フィリップ・まろさん > 読書ノート
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「男はタフでなければ生きては行けない。男はやさしくなければ生きている資格は無い」男50歳、少しタフでやさしくなってきた僕の男磨きのバイブル的な本。
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京都、奈良、鎌倉・・・日本の美、或いは伝統や精神文化を求めて古き御寺を巡り歩いていたプータロー時代のボク。そんな旅の空、旅の宿で読んできた本、ここに集結。
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)の職員の僕。毎日が驚きと責任と感動の繰り返し。翻って自宅では大正14年生まれの実母の介護。
世間では介護の果ての不幸な出来事が報道されることしばしば。僕自身、母親に手を出してしまうことがある。しかし危いところでいつも心のブレーキが制動を効かせる。
実際に自分の家族がそうなったときのことって、若い世代では想像も出来ないだろう。でも、必ずそのときが来る。
僕の選んだ本や、僕の失敗談を是非とも参考にして欲しい。
介護とは僕にとって『戦争と平和』である。
若い頃、比叡山延暦寺の無動寺谷・明王堂という山寺に居候していたことがある。俗世間のしがらみから逃れ、自分を見つめる若者ひとり。というとカッコイイが、要は社会から逃げ回っていた果てに辿りついた先が修行の谷であっただけのこと。行き暮れた僕に「しばらくお山の行事を手伝ってくれるか」と誘ってくださった阿闍梨(あじゃり)さん。僕の全てを見抜いておられたのであろう。
クッソーッ!KUMIさんに乗っけられて僕が『ちびまる子ちゃん』好きであることが白日の下に晒されてしまった。こうなったからには仕方がない。読書ノートを作るべし、と開き直って立ち上がった50男であった…。
いやはやすっかり極北の写真師・星野道夫の世界に引き寄せられてしまった。椎名誠、野田知佑、中村征夫、佐藤秀明、の怪しい探検隊の面々や、冒険家・植村直己、イヌイット研究家のCWニコルを追及していた頃、少し読んだきりの星野道夫に今やどっぷりである。“たなぞう”で友達となったKUMIさんによる紹介。星野道夫は植村直己と同様、文章がうまい!魅力的な言葉の数々を残してくれている。掬い取るかどうかは読者次第である。
犬類史上初のカヌー犬ガク。育てたのはカヌーイスト野田知佑。僕はガクを犬類史上最高にカッコいい犬だと断言する。在りし日、長良川河口堰建設反対運動に馳せ参じてくれたガクと、しばらく遊んだことがある。ダム・ファイターの僕とガクはすぐに友達になれた。実際に会って見たガクは本当にカッコよくて、いい奴だった。
自分が書いた文章が掲載されている本。こいつを紹介するのはもしかするとルール違反なのかもしれない。でも、最初から最期まで自分の文章ではないし、ただ今のところ僕はプロフェッショナルな著作者でもないので、ご寛恕頂きたい。さらに、インディーズではあっても、人に読ませる力のある文章には達していると自負している。
奈落の底へまっさかさま堕ちて行く途中、この本が天より僕の元に舞い降りてきました。もがき苦しみ藁をも掴む思いで握り締めた一冊の本。それは天空の城より使わされた飛行石のように僕の体を救い上げ、地上へと連れ戻してくれたのでした。
35歳のとき、インド・ネパールへ2週間ほど旅に行ってまいりました。いやはや凄かった。あんなに力強く生きようとする人々を見たのは初めての経験でした。物乞いの子供たちの執拗極まりないこと。あの子達を日本に連れてきて商社で営業マン養成講座を受けてもらい世界に飛び出させたら最強の貿易国家ができるんでは、と思ったものです。冗談は置いといて、子供たちの目の輝きは夜空に煌くマイナス1等星くらい美しかったですよ。
図書館や本屋さんに行くと何故か便意を催すことは周知の事実!
これを“図書館・本屋における便意誘発の法則”とすると、
その類か、ここに並べられた本は読んでいるうちに何故か具合が悪くなってしまった“体調不良誘発の法則”とでも言うべき因縁の本です。
今すぐにでも読みたいけれど、もう少し待っていておくれ。君のこと、忘れないようにノートを作って備忘録にします。
「読もう」「読みたい」と思っていても、とある要因(お金が無い。図書館の順番が回ってこない。時間がない。意志力がない。等)によってなかなか思うようにことが運ばない、いわゆる『縁の無い』本。
「出離者は寂なるか、梵音を聴く」
『寂聴』という法名の由来である。
瀬戸内寂聴さんの師僧である今東光大僧正が命名した。
今東光大僧正の奥方、きよ夫人が「お父さん『春聴』(今東光大僧正の法名)なんて色っぽい名前より『寂聴』の方がいいわよ。瀬戸内さんに言って換えてもらいなさいよ」とすすめたらしい。楽しいエピソードである。確かに『寂聴』という名前は抜群に優れている。『最澄』『空海』にも決して劣ってはいない、と僕は断然そう思うのである。
童話を読むのがこっぱずかしい男は童話を読まないでいるこっぱずかしさを知らない。
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