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ぺこぽんさんの読書ノート

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 16

水滸伝〈1〉 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44) (集英社文庫)

著者 : 北方 謙三

出版社:集英社

発売日:2006-10-18

評価 :

完了日 : 2008年06月22日

やられた・・・。
いやぁ、巧いわ。読ませるわ。たまらんわ。
全19巻と聞いて尻込みしてたけど、
これはもしかしたら一気読みか?
前に宮城谷さんの「水滸伝」でざっと流していたものの、
これは全くの別物。
なんてったって、高潔なはずの漢(おとこ)達が、
劣情ゆえに身悶えする・・・そこがいい。
生々しくていい。人間らしくていい。
これってもしかしたら恋愛小説?と思ってしまう。

とっつきにくい長編もの。でもって漢字ばかりか?読みづらいんでは?とお思いの皆さん、
割と多めに、結構丁寧に読み仮名ふってます。
昔のお話ですが、今まさに起こってるような錯覚を覚えます。
それぐらい読みやすい。
熱いよぉ~ 男が女に惚れるって、熱いんだよぉ~
まあ一度、お試しあれ。


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3.似子 (2008/06/27)
「蒼穹の昴」を読まなければ「中原の虹」を読む気にはなれません。随分前に読んだんですけどね。それでなければ全4巻というだけで逃げてますよ(笑)ぺこぽんさんは文庫化を待たれますか?私は図書館に予約を入れる度に、「中原の虹」も予約するかを毎回迷うんですよ。
4.ぺこぽん (2008/06/28)
全四巻となると、余程うまいタイミングでやってこなければ、続きが読みた~い!と逆にストレスになってしまうんですよ。それに、きっと手元に残しておきたいと思うでしょう。だから私は文庫落ち待ちです。未だかよ~

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 44

戸村飯店青春100連発

著者 : 瀬尾 まいこ

出版社:理論社

発売日:2008-03-20

評価 :

完了日 : 2008年06月17日

評判通り、よかったです。
いい本だなあ・・・。
とびっきりじゃないけど、マイナス点がないので☆五つです。
あったかくって、切なくて、でもいい。
なんだかとってもいい。
瀬尾まいこ・・・ う~ん、いい作家さんです。


この感想へのコメント

1.はまゆう (2008/06/19)
これ好きでした。私も。

あったかくって、切なくて、でもいい。
なんだかとってもいい。

>本当に・・・読み終わるとしみじみしますよね。
題名がすごいと思いません?
2.ぺこぽん (2008/06/20)
うん、よかったですよね。
最後の、あの、お父さんの手紙が好きです。
あったかくって・・・ちょっと予想外の結末でした。
 

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 34

ジーン・ワルツ

著者 : 海堂 尊

出版社:新潮社

発売日:2008-03

評価 :

完了日 : 2008年06月15日

よかったな。
☆五つにはちょっとだけど、四つじゃ申し訳ない気もします。
それぐらい良かった。

私の身の周りでも産婦人科がどんどん閉院しています。ここらあたりにも5軒はあったのに、今や一軒のみ。それも時間限定で、勤め人の私には通院が不可能な状態。
小児科もどんどん少なくなっています。どうしてこんなことが起こるのか。それは医療事故による裁判沙汰が問題なんだと私なりに思っていましたが、間違いでした。問題はもっと根深く、またしてもやってくれたのか、官僚さんよ~でした。
これは秀作には違いないですが、その前に今読まなければいけない一冊だと痛感しました。旬の作品です。
皆さんも手にとって、どうぞご自身の目で確かめて下さい。
お薦めします。


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5.司馬哲 (2008/06/19)
勉強になりそうなので私も早速予約しました!

6.ぺこぽん (2008/06/20)
司馬哲さん、そう、結構勉強になりました。
ちょっととっかかりが私てきには今いちだったけど、
その内楽になりました。
ま、こんなんもありかなとお試し下さい。

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 2

恋刃“Lancet” (R/EVOLUTION (4th mission))

著者 : 五條 瑛

出版社:双葉社

発売日:2005-03

評価 :

完了日 : 2008年06月14日

シリーズ10冊。やっと四つ終了です。
私が読んだ文庫は鮮やかなピンク。
でも画像がないので、こちらをアップします。
(色気ないなあ)

いやぁ、ちょっと時間がかかってしまいました。
結構えぐくて、人もばんばん死ぬし、キツかったです。
でもね、効いてる言葉がありました。
前作までは大好きだった、ある人の言葉。
  恋は人を危険や間違いへと導く。
  そして愛は、破滅へと誘う。
  純粋さはそれらに拍車をかけるだけで、
  何の歯止めにもならない。
順風満帆の人生を破滅に導く程の恋情。
堕ちる?堕ちない?あなたならどっちを選ぶ?
いや、選ぶなんて・・・ 恋に抗える人はいるのかしら。


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 1

心洞―Open Sesame (双葉文庫)

著者 : 五條 瑛

出版社:双葉社

発売日:2006-05

評価 :

完了日 : 2008年06月09日

革命シリーズ第三弾。
みんな心に大きな空洞を抱えているのね・・・

前作、前々作の登場人物がそれなりに成長して、
読み応えはばっちりでした。
今回は麻薬のお話。
相変わらず、とんでもないことになってる新宿が舞台です。
東京って怖い。都会って怖い。
田舎モノはそう思いながら読みましたとさ。


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 17

ベーコン

著者 : 井上 荒野

出版社:集英社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2008年06月06日

図書館から入荷の連絡あり。
受け取りに行ってみると、身に覚えのない一冊。
そうか、たなぞうでいいなと思って予約したんだった・・・。
すっかり忘れていました。
どうでもいいなと読み始めたけど、なかなかよかったです。
読みやすいし、キラリと光ってるし。
お上手です。うん、上手い。
けどそれだけ。なんの感慨もなし。
ってことでマイナス☆ひとつ。
でも、充分お薦めできますよ。


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 1

紫嵐(Violet Storm) (双葉文庫)

著者 : 五條 瑛

出版社:双葉社

発売日:2005-03

評価 :

完了日 : 2008年06月04日

革命シリーズ第二弾。
今回の主人公はカンボジア難民だった鳩。
ところどころに回想シーンがあって、
目の中に映画「キリングフィールド」の場面がちらつきます。
地雷だらけの田畑、野ざらしになった無数のしゃれこうべ・・・
いつにも増して自分の無知に打ちひしがれます。
ポルポト派、クメールルージュ、大量虐殺・・・
人の命は地球より重いだなんて、本当でしょうか?
いろいろ考えさせられる一冊でした。


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 2

断鎖"Escape"

著者 : 五條 瑛

出版社:双葉社

発売日:2001-05

評価 :

完了日 : 2008年06月01日

「ぺこぽんさんはテロリスト好き」と言われて、
ほいほい浮かれて読みました。
そんなことないよ~と思いながらも、やっぱり当たってた・・・。
冒頭の流れるような美しい文章はため息が出ます。
頭のいい人の本を読むと、気持ちがいいです。
しかし・・・。
今回のコレは、中国の公安がキーポイントです。
公安といえば・・・どこもやることは残虐なんですね・・・。
ってことで「革命シリーズ」第一弾、読了。
まだまだ続くんだよなあ。頑張って読も~っと。


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1.似子 (2008/06/04)
テロリスト好きって(笑)そうだったんですか?
中国が舞台となるとつい歴史的背景を同時に考えてしまうのですが、時代は現代?
2.ぺこぽん (2008/06/04)
似子さん、この革命シリーズは日本が舞台です。このどう~しよ~もない日本を変えようというのがコンセプトかな?(未だよく分かりません)
田舎者の私には未知の世界ですが、新宿とかって中国マフィアが多いみたい。一口に中国といっても、地区ごとの派閥争いがあるみたい。現実の新宿もそうなのかしら?なのでしょうけど、やっぱ想像だに出来ない世界だなあ。
って、私、テロリスト好き当たってるみたいです、笑
 

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 3

ハミングで二番まで―初期傑作短篇集 (双葉文庫 か 32-1) (双葉文庫)

著者 : 香納 諒一

出版社:双葉社

発売日:2008-05-15

評価 :

完了日 : 2008年06月01日

「デビュー作には、作家のすべてがある」
という帯の台詞にそそられて、買って読んでみました。
短編集でした。うん、まずまず。
ってか、巧いよね。やっぱり。
香納さんはお気に入りの作家さんの一人。
あの柔和な笑顔のどこからこんな残虐な物語が出来るのか?
一度聞いてみたいような気がします。


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 36

風味絶佳

著者 : 山田 詠美

出版社:文藝春秋

発売日:2005-05-15

評価 :

完了日 : 2008年05月30日

なんで山田詠美なんか・・・だけど、
装丁に惹かれて買ってしまいました。
(文庫の装丁はもっと全面キャラメル色なのよ)
全然期待していなかったけど、これ、良かったです。
短編集なので、どうでもいいのも混じってるけど、
いや、とりあえずはお上手でしょう。
詠美さん、ちょっとだけ見直しました。
って、私も年をとってるってことよね・・・。


この感想へのコメント

1.似子 (2008/06/02)
山田詠美長らく読んでいませんねえ。あれはデビューしたころだったのかな、2冊ほど読んだ覚えがあります。題名もカタカナだったことしか・・・。この作品は美味しいお話が詰まっているのかしら?ぺこぽんさんが見直されたのならって、嫌いな作家さんだったのですか?
2.ぺこぽん (2008/06/02)
デビュー当時の詠美さんは、苦手なキャラでした。
黒人男性とのセックスっていうイメージが出来上がってて、こりゃ絶対私の世界ではないと思いました。都会的な文章って、どうもなじめないんですよ。田舎もんですからねえ・・・。
が、これは同世代っていうか、キミキミ、大人になったね~と思わせる一冊でした。エッチもお手ごろでした、笑
 

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 26

5年3組リョウタ組

著者 : 石田 衣良

出版社:角川書店

発売日:2008-01

評価 :

完了日 : 2008年05月27日

ま、こんなふうにしかまとめられないよね。
と、斜めに構えて批評しております。
荒れ放題ってわけにはいかないし、ここらが妥当な線でしょう。
が、現実はこう上手く運ばないと思いますよ。
きれい過ぎて、なんだかタルかったな~
読んでも読まなくてもどっちでも良し。
お好きならどうぞという一冊でした。
子供が読むとちょうどいいのかも。


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3.ぺこぽん (2008/05/31)
はまゆうさん、これ、どうでもいいよ~
ってか、これ読んで、よかった~って言う程、子供じゃないよ~
なんだか出来過ぎ。こんな生徒、いるもんか~
と、ついつい叫びたくなった一冊でした。
私がスレてるからかな。
4.ぺこぽん (2008/06/02)
あら?書いたつもりが登録されてませんねえ。
似子さん、お久しぶりでした。
そう、これ出たとき、あちこちで宣伝してたでしょう。ご本人が。あまり見るに耐えうるお顔ではないのですが(失礼)な~んかそそられて読んでみました。わくわくして読みましたが、結構期待ハズレでした。う~ん、残念。

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 13

蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫)

著者 : 恩田 陸

出版社:集英社

発売日:2008-05-20

評価 :

完了日 : 2008年05月25日

読みかけの本がちょっとしんどいので一服。
恩田さんはもういいやと思ってるけど、
「常野物語」の続編とくれば、読まずにいられない。
忙殺の仕事の後にきたお休みといった一冊だ。
ささくれだった心の棘をそっと抜いてくれる。
やさしくてあったかい、親切なお話だった。
最後はちょっと泣いた。
ありがとう。


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 66

映画篇

著者 : 金城 一紀

出版社:集英社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2008年05月18日

そうかなあ。コレ、そんなにいいかなあ。
☆は四つつけましたが、限りなく三つに近い四つです。
五つの連作短編ですが、いいと思ったのは最初の二つだけ。
あとは私てきには今いちでした。
が、最初の「太陽がいっぱい」は強烈でした。
これ単体なら☆五つ。
次の「ドラゴン怒りの鉄拳」は☆四つ。
「水曜の朝、午前三時」「三たびの海峡」ときた後でこの本がまわってきたのは、何かの因縁でしょうか。国と個人について考えさせられます。
う~ん、もう少し頑張って欲しいな。
そしていつかは大賞を。頑張れ、金城さん。


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 2

三たびの海峡 (新潮文庫)

著者 : 帚木 蓬生

出版社:新潮社

発売日:1995-07

評価 :

完了日 : 2008年05月18日

最初の50ページまで四日かかりました。内容が朝鮮の強制連行と知り、そこから先が辛くなったのです。オフタイムのポケェ~の頭にはいいですが、仕事で疲れた平日の夜には切ないものがありました。
が、それも夕べで一気読み。気がつくと夜中の三時。うつろな頭で読了しました。
冬ソナを観てうるうるするぐらいしか韓国を知らない私には、痛い一冊でした。韓流ドラマにハマるのもいいチャンスになるかもしれません。私たちはもう少しお隣の国についてお勉強をしなければならないなと思いました。


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7.はまゆう (2008/05/26)
ぺこぽんさん。この帚木さんという作家さん。福岡の人なんて。それでね、現役の精神科の先生で中間市というところで
クリニックをしてるんだって。いつも行くシネコンの近くなのよ、これが。「で?」と言われそうだけど,田舎に住んでるとニュースなのね。読まなくちゃ!
8.ぺこぽん (2008/05/28)
わぁ~ なんかすごいですね。
近くだったら是非行ってみたいなあ。って、精神科ならあまり縁がないほうがいいけど。
帚木さんってね、な~んか伊織さんのにおいがします。恐るべし、東大仏文科卒♪

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 3

白い夏の墓標 (新潮文庫)

著者 : 帚木 蓬生

出版社:新潮社

発売日:1983-01

評価 :

完了日 : 2008年05月12日

ただ今、私てき「帚木蓬生フェア」実施中です。
本屋さんに行ってしこたま買い占めてきました。

これ、限りなく☆五つに近い四つ。
ウイルスの話はちょっとしんどかったけど、ストーリーが私好みです。同じ東大の仏文卒ということもあって、なんだか伊織さんのにおいがしたような気がしています。あっちがからっと都会ふうなら、こっちはちょいジメのローカルふう。今回のこの作品も「テロパラ」の雰囲気がするのですが・・・私だけでしょうね。

このての本はいろいろ考えさせられることが多いです。
でもって必ず、行き着く所は「愛」なのです。
幸せって何でしょう?


この感想へのコメント

3.似子 (2008/05/30)
私にも「帚木蓬生フェア」の時期がありましたよ。結構読んだと思いますが、「安楽病棟」「臓器農場」くらいしか覚えてません。この頃は読んだ記録もつけていなかったし、その後ずいぶんあった文庫を処分しちゃったから…
医者ものはいいですね、独特の専門性がたまりません。
多分医者ものでない帚木作品は読んでいないから、読んでみる価値ありそうですね
4.ぺこぽん (2008/05/30)
似子さん、ある意味これも医者モノかも。
って、研究者モノっていうのかな。ウイルスのお話です。
みんな一度はハマるのかなあ、帚木さん。
読みやすいのか、しんどいのか、よく分からないです。
ただ、この人ばっかり読んでると、ちょっと疲れますね。
(↑今疲れてます・・・)

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 3

羊の目

著者 : 伊集院 静

出版社:文藝春秋

発売日:2008-02

評価 :

完了日 : 2008年05月10日

すごい本だと評価されていたので読んでみました。
が、良かったのは前半だけ。
ぶっ飛びした戦争のお話あたりから、私にとって読み辛いカタカナの世界に突入したので、ホウキしました。
掃除したんかい?
いえ、放棄です・・・。

伊集院静さん。
どうも私とは相性がよくないようです。
今度こそは・・・と思いましたが、やっぱり駄目でした。


この感想へのコメント

1.はまゆう (2008/05/11)
掃除したんかい?
いえ、放棄です・・・。

・・爆笑!好きよ、ぺこぽんさん♪
私も伊集院さんの本一冊読んだきり。題名も覚えてないけど。印象もないです。ぺこぽんさんの感想で私も決別だな、こりゃ。


2.ぺこぽん (2008/05/11)
ね~ はまゆうさん、話題になる割には面白くないよね~
私も前に何か読んだ事があるんだけど、殆ど記憶に残ってないのよ。ってことはやっぱりそういうことなのよね。
これ、あらすじだけはそそるんだけど・・・残念。
 

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 23

水曜の朝、午前三時 (新潮文庫)

著者 : 蓮見 圭一

出版社:新潮社

発売日:2005-11

評価 :

完了日 : 2008年05月10日

画像の帯には新刊とあるが、私が買ったのは22刷だった。
著者のデビュー作にして大ベストセラー&大ロングセラー。
うん、分かるような気がする。
蓮見さんはこれで二冊目だけど、美しい文章を書く人だ。
読みながら、宮本輝さんを感じてしまう。
今回の余命少ない母親から一人娘へのテープ起しという設定は、その語り口から「錦繍」を彷彿とさせた。
この作家さん、なんかいい。私の琴線に触れる。
もう少し読み進めてみよう。


この感想へのコメント

1.はまゆう (2008/05/10)
また新たな人を発見してくれましたね。後に続かなきゃ!
2.ぺこぽん (2008/05/11)
はまゆうさん、「かなしぃ。」を読んでみて下さい。是非読んでみて欲しい作品です。「スクリーンセーバー」と「そらいろのクレヨン」だけでいいです。この二つは、私てき☆五つです。
 

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 4

かなしぃ。 (新潮文庫)

著者 : 蓮見 圭一

出版社:新潮社

発売日:2008-02

評価 :

完了日 : 2008年05月07日

新規開拓が続いております。
帯に惹かれて買いました。しかし・・・
私てきには酒見賢一さんと紛らわしいお名前です。
読み始めて「なんだ、エッセイか」と思いました。
ハズレたな、って。
ところがところが、読み進めてゆくと良いのです。
なんとも表現出来ないけれど、とにかく良いのです。
解説で児玉清さんが書かれています。
「技巧に走らず、人物の感情を決して余分には書かないと決意したかのように抑制に徹した文章」
おしゃるとおり。
淡々と、そっけない程に綴られる物語は、深い感動や哀しみが重低音で迫ってくるようです。素晴らしい。

五つの短編集です。
私のお気に入りは「詩人の恋」かな。
「スクリーンセーバー」は胸にぐっときます。
「そらいろのクレヨン」は涙なくして読めません。
ありがとうとお礼を言いたい一冊でした。


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 2

千日紅の恋人

著者 : 帚木 蓬生

出版社:新潮社

発売日:2005-08-19

評価 :

完了日 : 2008年05月05日

「閉鎖病棟」でガガ~ンとやられたので、
挫折してたこの本を読み直しました。
本来の、帚木蓬生という作品ではないのでしょう。
老人介護の問題でその片鱗はうかがえましたが、
分類するなら「恋愛モノ」でした。
舞台は現代。しかしながら内容は昭和でした。
ふぅ~っと肩の力が抜けるような、
やわらかであったかく、いい感じに仕上がってました。
落ち着くわ・・・
すっごい作品!ではなけれど、
自分勝手で、どろどろのエグエグが多い今日この頃。
懐メロを聴いたような一冊でした。


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 23

閉鎖病棟 (新潮文庫)

著者 : 帚木 蓬生

出版社:新潮社

発売日:1997-05

評価 :

完了日 : 2008年05月05日

やられました・・・。
その読み方さえ知らない作家さんでした。
いえ、前に「百日紅の恋人」を挫折してたんで、
名前だけは知ってたように思うんですが、
それは字面だけでした。
ははきぎほうせい・・・ 読めんって。

舞台はとある精神病棟。
登場人物のそれぞれが重い過去を持つ、どよよ~んな物語です。起こる事件もむごい話。
ほんっとにもう・・・と哀しくなるぐらいです。
が、いいお話です。静かに胸を打ちます。
お寺で鐘をついて、ゴォ~ンという余韻が心に響くような感じ。
ふぅ~
この本に深く感動しながら、私も古い人間なんだと改めて思いました。う~ん・・・ よかった・・・。


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1.ヨッチン (2008/05/06)
 箒木さんにやられましたね! これもなぜか今ごろになって全国の書店で仕掛け販売中なのです。私ははるか昔に読んだので、もう内容を忘れちゃってもう一度読もうかと思案中。箒木さんの作風は幅広いので当たり外れがありますね。「百日紅の恋人」は私も読んでないです。一番好きなのは「ヒトラーの防具」です。よろしかったら読んでみてくださいな。
2.ぺこぽん (2008/05/06)
へぇ~そうなんですか。仕掛け中ね。
私はこれですっかりやられてしまいました。
でもってあれこれ買いに行ったけど、本屋さんに在庫がありませんでした。もう一件行って、なかったら取り寄せてもらおうと思ってたところ。もう少し待ってみようかな。
「ヒトラーの防具」ですね。読んでみます。ありがとう。
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