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ゆみくろさんの読書ノート

2005年の読書
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 8

三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫)

著者 : 三島 由紀夫

出版社:筑摩書房

発売日:1991-12

評価 :

完了日 : 2005年10月15日

この本も以前読んだことある。
いつも聞いているラジオの本紹介で紹介されていたので、また読みたくなって購入。

しかし、三島由紀夫っていったら、「金閣寺」とか「仮面の告白」とか、なんか小難しそうな話ばっかり書いているのかと思っていたのに、これはすごく軽くておもしろい。
「レター教室」って書いてあるけど全然教室ではないんだけど(笑)。
ただ手紙のやりとりが続くだけなのに、その登場人物の日常がすごくわかって、さすがだなぁ、三島由紀夫と思った。
だんだんと、恋愛模様も浮き彫りになってくるし。
そんな中でも私は丸トラ一が好き。
カラーテレビのことと、ショートケーキのことしか頭になくてかわいい。


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 27

99%の誘拐 (講談社文庫)

著者 : 岡嶋 二人

出版社:講談社

発売日:2004-06

評価 :

完了日 : 2005年09月28日

「この文庫がすごい!」で第1位になった本だそうです。

母親と本屋に行ったときに見かけて、「これおもしろそうだよ」と買わせました。

話は、読みやすかった。
でも、とくにおもしろくもなかった。
パソコンによって誘拐が進んでいくっていう設定はおもしろかったし、こんなの思いつくなんてすごいなぁと思ったけど、なんかイマイチな印象。

「この人の、他の本も読みたい!」とは思えなかった。


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 3

ももこタイムス

著者 : さくら ももこ

出版社:集英社

発売日:2005-09

評価 :

完了日 : 2005年09月27日

うわ~、新しいのでた~と思ったら、雑誌「MORE」に連載されていたやつでしたね。
あれ?「WITH」だっけか? 私、両方買った経験があるから、どっちがどっちだかわからなくなるんだよね。似たような内容だし。
ちょっと読みにくかったけど、おもしろかった。
下の欄に何ページにも渡って記事が載っていると、読みにくいんだなぁ、私には。
私は、ガイコツ君の話を雑誌で読んだ記憶がある。あと息子のアトピーの話と。
うちの娘も体かゆがるから、これで紹介されているハーブの化粧水とか、買ってみようかな。


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 3

ツチケンモモコラーゲン (集英社文庫)

著者 : さくら ももこ,土屋 賢二

出版社:集英社

発売日:2005-08-19

評価 :

完了日 : 2005年09月18日

これは、ハードカバーだったころは、「対談集かぁ。おもしろくなさそう」と思い、手を出さなかったもの。タイトルも嫌いだった。

文庫になったから買って読んでみたけど、おもしろかった。

なにがいいって、土屋賢二というお茶の水大学の教授がいい。東大まで出てるのにあのダメっぷり。
この人は哲学者で、他にも本をいろいろ出しているみたい。
読んでみたい。


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 4

5年目の魔女 (新潮文庫)

著者 : 乃南 アサ

出版社:新潮社

発売日:2005-06

評価 :

完了日 : 2005年08月13日

『晩鐘』とかを読んだ後だったので、物足りなかった。


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 3

細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (新潮文庫)

著者 : 三浦 綾子

出版社:新潮社

発売日:1986-03

評価 :

完了日 : 2005年08月10日

以前『国盗り物語』を読んだときに、明智光秀の娘が細川ガラシャだということを知った。
実家に、『細川ガラシャ夫人』という三浦綾子の本があって、その背表紙を見るたびに「ガラシャ? 変な名前」と思っていたのでよく覚えていた。
今回明智光秀の娘ということで興味を持ったので、実家に行って探してみたが、もうその本はなかった。

だから今回自分で買って読んでみた。
タイトルの印象からいって、洗礼を受けて、「ガラシャ」になってからのいろいろなエピソードがたくさん書かれているのかな、と思ったらそうではなく、お玉の幼少の頃からキリスト教に目覚めるまで、そして洗礼を受けてから死ぬまでといった一生を追った話だった。
夫の忠興がものすごい嫉妬をするほど、きれいな人だったんだな。だって、ガラシャが死んだ原因は忠興の嫉妬心にあるといってもよいくらいだもん

「他の男の手に渡るくらいなら、死んでもらった方がまし」だと。バカいうんじゃないよ。
ガラシャはなんだか銅像とかいろいろ建っちゃってるみたいだけど、キリスト教の間ではすごい人って感じなのかな。なんでだろう。あの当時、名のある家の妻が入信するってことが珍しかったのかな。
でも、キリストの教えを守って死ななきゃいけないほど、信仰って大事なものなのかな……。
命より信仰が大事ってことでしょ? 生きててなんぼ、だと思うんだけど……。


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 2

ピリオド (双葉文庫)

著者 : 乃南 アサ

出版社:双葉社

発売日:2002-05

評価 :

完了日 : 2005年07月21日

………。

おもしろいんだかつまらないんだか、よくわからない話だった。


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 14

ひとりずもう

著者 : さくら ももこ

出版社:小学館

発売日:2005-07-14

評価 :

完了日 : 2005年07月18日

久しぶりのさくらももこの書き下ろしエッセイ。

テーマは「青春」。
その言葉通り、自分の青春時代のあれこれを書いているんだけど、やっぱりおもしろい。この人の青春はスポーツに恋に! なんて生き生きしているわけでは全然なくて、夏休みは予定がないからといって、ひたすら家でダラダラ過ごして親に叱られる…といったことばっかりしているんだけど、それがなんか、同じような青春を過ごしてきた私には救われる。

「こんなおもしろいエッセイを書く人も、似たような青春時代を過ごしてきたんだ!」と思える。
まあ、この人と私の決定的な違いは、「目標がある・ない」ということなんだけど…。

おもしろかった~。
この人のエッセイは一気に読めてしまうから、そこが残念と言えば残念なんだよね。もっとじっくり読みたいような気もするし。

この本の表紙にしようと彫ったという、おすもうさんの版画が、本の本体の表紙になっているんだけど、改めてその説明を見て、笑った。


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 8

くうねるところすむところ

著者 : 平 安寿子

出版社:文藝春秋

発売日:2005-05-25

評価 :

完了日 : 2005年07月14日

『王様のブランチ』で紹介されていた本。その紹介で少しおもしろそうだったので、買ってみた。

まず、主人公が自分と同じ30歳だったことに共感がもてた。最初の展開もおもしろかった。

これを読むと、ふむ、建築の現場って楽しそうだなと思う。多くの人の一生の買い物となる「家」を造るのに携わる仕事。楽しそうだ。私にまだ余力があったら、ちょっとやってみたい仕事かもしれない。一級建築士の資格をとるなんて、絶対無理だろうけど。

しかしこの主人公、私と同い年にしてはずいぶんとしっかりしている。しっかり仕事をして、すごく意欲があるし。30歳って、このくらいしっかりしていないといけないのだろうか…。だとしたら私は30歳失格だ。

が、この作者の文章が、私はあんまり好きではなかった。なんか、先を読む気をなくさせるというか、面倒くさいという気になってしまった。これは好みの問題だと思うけど。


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 1

天使が消えていく (講談社文庫 な 2-1)

著者 : 夏樹 静子

出版社:講談社

発売日:1975-06

評価 :

完了日 : 2005年07月12日

母が、産休中家で暇してる私のために、自分が読んだ本を持ってきてくれた。その中の1冊。

なんっだか眠たくなる話だった。登場人物のセリフが昔っぽいし、「~ですわ」なんて言っちゃってるからってのもあるんだけど、なんか読みにくい話だった。

赤ちゃんのゆみ子が出てくる場面は楽しく読めたけど、その他の刑事とか、亜紀子とかの話は読んでて疲れた。この2人がどういう人なのか、いまいちよくわからないんだもん。

乃南アサとか東野圭吾とかだったら、登場人物の背景をしっかり書くから感情移入できるんだけど、これはその辺があんまり書かれてないから、「こいつが出てきたからってどうだっていうの」って思ってしまった。

刑事なんて絶対超脇役かと思っていたのに、意外に登場回数多いしね。

「ゴーゴーを踊る」とか、笑っちゃった。いつの時代の話なんだろ、これ。
ゆみ子の母、志保が最後に手紙を書くけど、あの志保がこんなに理路整然と、漢字をいっぱい使って手紙が書けるわけねーだろ、と思ってしまうような内容だった。


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 15

象と耳鳴り

著者 : 恩田 陸

出版社:祥伝社

発売日:1999-10

評価 :

完了日 : 2005年07月08日

なんか疲れた。

短編がすごくいっぱい詰まっていたからだと思うんだけど、次々と新しい話が出てきて、しかも主人公が必ずしも同じ多佳雄じゃなくて他の人だったり、その話に慣れるまでに時間がかかった。

そしてやっぱり私は短編が嫌いだということがわかった。
そして、安楽椅子探偵というのも嫌いだということがわかった。

それがわかっただけでも、よかった。


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 1

彼女の深い眠り (光文社文庫)

著者 : 新津きよみ

出版社:光文社

発売日:2004-04-14

評価 :

完了日 : 2005年07月08日

「眠り姫」ですね。

なかなかおもしろかった。
物語の内容…というよりは、作者が言わせたという登場人物の言葉に共感した。
そうそうそうそう! って感じだった。

私も、「今、独身だったら…」とか「まだ子供を産まないで旦那と2人だったら…」とか考えるし、実際にそういう生活をしている人のことが気になるもん。
あと、佐知子の夫、剛史の母千栄子がなんだか義母にダブって仕方なかった。

千栄子ほどひどくはないけど、義母も「うちの息子が選択したことに間違いはない」「息子の決定にしたがう」という考えの持ち主だから。
かといって私にひどいことを言ったりすることはないから、そこが千栄子と違う点だけどね。


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 2

晩鐘〈下〉 (双葉文庫)

著者 : 乃南 アサ

出版社:双葉社

発売日:2005-05

評価 :

完了日 : 2005年07月06日

「風紋」の続編なんだけど、これまた救われない話だった……。

ネタばれになるから多くは語れないんだけど、それにしても救われないんだよ~。
 こりゃまた、これの続編が出るかもしれないな、という終わり方だったよね。


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 1

晩鐘〈上〉 (双葉文庫)

著者 : 乃南 アサ

出版社:双葉社

発売日:2005-05

評価 :

完了日 : 2005年07月06日

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 3

風紋〈上〉 (双葉文庫)

著者 : 乃南 アサ

出版社:双葉社

発売日:1996-09

評価 :

完了日 : 2005年07月03日

辛い話だねぇ。

だーれも、救われてなくて読後感がとてもスッキリしない。
犯罪は、被害者遺族も加害者の身内も、ボロボロにしてしまうものなんだ。
特に今、私には子供がいるから、松永の子供、大輔と絵里がかわいそうでならなかった。
ついつい、子供のいる家庭のことは自分の家庭に当てはめて考えてしまうから、ドキドキしてしまった。

この話は、真裕子や香織だけでなく、刑事の進藤や、検察官の速水まで、その人の家庭事情とか、人間像をちゃんと書いてくれるからおもしろい。


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 24

東京物語 (集英社文庫)

著者 : 奥田 英朗

出版社:集英社

発売日:2004-09

評価 :

完了日 : 2005年07月02日

好きな話だった。

けっこう、この年代の話のことを書いてる本って多いんだよなー。

確かに、読んでると憧れる。
今みたいに何でもあるって感じじゃなくて、携帯もないから友達との連絡もままならなくて、家まで直接行ってみたり…とか。
そういう不自由さに、今はすごく憧れるなぁ。
 
時代がいろいろ前後する話で、ちょこちょことそのときに起こった時事ネタなんかも出てくるし、おもしろい。

主人公の久雄も、適度にダメでおもしろい。


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 23

球形の季節 (新潮文庫)

著者 : 恩田 陸

出版社:新潮社

発売日:1999-01

評価 :

完了日 : 2005年06月27日

気がついたら同時期に、恩田陸の本を3冊も買っていた私。

今回の話は、噂の出所を確かめるというか、口裂け女みたいな、あんな噂は一体どうやって広まるのか、というのを追求するような話。
……だと思っていたら。

なんだろう、この中途半端な終わり方は。
ガッカリしてしまった。
途中まではおもしろかったのになぁ。


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 15

木曜組曲

著者 : 恩田 陸

出版社:徳間書店

発売日:1999-11

評価 :

完了日 : 2005年06月21日

恩田陸って、女の人だったんだ、ということをまず知った。
てっきり男の人だとばかり思っていた。

つかさがトマトと茄子のスパゲッティを作る男の
話をするところが好き。
このシーンは、話の筋とはあんまり関係ないけどね。


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 6

マダムだもの (幻冬舎文庫)

著者 : 小林 聡美

出版社:幻冬舎

発売日:2005-06

評価 :

完了日 : 2005年06月12日

私の大好きな小林聡美さんのエッセイ。

本当にこの人には憧れる。
黒木瞳も好きだけど、あの人は本当に手が届かない
存在って感じだから、なんか庶民的な小林聡美さんは、
「こうなりたい!」と思わせてくれて、私の目標です。

相変わらず、おもしろかった。
まず、タイトルが「どんな話なんだ?」と引きつけられるし。
「北西問題」「ゴクミ問題」「サンクチュアリ問題」などなど…。

この人がこれまた私の好きな三谷幸喜さんと結婚したとき
「結婚生活、どんなんか知りたいなぁ」と思っていたら、
夫婦共にエッセイで書いてくれるのでありがたい。


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 11

半島を出よ (下)

著者 : 村上 龍

出版社:幻冬舎

発売日:2005-03-25

評価 :

完了日 : 2005年06月08日

読み終えてしまった…。

下巻は一気に読んだなぁ。おもしろかった。

最初、上巻の登場人物のところを見たとき、
そのあまりの多さに「ゲッ、こんなに出るの?
しかも北朝鮮人もすごい書いてある…。
覚えられないよー」なんてちょっと引いてしまったけど、
登場人物の多さなんてまーったく気にならなかった。

しっかしこの物語は、ものすごい知識がないと書けないよ。
ものすごい準備期間が必要だっただろうな。
巻末の参考資料の数もものすごいもん。

幻冬舎のチーム4人の人の名字が、イシハラグルー
プの中にいるってのもまた憎い。


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