猫野正さん > 読書ノート
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ブス論 (ちくま文庫)著者 : 大塚 ひかり 出版社:筑摩書房 発売日:2005-07-07 評価 :
完了日 : 2008年05月18日 ブス論です。古代・・いざなぎ、いざなみの二柱の神々から江戸期までを中心とした(近現代も付録としてあり)ブスの変遷の歴史です。これがもう、面白いのなんのって、非常に面白い。顔かたちの描写からおかめお多福、妖怪まで社会情勢の変化と文化を基底にしてばしばしと語られていきます。オカメと天うずめの命との関係とか源氏物語の斬新さ(ブスを細かく描写&そのブスが源氏に愛されてる!)などなど目から鱗の話が多数。これを読むと古典を読み返したくなりますし、ガングロの文化(今は消滅)についても考えたくなります。知識と思考を気持ちよく刺激してくれる本です。 この感想へのコメント |
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オタクはすでに死んでいる (新潮新書)著者 : 岡田斗司夫 出版社:新潮社 発売日:2008-04-15 評価 :
完了日 : 2008年04月28日 帯に偽りあり「一億総コドモ社会はなぜ生まれたのか」という帯の言葉・・期待させるけど、中身は期待はずれ。岡田氏による「オタク界からの引退宣言」というノが正しい。 この感想へのコメント |
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奇想の江戸挿絵 (集英社新書 ビジュアル版 8V) (集英社新書ヴィジュアル版)著者 : 辻 惟雄 出版社:集英社 発売日:2008-04-17 評価 :
完了日 : 2008年04月25日 表紙絵のインパクトに驚く。読本や黄表紙、その独特なデザイン性や挿絵の見事なことに驚嘆してしまいます。描写の力強さ、表現効果の工夫、構成力・・見事です。そして、それを紹介していく辻さんの筆致も楽しそうです。たくさんの読み本のタイトルが並び、作者名がどんどん出てきますが大丈夫。親切にも読本や黄表紙の説明、時代背景、各作品の粗筋や作者紹介が邪魔にならないように各章の終わりに載せてあります。これを読めば、この時期の読本について概略がつかめます。つまり、この本は挿絵の紹介であると同時に読本世界への格好の案内書になっているのです。優れた本だと思います。 この感想へのコメント |
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国語教科書の思想 (ちくま新書)著者 : 石原 千秋 出版社:筑摩書房 発売日:2005-10-04 評価 :
完了日 : 2008年04月14日 結果が先に決まっており、その結果にいたるためだけの国語教育・国語教科書は読解力を(最近票何のPISA)育てるものではなく、ましてや、議論の方法を教えるものでもなく、限りなく道徳に近づいていくということを論証した本です。 この感想へのコメント
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謎とき村上春樹 (光文社新書)著者 : 石原 千秋 出版社:光文社 発売日:2007-12-13 評価 :
完了日 : 2008年04月13日 刺激的。多様な読み方をするための視点と方法論を村上春樹氏の小説を俎上にあげて実践して見せてくれる。 この感想へのコメント |
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本の本―書評集1994-2007著者 : 斎藤 美奈子 出版社:筑摩書房 発売日:2008-03 評価 :
完了日 : 2008年04月06日 斎藤美奈子さんの1994年~2007年までの全書評を集めた本。これは面白い。 この感想へのコメント |
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ホラー小説でめぐる「現代文学論」―高橋敏夫教授の早大講義録 (宝島社新書 250) (宝島社新書)著者 : 高橋 敏夫 出版社:宝島社 発売日:2007-10-06 評価 :
完了日 : 2008年03月23日 何とも挑発的なタイトルです。ホラー小説に現代文学論・・興味をそそられます。 この感想へのコメント |
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クトゥルー神話事典 (学研ホラーノベルズ)著者 : 出版社:学習研究社 発売日:1995-12 評価 :
完了日 : 2008年03月23日 ハナス・ボクの表紙絵も格好いいクトゥルー神話事典の第一版(絵はピックマンのモデルかな) この感想へのコメント |
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クトゥルー神話事典 (学研M文庫)著者 : 東 雅夫 出版社:学習研究社 発売日:2007-01 評価 :
完了日 : 2008年03月17日 クトゥルー神話事典第3版です。(旧版持ってます) この感想へのコメント |
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なぜケータイ小説は売れるのか (ソフトバンク新書)著者 : 本田 透 出版社:ソフトバンククリエイティブ 発売日:2008-02-16 評価 :
完了日 : 2008年03月17日 「ケータイ小説(の単行本は)ファンアイテムである」 この感想へのコメント |
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戦後少女マンガ史 (ちくま文庫)著者 : 米沢 嘉博 出版社:筑摩書房 発売日:2007-08 評価 :
完了日 : 2007年09月02日 絵と文章との不思議な混交物(アマルガムというと格好いいかも・・言わないけど・・)としての少女マンガ。あのキラキラ絵のルーツが挿絵にあることがこれほど明確に書かれた本は初めてです。しかも、この発見(私にとって)はこの本のほんの最初に過ぎない・・。本当に労作です。少女マンガの黎明期から79年までの少女マンガの大きな流れがこれ一冊で概観できるというのは、並大抵のことではできない。 この感想へのコメント |
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こんなにヘンだぞ!『空想科学読本』著者 : 山本 弘 出版社:太田出版 発売日:2002-04 評価 :
完了日 : 2007年08月21日 山本さんのと学会趣味大爆発。いや、本当に長い時間かけて調べてるのがよく分かります。それにしても、これだけ読者を限定している本も珍しい。だって、柳田さんの本を読んでいて、なおかつ、それへの批判本を読もうという人が対象でしょう。限りなくニッチではないかと・・。 この感想へのコメント |
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キネマ旬砲著者 : 鷺沢 萠 出版社:角川書店 発売日:2002-03 評価 :
完了日 : 2007年08月20日 鷺沢さんと担当の小山田さんとの掛け合いも楽しい極私的映画語り。似顔絵も良い。 この感想へのコメント |
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“狐”が選んだ入門書 (ちくま新書)著者 : 山村 修 出版社:筑摩書房 発売日:2006-07 評価 :
完了日 : 2007年08月11日 やっと見つけた2冊目の<狐>さんの本。「入門書」を手引き書と入門書に分け、完成された一つの作品として自立している「入門書」を25冊に渡って紹介してくれている本です。特に心惹かれたのは「美術書のインパルス」の項目。名画というものを解放された目で見ること、名画のある場所をみるのではなく絵を見ようとすること等々について書かれた入門者が並んでいます。読みたい・・全部読みたい。 この感想へのコメント |
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未来形の読書術 (ちくまプリマー新書)著者 : 石原 千秋 出版社:筑摩書房 発売日:2007-07 評価 :
完了日 : 2007年08月10日 本を読んでいるとき、私はどこにいるのだろう。これ、以前から疑問に思っていました。物語の中に没入しているときの自分は、物語の中にいるのか外にいるのか・・。 この感想へのコメント
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本の雑誌風雲録 (角川文庫)著者 : 目黒 考二 出版社:角川書店 発売日:1998-10 評価 :
完了日 : 2007年08月10日 本の雑誌、目黒さんの1号から40号までの配本戦国帖。私は「本が読めないので、仕事を辞めます」といって、何社も仕事を辞めた目黒さんに大いに共感しました。って、私にはそこまでできないけれど・・。本や本屋さんを大変愛しているのが素直に伝わってきます。そう、本の雑誌の配本というものを通した目黒さんの本や本屋さんや助っ人の皆さんや本を愛する全ての人に向けた愛のメッセージというのが本書の本質ではないでしょうか?? この感想へのコメント |
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響鬼探究著者 : 出版社:国書刊行会 発売日:2007-07 評価 :
完了日 : 2007年08月10日 不思議な因縁で手に入れた本。経過を記す。 この感想へのコメント |
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星新一 一〇〇一話をつくった人著者 : 最相 葉月 出版社:新潮社 発売日:2007-03 評価 :
完了日 : 2007年06月28日 いつから星さんの本を読まなくなっただろうか。あれほど、むさぼるように読んでいたのに・・・。ショートショートという形式を貫き、日本にSFというものを定着させる大きな力となり、そして、ショートショートで生活していけた唯一の作家、星新一。 この感想へのコメント |
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文学賞メッタ斬り!〈2007年版〉受賞作はありません編著者 : 大森 望,豊崎 由美 出版社:PARCO出版 発売日:2007-05-10 評価 :
完了日 : 2007年06月26日 3作目ともなるとちょっとマンネリ。権威をお茶ら化して遊んでたのに最近はこっちも「権威」もってきちゃってる感じ(ひょっとしたら不本意?)非常に騒乱的な賑やかな読書本・・各賞本というべきか・・。この本のおかげで、かって存在した文壇ゴシップの賑やかさが戻ってきたのは、文壇の方々も喜ぶべきだと思う。この本がないと芥川賞なんて今や誰も読まんぞ。いや・・少なくとも私は読まないと言うべきか・・。だって、おもしろくないんだもん。 この感想へのコメント |
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書評家“狐”の読書遺産 (文春新書)著者 : 山村 修 出版社:文藝春秋 発売日:2007-01 評価 :
完了日 : 2007年06月23日 静かなる読書日記。「文学賞メッタ斬り」が躁状態の文学案内なら、こちらは「精」なる文学案内。といって、堅苦しい本ばかり紹介してあるわけではなく、マンガや幻想小説なんかもしっかり入ってきてます。無駄のない語り口の良い文章を読みながら、幾多の本について案内されていくことの喜びを味わうことができます。この本を読むと「あぁ、本が読みたい」という気持ちでいっぱいになります。 この感想へのコメント
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