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フィリップ・まろさんの読書ノート

いつか本当に読めるんだろうか本
「読もう」「読みたい」と思っていても、とある要因(お金が無い。図書館の順番が回ってこない。時間がない。意志力がない。等)によってなかなか思うようにことが運ばない、いわゆる『縁の無い』本。
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沈黙の春

著者 : レイチェル・カーソン,青樹 簗一

出版社:新潮社

発売日:1987-05

評価 :

完了日 : 2007年07月08日

先日、京都・宇多野の息子の下宿に行ったところ、奴のベッドの上にこの本が無造作に置いてあった。この前行ったとき『鴨川ホルモー』を差し入れしてやったのに、積み重ねられた何冊かの本の下から2番目で静かにお休みになっていた。「クッソー。なけなしの小遣いをはたいて買ったお気に入りの本であったのに、無残やの~」と思った。が、『沈黙の春』読書中、には少々感動した。なぜなら、ISO環境管理責任者の僕でさえ、読むのが途中で止まってしまっている本なのだ。どうもこまごまとしちくどい内容なのですよ。あの癒し系の『センス・オブ・ワンダー』を書いたと同じ著者とはまるで思われない。『センス・オブ・ワンダー』なら既に5回以上は読んでいる。でも『沈黙の春』はページを開いて6年にもなると言うのに未だに248ページのあたりをうろちょろ。残り98ページ。一体何時になったら読了するのやら。なんて、うじうじしている間にも息子は確実に栞を進めているのだろうな。いやもしかしたらもう読み終えているかも。父親としてはそれも嬉しい。しかし、環境問題を考えるヒトとしては自分が情けない。環境側面を抽出して、環境影響評価をし、著しい環境側面を特定する己が身が恥ずかしい。


この感想へのコメント

1.くうふう (2007/08/01)
この文庫本、つい先日、ブクオフで買いました。『飽食の海』を読みたいと思っているんですけど、値段的に…。で、たまたまブクオフでこの本と出会ったというわけです。拾い読みしましたけど、なかなかおもしろそうでした。
2.フィリップ・まろ (2007/08/01)
海洋生物学者である著者には他に『われらをめぐる海』『潮風の下で』『海辺』などといった著作があります。
でもボクは断然昂然当然粛然と『センス・オブ・ワンダー』をお薦め致します。ほんの50ページほどの書物の中に大いなる自然とレイチェル・カーソンの自然観が凝縮されています。足元の小さな自然から、我らを取り巻く大きな命が、弱ってしまった魂や、痛めつけられた心をきっと癒してくれます。
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