たなぞう

WEB本の雑誌

キササゲさん > 読書ノート

キササゲさんの読書ノート

現代
北村薫、高村薫、五條瑛、石田衣良、次点で恩田陸、あと誰だっけ…
<前のページ 1  次のページ>

 

みんなの感想を読む
 24

おまけのこ (新潮文庫)

著者 : 畠中 恵

出版社:新潮社

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2007年12月22日

「しゃばけ」のシリーズ。現代の作家で追いかけている数少ないシリーズ、だな(笑)(最近死んでる人のばっかり追いかけてるから)

面白くて、勉強にもなる。江戸の口調は気質と違って柔らかくって、人情だとか通じる世界。いいですね、勉強の合間(語弊がありますがそんなに勉強してないですよ)にピッタリ!


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 16

六の宮の姫君 (創元推理文庫)

著者 : 北村 薫

出版社:東京創元社

発売日:1999-06

評価 :

完了日 : 2007年10月01日

面白すぎ!
まぁ、六の宮の姫君は、原典、芥川原作読んだことありますが、どうにも今の先行論文は、女性たちの自立に根差したものが多いようで、そこをかるーく批判したのかな?と思いましたが。
やっぱり<私>は素敵な女性で、ほぼ同年代の私としては、こうありたい、と思ってしまいます。
芥川も菊池も、関係として凄く面白かったです。トリック?は少々難しかったようですが、というよりも、読解能力を試されるような正統的な文章構成だったので難しかったな、と。
さすが北村薫!


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 18

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)

著者 : 浅田 次郎

出版社:集英社

発売日:2000-03

評価 :

完了日 : 2007年08月09日

読む周期は二ヶ月に一度か。それほど好き。
『鉄道員』は、短編集。表題の『短編集』を筆頭に、浅田次郎の涙を誘うような小話を中心に数話納められている。

決まって読むのは、『角筈にて』『うらぼんえ』。それぞれどちらも好きだけれど、毎回どちらで大泣きするかは其の時の心理状況によったりする。『角筈にて』は主にパブリック&プライベートな面で不安定になってる時。『うらぼんえ』は主にプライベートな面で不安定になってる時。
どちらも大泣きするのでどうしようもない。嗚咽が酷く、枕を酷くぬらす。でも、泣いた後、すっきりする。頑張ろう――そう思える。
好き!次に読むのは二ヵ月後、いや、一ヶ月半後…か。


この感想へのコメント

1.りょうま (2008/04/21)
突然の、コメント失礼いたします。「たなぞう」初心者です。
キササゲさんの感想が、あまりにぴったりだったもので。
私も、「角筈にて」、「うらぼんえ」が、同着1位です。
極度にめりこむのがこわくて、相当なことが無い限り読み返しませんでしたが、今日読み返してみます。
いろいろと、きついことが多かったので。
2.キササゲ (2008/04/23)
りょうまさま
コメントありがとうございます。いえいえー私も頻繁に運転するのではなくペーパードライバーのまま長々とゴールド免許を持っているというような人間ですので(笑。
収録されている短編の中で、やはりこの二編が良い薬ですね。少しでも、りょうまさんの心が軽くなるといいですね。私も同じ使い方をしていますので。
 

みんなの感想を読む
 8

弱法師(よろぼし) (文春文庫)

著者 : 中山 可穂

出版社:文藝春秋

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年07月13日

再読。

切ないなぁ。帯には「恋とは死にいたる病である」とあった。

三作品が収まった短編集。全て能楽に題材を頂き、しかしそれを現代風に小説風にアレンジ。
美しい母子を愛した医者と、さつまいもが好きな編集者へ激情を向けたじゃがいもの作家、そして、母・父・父の姉の不思議な関係を見た娘―――
どれも、何だか切ない。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 23

ターン (新潮文庫)

著者 : 北村 薫

出版社:新潮社

発売日:2000-06

評価 :

完了日 : 2007年07月06日

再読。いや、再々々…読になろうか。この方の本は穏やかな日差しだ。若しくは、私が紫陽花だったなら、しんしんと降る雨に似ている。

主人公・真希を描写する、真希の内に存在している“声”が不思議な感覚で持って私たちを出迎えてくれるこの本は、《くるりん》という現象の中に迷い込んでしまった真希の話だ。
真希への描写は、“声”によって為され、不思議な一体感を伴い私たちも彼女の置かれている世界へ足を踏み出す。
終わることの無い一日を、彼女は静かに一人で日々…(と言って正しいかどうか分からない)、“同じ日”を過ごす。日付が進むならば、三ヶ月経ったある日、突然、変わることの無い日々に大きな出来事が起きる。――家の電話が鳴ったのだ。

『スキップ』『ターン』『リセット』と、北村薫の《時と人》をテーマにした本は三冊ある。どれも好きだが、今は『ターン』が一番好きだ。中学生の私は『リセット』が一番好きで、高校生の私は『スキップ』が一番だった。
思えば、このように学生時代でそれぞれ好きな作品が違うというのは、私の学生生活が彼と共にあったということを暗示しているようだ。
他に《円紫さんと私》シリーズも好き。いつかあげます。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 33

ライオンハート (新潮文庫)

著者 : 恩田 陸

出版社:新潮社

発売日:2004-01

評価 :

完了日 : 2007年06月06日

オマージュ。じゃあ、原作も読みたい。と思った。

最後のオチが気に入らなかったが、なんとなく、好きだなって思った。(アンチ恩田陸な私。いつも結末が納得行かないんだ)

名前のエドワード、結構好きな名前。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 7

この闇と光 (角川文庫)

著者 : 服部 まゆみ

出版社:角川書店

発売日:2001-08

評価 :

完了日 : 2007年05月07日

衝撃だったな、最後。
知っているからこそ言いたくなる、おすすめだよ!と言いたいけれど、結構耽美っぽいから、好き嫌いはあるだろうけれど…、
でも、この内容は凄い。

レイアの世界の全て。盲目な彼女が、知るとき。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 93

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

著者 : 梨木 香歩

出版社:新潮社

発売日:2001-07

評価 :

完了日 : 2007年05月07日

優しい人は好き。だから、魔女が好き。

何で泣いたのか分からないけれど、中盤ぐらいから悲しくなり出した。
高校のとき読んだけれど、今のほうが感受できる。
繊細。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 29

アフターダーク (講談社文庫)

著者 : 村上 春樹

出版社:講談社

発売日:2006-09-16

評価 :

完了日 : 2007年04月09日

珍しいタッチだなぁという気がした。
そう、本当に私たちは“カメラ”だという感じ。
断片的に移された私たちという視点のカメラで見た、町のどこかに生きる人々のなんでもない状況。
けれど、そこから少しいつもと違う状況が起きる。
きっとそれは微かなずれであったり、微かな綻びであったりするのだろう。
だけど、何かが始まりそうだ、というわずかな心的興奮が起きる。
カメラという視点が何よりも面白いと感じた作品。


この感想へのコメント

<前のページ 1  次のページ>

Copyright c 2006 WEB本の雑誌 All rights reserved.