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どすこい金太郎さんの読書ノート

その他本格推理小説
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 10

心臓と左手 座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス)

著者 : 石持 浅海

出版社:光文社

発売日:2007-09-21

評価 :

完了日 : 2007年10月22日

『月の扉』の続編なのかと思いきや、「再会」という短編以外続編でも何でもない。かなり残念。
スタイルは安楽椅子探偵もの。終わった事件を『月の扉』のメインキャラ、座間味くんが解き明かす展開。っていうか、解決済みの事件を世間話のように刑事が話し、座間味くんに別の真相を看破される警察って一体……。毎回刑事さんが唖然呆然とする姿が目に見えるようで笑えます。最初から座間味くんに相談役になってもらえばいいのに、この刑事さん何度も同じこと繰り返してます。
個人的オススメは表題作『心臓と左手』、『地下のビール工場』、『再会』。


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 9

首挽村の殺人

著者 : 大村 友貴美

出版社:角川書店

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年09月14日

横溝正史賞にピッタリの作品が出てきました。
400ページの大作ですが、事件は次々と起こり、赤熊とマタギ(ハンター)の挿話、村の昔話、主人公たちの昔の事故など、読者を飽きさせない展開になってグッド。
久々に面白いミステリを読んだけど、犯人が予測しやすいのだけがマイナスなので、★×4です。


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 4

夏の魔法 (ミステリ・フロンティア)

著者 : 北國 浩二

出版社:東京創元社

発売日:2006-10-24

評価 :

完了日 : 2007年02月13日

激しくもどかしい葛藤の物語であります。二人は想い合っているのに病気が壁となり結ばれない。このジレンマにより、私は主人公がラストでは救われるのだろうと信じて読み漁りました。
傑作だと思います。これほど物語に入り込み読み進めることができる本もなかなかないと思いますし。ただし一点だけ気になる点が…。終盤いきなりトリックばりばりの本格ミステリに変化します。これが全体のバランスを崩したと感じました。それがなければ満点評価なのですが…。


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 26

シャドウ (ミステリ・フロンティア)

著者 : 道尾 秀介

出版社:東京創元社

発売日:2006-09-30

評価 :

完了日 : 2006年12月08日

次々と生み出される謎の多さはピカ一。これだけ謎を提示されて読まずにいられる読書家はいないでしょう。ただ、ミステリファンとしては心配なのです。これだけ伏線(謎)を張る作品はたいがいラストで破綻するので。
しか~し、さすがは2006年の話題のミステリ、きれいに理由付けがなされています。多少ご都合主義は感じられますが、これだけ伏線を張っていたら仕方がないと妥協できるレベル。正直、これはすごい作家が出てきたと驚いています。


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 20

アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)

著者 : 小峰 元

出版社:講談社

発売日:2006-09-16

評価 :

完了日 : 2006年09月24日

東野圭吾の初期作品の文庫解説を読むと、この作品が多く登場する。どうやら氏は本書を読んだのがミステリ作家になったきっかけだとか。
ところが私が東野圭吾にはまった5年前、この本は絶版だった。今回の復刊は嬉しい限りです。


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