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どすこい金太郎さんの読書ノート

ミステリ以外一般文芸作品
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 16

夕子ちゃんの近道

著者 : 長嶋 有

出版社:新潮社

発売日:2006-04-27

評価 :

完了日 : 2007年05月18日

フラココ屋という古道具屋に勤める「僕」が見た日常生活を淡々と描いた作品。
物語に特に大きな起伏があるわけでもなく、非常に平坦なごく普通の生活の中のちょっとした出来事なんかに焦点を当てて展開していきます。
登場人物が魅力的で、個人的には題についている「夕子ちゃん」よりも「瑞枝さん」の方が気になる存在でした。
のほほんとした生活の中にクスリとさせられるいい作品です。


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 128

一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-08-26

評価 :

完了日 : 2007年04月24日

三巻組という大長編なので敬遠される読者も多いと思いますが、この物語の厚みはラストの感動にものすごい効果を発揮しています。
正直言うと学生の頃にリアルタイムの物語として読みたかったですね。今の学生さんにはぜひ読んでもらいたい。単行本三冊は負担が大きいでしょうから、親が買って親子で楽しむのもアリだと思います。


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 3

瞬(またたき)

著者 : 河原 れん

出版社:幻冬舎

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年03月25日

愛し合っていた二人が突然の事故で引き離される。事故当時の主人公は記憶が飛んでいて、その記憶を引っ張り出すとそこにはある感動的な事実が隠されていた…。
って、新人作家の割にあまり物語の展開に目新しさがなく、その分物語の着地点が予測できてしまい、いまひとつ物語に入り込むことができなかった。表紙同様キレイな物語ではあるのですが。


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 36

夢を与える

著者 : 綿矢 りさ

出版社:河出書房新社

発売日:2007-02-08

評価 :

完了日 : 2007年03月15日

重い。ずしりとヘヴィなストーリー。なのにも関わらず作品から迫ってくるメッセージ性の強さに惹かれ、興味深く読むことができました。
芥川賞の頃は綿矢さんすごかった。作品の良さよりも著者の若さやルックスの良さばかりをマスコミが取り上げてたし。たぶん本人にとったら大きなジレンマだったんじゃないでしょうか。その反発心が良い意味でこの作品のリアリティやメッセージ性を高めています。……と勝手な想像をして適当なことを書いてしまいました。


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 2

エンドレス・ワールド

著者 : 佐伯 紅緒

出版社:世界文化社

発売日:2006-09

評価 :

完了日 : 2006年09月11日

登場人物は裏表描ききれてて魅力的。何よりストーリー展開のダイナミックさと程よくミックスされる主人公の恋愛模様のバランスが絶妙です。
男性読者なら主人公の行動にホレボレするだろうし、女性読者なら元気になり明日からの仕事や恋愛に前向きになっちゃうような小説です。
細かいことを言えば、ご都合主義的展開が少しだけ気になる読者がいるかもしれません。


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