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ぼんぼんさんの読書ノート

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 1

アンラッキーヤングメン 2 (2)

著者 : 大塚 英志

出版社:角川書店

発売日:2007-07-26

評価 :

完了日 : 2008年05月16日

何かを変えようとして、
結局何も変わらなかった。
でも何かが残った。
 
意外とまっすぐな青春群像物語だったな。
こんな苦くてかっこわるくて清々しい、好きな感じの作品でした。
始めは3億円事件の解釈に興味があって読んでいたのだけれど、気づいたらそれぞれの心の交差具合に夢中になってました。
登場人物の心象風景を切り取るかのごときカメラアングル(って言い方正しいのかな・・?)も絶妙。
重いながらもどこか清々しさがあったり、闘いながらも青春してるさまがいいなって思ったり。
女性陣のしなやかさとしたたかさにも好感。
そしてなによりもT氏がかっこよかったなぁ。
ラスト数ページには震えた。。。
上質の映画のような作品でした。
映像化希望ー☆


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 3

モリのアサガオ 1―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (1) (アクションコミックス)

著者 : 郷田 マモラ

出版社:双葉社

発売日:2004-12-06

評価 :

完了日 : 2008年05月15日

うー。。。重い・・・。
死刑制度の賛否についてはどちらとも判断がつかないし、そもそも今まで死刑制度というものについて思い巡らせることもしなかったのだけれど。
 
死刑囚が意外と自由な生活をしていること。
「刑務官は死刑囚に気持ちよく死んでもらうためのサービス業や」という言葉。
どんな人間にも人生の物語があるということ。
今まで思い至りもしなかったことばかりをストレートに突きつけられて、衝撃受けっぱなし。混乱しっぱなし。
 
そんな中、唯一の救いは「主人公の弱さ」かな・・・。
誰かの言動ひとつで舞い上がったり落ち込んだり迷ったり苦しんだり。
正義感に燃えてみたり、義憤に駆られたり、死刑囚を見下す気持ちもそっと寄り添う優しさも持っていて、すごく多面体。
それゆえに軸がブレて見えるところもあるのだけれど、繊細で弱く情けなく揺れ続ける気持ちそのものが、この作品のテーマなのかなと感じました。


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 2

アンラッキーヤングメン 1 (1)

著者 : 大塚 英志

出版社:角川書店

発売日:2007-07-26

評価 :

完了日 : 2008年05月13日

積読本を思い立って一気読み。なんでこれ積読してたんだろ自分。もったいない・・・。
もうちょっと軽くてポップな感じを想像して読み始めたのだけれど、意外に閉塞感とねばっこさがあるなと感じた。
この渦巻いてる重いものが下巻で爆発するのか、昇華されるのか、どこに向かうのか・・・すごく楽しみ。
モデル元の人物補正がかかっているのもあるだろうけれど、T氏が魅力的。この飄々とした感じが救いにもなっている感じ。


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