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nakatadairakeさんの読書ノート

☆☆☆映画の本☆☆☆
大好きな「映画」に関する本を紹介していきたいと思います。
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 2

孤高の騎士クリント・イーストウッド (映画作家が自身を語る) (映画作家が自身を語る)

著者 : マイケル・ヘンリー・ウィルソン

出版社:フィルムアート社

発売日:2008-06-30

評価 :

完了日 : 2008年08月29日

ええなあ、ええなあ、カッコええなあ、クリント・イーストウッド。

イーストウッドをマカロニ・ウェスタンやダーティーハリー・シリーズに登場する男優としてではなく、ひとりの映画作家として意識するようになったのは、やっぱり『リュミエール』で「73年の世代」としてダニエル・シュミット、ヴィム・ヴェンダース、ビクトル・エリセなんかと一緒に語られることになったのがきっかけだったんでしょうね。当時リアルタイムで『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』を観るにいたって、さらにその思いを強くするわけですが・・・

ほとんど、イーストウッドへのインタヴューのみで構成されている本書は、まさに彼の映画づくりについての核心が語られている非常に興味深いもの。

以下、訳者あとがきからの引用。
「運命に逆らい、力づくでそのコースをねじ曲げることに人間の偉大さがあるのではなく、たとえみじめで堪え難い運命であろうと、誰とも共有できないおのれだけの運命に正面から向き合い、その運命を果てまでたどり、ついにはそれを肯定し、受け入れることにこそ人間の尊厳があり、生の証がある。人間が運命に導かれるままの無力で受動的な存在であるとしても、与えられた運命をみずから選びとり、自分だけに固有の生を肯定し、祝福することは、あくまでアクティブで気高い行為である。そして、その孤独な試練に耐え得た者だけが、イーストウッドの映画のヒーローになる資格をもつ。」

もういちど『荒野の用心棒』からイーストウッドの全作品を観なおしたくなるようなインタビュー集です。


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 1

映画渡世―マキノ雅裕自伝 (地の巻) (角川文庫 (5813))

著者 : マキノ 雅裕

出版社:角川書店

発売日:1984-09

評価 :

完了日 : 2008年02月09日

映画の父「マキノ省三」が残した借金に始まって、このひとはずっとお金で苦労しています。
セルフリメイク(ご本人はリピートという言葉を使っています)が多いのも脚本に金をかける必要がないという、わかりやすい理由だそうです。
どんな映画もだいたい二週間で撮り終えてしまうのも会社から安くて面白いものを要求されることが多かったから・・・

今日、このあいだ録画しておいた『人生とんぼ返り』を観ましたが、山田五十鈴のなんと美しいこと!

山田宏一いわく「もっとも偉大な日本B級映画の作家」に拍手!


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 1

映画渡世―マキノ雅裕自伝 (天の巻) (角川文庫 (5812))

著者 : マキノ 雅裕

出版社:角川書店

発売日:1984-01

評価 :

完了日 : 2008年01月28日

今年がマキノ雅弘の生誕100年にあたることをこのあいだ知って、むかし読んだ「映画渡世」を再読しようと思いました。

日本映画界の巨匠といえば、小津・溝口・黒澤あたりがすぐに思い浮かぶところですが、日本映画の父といわれるマキノ省三の長男にして、亡くなるまでに261本の映画を監督したという、このひともはずすわけにはいかないでしょう。

山田宏一と山根貞男が監修?のような立場でつくられた本なので、内容的にも量的にもかなり読みごたえのあるものとなっています(天の巻・地の巻あわせて文庫本で1,000頁弱のボリューム)。

天の巻では、マキノ雅弘が生まれてから母親が亡くなるまでが語られています。


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 3

シネコン111―吉野朔実のシネマガイド

著者 : 吉野 朔実

出版社:エクスナレッジ

発売日:2008-01

評価 :

完了日 : 2008年01月25日

この前読んだ「こんな映画が、―吉野朔実のシネマガイド」の続きです。

一番最後に紹介されている映画が『パンズ・ラビリンス』ということで、やっとこれで現在につながりました。


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 1

次郎長三国志―マキノ雅弘の世界

著者 : 山田 宏一

出版社:ワイズ出版

発売日:2002-09

評価 :

完了日 : 2008年01月22日

この前読んだ、「日本侠客伝-マキノ雅弘の世界」の双子の兄貴のような本です。
ますます、マキノ雅弘の映画が見たくなってきたなぁ・・・

というわけでWEBでいろいろと調べていると、なんと今年はマキノ雅弘生誕100年ということらしいです。

マキノ雅弘生誕100年で検索すると、まず一発目に東京のフィルムセンターが引っかかってきました。
なんと1月5日から2月17日までを第一期、2月19日から3月30日までを第二期として毎日三本ずつ上映とのこと(東京に住んでるひと、うらやましいよ~)。

WOWOWでも2月3日~2月7日までマキノ雅広生誕100周年記念特集をやるみたいです。
『鴛鴦歌合戦』『次郎長遊侠伝 秋葉の火祭り』『次郎長遊侠伝 天城鴉』『人生とんぼ返り』『日本残侠伝』の5作品が放送されます。

とりあえずは、これで我慢しておくことにします・・・


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 3

こんな映画が、―吉野朔実のシネマガイド (河出文庫)

著者 : 吉野 朔実

出版社:河出書房新社

発売日:2008-01-05

評価 :

完了日 : 2008年01月13日

吉野朔実の本を読むのはこれがはじめて(漫画も読んだことありません)。

去年から映画のリハビリをしているものにとっては、もっとも映画から離れていたここ10年ぐらいの映画が中心に語られているのはうれしいかぎりです。

蓮實重彦の後継者としては、阿部和重と中原昌也が思い浮かびますが、この吉野朔実を和田誠の後継者とする、というのはどうでしょうか?

漫画家だから当たり前なんだけれども、イラストがとてもいいんですよね。

文章も映画のいいところを何とか伝えようという気持ちがこちらに伝わってくるいい文章だと思います。いっぺんでファンになってしまいました。


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 2

日本侠客伝―マキノ雅弘の世界

著者 : 山田 宏一

出版社:ワイズ出版

発売日:2007-12

評価 :

完了日 : 2008年01月10日

大好きな山田宏一のひさびさの新刊。

内容は、山田宏一がDVD-BOXのために書いた解説書の再録と、マキノ雅弘と森繁久弥へのインタビュー。

「日本侠客伝」ほかこの本のなかに出てくる映画すべてが観たくなるような魔力を持った本です。


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 1

村上竜映画小説集 (講談社文庫)

著者 : 村上 龍

出版社:講談社

発売日:1998-04

評価 :

完了日 : 2007年09月23日

書店で「料理小説集」の隣にこの本が並んでいたので、一緒に購入しました。
たいへんいい小説だと思います。
感心しました。
いまのわかいひとがこれを読んだらどう思うのか、ちょっと気になりますね。


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 1

リュミエール元年―ガブリエル・ヴェールと映画の歴史 (リュミエール叢書)

著者 :

出版社:筑摩書房

発売日:1995-12

評価 :

完了日 : 2007年07月07日

蓮實重彦の「光の使徒-リュミエール兄弟とガブリエル・ヴェール」のみ読了。
シネマトグラフの誕生については、もっと知りたいところであるが、今後の課題として残しておく。


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 1

映画は語る

著者 : 淀川 長治,山田 宏一

出版社:中央公論新社

発売日:1999-04

評価 :

完了日 : 2007年06月29日

いやー、1999年に出版されたこの本の存在に気がつかなかったこと自体が、ここ十年あまり映画に対するアンテナが錆びついていたということでしょうね。
蓮實重彦を交えての鼎談は「映画となると話はどこからでも始まる」や「映画千夜一夜」が有名ですが、この本はふたりの対談という形になっていますが、むしろ山田宏一が淀川さんをうまく乗せながら映画の話をいかに聞き出すかというスリリングな内容になっています。
蓮實重彦の場合はちょっと相手に構えさせるものがあるので、淀川さんも調子が出にくいのですが、山田宏一が相手だとまるで素人の映画ファンに語りかけるように話をされていて、淀川さん絶好調です。
トリュフォーからはじまってキートン、サミュエル・ゴールドウィンと話のスピードは加速度がついて一気に読んでしまいました。
最後の山田宏一の淀川さんにたいする追悼の文章も気持ちがよく伝わってきて感動ものでした。
ほんとうは手元においておきたい一冊です。


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 1

シネマ今昔問答・望郷篇

著者 : 和田 誠

出版社:新書館

発売日:2005-12

評価 :

完了日 : 2007年06月28日

正編のあとがきに書いてあった通り、正編の「残」がこの「望郷編」。
前半は和田誠のこどものころからの映画体験を語るところから始まって、いかに映画ファンになったかについてのお話が中心。
終わりのほうで最近の映画監督(タランティーノまで)についても言及しています。
後半は「麻雀放浪記」で監督デビューしてからのお話が中心。
ぼくはリアルタイムで「麻雀放浪記」を観ているのですが、そのときは一映画ファンがこんなにおもしろい映画を撮れるのかとたいそう感心したものです。
そのとき出版された「新人監督日記」も読んでいるのですが、おおかたのところは忘れてしまっていたので後半も大変おもしろく読ませてもらいました。
正・続ともに映画好きにとってはなかなか大切な一冊(二冊か?)。


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 2

恋の映画誌

著者 : 山田 宏一

出版社:新書館

発売日:2002-05

評価 :

完了日 : 2007年06月21日

廉価版のDVDをご存知であろうか?
いわゆるパブリック・ドメインの映画をあつかったもので、だいたい一作品500円までで売っている(HMVで270円で購入した記憶あり、ぼくの経験ではこれが最安値)。
それぞれの会社がめいめいかってに字幕をつけているので、その出来は玉石混淆ではあるが、いまや映画館ではあまり観られない作品がたくさん発売されていて、クラシック映画のファンにとってはうれしいかぎりである。
で、そんな廉価版のDVDによくあるタイトルをたくさん取り上げているのがこの「恋の映画誌」。
新聞に連載されていたものなので、ひとつの作品についての解説が短いのが残念ではあるが、逆に多くの作品に言及してくれているのがうれしいところでもある。
やっぱり山田宏一の映画評はいつ読んでも感動ものである。


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 1

映画狂人、語る。

著者 : 蓮實 重彦

出版社:河出書房新社

発売日:2001-05

評価 :

完了日 : 2007年06月17日

結局、金井美恵子との対話(淀川長治についての正当な評価)しか読まなかったけれど、これはこれでいいのではないか!!!(だいぶ酔っぱらってます。)
また読みたくなったら図書館へ行きます!!!


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 1

シネマ今昔問答

著者 : 和田 誠

出版社:新書館

発売日:2004-01

評価 :

完了日 : 2007年06月12日

淀川さん亡きあとこれだけ映画に対する博覧強記ぶりを発揮しながら、楽しそうにしゃべるひとはそうそういない。
この本は、わかいひとの問いかけにこたえるかたちでおしゃべりをしたとのことですが、続編の「望郷編」も刮目して待て!というところでしょうか?


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 1

ユリイカ 2008年3月臨時増刊号 総特集=ジャン・ルノワール

著者 : 山田宏一責任編集

出版社:青土社

発売日:2008-03

評価 :

完了日 :

山田宏一責任編集による「ジャン・ルノワール事典」とでも云うべき一冊。

ジャン・ルノワールの全作品の解説からはじまり、映画製作にかかわった人々へのインタビュー(聞き手は山田宏一)へと続き、最後に極めつけともいえる詳細な索引がついた夢のような映画本。


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 3

シネマの記憶喪失

著者 : 阿部 和重,中原 昌也

出版社:文藝春秋

発売日:2007-01

評価 :

完了日 :

シャワーを浴びて酔いを醒ましてきました。
タイトルはおそらく蓮実重彦の「シネマの記憶装置」の引用かと思われます・・・
山田宏一や蓮実重彦(山根貞夫も入れてもいいかも)なきあと日本の映画評はどうなるのかとさびしく思っていたら、ちゃんと後継者が育っているじゃありませんか!
阿部和重はいい意味での蓮実重彦のエピゴーネンです(年齢を考慮にいれたらこの博覧強記ぶりには脱帽です)。
蓮実さん、後継者ができてよかったですね!
最近ちょっと映画から遠ざかっていたので、これと「映画覚書vol.1」でリハビリにはげんでいるところです。
この本で取り上げられている映画をDVDで追いかけている最中ですが、「ロード・オブ・ドッグタウン」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「キング・コング」にはいたく感動しました。
特に「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のすばらしさを世間にどう喧伝するべきか、悩んでいるきょうこのごろです。


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 1

映画的なあまりに映画的な美女と犯罪 (ハヤカワ文庫NF)

著者 : 山田 宏一

出版社:早川書房

発売日:1989-04

評価 :

完了日 :

映画をこういう括り方(美女と犯罪というような括り方)で紹介したすばらしい映画本です。
わたしは声を大にして申し上げたいのであるが(ちょっと酔っぱらってます)、山田宏一絶好調です!
さあ!みんな!ヒッチコックを観ようぜ!!!
ビリー・ワイルダーを観ようぜ!!!
ハワード・ホークスを観ようぜ!!!
わが愛しのジョーン・フォンテーンよ!
わが愛しのグレース・ケリーよ!
わが愛しのバーバラ・スタンウィックよ!
わが愛しのローレン・バコールよ!
そして、わが愛しのアンジー・ディッキンソンよ!


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 1

傷だらけの映画史―ウーファからハリウッドまで (中公文庫)

著者 : 蓮實 重彦,山田 宏一

出版社:中央公論新社

発売日:2001-03

評価 :

完了日 :

20年ほど前に、筑摩書房から蓮實重彦責任編集で「リュミエール」という映画雑誌が季刊で発行されていました。
僕も全巻もっていたのですが(自慢!)、映画好きの友人が東京転勤になったときに、餞別としてあげてしまったので、いまは手元にありません。
その「リュミエール」のプロデュースで日本未公開の映画をビデオ化するという企画が実現、これはそのビデオに付録でついていたものだそうです。
蓮實重彦と山田宏一がそれぞれの映画の内容を対談形式で解説しているのですが、ほんとうに昔の映画(実は映画の黄金期である)が好きなものにとってはたまらない内容になっています。
僕自身もほんの何本かしか観ていないのですが、映画を観ていなくても充分に楽しめるのは、やはりこのふたりの映画評論家としての力量が並々ならぬものだということでしょうか・・・


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 1

たかが映画じゃないか (文春文庫 (385‐1))

著者 : 山田 宏一,和田 誠

出版社:文芸春秋

発売日:1985-05

評価 :

完了日 :

タイトルは、演技の内容云々で撮影がスムーズに進まないイングリッド・バーグマンに対する監督ヒッチコックの言葉の引用。
映画の見巧者和田誠とぼくの大好きな山田宏一の対談です。
「お楽しみはこれからだ」というセリフで有名な「ジョルスン物語」を語る和田誠がすごくいい。
ぼくはこれを読んでから、何度「ジョルスン物語」を観たことでしょう(残念ながらビデオね・・・)。
ほかにも、映画愛がいっぱい詰まったお話がノンストップで続きます。
残念ながらこの本も現在は絶版になっているようです。


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 1

シネ・ブラボー―小さな映画誌 (ケイブンシャ文庫)

著者 : 山田 宏一

出版社:勁文社

発売日:1984-01

評価 :

完了日 :

山田宏一は現存する映画評論家のなかで最も信頼できるひとであり、読むだけでこちらがワクワクするような映画評を書くひとです。
このタイトルはハワード・ホークスの「リオ・ブラボー」からの引用。
この本を読んで、本当の意味での映画好きのなんたるかを知りました。
巻頭の「リオ・ブラボー」のファーストシーンの解説は見事のひと言。
映画の観かたを教えてくれる本です。
勁文社が倒産してしまったので、現在は手にはいらないかもしれませんが、名著です。
映画好きのかたは必読です。
古書店でもし見つけたら、買って絶対に損はしない本です。


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