たなぞう

WEB本の雑誌

キササゲさん > 読書ノート

キササゲさんの読書ノート

明治
夏目漱石、森鴎外…とか
<前のページ 1  次のページ>

 

みんなの感想を読む
 6

破戒 (新潮文庫)

著者 : 島崎 藤村

出版社:新潮社

発売日:1954-12

評価 :

完了日 : 2008年03月13日

何小説に属するんだろう。そうして一体どういう意味を持たせたかったのだろう。

---
とりあえず、アップ。感想は後ほど。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 1

漱石の夏やすみ (ちくま文庫)

著者 : 高島 俊男

出版社:筑摩書房

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年11月01日

夏目漱石関連で。漱石の学生時代の漢文(と書くと著者に怒られるだろうが)『木屑録』について、ここは正式にはこうだ~この語を用いた方がいい~だの述べてありつつも、正岡子規との交流を織り交ぜて描かれたものだ。正直、難しかった。

漢文や、訓読文などなど名称についての指摘がまず始めにあり、具体的に『木屑録』のここの語は正しくない、や、正岡子規の指摘は正しい、などなどの内容。
漱石の夏やすみ、というのは、漱石が夏やすみに旅行しての紀行文を漢文にしたためたものを主題としていたからだろう。この題名は読者の意欲を誘うものだが、内容としては著者による漢文の是正が正しいところ。う~ん、惜しい。

とりあえず、扱っているものは夏目漱石、時代は明治ということで、ノートは<明治>に。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 1

山椒大夫・高瀬舟・阿部一族 角川文庫

著者 : 森 鴎外

出版社:角川書店

発売日:1967-02

評価 :

完了日 : 2007年08月30日

私は、『阿部一族』が好きだなぁ、取り敢えず、その前にある、興津の遺書についても同時に読んだ方がよいとして。“殉死”という一つの対象がどのように影響を与えるか、それぞれ描いてあるものが面白い。若き血気盛んな主人だと、こうなるのね…
とか。
目的は、山椒大夫で安寿だったのに、見事にやられました。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 3

彼岸過迄 (新潮文庫)

著者 : 夏目 漱石

出版社:新潮社

発売日:1952-01

評価 :

完了日 : 2007年06月15日

出口の見えない結末も、傍観者としての語り口も、静かに流れる風景も、夏目漱石の崩壊が静かに始まっていくようで、だから良い、と思う。

敬太郎を視点として描かれるいくつかの風景・人間。
皆それぞれ、違った性格を有し、違った意思、違った感受性。だから問題は解決しない。
すれ違っていく彼らの描写は酷く、冷静で精緻。

分かり合える、完璧に理解している、などという思い上がりの無い、内容。

[私が夏目漱石に求めるのは、その永遠の苦悩だ。神経症を患う程の“自分”との対立も、駄目だ駄目だを並べ立てる高踏理論も全て私が欲しているものだ。
私は明快な解決など望んでいない。元より、漱石が解決できるなどと思っても居ない。
激しく悩み、朽ち、冷静な思考と、それに相対する感情豊かな人間を描く漱石の悩みっぷりが、酷く愛しい。]


この感想へのコメント

<前のページ 1  次のページ>

Copyright c 2006 WEB本の雑誌 All rights reserved.