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MAYさんの読書ノート

小説いろいろ
ミステリでもなくSFでもファンタジーでもホラーでもない。
カテゴライズは”小説”ってことで(笑)
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 8

陰陽師 夜光杯ノ巻

著者 : 夢枕 獏

出版社:文藝春秋

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年08月22日

久しぶりの”陰陽師”、図書館で予約して、ようやく順番がまわってきたと思ったら、さくっと読んじゃった…
待ってる時間は長いけど、読むのはあっという間だぁ…

独特の間を持つ文体です。
いーっつも晴明んちでお酒飲んでばかり、というイメージの二人ですが、淡々としたお付き合いのようですが、でも”仲良しさん”なんだよね~
今回は、博雅くんが”葉二”を吹いているシーンがたっぷり出てきたみたい。彼の言動からはあんまり想像がつかないけれども、やはり”雅な”方、なわけです。
それとっ!今回は道満さんも登場。けっこうこのキャラクタ好きなんですが。登場はしたものの、活躍(?)しなかったのが不満、なんですけど~


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 1

ファイブ・ソングス (角川文庫)

著者 : 小室 みつ子

出版社:角川書店

発売日:1991-04

評価 :

完了日 : 2007年08月20日

いつも書誌情報をリンクするサイトで検索してみてもヒットしない、ということは、どうやらこの本、すでに流通していないらしい。
オークションには3冊セットで何人かが出品してましたけども。

ふっと読みたくなって、図書館で借りました。
MAYも、これはソフトカバーの版(つまり、最初に出たやつね)で持ってはいるんですが、おそらくTM関係のコレクション(?)をおさめた箱の中にしまわれているんだと思う。探すのめんどくて、取り寄せて読みました。

”当時はTMN”とみっこちゃんが書いてらっしゃいます。
文庫版の時点でもう、16年前なんだよなぁ…
こんなところで、ひどく遠くまで来たんだなぁ、なんてしみじみしたりして。

TMさんたちと似ているような、別人なような、そんなキャラクタが登場します。
当時は、まぁ、こんなイメージだったかな、なんて。ってか、ファンへの”イメージ戦略”としてのキャラクタは、ね。
歳月を経て再読すると、リアルタイムで読んだときとはまた別の感慨がありますね。けっこう笑える(こら!)かも…
このお話に登場する六本木には、まだ防衛庁がありますし。直幸くんが帰宅する前にミスタードーナツに寄ってあれこれ買おうとイメージする商品も、今はもう売っていないものばかり。

リアルのTMさんたちは、哲っちゃんと木根さん、そしてウツで不動のトライアングルなんですが。
ここに登場する”レインボウ・レインボウ”は利根直幸くんがリーダーで、植宮貴生くんがボーカル(作詞もしてる!)、ドラムが青木さんで、キーボードが井上さん、だったりします。
でもって、”哲っちゃんキャラ”は木村拓也くん、白皙の美少年。っつっても、20代だけどね。
それぞれのヴィジュアルを思い浮かべながら読むのも楽しい一冊でした。
さ~て、あと2冊、読むぞ~♪


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 7

わたしのなかのあなた (Hayakawa Novels)

著者 : ジョディ ピコー

出版社:早川書房

発売日:2006-09

評価 :

完了日 : 2007年08月18日

どれだけ面白い作品でも、ちょっとした言い回しが腑に落ちなくて、そこで読むという行為がストップしてしまうことがある。
今回は、それが”翻訳”だった。
”クアントス・アニヨス・ティエネ(おそらく原文では"Quantos anos tiene?"のはず)”とカタカナでルビがふってある日本語のフレーズは”どこに(どこの、でもなくて!)階にいる?”だった。その質問に対する答えは”トウレス(tres)”で”3番目”。数ページあとには”もう3歳ではなく、13歳になっている”という日本語訳の文があるというのに、だ。こんなところで引っかかってしまうのは、MAYがたかだが4年ほどスペイン語をかじったへなちょこ”元”学生でしかないから、なんだろうか? 件のフレーズは”(お子さんは)何歳だ?”という風にしか訳すことができないけれども、”何階にいる?”という意味があるのか?”3番目”ならば、”トレス”(これまたMAYの発音なら、”トゥレス”じゃなくて、”トレス”だ。M-TRESのTRESね)じゃなくて”テルセラ(tercera)”じゃないのか?頭の中に、一気にいくつものクエスチョンマークが浮かび上がった。

感想書く前に、翻訳にいちゃもん(こら!)つけてしまいましたが。

なんだか、やりきれない話、ではあります。
姉ケイトのドナーとなるべく、デザイナーズチャイルドとしてこの世に生を受けたアナ。
生まれるなり臍帯を利用され(ま、これは新生児にとっては必要ないっちゃないんですけども)、幼い頃から骨髄を取られ…
本来、こういう提供は本人の意思が尊重されるわけですが、ここでは”姉の命を救うため”というのが第一義。
そりゃ、自分で考え、判断する力がつく年齢になれば、考えるよねぇ、この命って誰のものなんだろう?って。自分は姉の命のパーツでしかないのか?って。
というわけで、13歳のアナ、訴訟を起こします。自分の母のサラを相手取って。

あの結末で、よかったの?って首を傾げます。
どっちに転んでも、重い話には、ならざるをえないんでしょうが…


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 5

山桃寺まえみち (河出文庫―BUNGEI Collection)

著者 : 芦原 すなお

出版社:河出書房新社

発売日:1994-08

評価 :

完了日 : 2007年08月10日

”カワセミの森で”のミラちゃん、この作品では女子大生です。
”女子大生”っていうのがいまいちピンとこないんですが、学業はしばらくお休みして、おばあさまのお店”福乃”をひきつぐことにしました。
このお店にやってくる、ひとくせあるキャラクタたち。

ミステリかと思ったら、違ってましたね。


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 3

精霊探偵

著者 : 梶尾 真治

出版社:新潮社

発売日:2005-09-29

評価 :

完了日 : 2007年08月05日

図書館から借りてきて、週末に読むぞ~!と思っていたら、柴田よしきさんがブログでエントリしてらして、ちょっとびっくりした。
タイトルだけ見たらミステリなんですが、著者はSF畑の方、です。

妻と死別して以来、背後霊が見えるようになった男が人探しを引き受けるところからお話は始まります。
伏線は、か~な~り最初の方に引いてあったんだよねぇ…

柴田よしきさんも書いてらっしゃいますが、彼女の”炎都”シリーズ(早く続きが読みたいよぉっ!)に通じるものがありますね、わははは~っ!


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 19

本泥棒

著者 : マークース ズーサック

出版社:早川書房

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年08月03日

ハヤカワ書房の本にはさんであったチラシというのか、”今月の新刊”というお知らせね、あれで見つけて予約して借りた本。
ということは、先月発売になったグインサーガにはさんであったのかな?
タイトルに”本”とか”図書館”なんて単語が出てくると、つい反応してしまうようです。

ナチス政権下のドイツで、弟と死に別れ、里子に出されたリーゼル。
共同墓地へ弟を埋葬したとき、初めて本を盗んだ。
以来、彼女にとって、それが生きてゆく支えに、心の慰めになってゆく。

死神がストーリーテラーとなっている物語です。
ま、そうじゃなくてもお話は進められるとは思いますけどね。
本というものの存在、それを読むこと、書くことが支えになる、それはとても共感できました。

700ページほどのヴォリューム。
文章はそれほど難しくはないのに、なんとなく読みずらい感じがしました。
なんでかな?


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 43

青年のための読書クラブ

著者 : 桜庭 一樹

出版社:新潮社

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年07月22日

ご多分に漏れず、MAYもまた、この本のことを”桜庭一樹による読書ガイド”の類だとばかり思い込んでおりました。
なんせ、小説新潮、読まないものでね(汗)
目次のページで、”ありゃりゃ?”と首を傾げ、その思い込みが外れていたことを悟りました。

山の手のお嬢様学校、聖マリアナ学園の”裏百年史”とでも呼ぶべき一冊。
創設者の聖マリアナの正体に始まり、”読書クラブ”が入っている忘れられたようなビルの崩壊に至るまでを描いた連作。
最初の一作は、時代設定が1969年ですよっ!”安田講堂”の年ですよっ!なんて云ってみたところで、MAYも”歴史”としてしか知らないけどね。
登場する女学生のほとんどが、まるで旧制高校のバンカラな男子学生のような口のききかたをしているのが面白かったな。
で、読み終えてわかったのは。
あぁ、これって”女性賛歌”なんだな、ということでした。


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 7

ビート・キッズII―Beat KidsII (講談社文庫)

著者 : 風野 潮

出版社:講談社

発売日:2006-05-16

評価 :

完了日 : 2007年07月21日

”ビート・キッズ”の続編。続編が出たんだよなぁ、とは思っていましたが、なんとなく読みそびれていました。
ソフトカバーは小中学生対象の叢書で出ていますが、これは文庫。
大人にも読み応えがあるというか、楽しんで読める一冊だと思うなぁ。
主人公の英二は大阪の高校生にしてバンドのドラマー。彼の一人称でお話は展開します。
ミナミでのライヴ・ジャックから話は始まり、ジャックされたヴィジュアル系バンドとコンテストの結果を競うことになり、そしてリズム&ブルースのバンドに助っ人で参加したことから英二の音の世界が広がって…
なんて書くと音楽一辺倒のお話のようですが、英二の家庭の事情とか進級問題、学校側の不理解などを絡めた、バンドメンバーの”成長物語”とも読めます。
バンドを組んでいなくても、大好きなバンドがいるならば、英二のステージ上での感覚っていうのは、読んでいて”わかるっ!わかるよ、それっ!!”と云いたくなりました。


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 1

ぼくはアイドル? (わくわく読み物コレクション)

著者 : 風野 潮,亜沙美

出版社:岩崎書店

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2007年07月20日

この方の書かれた”ビート・キッズ”というお話がとてもよかったので、この続編を借りるついで(こらこら)に、他になにかないかなぁ、と探してみたらこういうのを発見。
けっこう児童書も書いてらっしゃるんですよね。

手芸が得意な中学生の”ヨシキ”くんが、女装して、アイドル”ミキ”ちゃんとしてお昼のワイドショーに出演している、という、それだけだったら、お話としては”ありがち”なのかもしれませんが。
そこに、小学生の頃とはずいぶんイメージの変わり転校生として現れた幼馴染とか、お母さんの再婚相手の高校時代の性同一性障害の同級生とか、脇をかためるキャラクタが、ヨシキの胸の内に抱える悩みの”鏡”のような存在だったりして。
男の子なのに手芸が得意だなんて、いじめの対象になるんじゃないか。
ホントに僕らしい僕って…?
テレビに出演するアイドルだけあって、ジャニーズ系のアイドルとの”密会”シーンを盗撮される、なんていうエピソードもあったりしてね。
児童書だからといって侮るなかれ。
これもドラマにしたら面白いかもね。テンポはいいし、現代的なテーマをいくつも盛り込んでいるし。


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 1

ミスター・ウルフ (ハーレクイン文庫)

著者 : キャロル モーティマー

出版社:ハーレクイン

発売日:2006-12

評価 :

完了日 : 2007年07月16日

突然こんな本があらわれて、ふだんのMAYの読書傾向をご存知の方は”いったいどうしたんだっ!?”と思われたかもしれません。
実はこの文庫本、先日、MAYのピンチヒッターとして試写会に行ってくださった同僚のこまちさんからの”お土産”なのでした。会場でもらったもの、です。
"VOLVER"って、ハーレクインじゃないと思うけどなぁ(ぼそ)

試写会からおよそ一月ばかり放置してあったのですが、台風と地震とでお出かけの気力を削がれ、もともと予定がなかったのも手伝って、徹底的に引きこもり。こんな本もあったんだ、と目にとめて、ページをめくってみた次第。
でなけりゃ、たぶん、読まないよ(苦笑)

片目に眼帯をした一匹狼タイプの弁護士、ジャスティン・ド・ウルフ。
嵐にさらわれるように彼と結婚したキャロライン。
懐妊の報告をロマンティックにしようとしたところが、”それは僕の子供じゃない”ときた。

ワイルドな魅力たっぷりのジャスティン。
お話のとっかかりはスピード感たっぷりなのに…
作者の”入れ込み度”が違うから、なんでしょうか。
他のキャラクタがどうも、ジャスティンに比べて、書き込まれていないというか…

ハーレクインにハマることはないだろうな、と思った一冊でした。


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 10

中等部超能力戦争

著者 : 藤野 千夜

出版社:双葉社

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2007年07月12日

この方の作品は、デヴュー作を読んだきりのごぶさたっぷり。
で、これはどうして読むつもりになったんだっけ?きっと、どこかコラムか何かで読んだんだろうけど…

中高生くらいの年代の、とりわけ女の子は、いっけん無邪気そうでいて、実はすごく残酷なんだよね。
身に覚え、なくはない。
このお話に登場する、いじめにしたってそう。
今思えば”加害者スタンス”だったこともあれば、被害者だったときもあった。
誰もが、とはいわないけれど。
ああいうシーンを通り過ぎてくる子って、多いんじゃないかな、なんて思いながら読んだ。

はるかの彼氏のモトキくん、ラスト近くでもっとおおきなうっちゃりかますんじゃないかと期待してたんだけどなぁ…


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 45

きみはポラリス

著者 : 三浦 しをん

出版社:新潮社

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2007年06月03日

これまた引きこもり状態で読んだ一冊。
恋愛小説集、です。

恋愛小説って、しばらく読んでなかったなぁ、というのが素直な感想。
しおんが書くんですから、まぁ、いろんな”恋愛”のカタチがあるんですが。
どれも、なんだか切ない。
春太のお話なんて(早々にネタバレしてしまいますが、それでも)可愛くて、いとしくて、せつなかったもん。
奥付の前のページに初出一覧があるのですが、”お題”だけじゃなく”自分お題”も記してあって、それを見ながら読むのも興味深かったですね。


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 17

小袖日記

著者 : 柴田 よしき

出版社:文藝春秋

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年05月04日

SFの設定をベースに描いた、”源氏物語”の秘話。
不倫の破局に自棄を起こして死のうと決意した女性が雷に打たれてタイムスリップ。
”跳んだ”先の世界は、どうやら多少の”ずれ”があるらしく、身体は軽い、身体能力も以前よりアップしているみたい…

現代女性の記憶を持つ女官”小袖”がお仕えしている香子さまは、都で話題の”源氏物語”の作者。
そして、小袖は彼女の片腕として、ネタを仕入れるべく…

現代と平安時代。
価値観のギャップは大きくて。
ヒトの美醜とか、結婚観とか、そうして寿命だって…
運命に翻弄される女性、そして自ら運命を選ぶ女性。
紫式部の筆が描く”女性”というものは、千年の時が移ろっても、さして変わらんなぁ、なんて思いながら読みました。


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 5

夢館 (創元推理文庫)

著者 : 佐々木 丸美

出版社:東京創元社

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年05月02日

”崖の館””水に描かれた館”に続く、館シリーズの3作めにして、完結編、になるのかな?
2作め、すっとばして読んじゃった。
でも大丈夫、みたいですが(苦笑)

今回の主役は千波ちゃん。
輪廻転生をからめた恋愛が描かれています。
そういうテーマ、嫌いじゃないんだけど。
千波ちゃんの”気持ち”というか”感情”というか、重いよ…
それをいうなら、あの館に関わる人すべてが”情”なり”念”なり、重いんですけどね。

佐々木丸美は、やっぱり、ちょっと苦手だ…


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 3

マリア様がみてる−あなたを探しに

著者 : 今野 緒雪

出版社:集英社

発売日:2007-03-30

評価 :

完了日 : 2007年04月13日

お話の展開のまどろっこしさにややイラっとしながらも、いまだにこのシリーズ、読んでます。
今回は”赤いカードのありか”と、勝者とのデート編なわけですが。
サブタイトルの”あなたを探しに”を見て、ふっとシルヴァスタインの”ぼくをさがしに”を思い出しました。
で、なんらかのカタチで自分に思いを寄せてくれている相手のことを知るのは、その相手を通じて自分を知ることでもあるんだよなぁ、なんて思いました。

ささいなことにも心が揺れた多感な時期。
MAYにもそんな時代があったんだよなぁ、と、おもいっきり遠い目になってしまいましたよ。


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 22

九月の恋と出会うまで

著者 : 松尾 由美

出版社:新潮社

発売日:2007-02-21

評価 :

完了日 : 2007年03月30日

安楽椅子がしゃべったり、ファミレスに幽霊がすみついていたり、夢の内容が小説に登場したり、と、不思議な設定を読ませてくれる松尾由美。
今回は、エアコン用にマンションの壁にあけられた穴から、半年先のお隣さんの声が聞こえてきた! その声の主は志織に奇妙な依頼をします。
ちょっとミステリアス、ラブストーリーにしては淡々としているかな?といった印象ですね。
ラストシーンは、けっこう早い段階でよめちゃいますけども。こういう展開は嫌いじゃないよ。


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 5

回転木馬

著者 : 柴田 よしき

出版社:祥伝社

発売日:2007-03-13

評価 :

完了日 : 2007年03月28日

”観覧車”の続きにあたります。遊園地シリーズ?じゃあ、この次があるとしたら、ジェットコースター?なんて思ったのはナイショ。

今回”オオタニケイゴ”なる人物が登場するのですが、どーにもこの名前がひっかかる。
どっかで聞いたような名前だ、と、しばらく悩んでいたんですが…
”オオタニケンゴ”でした。カナコさんの弟さん、ね。

失踪した夫、貴之の行方を追う唯。
彼女が自分の気持ちに折り合いをつけるお話にして、”追跡”の途中で出会った言美の再生のお話でもあるんですね。

けっこう、じーんときます。

二人の”ゆい”のこれからが幸せなものでありますように…


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 1

天の陽炎―大正浪漫伝説 (角川文庫)

著者 : 栗本 薫

出版社:角川書店

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年03月23日

さすがにツアー中は読書のペースが落ちるなぁ…
一度にあれもこれもと、興味の手を広げることができない不器用なMAYです。ま、本は待ってくれますから。

大正浪漫伝説、と銘打っていますが、あの大導寺家シリーズとは別物です。時代は重なっているようですから、主人公の真珠子(”しずこ”と読みます。難しいよっ!)のダンナの口から”大導寺”だとか”藤枝”だとかいう名前は出てきましたが。
子爵夫人の真珠子がいったいどこまで”堕ちて”ゆくのかと思ったら… 堕ちるベクトルがおしまいの方で変わっちゃった感がありますね。
彼女の”相手役”(で、いいんだよね?)の天童壮介、お話のヴォリュームがもっとあったら、彼の魅力をもっと書いてくれたんだろうなぁ、と思うと残念。MAYには、彼がそれほどの”ゴロツキ”には見えないんですよねぇ。
なんて書くあたり、MAYも相当趣味が偏っているんですけども。えぇ、自覚してますともさ(笑)


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 76

図書館危機

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年02月13日

お待ちかねのシリーズ第3弾。
前作のラストでは”王子様”の正体を手塚の兄に明かされショックを受けていた郁ですが。
前向きに乗り越えていこうとして、そしてなかなかうまくいっているんじゃないか、という気がします。
ひとさまのことどうこう云えた義理じゃありませんが、恋愛に関して不器用すぎるよ>郁(あ、教官もそうだ)
それだけに、ベタ甘なシーンやフレーズが満載の一冊ともいえます。

このご時世、身長170センチというのは、女性でもそれほど”デカイ”部類には入らないんじゃないの?と思うMAYは、まさに170センチ。
そりゃ確かに堂上教官はチビっこなので、郁は必然的に”デカく”なるんでしょうが…

3冊めにおいても、MAYのいちばんのお気に入りキャラクタは稲峰司令、御年66歳。
う~ん、かっちょいいよ~っ! まさに、理想の上司です。
そして、茨城の一件で、玄田さんの株が急上昇しましたよ。ハッタリの利くオトコ、そして身体を張って戦えるオトコって、好きだぁっ!!

そうそう、お話の本筋とは関係ないところで、ちょっとウケました。
郁のお父さんって、茨城で公務員をなさっているんですね。
云うんだよねぇ、公務員って、自分の職場のことを”会社”って。
…それだけです、すいません。


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 2

PARTNER〈7〉 (C・NOVELSファンタジア)

著者 : 柏枝 真郷

出版社:中央公論新社

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年02月01日

タイトルの”パートナー”というのは、NYPDの刑事としてのセシルとドロシーの”職業上のパートナーシップ”を指しているんだと思います。
その関係には、セシルとフェイの”恋人とは呼べない付き合い”や、プロポーズの返事を保留にしていたら"9.11"が訪れてしまったドロシーとオーガストの距離も、微妙な陰を落としています。
お互い、不意に”異性”として意識したりしてね。

今回は、溺れている少年を得意の水泳でセシルが救助したことから、スパニッシュ・ハーレムでの事件にかかわることになります。
さすがは”人種の坩堝”ビッグ・アップル。
そこは通りに掲げられた看板にも、耳に飛び込む言葉にも、英語ではなくてスペイン語が幅を利かせるエリア。
さまざまな人種を抱えているがゆえに、発生する問題も多くて。

事件そのものの結末は、なんともやりきれないものを感じますが。
さて、それぞれのカップルの行方やいかに…


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