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月ノ輪の雷蔵さんの読書ノート

読書 2008
昨年の積み残し、及び新刊、ガシガシ読みます。
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 4

暗殺の年輪 (文春文庫 ふ 1-1)

著者 : 藤沢 周平

出版社:文藝春秋

発売日:1978-01

評価 :

完了日 : 2008年12月17日

初期の短編集。
表題作『暗殺の年輪』は直木賞受賞作。

秀作ぞろいの全五編である。
表題作は言うまでもないが、もう一編仕官を望みでた浪人の登用試合に借り出された老剣士の物語『ただ一撃』が良い。
燃え尽きる前の老剣士と、彼を一番理解する息子の嫁、その二人の生き様が胸を打つ。


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 13

優しい音楽 (双葉文庫 せ 8-1) (双葉文庫)

著者 : 瀬尾 まいこ

出版社:双葉社

発売日:2008-04-10

評価 :

完了日 : 2008年12月11日

心がささくれ立った時に、人間関係に疲れた時に、是非手にとってください瀬尾さんの作品、読み終わればあら不思議、気持ちが和んでもう幸せいっぱい。

ほどよくホロっとさせる短編集。
サザエさん風に紹介いたしますと、不思議な出会いで付き合い出すようになった彼女が隠していた秘密とは、不倫相手の小学生の娘を一泊二日で預かるはめになったOLさん、同棲中の彼女がある日拾ってきたものとは、の三篇でぇーす、ンガググ。


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 5

ニート (角川文庫)

著者 : 絲山 秋子

出版社:角川グループパブリッシング

発売日:2008-06-25

評価 :

完了日 : 2008年12月11日

キーワードは「ダメ男」そんな大人な恋愛小説の短編集、いろいろと取り混ぜて合計五編。

彼らはぜんぜんカッコよくもなくて、それどころか情けなくって。そのうえ本来しっかりしないといけない女性陣までが奴らのペースにはまっちゃって。まったくもって収集つかないんだけど、それが実に人間くさくていい味を出している物語。

流石は芥川賞作家、いつもながらの筆が冴える。


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 3

おすすめ文庫王国2008年度版

著者 : 本の雑誌編集部

出版社:本の雑誌社

発売日:2008-12-06

評価 :

完了日 : 2008年12月11日

2008年、文庫本の読み残しはありませんでしょうか?
毎年恒例本の雑誌の別冊、文庫王国絶賛発売中です!

僕も早速目を通し、いそぎ気になる文庫を二冊ほど仕入れてまいりました。しかし、まだまだありますチェックするべき文庫本!
正月用の本を探すのにももってこい、一家に一冊是非どーぞ!


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 3

刺客―用心棒日月抄 (新潮文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:新潮社

発売日:1987-02

評価 :

完了日 : 2008年12月10日

シリーズ三作目、又八郎またしても出藩し江戸へ。
面白いのは今さら言うまでもないのだが、ここへ来て特に良くなってきたのが口入れ屋吉蔵との掛け合い。
この口入れ屋吉蔵が、回を増すごとに可愛く思えてしかたがない、タヌキ顔のおやじなんですけどね。

藩政を揺るがすごたごたにまたしても巻き込まれた又八郎、はたして今回もまた無事役目を果たして帰藩できるのか。

尚、最終巻の『凶刃』だけは、いまだ手に入れておりませんので、楽しみは取っておき一旦休憩。


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 3

孤剣―用心棒日月抄 (新潮文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:新潮社

発売日:2003-10

評価 :

完了日 : 2008年12月08日

用心棒シリーズ第二段。
読み始めた途端にその予感はあった、物語の世界に溺れてしまいそうなその予感が。
一作目の『用心棒日月抄』をやや辛口に評価してしまった僕だが、前言撤回です。このシリーズは素晴らしい。

二作目に入り、いよいよ生き生きと又八郎は江戸の町を駆け回る。
物語に花を添えるのは嗅足組の女佐知、前作の終わり敵として登場するも今回は味方となって又八郎を助ける。

物語もさることながら表紙の丁装もまたいい。いつも思う、時代小説の表に描かれた村上豊氏のイラスはどうしてこうも風情があるのだろうと。中でも用心棒シリーズは特にいい。



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1.司馬哲 (2008/12/09)
この佐知の活躍でストーリーがとても面白くなるんですよね。さらに口入れ屋の親父はじめ登場キャラがみんないい味出てくるんですよ。藤沢氏がのりにのって書いた感じがとても気に入ってます。
2.月ノ輪の雷蔵 (2008/12/10)
まったくおっしゃるとおりです。
佐知は物語のスパイスですね。また二作目から口入れ屋の吉蔵や浪人細谷がいよいよいい味を出してきます。
用心棒シリーズは平四郎同様に、この物語の世界から抜け出したくないと思わせる作品となりました。只今『刺客』と格闘中。
 

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 8

用心棒日月抄 (新潮文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:新潮社

発売日:1981-03

評価 :

完了日 : 2008年12月04日

処は江戸の町、口入屋からの短期の用心棒家業でなんとか食いつないでいるのは脱藩浪人又八郎。
勤め先には不思議と、今巷を騒がしている赤穂浪人の影が見え隠れ。
同じく浪人の細谷や、口入屋の吉蔵など魅力的なキャストに囲まれ物語はずんずん進む。

少し前に『よろずや平四郎活人剣』を読んだ際司馬哲氏より「『平四郎』は『日月抄』と設定や背景の雰囲気がよく似ているので自分の中での評価が少しばかり下がってしまった」とのコメントを頂いたのだが、読み終わりその気持ちがとてもよく理解できた。
この作品は藤沢さんの代表作で言わずもがなの秀作なのだが、僕の場合間をあけずに読んだ『平四郎』のインパクトが強すぎたため、同じようにやや評価を下げてしまった感じだ。

しかし肩を落とすのは早い、シリーズは続いている。孤剣、刺客、凶刃、更なる展開が待つ続編、読まずにはいられない、楽しみ楽しみ。


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1.司馬哲 (2008/12/05)
ついに用心棒シリーズですね。
なるほど逆もありきですね。
続編もますます面白くなりますよ!

2.月ノ輪の雷蔵 (2008/12/06)
藤沢さんも一休みしようかと思っていたのですが、たまらずブックオフに走り『孤剣』と『刺客』を手に入れました。
おっしゃるとおりで、用心棒シリーズは二冊目に突入すると俄然面白くなってきました。
じっくりと楽しませていただきます!
 

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 7

たそがれ清兵衛 (新潮文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:新潮社

発売日:1991-09

評価 :

完了日 : 2008年12月01日

ご存知山田洋二監督作品の同名映画の原作小説。
しかし小説は短編集のため、その他藤沢作品のあわせ技にて映画の脚本は作られた、うち二編はこの短編集に含まれている。

全作品を通して、普段はさえない侍が登場し、身に降りかかる何がしらかの窮地を自らの卓越した剣技にてしのいでゆくというストーリー。
その落差にやられる、痛いところを突いてくれる。

いつもは馬鹿にされながら、実はとっても強い、日本人はこのパターンに弱いんです。
どーぞ、泣いてください、絶品です。


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 19

1973年のピンボール (講談社文庫)

著者 : 村上 春樹

出版社:講談社

発売日:2004-11

評価 :

完了日 : 2008年11月27日

しょっぱなから村上春樹批判になってしまうが、ここんとこ藤沢周平さんに肩までどっぷり浸かっていたもので、またくカラーの違う彼の文章に少しとまどい疲れてしまった。
カッコをつけていると言えば語弊があるが、いやこの空気がすごく良く感じる時もあるんですよ実際、でもその都会的なセンスが今はダメでした、体調がそれを受けつけなかった。

三部作とやらの読み残し、奥深い物語、読む順番を間違えたのも要因かもしれぬ。

とはいえ手元には、知人からお借りした村上作品があと四冊、さてぼっつら読むとしましょうか。


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 1

闇の傀儡師(カイライシ) (下) (文春文庫 (192‐9))

著者 : 藤沢 周平

出版社:文芸春秋

発売日:1984-07

評価 :

完了日 : 2008年11月26日

下巻に突入し、いよいよ目が離せなくなってまいりました。
謎の集団・八嶽党の暗躍の後ろで糸を引くのはいったい何者なのか?
そして、敵見方入り乱れての結末の行方は、はたして・・・

陰と陽に大別したら、おそらくこの作品は藤沢文学の陰の部類に属する。
なるほど結末が知りたくて急ぎページは進めたものの、物語の中に留まりたいと思わせた平四郎ほどの思いが起こらない。
いえいえ駄作ではないのです、僕が藤沢作品に勝手な評価基準を作ってしまっているだけ、十分に秀作で楽しめました。


この感想へのコメント

1.司馬哲 (2008/11/27)
『闇の傀儡師』ですか~。シブイところいきましたね。
たしかにこの作品は藤沢作品の中でも悪党を中心に展開するちょっと異質の作品ではないでしょうか。そういう意味では貴重な作品ともいえます。
2.月ノ輪の雷蔵 (2008/11/28)
確かに少し異質に感じました。
さていよいよ手元に残ったのはあと四冊、まだもう少し実家にはのこってそうですがこれで一休みといたします。
ちなみに今手にしているのが『たそがれ清兵衛』、あとお勧めいただいた『用心棒日月抄』も一冊御座います、楽しみ楽しみ。
 

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 2

闇の傀儡師(カイライシ) (上) (文春文庫 (192‐8))

著者 : 藤沢 周平

出版社:文芸春秋

発売日:1984-07

評価 :

完了日 : 2008年11月25日

少しばかり評価が低い気もするが、それは直前に読んだ平四郎が面白すぎたからその反動で下がっただけ、株価みたいなものです。
とにもかくにも僕にとって藤沢さんは、今のとこ脅威の十割バッターである。

ただ本作品、根っ子のところにどっしりと政治的な謀略が横たわっているのだけはいなめなく、手放しの爽快さを求められる方には沢山ある藤沢作品群から他のものをお選びいただきたいと思う。

さてさていざ下巻へ突入!


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 34

つきのふね (角川文庫)

著者 : 森 絵都

出版社:角川書店

発売日:2005-11-25

評価 :

完了日 : 2008年11月22日

ホント言うと中学生の女の子が主役のしかも児童書であるこの作品は、四十男が読むべき本ではないのかもしれない。
でもね、森作品のコンプリートをかたく心に誓っちゃったので『カラフル』『いつかパラソルの下で』『永遠の出口』に続き本作品を手に取った。

結論から言いますと、ややシリアス、僕が一番森作品に求めるところのユーモアーが、この作品には不足していた。
だがしかし、その点を棚上げしてもあまりある面白さ。しだいに食いついた僕はあれよあれよの一気読み。琴線を見事打ち震わしてくれ、ついには涙ぐみながらエンドをむかえ静かに本を置いた。ただ涙腺がゆるいだけという噂も多々あるが・・


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 1

よろずや平四郎活人剣〈下〉 (文春文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:文藝春秋

発売日:2003-12

評価 :

完了日 : 2008年11月22日

年に何度かは、この小説と別れたくない!と思わせる作品に出会う。残りページが少なくなるほどに、物語の世界からこのまま抜け出したくなくて、できることならこのままそちら側にに残りたいと、そんな手立てはないものかと真剣に考えてしまう小説。まさに平四郎はそんな一冊だった。

痛快で爽快で物悲しくて愛しくて、ほんの上下巻の付き合いだったが彼らと一緒に移ろう季節を過ごせたことがただただ嬉しい。
満足の読了、お勧めの作品です!


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1.司馬哲 (2008/11/22)
平四郎完読お疲れさまでした。
この作品私も大好きです。
平四郎や周りのツレのキャラクターがとてもいい感じなんですよね。私が★四つなのは設定や背景の雰囲気がよく似ている『用心棒日月抄』シリーズとの対比でやむをえない評価なのです。
2.月ノ輪の雷蔵 (2008/11/23)
他の方にも勧めていただいていながら未読の『用心棒日月抄』が、ますます楽しみになってきました。
只今、わざと作品は選ばずに藤沢さんを読み進めておりますので、近々辿り着くかと思います、コメントありがとう御座いました。
 

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 3

よろずや平四郎活人剣〈上〉 (文春文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:文藝春秋

発売日:2003-12

評価 :

完了日 : 2008年11月20日

旗本に生まれながら、妾腹であるため針の筵の家を出て江戸の町で暮らし始めたのは神名平四郎。
しかし立ち上げた道場も頓挫し、苦し紛れに「よろずもめごと仲裁つかまつり候」の看板をあげて小銭を稼ぐ日々。

現代風に言えば探偵物語になるのだろうか?
大きい事件から小さいもめごとまで、依頼とあらば平四郎が江戸の町狭しと駆け回る。

さて物語りは折り返し。
一番の気がかりは、元許婚の早苗さんの身の上。
急ぎ下巻へと突入します。


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 44

永遠の出口 (集英社文庫(日本))

著者 : 森 絵都

出版社:集英社

発売日:2006-02-17

評価 :

完了日 : 2008年11月18日

抜群のユーモアー、絶妙のリアリティー。
この作品は森絵都さんによる、誰もが見返すたびつい笑ってしまうアルバムなような物語だ。
ちょっと恥ずかしくて、なんだか懐かしくって、うっかり忘れそうだった子供の頃の、そんな大人への階段を一段づつ上がり続ける少女の日常が、実にいきいきと描かれている。

別に取り立てて事件は起こらない、一人の少女が成長してきた過程をただ振り返ってみる物語だ。
でも取り立てた事件などおこらなくても、あたりまえの友情があり反抗があり恋がある、それだけで充分お腹いっぱいにしてくれる。

未読の方には是非にと薦めたい!
とにかく人に紹介したくなる本なのだ、まずは娘から読ませるとしよう。


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 4

本所しぐれ町物語 (新潮文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:新潮社

発売日:1990-09

評価 :

完了日 : 2008年11月17日

藤沢さんを読み出してはや五冊目、驚かされるのはその作品の深み。
いくら読んでも疲れない、読者をまったく飽きさせない、それだけでも充分称賛にあたいする文学。

今回は十二篇からなる長編。
それぞれの章で主人公が入れ替わり、題名にもとうじょうする本所しぐれ町の人情を風景を浮き彫りにする。続けざまに沢山の中の一冊として読むにはもったいないような出来栄えです、思わず唸る。


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 5

花のあと (文春文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:文藝春秋

発売日:1989-03

評価 :

完了日 : 2008年11月14日

バラエティーにとんだ時代小説の短編集。
一話一話が実に丁寧な作りで、しかも町人ものがあったかと思うと次には下級武士の物語が控えており、かの広重が登場したかと思うとお家騒動へと変わる。
飽きさせることなく一冊が「あっ!」という間に読み終って、本棚に戻すのがなんだか惜しい。
なんとも贅沢な一冊です。
読むほどに藤沢文学の深みにはまってゆく。


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 1

虹色にランドスケープ (文春文庫)

著者 : 熊谷 達也

出版社:文藝春秋

発売日:2008-10-10

評価 :

完了日 : 2008年11月14日

以前人から借りて読んだのだが、文庫化されたので購入、改めて再読ス。
中年ライダーにはストライクの一冊。
もちろんキーワードは単車だが、大人の男女の哀しさがみごとに描かれている、そこはなんといっても直木賞作家。

連作の短編は少し登場人物たちの関係をからませすぎた感はいなないが、大目に見てくださいのハナマル作品!


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 2

春秋山伏記 (角川文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:角川書店

発売日:2001-11

評価 :

完了日 : 2008年11月11日

山形県の民話をベースに、山伏と村人の交流をほのぼのと描き出した時代小説。
藤沢さんの温か味のある筆が冴える。

しかし上手い、村を吹く風を、そよぐ稲穂を、照らす月を、読者に目の前の風景であるかのように感じさせる描写がまず素晴らしい。
人々の素朴な暮らしが垣間見える、秀作。


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 4

消えた女―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:新潮社

発売日:1983-01

評価 :

完了日 : 2008年11月08日

藤沢周平強化月刊、二冊目。
元岡っ引で版木彫り職人の伊之助は、断わりきれない人探しを頼まれ、渋々重い腰を上げ捜索を開始する。

きめ細かな描写は僕をいつしか江戸の町に誘い込み、物語を通して流れる切なさが心地よく胸に染み渡る。

今更ながらに、正しい大人は藤沢周平と向かうべきだったんだ!と声を大にして叫びたくなった。


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8.月ノ輪の雷蔵 (2008/11/12)
よく本屋で見かける作家さんですね。
まったく手付かずなので何ともコメントできないですが、確かに大量生産されているイメージはありますね。
実が伴っていないのか?機会があれば確認してみたく思います。
9.パル2パパ (2008/11/13)
江戸時代ってのは比較的近代なのに、色々な文献が出ているにも関わらず、それでも調べる事をせずにテキトーに書く輩の多い事。雷蔵さんの仰る通り、その通り!実の伴わないのがね。

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