フィリップ・まろさん > 読書ノート
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風の物語 Alaskan Dream 2 (Alaskan Dream 2)著者 : 星野 道夫 出版社:阪急コミュニケーションズ 発売日:2002-12-20 評価 :
完了日 : 2007年10月07日 図書館でこの本を探し当てた。帰り道。自慢のリサイクル・チャリ『ブルー・インパルス』号を城跡の公園に停める。僕の大好きな“渚にて”の裸婦像の前の芝生の中のベンチに陣取る。 この感想へのコメント
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もものかんづめ著者 : さくら ももこ 出版社:集英社 発売日:1991-03 評価 :
完了日 : 2007年10月06日 幻しの名著『永沢君』を求めてヤフオク探索中、おまけのようにくっついてきた5冊のうちの一つです。 この感想へのコメント
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LOVE in Alaska 星のような物語著者 : 出版社:小学館 発売日:2006-08-03 評価 :
完了日 : 2007年09月23日 写真集の1ページ目を開くと、イヌイットかインディアンか解らないけれど、5人の子供たちが草原に寄り添っている写真。そのキャプションがいい。 この感想へのコメント
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星の王子さま (岩波少年文庫 (001))著者 : サン=テグジュペリ,内藤 濯 出版社:岩波書店 発売日:2000-06 評価 :
完了日 : 2007年09月13日 調子が悪くて、四日間会社を休ませてもらっています。よほど疲弊しきっていたのでしょう。毎日14時間くらい眠っています。長い長い眠りの合間に、読んだ本がこれです。あまり刺激的じゃないもの。頭が混乱しないもの。疲れないもの。読後感が胃もたれしないもの。これが選定基準でした。 この感想へのコメント
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国家の品格 (新潮新書)著者 : 藤原 正彦 出版社:新潮社 発売日:2005-11 評価 :
完了日 : 2007年09月09日 図書館の貸し出しの順番がようやく巡ってきた。発売から2年近くもかかっての読書です。まあ、当初、大して興味も無かったし。熱くなりやすい僕にとって、ブームが過ぎてからの読書は冷静な判断を下す上では良かったかな。 この感想へのコメント |
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一瞬の風になれ 第二部著者 : 佐藤 多佳子 出版社:講談社 発売日:2006-09-22 評価 :
完了日 : 2007年09月08日 いやいや大した新人である。陸上競技、とりわけスプリントの楽しみ方を、いつの間にか読者に教えながら、物語を展開してゆくこの手腕。競技のルールや見所についてもう随分と前から僕は知っていたかのように錯覚する。しかも自分自身がトラックの上を走っているような感覚さえ与えてくれる。僕はスプリンターの繊細な肉体的変化や心的状況まで読み取っていた。 この感想へのコメント |
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アサッテの人著者 : 諏訪 哲史 出版社:講談社 発売日:2007-07-21 評価 :
完了日 : 2007年08月15日 本日(8/15)の中日新聞(東京新聞系)の“週刊読書かいわい”の清水良典が書いた書評に出ていた。 この感想へのコメント
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きよしこ著者 : 重松 清 出版社:新潮社 発売日:2002-11 評価 :
完了日 : 2007年08月14日 吃音の少年のビルドゥングス・ロマンス、と言ってしまっては、実際に障害をかかえて今を生きている少年にしてみたら、「成長物語だって!?」と怒られるかもしれない。しかし、確かにこの少年は各章で、さらに言うならば、行を追うごとになにがしかの成長を遂げている。 この感想へのコメント |
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オロロ畑でつかまえて (集英社文庫)著者 : 荻原 浩 出版社:集英社 発売日:2001-10 評価 :
完了日 : 2007年07月16日 読むのに1週間以上もかかってしまった。一気に読めればもう少し面白く読めたのかも。やれ営業、集金、ISO、接待交際 この感想へのコメント |
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流星ワゴン (講談社文庫)著者 : 重松 清 出版社:講談社 発売日:2005-02 評価 :
完了日 : 2007年07月15日 みんなの感想を読んでいたら、読みたくなってきた。四十前後のサラリーマンなら同じような経験をしたことのある人が少なからず居るはず。『天国までの百マイル』に続く回復の物語なのだろうか。 この感想へのコメント
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介護入門著者 : モブ・ノリオ 出版社:文藝春秋 発売日:2004-08-26 評価 :
完了日 : 2007年07月15日 古本屋で見つけたけど、荻原浩の本2冊を優先して購入してしまった。でも、登録のホームヘルパーであるボクにはやっぱり、とっても気になる作品。寄せられていた感想は一つきり。それもあまり思わしくない様子。それでも介護現場に身を置く活字中毒者としては、どうしても捨てて置けない。だれも面倒を見るものの無い作品であれば、ボクがケア致しましょう。 この感想へのコメント
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不都合な真実著者 : アル・ゴア 出版社:ランダムハウス講談社 発売日:2007-01-06 評価 :
完了日 : 2007年07月08日 少なからず環境問題に携わる者としては『沈黙の春』と同様に避けては通れない本。しかし定価2800円はどうしても避けて通りたくなる金額だ。古書店で探しても半額がいいところ。こちらも迂回したい。地元の図書館の在庫数と順番待ちを調べた。7月8日現在、在庫数1冊。予約順位7番、とのこと。8番目として登録すべきか、でも何時になるかわかんないし。借りに行くのはめんどくさいし。まして本というものには瞭かに“旬”があって、読みたい時期と読める時期が見事に重なってこそ読書は快楽をもたらしてくれる。今この時なら読む気満々なのに。 この感想へのコメント
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夜は短し歩けよ乙女著者 : 森見 登美彦 出版社:角川書店 発売日:2006-11-29 評価 :
完了日 : 2007年07月01日 とうとう古本屋で見つけた!すかさず、すばやく、さっそく、購入。一気に読破、と言いたい所だったが…なんて書くと、あまり面白くなくて…と続きそうなものだが、さにあらず。わが社の決算期に突入し、また、新しい仕事の見積り依頼がどっと押し寄せ、さらに悲劇なのはISO14001の文書改訂に追われ、或いは追い越され、さらにまた追い抜き返し、の日々であった。(結局、どれもこれも中途半端なまま現在に至るダメ社員なのだよ、ワシは!)3週間掛けて漸く読了。オモチロイ小説でした。『太陽の塔』『四畳半神話大系』と読み継ぎ、やっと、ここに至る感激。しかし、この手の本はやはり一気に読み終えてしまうべきだね。面白さってのはノリの問題だ。どんなに優れたオワライ芸人でも、笑う準備の出来ていない人を笑わせることは出来ない。棚卸しも、見積りも、ISOも気にしなくていい時に読んでおけばさらに面白さが読後感として残っただろうに。もったいないことをした。さて、まじめな感想としては、第1章が衝撃的に愉快だった。登場人物たちのズバリその登場の仕方の妙。黒髪の乙女が夜の京都・先斗町を歩くほどに、出会うフシギな人々。謎の老人、李白さんのところへみんなが終結して行く。行きがかり上、李白さんと酒の呑み比べをすることとなった乙女。そして勝利した乙女に李白さん曰く「夜は短し歩けよ乙女」そう、この物語は、乙女が歩き回ることでストーリーが展開する。物語を重層的にしているのが、歩き回る乙女の後頭部ばかりを追い掛け回す先輩くん。ぐるぐるぐるぐる巡り巡って、大団円に向かうプロットは森見登美彦の独壇場である。 この感想へのコメント
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慟哭の巡礼者 白石実三著者 : 及川 郁郎 出版社:碧天舎 発売日:2003-12 評価 :
完了日 : 2007年06月24日 著者はメジャーな書き手ではない。また主題となっている白石実三その人さえ、もはや知っている人などいないと思う。実は僕も知らなかった。田山花袋の弟子だそうである。著書に『武蔵野巡礼』『返らぬ過去』『姉妹』がある。そこまで説明されても、一向に僕の頭の中の文学史の検索データには引っかかって来なかった。無名な著者が研究した今はもう忘れ去られた作家。ではどうして僕がこの本を手にしたかというと、全くの偶然だ。とある訪問介護利用者のお宅で著者と知り合いになったのである。あっ、そう。僕は非常勤のホームヘルパーでありますから。現在82歳の著者の4年前の作品だ。著者は博学で、周りの人々から“博士”と呼ばれている。頭脳明晰なおじいちゃんの文体は硬質そのものであった。武蔵野へのレクイエムはやがて日本の風土に対する鎮魂歌になる。そして終盤に至っては世界を巡り歩く哲学の人となる。この本にまとまりを求めてはいけない。自然に対する思想の書としては読ませるものがある。 この感想へのコメント
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鹿男あをによし著者 : 万城目 学 出版社:幻冬舎 発売日:2007-04 評価 :
完了日 : 2007年06月16日 或るモニターで図書カード1000円ゲットしたので「『鹿男…』と『夜は短し…』どっちにするか?」と高2の娘に強く激しく詰問したところ前者だった。で、購入。 この感想へのコメント
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四畳半神話大系著者 : 森見 登美彦 出版社:太田出版 発売日:2004-12 評価 :
完了日 : 2007年06月16日 家族で外食に行きます。まず妻のオーダーしたさっぱりとしていてこってりとした和風みぞれハンガーグが届きます。息子のキリリと引き締まった上にボリュームを感じさせる特性スパイシーカツカレーが続きます。次に娘の肉汁とろ~りなサイコロステーキが運ばれてきます。最後に僕の日替わり定食が、健康だけには気を使ってます的にやってきます。しっかし、何でオレってこんなの注文しちゃったのかなぁ、って後悔すること、ありますよねぇ。僕の場合、ひどくって、毎度毎度この繰り返し。 この感想へのコメント |
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太陽の塔 (新潮文庫)著者 : 森見 登美彦 出版社:新潮社 発売日:2006-05 評価 :
完了日 : 2007年05月26日 誰かの感想に「京都の学生群像を描いた作品では『鴨川ホルモー』より『太陽の塔』の方が出来がいい」みたいな文章を読んだ。『鴨川ホルモー』を大いに楽しんだ身としては、これは捨て置けぬ感想であり、作品である、と判断し、さっそく図書館へ走った。ページを開くといきなり「何かしらの点で、彼らは基本的に間違っている。なぜなら、私が間違っているはずがないからだ」うぉぉぉぉお。ゆってくれるではないか。超個性的な発言。友達いないだろうなぁ、って思ったら、案の定。いるにはいたが、これがまた、超弩級の個性派たち。彼ら“男汁”の面々の会合での会話は不毛だ。不毛だが、ある距離を置いて眺めているととても豊穣にも思えてくる。親戚のプータロー叔父さんは厄介者で関わりたくないが、映画の中の寅さんなら許せるし、むしろ好きだ、みたいなそれとよく似た感覚と言う意味で。ともかく、京都の街と大学生というのは実によく似合うよなぁ。僕も学生時代、加茂川と高野川の間を毎日走り回っていた。マス・オーヤマになる!とある日突然決意して、空手うすらバカ一代の道に突入したものだった。我が京都青春プレイバックシリーズ第3弾として著者の近刊『夜は短し歩けよ乙女』を求めヤフオクを彷徨中です。 この感想へのコメント
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鴨川ホルモー著者 : 万城目 学 出版社:産業編集センター 発売日:2006-04 評価 :
完了日 : 2007年05月26日 評価点を5点にしようかと思ったけど、1点控えておいた。こういう荒唐無稽、変幻自在、無碍闊達、奇妙奇天烈、小野篁的な発想、好きです。好きだから満点は出さないことにします!(強い決意の感嘆符)。しかし憧れの女性を“鼻”呼ばわりするかね。そいで鼻が相貌の美的象徴たる素敵な女なんて存在するかね。オニや式神は千二百年の歴史ある京都になら今でも居てもオカシクナイ!(強い確信の感嘆符)。でも“美鼻”はなぁ。おっと待った。いるいる!(発見の喜びの感嘆符)。香椎由宇かぁ。そうだ、あの鼻なら頷ける。顔の真ん中に聳え立つ美の象徴。『東京タワー』の鼻は『京都タワー』でもあったのか!(発見と完敗の感嘆符)。話は、京都にある4大学による不思議サークルの対抗戦をど真ん中に、古都での学生群像が描かれている。京大青竜会、立命館白虎隊、竜谷大フェニックス、京産大玄武会。実在する大学を並べてサークルの存在感を示したのは大手柄だと思う。ましてや僕なんぞOBともなると、物語の進行とは別のところで京産大玄武会を応援してしまっていた!(まんまと著者の術中にはまった自分を哀れむ感嘆符)。『鴨川ホルモー』シリーズ化すりゃ、『ハリー・ポッター』みたいになったかも。 この感想へのコメント |
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夜のピクニック (新潮文庫)著者 : 恩田 陸 出版社:新潮社 発売日:2006-09 評価 :
完了日 : 2007年05月20日 ここ数年、仕事が忙しくて長いこと本を読んでいなかったからこのところ読み溜めをしている。中でも本屋大賞のノミネート作品を重点的に漁っている。 この感想へのコメント |
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鈍感力著者 : 渡辺 淳一 出版社:集英社 発売日:2007-02 評価 :
完了日 : 2007年05月13日 中高年のリーダー的存在と言うことに敬意を表してこの評価です。しかし渡辺先生、これはいけませんぜ。先生が目撃してきた鈍感力を発揮していたとおっしゃる人物、どうも存在感が薄過ぎる。ひょっとしてこれらのエピソードって先生得意の創作?って疑ってしまいます。斬れば血の出る生身の人間の感じがしない。いやいや、そんなことが言いたいんじゃない。読者が知りたいのは、鈍感力がどんなにすごいパワーを発揮するのかとかじゃなくて、どうすればその鈍感力が養成できるのか、なんです。それがまるで書いてない。これは読者に対する裏切り、と言うか、詐欺行為ですよ。これだったら、赤瀬川原平長老の『老人力』の方がうんと参考になります。だってほっといても年齢とともに勝手に身についてくるんですから。世話なくていいや。 この感想へのコメント |
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