たなぞう

WEB本の雑誌

キササゲさん > 読書ノート

キササゲさんの読書ノート

中学生だったあの頃
私が読書家だ、と意識していた時期は2つある。1つは今現在、取り敢えず見習い、とでも言えるくらいだが、もう1つは中学生の頃だった。休み時間になれば本読んで人を寄せ付けず、図書委員長になっては自分の好きな本を手元に置いて新刊選別権を握る。素晴らしかったあの時代…振り返って思い出せるものを載せていこうと思っている。
<前のページ 1  次のページ>

 

みんなの感想を読む
 1

ケルトの神話―女神と英雄と妖精と (ちくま文庫)

著者 : 井村 君江

出版社:筑摩書房

発売日:1990-03

評価 :

完了日 : 2008年02月11日

中学生時代を思い出していたら、ケルト系の児童文学を熱心に読んでいたことを思い出し、これはと思い、概論書なるものを探していた。
薄めで読みやすい。平易に書かれてあるが、時系列がはっきりしていないので順調に理解できるかと言われればそうではないと思う。いっきに1000年も経っていたりする(ケルト神話自体が千年単位で話が進んだりするからそうなんだと思うけれど)。
もっと詳しいのが知りたくなるじゃん!


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 6

おばちゃまは飛び入りスパイ

著者 : 柳沢 由実子,ドロシー ギルマン

出版社:集英社

発売日:1988-12

評価 :

完了日 : 2007年12月20日

な、な、懐かしすぎる…!
スパイ物では先に五條瑛や高村薫をかじっていた中学時代だったけれども、あのテンポの良さ、純朴さにはさすがのご両人も負けます。。。
おばちゃま、こと、ミセス・ポリファックス。まるで市原悦子のような可愛らしさのおばちゃまだったから、頭の中で市原悦子のように軽快に動き出して、青年たちと軽口を叩き合っているというようなシーンばかり今では覚えている。
そんなにダークでハードなスパイ物ではなく、本当に市原悦子風とも言えるような軽快なもの。
先に五條瑛や高村薫あたりをかじってしまっていたから当時物足りなくはあったけれど、今思えば、これはこれで凄く楽しめたんじゃないかなーって。
だってこれは、おばちゃまが“飛び入り”でスパイなんかやっちゃう話だし!


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 2

妖精王の月

著者 : O.R. メリング

出版社:講談社

発売日:1995-02

評価 :

完了日 : 2007年10月25日

メリングのケルトファンタジーの第一弾。これも昔大好きだった。<歌う石>と同じくらいに何度も図書館で借りた気がする。

二人の少女が、ケルトの世界に巻き取られる…という感じ。そうそう、これから<歌う石>にも繋がってくるのですが、やっぱり現代少女がケルト神話世界に飛んで行っちゃうのは変わらないのかなー。昔からこの手は好きでしたが…。うーん、正直言ってケルト神話なんて一度も読んだこと無いのですが、面白かったです。
<ドルイドの歌>と<夏の王>も読んだはずだけれど思い出せない、特に夏の王は。今、読んでみます。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 1

歌う石

著者 : O.R.メリング,井辻 朱美,O.R.Melling

出版社:講談社

発売日:1995-12

評価 :

完了日 : 2007年10月25日

めちゃくちゃ好きだった!というのを思い出して、ケルトやドルイドでずっとずーっと検索かけていたんだけれど、さっきやっと見付けました。ので勢いで。

現実世界に馴染めない、主人公の少女がケルト神話の世界に飛び込んでしまうというファンタジー。少女がケルトの神話世界に飛び込んで、神話世界の人々と触れ合い、自分の居場所を見付けながらも…。
中学生の私にはケルトというものが、日本神話(あれが神話といえるものなのかどうか分からないが)よりも魅力的に写ったのは確か。メリングのケルト神話は、私が中学生時代に読んだ時<妖精王の月><ドルイドの歌><夏の王>と三つしかなかったが、その後二作(確か)発売されたらしい。気になる!


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 17

DIVE!!〈1〉前宙返り3回半抱え型

著者 : 森 絵都

出版社:講談社

発売日:2000-04

評価 :

完了日 : 2007年10月25日

思い出します。私の中の森絵都全盛期。中学生の頃こぞって読み込んだ思い出があります。

飛び込み、を題材にした中学生の話。仲間とも触れ合いながら、飛び込みにかけていく少年の成長も、あるのかな。周りの挫折だって経験しながら、一歩ずつ踏み固めていくみたいな成長が、今思えば、凄く憧れるな。あんな学生時代を送っていたら、と思います。
森絵都は、しかし、なんでこんなに中学生とか巧く描けるんだろう。言葉は流麗じゃないけれど、中学生そのもの、みたいな文体に当時は凄く読みやすかった。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 1

機関車先生

著者 : 伊集院 静

出版社:講談社

発売日:1994-07

評価 :

完了日 : 2007年10月12日

中学生の時の国語の教科書の裏に載っていたお勧めの本の中の一冊だったように思う。

瀬戸内海の小さな田舎の小学校。先生は聾唖、だった。

ほのぼのした風景に人々の心が映されて、美しい綺が出来上がっていくように。
語り口が穏やかなこの文章を読んでいて、中学生の私が、瀬戸内海の穏やかな海を想起したのは間違いない。

テレビ化?映画化された作品です。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 2

海辺の王国

著者 : ロバート ウェストール

出版社:徳間書店

発売日:1994-06

評価 :

完了日 : 2007年10月12日

中学生の時に読んだもので、こうして思い出していると言う事実を鑑みてみると、やはり素晴らしい書物が多いように思われる。

ロバート・ウェストールは『弟の戦争』(感想書き済み)で入ったが、どうしたことか戦争文学、と言って思い出すのは未だにこのロバート・ウェストールだ。
けれど、この作品はそれだけではなかったような気がする。勿論舞台は第二次世界大戦下のイギリスで、戦争は1つのテーマとなっているが、主人公が少年であり、人々との出会いにも触れている。どれを主題としているかは人それぞれかもしれない。このようにロバート・ウェストールは戦争を舞台としつつも、それだけではない作品を生み出すのが得意である。
このような理由で中学生などが読むには適切ではないか、と思われる。

でも、本当に今でも思い出せる、というこのロバート・ウェストールは本当に素晴らしい作家だと思う。


この感想へのコメント


みんなの感想を読む
 5

弟の戦争

著者 : ロバート ウェストール

出版社:徳間書店

発売日:1995-12

評価 :

完了日 : 2000年01月01日

未だに覚えているが、この本は凄く衝撃的で、戦争に対する最初の考えはこの本によって構成されたように思われる。
弟のアンディはもともと稀有な能力を抱き、その能力によって直後勃発した湾岸戦争を知ることになる…。
弟を自分に仮託して読む、ということがすんなりと行うことが出来、戦慄させられる。ああ、間近にある戦争だ、と。どうしても遠くに思いがちの私たちだが、これを読んだ時、打ちひしがれた様な感覚に陥ってしまった。
あと、家庭とか周囲の人々とか、何かと考えさせられる題材が多くて、本当に良書だと思う。


この感想へのコメント

<前のページ 1  次のページ>

Copyright c 2006 WEB本の雑誌 All rights reserved.