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フィリップ・まろさんの読書ノート

体調不良誘発本
図書館や本屋さんに行くと何故か便意を催すことは周知の事実!
これを“図書館・本屋における便意誘発の法則”とすると、
その類か、ここに並べられた本は読んでいるうちに何故か具合が悪くなってしまった“体調不良誘発の法則”とでも言うべき因縁の本です。
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 3

ももこタイムス

著者 : さくら ももこ

出版社:集英社

発売日:2005-09

評価 :

完了日 : 2008年01月15日

面白い本だったけど僕の読書ノートの『体調不良誘発本』に入れておきます。

昼過ぎ、この本を読み始めてすぐに、午前中までピンピンしていた身体が一気に熱っぽくなって、午後からぶっ倒れてしまったのです。そこから38度線越えはあっと言う間でした。僕は低体温気味で普段35度9分が平熱。他の人の38度と訳が違うのですよ。

翌日、町医者に行ってインフルエンザの検査をしてもらったけれどその兆候なし。只の風邪だって。しかし、咳は出ない、くしゃみはしない、咽喉は痛くない、鼻は詰まらない。熱だけが、これでもかとばかりに38度5分越え。頓服をもらって飲み、ええい、冷蔵庫にこの日のために蓄えてあった座薬だっていれてやるー、と合わせ技を試みた。

するとさすが、上からと下からの挟み撃ち攻撃に逃げ場を失った高熱軍どもめいっぺんに勢力を弱めた。
「よーし、我が軍の勝利なり。トラトラトラや~!」と気勢を挙げてお風呂に進行した。
ここでゆっくりと読みかけの『ももこタイムス』に取り掛かった。

10分後、頭がガンガンに割れそうな僕は這う這うの体で風呂から脱出。もちろんベッドに直行。死の淵を彷徨うような3日間の始まりであった。

あれれ、本の紹介がまだ全然書けていないではないか。急げ!

『ももこタイムス』と名前が着いている通り、新聞形式。4段組。毎回、三段をトップ記事にして6ページほど。
トップ記事は「ももこあの伝説の木彫り師に会う!」やら「視力回復手術体験記」「アトピーを治したい!!」「ガイコツのお見合い」等の瓦版的な胡散臭さぷんぷんの内容がぎっしり。

4段組の上部3段がそんな調子で毎回仕上がっている中、見つけましたよ、僕の興味を俄然惹いてくれる記事。最下段に稀に訪れる「今月のヒロシ」のコーナー。これは父ヒロシファン必読のコーナーです。めろん君との遣り取りがまた頬を緩ませてくれます。
父ヒロシは間違いなく、めろん君にとっての友蔵じいさんです。

最後ではありますが、僕も昔、月刊で『あっ!ん?!原田大新聞』というB5版2ページの新聞を発行していたことがあります。発行部数300部。無料配布。毎回、長良川河口堰のデモの様子や、インド・ネパール放浪記なんて書いたものです。欲しい人はたなぞうに申し出てください。お送りいたします。


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6.パル2パパ (2008/01/22)
たなぞう君からメール来ました。アドレス交換の仲立ちをして頂ける点、喜んでいただきます。楽しみだなぁ。
7.パル2パパ (2008/01/22)
たなぞう君からアドレス届きました。いきなり、こちらからメール送って、びっくりされない様にお願いします。

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 3

不勉強が身にしみる 学力・思考力・社会力とは何か (光文社新書)

著者 : 長山 靖生

出版社:光文社

発売日:2005-12-13

評価 :

完了日 : 2007年08月18日

昨夜、名古屋ドームへ“中日VS横浜”戦を見に行った夏期休暇で帰省中の大学生の息子。夜中、最寄りの急行停車駅から「1時間近くかけて、闇また闇の田舎道を歩いて帰えってきたぞーっ!」とエバッって遅い朝に起き出してきた。朝飯をそそくさと食べると「散髪に行くぞーっ!」と飛び出して行っちまった。テーブルの上に奴めのバッグがあった。母親が何気なく(どう見ても恣意的であったと思うのだが)覗くとそこに新書が。それが表題の本であった。週末は家中の掃除を担当する父。汗だらだらのご褒美にアサヒスーパードライ(雑酒じゃなくて本もののビールですぞ!お中元だけど)を午前中からやっつけてほろ酔い加減でいい気分だったのに。この事実を知って、一気に具合が悪くなってしまった。
「息子よ、おまえもか」『不勉強が身にしみる…』これは息子ばかりに言えることではない!確かに僕はメチャクチャ本を読み、活字中毒ではある。しかし、その実、面白い本、興味のある本、好きな作家の本しか読んでいないではないか。会社の仕事に関する知識が大幅に不足している。会社の仕事でも、好きな環境関連の情報は集めまくっているのに。直接、仕事に繋がる知識の少なさ。情報収集意欲の無さ。これはいかん。よろしくない。でも、でも、でも、それをしようとすると吐き気がしてくるのだ!無理、無理、無理。『不勉強が身にしみる』といわれてもそこまで聞いただけで、僕は、体調不良になってしまうのです。


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ダ・ヴィンチ・コード〈下〉

著者 : ダン・ブラウン,越前 敏弥

出版社:角川書店

発売日:2004-05-31

評価 :

完了日 : 2007年08月09日

そしてボクはまたしてもこの本を評価せず。

上巻から下巻の途中までは何でもなかった。
こんなに興味深いミステリーは久しぶりだあ~ッ!と先を急いで読んだ。
この本を読む間の小休止に、関連出版されたダ・ヴィンチものを次々に読破した。
そして人間・キリストの系譜とシオン修道会の歴代の総長の名前に狂喜乱舞した。くっそー、面しれえじゃネーか、と。

しかしそれも長くは続かなかった。
呼吸は荒く、心臓どきどきどっきんこ、今にも死にそう、ふーらふら(これ、ディズニーのピノキオに出てくるワンフレーズです)状態。
これってもしかして、冒涜された神の子キリストの怒り?
ボクには「そうにちがいない!」との確信以外の理性的結論はなかった。

上巻と下巻はそれ以後決して居並ぶことはなく書庫のあっちとこっちに何の関係もないように、どんなケミストリーさえも起こさぬように離れ離れに保管されているのであった。


この感想へのコメント

4.フィリップ・まろ (2008/04/24)
それがよろしい。
ところで『ダ・ヴィンチ・コード』に心をワクワクさせたハローbreezeさんにオススメの本があります。梅原猛の『隠された十字架・法隆寺論』です。これ、日本の歴史ミステリーでは一等賞じゃないかなあ。著者はミステリーじゃなく歴史論と言うでしょうけど。必ずやハローbreezeさんの歴史探究心と謎の解明欲求を充たしてくれること請合います。
5.ハローbreeze (2008/04/24)
ありがとうございます。
読んでみます!

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ダ・ヴィンチ・コード〈上〉

著者 : ダン・ブラウン,越前 敏弥

出版社:角川書店

発売日:2004-05-31

評価 :

完了日 : 2007年08月09日

そうでした!
この本です!
あまりの恐ろしい体験に、我が心で封印していました。
最も直近の“体調不良誘発本”がこれだ!ワン・ツー・スリー!
などとフジテレビ『ベストハウス123』をパクってみましたが・・・

シオン修道会・テンプル騎士団・マグダラのマリア・ウィトルウィウス的人体図・最後の晩餐…

奇々怪々の殺人事件に興味津々頭からどどーっとのめり込んだボクの身に起きたのは…


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キャリー (新潮文庫)

著者 : スティーヴン・キング,永井 淳

出版社:新潮社

発売日:1985-01

評価 :

完了日 : 2007年08月05日

恐ろしくて評価ができません。
ある時期、と言ってもほんの数ヶ月ですが、スティーヴィン・キングに傾倒したことがありました。
『スタンド・バイ・ミー』に自己の少年時代の類似体験を重ね合わせてみたり、『グリーン・マイル』に人種差別や死刑制度といった人的現実問題とその裏側にひっそりと棲息する超常現象に「さもありなん」と読み進めていったものでした。
真冬の深夜にふと目覚めて所在無くテレビを点けたら『ミザリー』を放映中。最後まで見入ってしまった。その恐ろしさに、冷え冷えどころか、心まで凍りつきましたよ。
しかしそんなもんじゃありません。『キャリー』。これがいけません。読み進めるほどに、心臓バクバク、頭痛ガンガン。吐き気グホグホ。そんなにおっかない内容でもなかったけど。体が受け付けなかった。
実はその以前にも同様の体験がありました。そのときは、藤原不比等の怨霊についての論述本だったかと覚えています。この本、また書庫をひっくり返して探してみます。もう売っ払らっちゃったかもしれないけど。
ということで、これらの本を“体調不良誘発本”と名づけて今後管理していきたいと思います。


この感想へのコメント

4.NYPD (2008/01/08)
巨匠キングのデビュー作ですよね。でも自伝によると没にしてゴミ箱に捨てていたそうな。それを手に取り「これイケてるじゃないの!」と応募を勧めた奥さんは素晴らしい!! うちのカミさんに爪の垢を飲ませてやって欲しいわ。
5.フィリップ・まろ (2008/01/08)
うちの妻は賞金の多寡で値打ちを決めます。地方自治体や新聞社、大学などから僕に電話があると、聞き耳を立てています。「賞金はいくら?」ってすぐ聴きます。昨年春、10万円ゲットした時は、恋愛時代のような目でうっとりと僕を見詰めてくれました。

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