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キササゲさんの読書ノート

諸々and漫画
多分、惣領冬実、ダケかも…。
彼女の『チェーザレ』はカテゴリ・歴史に。
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 10

さらい屋五葉 1 (1) (IKKI COMICS)

著者 : オノ ナツメ

出版社:小学館

発売日:2006-07-28

評価 :

完了日 : 2008年06月11日

舞台は江戸。恥ずかしがりやの浪人・秋津が悪さを働く<五葉>の一員にあることがきっかけにしてなっちゃうという話で、それぞれ他の構成メンバーの過去に踏み込んだり交流したり叱られたり色々心的な交流を見せる内容です。
気だるさ、穏やかさ、柳みたいに揺れたりしつつも根本の強さだとかが見えて面白い。私のオノ・ナツメ好きはこれから始まった…。


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 15

リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)

著者 : オノ ナツメ

出版社:太田出版

発売日:2006-05-18

評価 :

完了日 : 2008年06月11日

漫画も、読むのだということを主張しないと堅物に見える。最近、『歴史』と『外国文学』ばかり更新してるからなー。

オノ・ナツメは、読み始めはとても理解がしにくいけれど慣れれば、どれほど登場人物を色鮮やかに描いているか気付かされるものだと思う。何度も舐めるように読んでしまう。目元が印象的なので、少し好き嫌いの分かれる絵かもしれない。私は、人の皺が大好きで、特にお年を召した方が刻む年輪みたいな目元の皺が優しいと途端に嬉しくなってしまうという変な性癖があるのだが、オノ・ナツメに出てくる老紳士とかご隠居とか本当に私の大好きな皺を持つ人たちで読んでいて心が和む。
老紳士たちがいるリストランテの話。そこにひょっこーり若い子が紛れ込んである目的のためにひっそり行動したりする(多分)…話。カレセンとか好きな人は良いのかな?


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 1

労働CSR入門 (講談社現代新書)

著者 : 吾郷 眞一

出版社:講談社

発売日:2007-08-17

評価 :

完了日 : 2008年02月29日

吾郷先生はILOの職員(元だっけ?)なので、国際法に明るく、平易な語彙でCSRと労働、某国との関係を国際的(寧ろ、国際法、国際社会上、国連上の、という意味で)な視点で論じている。
米国のCSR民間認証機関の脅威を指摘しつつ、その正当性を問い、その影響がどちらかというと発展途上国、一党独裁などに支配される国に、つまり、労働法が適切に働いていない国に“法”としてCSRが認識されうる可能性が高いことを指摘している。米国企業の下請けとして企業が受注を受けるときに、その従業員の労働状況などに関して定めたCSRを設定しSAIやFLA(実際の民間認証機関)の認証を受けなければ発注しないなどの事態が実際に中国で起こっているのである。日本においては、ある程度労働法が働いており、米国のCSR認証機関の影響(つまりその機関の認証を受けること。ISOみたいな感じで)を感じていないが、米国の影響力たるやである。
CSRは法ではない(語弊があるな、法律、か?)。ILOの文言も、国内労働法の影響も受けつつ、それ以外の面で独自のカラーを出すのがCSRである。だが、大事なのは、ILOや国内労働法の文言を導入しながら、その解釈が適切に行われているかの判断は、民間認証機関の文言解釈にゆだねられているということである。その正当性がどこにもないのである。そして、その民間認証機関の文言解釈は米国労働法などを参照しているため、結局は米国の外交政策とも見ることが出来ると言うのだ。
著者は、そこで、日本でも、認証機構を作るべきであると主張する。ILOの基本概念である、政労使の三者に加え、学者や市民を入れたCSR認証機構で、法解釈に関しては官との協力が必要になるが、そこは国からの(官、=国ではない、と思うが)正当性を戴くために必要だと指摘するのである。
それで、米国の脅威に立ち向かうべきだと。

何故米国のはダメで、日本だったらいいのだろう、と思う。民間認証機関のいけないところは、一つにその国の労働法しか扱っておらず、それが米国の国内法を外国に適用させることになるからだと思うのだが、だとすれば、日本のCSR認証機構ならばその心配はないというのだろうか?国際法、ILOなどの適用が五者によって守られるならば、それが、民間、という区分でなければいいのかなぁ。吾郷氏、少し乱雑のように思われます。


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 1

うりんのたびたびのParis

著者 : 雨凛

出版社:新風舎

発売日:2006-01

評価 :

完了日 : 2007年09月11日

フツー。ちょっと出国予定があるので面白いお店とか雰囲気とか知りたいと思って読んでみました。多分20分くらい。新風舎のマウンテンルートワンダーブックカフェで立ち読み。

やっぱり、なんというか、軽い、ですね。ふわふわ、春の風みたいだけれど、そのなかに必要な酸素とか二酸化炭素とか含まれてない感じ。含まれてても微量な感じ。
紹介してある店も少なくて、まぁ、本の厚さからいってそんなに期待はしてなかったんですが、もう少し現地のことを詳しく自分の感性に添って述べて欲しかったな。
人々のこととか道のこととか、どういう通りが面白くってとか。

武田百合子とか須賀敦子ばっかり尊敬している私だから高望みするのかな…


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 2

京都の平熱 哲学者の都市案内

著者 : 鷲田 清一

出版社:講談社

発売日:2007-03-21

評価 :

完了日 : 2007年09月09日

哲学者、鷲田清一による京都案内。というよりも、自身の回顧録的な内容。あの通りはこうで、あの店はこうだった…というような。京都人の口癖を、京都人の性格を、哲学者らしく解説するような感じ。
JR京都駅からぐるりと一周、バスの206系統で巡るような形だ。寺の詳しい説明は無いが、多分これを読めば、鷲田氏の京都が、路地裏が見えるだろう。
京大の先輩の話や、京都の奇人に対する視線なんかが面白い。
ちゃんとした京都案内になっているかは人それぞれ思うところがあるだろう。それでも昔はこうだったが、と嘆く鷲田氏の現在の京都人への賛歌のように読めて、正直、これは京都人に読んでいただいた方がいいのでは、と思った。


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 2

マルタ・サギーは探偵ですか?〈5〉探偵の堕天 (富士見ミステリー文庫)

著者 : 野梨原 花南

出版社:富士見書房

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年09月03日

マルタ、バカだ!本当に。あんなに長い年月を無碍に、でも失意ばっかりで、苦しんでて、やっぱり不器用で、下手で、諦め悪くって、どうしようもなくって、悲しくなって、マルターって本当にバカだ、バカでどうしようもないヤツだって思いつつも、
結末、良かった…の一言。
マジでバカだ。でも好きだ。なんか、真摯過ぎる。そういうかっこいいことばでさえ似合わないマルタ。
でも、マルタはバカだ。

(野梨原花南さんは、本当にどうしてああいう表現が書けるんだろうと、あんなんじゃきっと辛すぎるんじゃないかって心配してしまうほどに、素晴らしい書き手だと思う)


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 5

不機嫌なメアリー・ポピンズ―イギリス小説と映画から読む「階級」 (平凡社新書)

著者 : 新井 潤美

出版社:平凡社

発売日:2005-05

評価 :

完了日 : 2007年08月13日

ジェイン・オースティンが好きだと先輩に言ったら『素手で読むのも良いが、こういうウラがあると知っていると更に面白いやも』と進められて読んだ。

「階級」という新しいカテゴリーに酷く驚いた。そうか、それぞれの「階級」というのがイギリスにおいては重要な視点で、重要なアイデンティティでもある、というのが面白い。歴史ある国のイギリスらしい(…のか?どうか分からないが)。面白いですね。
イギリスの文学作品を読む際の必携、かもしれません。


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 4

生きさせろ! 難民化する若者たち

著者 : 雨宮 処凛

出版社:太田出版

発売日:2007-03-13

評価 :

完了日 : 2007年06月03日

初めて此の手の本を読んだ。
私はどこか“働かなければいけない”と義務みたいなものを持っているのでフリーターに関しては厳しい意見を抱いていた。働くこと=生きること、だと。
勿論、この本を読んだ今でもその考えは変わらないが、フリーター・派遣・ワーキングプア・正社員(派遣以降はその問題が目に見えて分かっていたのだが)について少し考えを改めなければならない、という示唆を抱き、更に具体的な行動にでて権利(仰々しく聴こえるが、ただの“生存権”である。しかし、現在はされど、と副詞がつくであろう)を主張するべきなのだと本書が主張しているのに啓発されそうだ。

と思いつつも、やはり私は、夢、やりたいことについて懐疑的で、何か仕事をしたうえでそれが明確に現れてくるのではないかと思っているので、大学を出たら絶対に働こうという考えは変わらなかった。
(志望する企業の問題が前面に取り沙汰されていたけれどね、この本の中では)

[第三のゼミで使用する予定。いくつゼミに入るつもりなんだ?]


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 1

MARS 8 (8) (講談社漫画文庫 そ 3-12)

著者 : 惣領 冬実

出版社:講談社

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年04月19日

短編はどうでも良かったんですけど(笑)、MARS本編は良かった。
終わり方もなんというんだろう、これからの彼らの前途は希望に溢れているんだというイメージが出来るような終わり方。
やっぱり、キラと零のカップルは最強だなぁ。


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 3

小林賢太郎戯曲集―home FLAT news (幻冬舎文庫)

著者 : 小林 賢太郎

出版社:幻冬舎

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年04月19日

私も良くこんな会話をするなぁ。

この軽妙な戯曲を私もDVDで見てみたい、ラーメンズのコントはシュールでセンスがある。
設定も、片桐さんの演技も自分の声も全て、彼の計算のうちなのだ。


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 1

MARS (1) (講談社漫画文庫 (そ3-1))

著者 : 惣領 冬実

出版社:講談社

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2007年04月09日

何だか下手に意思の疎通が出来ていて、少女マンガみたいに
わけの分からない恋じゃないから凄く良いと思った。
運命だとか馬鹿みたいに叫んだりしないところも好き…なのかも。


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