東城 憐さん > 読書ノート
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密謀 (下) (新潮文庫 (ふ-11-13))著者 : 藤沢 周平 出版社:新潮社 発売日:1985-09 評価 :
完了日 : 2008年05月19日 一言で言うと 「とても丁寧に作られた松花堂弁当」という感じ。素材選びに始まって 調理・盛り付けまで途切れることなく精神を注ぎ込まれた一品ずつは 其れのみでも充分在り得るものたちである。それらが一つ箱に収められて醸す 上品で静かな 悠然たるハーモニー——読後の印象は そういう食後の 清楚な満足感に似ている。 この感想へのコメント |
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密謀 (上巻) (新潮文庫)著者 : 藤沢 周平 出版社:新潮社 発売日:1985-09 評価 :
完了日 : 2008年05月19日 購入当初の第一印象は どうした訳か非常に取っ付きにくかった。ところが機会を改めて臨んでみたなら その第一印象を抱いたことさえ忘れてしまう。 この感想へのコメント |
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火の国の城 下 新装版 文春文庫 い 4-79著者 : 池波 正太郎 出版社:文藝春秋 発売日:2002-09 評価 :
完了日 : 2008年05月08日 主人公:丹波大介というのは 甲賀忍びの出で在りながら関ヶ原の合戦にては我らが眞田忍びとして西軍の為に働き 大御所の身辺まで肉薄した手練の男だという。「だという」と言うのは 彼は先に『忍者丹波大介』という別の池波作品にて 堂々主役を張って居るのだそうで 生憎僕は未読ながら 大の池波小説ファン 或いは忍者小説ファンにとっては 既に馴染みの深い存在だろうと想われるのだ。5年前の関ヶ原戦で壮絶な討死を遂げたと伝わる彼を 作品導入部にて京の風呂屋に目撃するのが これまた同合戦で死んだと信じられて居る眞田忍び:奥村弥五兵衛なのである。 この感想へのコメント |
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火の国の城 上 新装版 文春文庫 い 4-78著者 : 池波 正太郎 出版社:文藝春秋 発売日:2002-09 評価 :
完了日 : 2008年05月08日 池波作品の中でも特に読み易い忍びモノであった。本来忍者小説には部外者で在る僕にとって 例えば『真田太平記』のように細々と延々と忍び働きが語られるような類は 正直 読み進めるのに時折苦痛を伴ったりする(苦笑)のだが 此方はノッケからテンポも上々 スルリと読破出来た。此の作品は 一連の池波忍者小説と併せれば長大且つ雄大な連続作品と見ることも出来るのだが 此の二巻が初めてな読者にも全く違和は無いだろう。 この感想へのコメント |
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真田三代記 (PHP文庫 ト 3-2)著者 : 土橋 治重 出版社:PHP研究所 発売日:1989-07 評価 :
完了日 : 2007年02月15日 僕がこれを古本屋の書棚で見つけたのは 2004年だったと想う。未だ眞田家に真っ新な新参者で 大著『真田太平記』の読破をやっと想い描くようになった頃だ。正直 その “大著読破” の前哨戦的心境で読んだものだが 振り返ると この書の成立背景/性質から言って 実は僕の本棚に特異な一冊だった。 この感想へのコメント |
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謀将真田昌幸〈上〉 (角川文庫)著者 : 南原 幹雄 出版社:角川書店 発売日:1998-11 評価 :
完了日 : 2007年01月14日 この上巻は『謀将 真田昌幸』に非ず ズバリ『謀将 真田幸隆』である。海野一族敗亡の危機に直面するところから死去に至るまでの幸隆公でビッシリ 昌幸公の本格的な登場は この巻での終章に当たる僅か数頁のみだ。上下巻という体裁ではなく それぞれを一巻完結物の『謀将 真田幸隆』『謀将 真田昌幸』として発売しても差し障りない。寧ろ何故そうしなかったのかと訝られるほどなのだが もしや幸隆公の知名度が関係したものか(苦笑)? 純粋に昌幸公のみに関する作品を求める場合には 入手前の検討が必要かと思われる。 この感想へのコメント |
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謀将 直江兼続〈下〉 (徳間文庫)著者 : 南原 幹雄 出版社:徳間書店 発売日:2006-02 評価 :
完了日 : 2007年01月06日 面白かった。上巻の倍も面白かった。一晩で読み切った。これほど差が出た理由は何だろう いよいよ兼続の野望が実現へ向けて動き出したからか それとも僕が自覚に反して好戦的なのか。 この感想へのコメント |
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謀将 直江兼続〈上〉 (徳間文庫)著者 : 南原 幹雄 出版社:徳間書店 発売日:2006-02 評価 :
完了日 : 2007年01月05日 伝記小説だと想って購入してみたら創作小説だった。出鼻を挫かれたけれど 取り敢えず読み進めることに。 この感想へのコメント |
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真田幸隆 (学研M文庫)著者 : 江宮 隆之 出版社:学習研究社 発売日:2006-09 評価 :
完了日 : 2006年12月27日 知る限り 世に2冊目の『真田幸隆』である。 この感想へのコメント |
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全一冊 小説直江兼続―北の王国 (集英社文庫)著者 : 童門 冬二 出版社:集英社 発売日:1999-08 評価 :
完了日 : 2006年12月25日 長文にて収まり切らず。興味のある方は下記へ。 この感想へのコメント |
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直江兼続 (学研M文庫)著者 : 江宮 隆之 出版社:学習研究社 発売日:2004-11-10 評価 :
完了日 : 2006年12月23日 「大義の人」というと僕に先ず浮かぶのは上杉謙信公だが 直江山城守兼続 そしてその主君・上杉景勝公も 其の血筋を受け継ぐ者というイメージが強い。家督だけでなく「大義の精神」をも継承するという意味で 景勝公は正に “名実共の” 後継者だったろう その景勝公と水魚の交わりで在ったというのだから 兼続も又「大義の人」だったろう と。 この感想へのコメント |
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藤堂高虎 秀吉と家康が惚れ込んだ男 (PHP文庫)著者 : 羽生 道英 出版社:PHP研究所 発売日:2005-05-03 評価 :
完了日 : 2006年12月19日 「主家を転々と替える度に知行を増し……」というのは 高虎を紹介する殆どの行に見られる 謂わば決まり文句である。 この感想へのコメント |
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藤堂高虎 (学研M文庫)著者 : 高野 澄 出版社:学習研究社 発売日:2002-03 評価 :
完了日 : 2006年07月18日 非常に読み進め易い作風でありながら 味わいというものが感じられない一冊だった。このカンジ 何かに似てるな……と想って 浮かんだのは「年表」である。只淡々と高虎の足跡を記述しているのであり 後年に至るにつれ詳細になるように感じられるのも つまり時代が下って良質な資料が多く現存するからだろうか などと要らぬ想像をしてしまった。 この感想へのコメント |
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風林火山 (新潮文庫)著者 : 井上 靖 出版社:新潮社 発売日:2005-11-16 評価 :
完了日 : 2006年07月12日 様々な あちこちで触れた諸々から成る僕の山本勘助像は 「古今の兵法に通じ 城の縄張りを得意として居たにも関わらず 醜悪な容姿の為に何処でも冷遇され続ける。その不遇な時代に日本各地を放浪した経験から 武芸百般のみならず天文地理にも明るい。武田信玄に見出され軍師として仕えるようになってから いよいよその本領は発揮されることとなった。川中島第四次合戦での『啄木鳥戦法』は 勘助の発案によるものとされる」というところ。 この感想へのコメント |
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黒田如水 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)著者 : 童門 冬二 出版社:小学館 発売日:1998-12 評価 :
完了日 : 2006年05月28日 僕は元々 黒田官兵衛孝高については詳しくない。増して隠居後の如水となると 号の名くらいは知っていても そもそも一体どうして急に隠居を決め込んだのかについてさえ 何の知識ももたずに過ごしてきた。あんなに明晰な頭脳をもった人が まだ充分働けそうなのに……と その「明晰な頭脳」こそが彼の宿痾だったことを知ったのは 竹中半兵衛を学ぶようになってからである。この物語は僕が初めて特に触れる官兵衛であり 題名通り隠居後の姿を描いたものだから その現役時代については未だ疎いということになる。 この感想へのコメント |
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竹中半兵衛―秀吉を天下人にした軍師 (PHP文庫)著者 : 八尋 舜右 出版社:PHP研究所 発売日:1996-04 評価 :
完了日 : 2006年05月27日 さほどの厚さではないのに 進めるのには存外時間を要した。 この感想へのコメント |
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竹中半兵衛と黒田官兵衛―秀吉に天下を取らせた二人の軍師 (PHP文庫)著者 : 嶋津 義忠 出版社:PHP研究所 発売日:2006-02 評価 :
完了日 : 2006年05月24日 所謂「二兵衛」を描いた物語。半兵衛の稲葉山城乗っ取りから始まって 官兵衛の死で括られている。二兵衛は二章目から直に交誼を通じているが 物語の前半を半兵衛 後半を官兵衛が担うかたちである。 この感想へのコメント |
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軍師竹中半兵衛 (角川文庫)著者 : 笹沢 左保 出版社:角川書店 発売日:1988-09 評価 :
完了日 : 2006年05月21日 僕が採った中では最も長編なる重治像。著者名に惑わされてか 文芸色も最も色濃く映った。本文より先に一読した解説に「半兵衛のお市への想い」について触れられてあった為 「ここまでもが『お市さま……』か」と面白くない気分に先ず駆られたのだが 繙けばそれは 永遠の理想像として互いの心を暖め眼に見えないかたちで支え続ける類の「想い」であって 存在により作品のメインテーマが逸れることは一度も無かった。 この感想へのコメント |
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竹中半兵衛 (学研M文庫)著者 : 高橋 和島 出版社:学習研究社 発売日:2005-07 評価 :
完了日 : 2006年05月20日 僕の初めて触れる “半兵衛重治モノ” 故 比較も批評ももたずに読み進めた。 この感想へのコメント |
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武田信玄 火の巻 (文春文庫)著者 : 新田 次郎 出版社:文藝春秋 発売日:2005-05 評価 :
完了日 : 2004年07月02日 最終巻「山の巻」は その徳川家との “三方が原の戦い” がメインである。こうして振り返ると 家康の御首(みしるし)は我が御味方によって頻繁に危うい。なのに取れなかった なのに徳川が天下を取ったのは やはり家康が並々ならぬ怪傑だったからだろう。空恐ろしいほど強運だったようにも映る。これを “武運” と称ぶなら その神は “軍神:謙信” よりも家康と親しかった。 この感想へのコメント |
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