疲れ様です。(最早感想ではない)


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 1

山の民・川の民―日本中世の生活と信仰 (ちくま学芸文庫)

著者 : 井上 鋭夫

出版社:筑摩書房

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2007年10月22日

1981年の刊行を再刊行する。著者・井上鋭夫は1974年に死去している。
フィールドワークを中心にした論文集である。最近どうにも網野氏が(イメージとして)派手過ぎる気がして敬遠していたが、井上氏のものは一つ一つ足を丁寧に固めていくようで面白い。この著作のなかでは著者が教授を勤めていた新潟近辺の主に<非人>とされていた人々の足跡を辿っている。白山信仰・太子(タイシ)、鉱業、一向宗…。思えば、白山信仰と一向宗・非人・部落はつながりがあると考えられるところ。どう論じるか。詳細は本書にて。と、思いつつ、ゼミ論の書き方を盗もうという邪念もあったが…(余りその点では自分の身になった気がしない)
さすがは論文なだけあって、読みなれぬ私には少々難しかったが。


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 1

歴史のなかの天皇 (岩波新書)

著者 : 吉田 孝

出版社:岩波書店

発売日:2006-01

評価 :

完了日 : 2007年08月22日

天皇に関することをそれぞれ拾い上げてまとめてある。それをどう構成するか?人類史と共に比較しているところが面白く、天皇制について考える時、いい読み物になるのではないか、と思う。なんだろう、私は思っていたのだけれど、人類史と比較するようなことって天皇制についてはなかったのかな?律令天皇制における専制とか、天皇の不親政か、とかそういうのをどうやって比較して論じていたのだろう?まさか日本の歴史書ばかり見ていたのではあるまいが。んーまぁ中国の史書とかは参照されたと思うんだけれど。
と、学部の私は思いました。


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 1

無明 (1982年) (河出文庫)

著者 : 真継 伸彦

出版社:河出書房新社

発売日:1982-02

評価 :

完了日 : 2007年08月05日

昭和57年のものを入手。

前作『鮫』の続編であり、主人公は前作で主人公であった鮫が養い子・光明丸で、鮫を回想しつつ、一気に加賀の一向一揆を最後まで見通すものである。
『鮫』と同じ時代背景。言うこと為し。
権謀術数はこちらの方がより鮮明かなぁ。うん。


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 1

鮫 (1964年) (Kawade paperbacks)

著者 : 真継 伸彦

出版社:河出書房新社

発売日:1964

評価 :

完了日 : 2007年08月05日

昭和39年のもの。

中世の非人の姿を浄土真宗と加賀の一向一揆にかけて描かれた歴史小説。正直言って想像以上に、中世らしさが出ている。というよりも当時の先端研究を取り入れていたらしく、井上鋭夫などの批判を受けつつも大筋で真継氏がさまざまな文献を読んで描いた世界を描写したらしい。
凄く面白いのは、人々の生活する描写がありありと描かれているところだ。


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 1

天皇制史論―本質・起源・展開

著者 : 水林 彪

出版社:岩波書店

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2007年07月06日

大事にして取っておきたい、私自身初の論文読み。色んな本をつまみ食いしながら、理解していった。理路整然、という形ではないけれど、所々、そういう社会構造で理解するならば、ここはそういう理解になるだろうと思うところはあった。
たまに述べられる、“法の支配”という言葉の意味がどうにも著者の理解では伝わらなかったりするのであるが、マックス・ヴェーバーの理論(権威・権力秩序、と本書では述べてあったが)に則って天皇制、強いては日本のこれまでの歴史の展開を理解するという活動をしたのは初めてだったので、読了の興奮が抑えられない。
所々、本当に学部生には難しい言葉があったのだが、知的好奇心に富む、非常に面白い内容だった。
関連として滋賀秀三『中国家族法の原理』も読むと更に面白いかもしれない。
とにかく、どちらかというと、私の能力の努力度も踏まえての採点であるが、星5つを…


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3.西瓜糖 (2007/09/11)
え、輪読なんですか!? 集団で悶え苦しむ学生の姿が・・・(笑)。溝口さんは中国思想専門の方です。法制史的アプローチとは異なる部分もあるとは思いますが、色々とヒントになるのではないかと。って、水林さんの議論をまだ押さえていない人間が薦めるのもアレなんですけど(汗)。
4.キササゲ (2007/09/11)
いやぁ、何でしょうね、注釈についても質問とかバンバン出たり、まぁ、ゼミ自体少人数なので聞きやすかったりしますが、困りました。どう批判したら良いのか分からないくらいに困りました。もう考えたくないくらいに(笑)
ますます気になります!どうしても中国思想・中国法制とは離れられない日本史ですので…

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 1

日本中世の民衆像―平民と職人 (1980年) (岩波新書)

著者 : 網野 善彦

出版社:岩波書店

発売日:1980-10

評価 :

完了日 : 2007年06月02日

少し専門性は薄れ、導入的役割を果たす。詳論まで読みたい方は、平凡社ライブラリの『無縁・公界・楽』や『異形の王権』などが適切だろうか。

読みながら、どうして西国は殆ど米中心の税負担で東国は米以外の例えば主に絹などの織物などが税負担とされていて、東国での商人の発達が西国ほどではなかったのだろうかと疑問に思った。
東国では座的な組織の発達はそれほど認められないと本書中に記述があったので、そう思ったのだが。
一つ、考えたのは、米中心の税でだからこそ、産出される作物が米以外にはほとんど零細なものだった。だから、米以外のものに需要が生まれる。それを運ぶ手段や卸す商人の発達が見られるのではないか。

次は異形の王権…
しかし網野善彦の全集が欲しいわ…


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 11

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

著者 : 塩野 七生

出版社:新潮社

発売日:1982-09

評価 :

完了日 : 2007年05月31日

私にとっては、チェーザレ・ボルジアとの出会い。

読みやすく、冷徹な表現で書かれた客観的な文章が、偏ることなくチェーザレについて教えてくれる。
一貫して彼の姿が孤高に見えて、けれど晩年の彼は酷く人間臭くて好きだな、と思った。

(松江へ旅行中にこの本を読了した。夜行バスの中、日がさっぱり暮れた夜空の下でのたった一人の友だった)


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1.anokeno (2007/07/07)
私も以前これを読みました。この後塩野七生さんのものをいろいろ読んだ記憶があります。どれも読みやすくて他の国の他の時代の人々も結局同じ人間なんだなぁと思いました。当たり前ですが…。ローマ人の物語は残念ながら挫折しています。もう読みましたか?
2.キササゲ (2007/07/07)
チェーザレはCesareと表記されるように、カエサルの名前の違う読みであるので、是非読まなければと思っているのですが、『マキャヴェリ語録』止まり、です…(カエサルの巻は3巻あるという記憶があります)。
『ローマ人の物語』、大陸の歴史には悉く疎いので是非読んでみたいと思っています。冊数は多いようですが一冊が短いので読みやすそう…。

ありがとうございます。
 

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 1

歴史とは何か (岩波新書)

著者 : E.H. カー

出版社:岩波書店

発売日:1962-03

評価 :

完了日 : 2007年05月11日

最後の章の部分は、まったく読む必要のない内容(6 広がる地平線/未来についての言及など)なのだが、そこまでの、歴史家がどんなものか、その上での歴史とは何なのか、という記述には、大学二年の時凄まじい衝撃を感じた。
時代の寵児とは、その時代だからこそ寵児になれただけに過ぎない、ということを、ビスマルクを引用して述べてある辺りが、衝撃だった。現在我々が、ビスマルクのような飴と鞭の政策を用いたとしても、まったく効果を見出せないであろうということには、目から鱗だった。

歴史を見るときは必ず“偏見”を主眼に置け、ということを学べる。


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