一花三季さん > 読書ノート
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奇想小説集 (講談社文庫)著者 : 山田 風太郎 出版社:講談社 発売日:2004-09 評価 :
完了日 : 2006年12月30日 イマジネーション爆裂の初期短編集。かなりグロテスクでエロティックな描写あり。好き嫌いが大きく分かれるでしょう。個人的には、こういう描写は独特のスピード感あるアクションシーンとセットでないと楽しみにくい。あまりに内省的に向かうとちょっと辛いかな……と。 この感想へのコメント |
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甲賀忍法帖 (角川文庫)著者 : 山田 風太郎 出版社:角川書店 発売日:2002-12 評価 :
完了日 : 2006年12月29日 伊賀と甲賀の忍者が名誉をかけ10対10で戦うという一大エンターテインメント。巻末の解説によると雑誌の連載がスタートしたのが1958年(昭和33年)ということだから、このほとんどロールプレイングゲームのような小説は、東京タワーが作られたのと同じ年に書き始められたわけだ。「面白ければ何でもあり」に徹した姿勢はすばらしい。この感想を書くまで、最近コミック化されていることを知らなかったが、そっちも読んでみたい。 この感想へのコメント |
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よもつひらさか往還 (講談社文庫)著者 : 倉橋 由美子 出版社:講談社 発売日:2005-03 評価 :
完了日 : 2006年12月26日 馴染みのバーテンダーの九鬼さんが作る不思議なカクテルを口にすると、主人公の慧くんは時空を超えた妖しい空間に迷い込む。鬼女や雪女が現れるあの世の世界で、細胞が溶けていくような快楽を味わう。 この感想へのコメント |
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誰か ----Somebody著者 : 宮部 みゆき 出版社:実業之日本社 発売日:2003-11-13 評価 :
完了日 : 2006年12月24日 宮部作品の社会派ミステリーが好きという方にはちょっと物足りなく思えるかもしれない。扱っている題材のスケールやスピード感などやや地味な印象は否めないが、僕は彼女の時代もの、人情話を含めて好きなので、結構楽しめた。「普通の人びと」を描く表現力はすばらしい。 この感想へのコメント |
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キャリー (新潮文庫)著者 : スティーヴン・キング,永井 淳 出版社:新潮社 発売日:1985-01 評価 :
完了日 : 2006年12月14日 ホラー小説の第一人者、スティーヴン・キングの出世作。いじめにあった女子高校生が超能力を開花させ周りの人間に復讐していくという話。キングは自伝で「主人公のキャラクターが好きになれず、書くのをやめようと思ったが、奥さんに強く勧められて出版社に売り込んだ」と告白している。いろんなバリエーションを他の作家が書いているためか、いま読み返すとシンプルな筋立てに感じられる。 この感想へのコメント |
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光の帝国―常野物語 (集英社文庫)著者 : 恩田 陸 出版社:集英社 発売日:2000-09 評価 :
完了日 : 2006年12月10日 それぞれ違った超能力を持ちながら、ひっそりと生きる一族の連作小説集。常野の人びとはひたすらやさしく、それゆえに時の権力に翻弄される姿は哀しい。壮大なファンタジーの序章。 この感想へのコメント |
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文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)著者 : 京極 夏彦 出版社:講談社 発売日:1998-09 評価 :
完了日 : 2006年12月08日 もっと早いうちに読もうと思っていたが、本の分厚さとおどろおどろしさに躊躇してしまっていた作家のデビュー作。最初のイメージほどはおどろおどろしくなく、独特の旧漢字の混じった文章も読みにくくはなく、プロット自体もこの小説に関してはむしろシンプルと言えるものだった。でも、「京極本」がベストセラーになる時代なのに「活字離れが嘆かわしい」なんて嘘みたいだ。 この感想へのコメント |
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束縛―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)著者 : ロバート・B. パーカー 出版社:早川書房 発売日:2003-04 評価 :
完了日 : 2006年12月02日 スペンサーシリーズのパーカーが造形した新キャラクターサニー・ランドルシリーズの第3作目。元警察官の女性私立探偵サニーは、精神科医の元夫にストーカーされる人気女性作家のボディガードを請け負う。 この感想へのコメント |
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99%の誘拐 (講談社文庫)著者 : 岡嶋 二人 出版社:講談社 発売日:2004-06 評価 :
完了日 : 2006年12月01日 コンピュータを駆使した完全犯罪もの。ジェットコースターのようなスピード感が魅力。本格推理が好きな方にはお勧めしにくいが(知り合いの推理マニアにはツッコミどころ満載らしい)、「推理小説ってちょっと……」という方なら「まあそういわずに……」って言えるタイプの小説かも。読後感も結構さわやかだ。 この感想へのコメント |
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ターン (新潮文庫)著者 : 北村 薫 出版社:新潮社 発売日:2000-06 評価 :
完了日 : 2006年11月30日 一種のタイムスリップもの……といったら反論がくるかな。SF的な要素を日常の生活描写に取り入れるタイプの小説は割と好み。全編通じてとても静かなトーンで、キリコの絵を見ているような感じがした。ただ、巻末で作者が時間軸の解説をしているのは個人的には興ざめ。必要ないと思ったし、もしも筆者自身が説明不足と思っていたのならそれは作品の中でやるべし。その分マイナスして★★★。 この感想へのコメント |
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余白の愛 (中公文庫)著者 : 小川 洋子 出版社:中央公論新社 発売日:2004-06 評価 :
完了日 : 2006年11月24日 幻想的なイメージの長編。この作者の中では初期の頃の作品になるらしい。日常的な風景(主人公の女性は確かに問題を抱えているけれど)が描写ひとつで、かくも浮遊感をもった世界になるのか。好きな人はとても好きになる小説だと思う。残念ながら、個人的にはちょっと苦手。だから★★★。 この感想へのコメント |
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図書室の海 (新潮文庫)著者 : 恩田 陸 出版社:新潮社 発売日:2005-06 評価 :
完了日 : 2006年11月22日 恩田陸の短編集。表題作は『六番目の小夜子』の番外篇。他にも『夜のピクニック』の前日の出来事を描いた「ピクニックの準備」など全10話。恩田作品の入門にも好適。 この感想へのコメント |
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龍時 03‐04 (文春文庫)著者 : 野沢 尚 出版社:文藝春秋 発売日:2006-05 評価 :
完了日 : 2006年11月21日 スポーツを題材にした小説というと、野球に関するものが一番多いのはまず間違いのないところ。スポーツとしてメジャーであることに加え、守備と攻撃が交互に行われ、心理ゲームの要素があるのでドラマが作りやすいことも大きいのではないか。水島新司の野球マンガなど、1球投げるだけで週刊誌の連載1回分を要するなどザラだった。 この感想へのコメント |
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ドミノ (角川文庫)著者 : 恩田 陸 出版社:角川書店 発売日:2004-01 評価 :
完了日 : 2006年11月18日 緻密なパズルのような規格外れの小説。ゲームをクリアしたような読後感。 この感想へのコメント |
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夜のピクニック (新潮文庫)著者 : 恩田 陸 出版社:新潮社 発売日:2006-09 評価 :
完了日 : 2006年11月02日 本屋大賞受賞作。ブームになった本について長々と感想を述べるのも何なのだが、恩田さんの一番すごいところはキャラクターの書き分けなんだと思う。実に多くの登場人物が入れ替わり出てきて、それがどれも生きている。だから学園ものなどを得意とするのではないか。その一つの頂点となっているのがドミノで、あのような小説が破綻せずに成立し得るのは、キャラクターの造形力が優れているからだと思う。 この感想へのコメント |
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雪の花 (新潮文庫)著者 : 吉村 昭 出版社:新潮社 発売日:1988-04 評価 :
完了日 : 2006年10月21日 数年ごとに大流行して多くの人命を奪う天然痘の脅威にたった一人で立ち向かった町医者の話。当時主流だった漢方医の世界は西洋医学への偏見に満ちており、さまざまな妨害を受ける。また、種痘をつくるために天然痘の膿を身体に植え込まなければならないことに、庶民は激しい恐怖心をいだき協力者を得られない。自らが守りたいと思っている人々から「狂人」とさげすまれながら一人で闘う姿に少しずつ協力者が集まってくる。 この感想へのコメント |
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毒殺百科著者 : ブライアン マリナー 出版社:青弓社 発売日:1993-12 評価 :
完了日 : 2006年10月20日 感想は登録されていません。 この感想へのコメント |
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図解 猛毒植物マニュアル―トリカブト、ハシリドコロからケシ、猛毒キノコまで著者 : 和田 宏 出版社:同文書院 発売日:1998-03 評価 :
完了日 : 2006年10月18日 感想は登録されていません。 この感想へのコメント |
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まぶた (新潮文庫)著者 : 小川 洋子 出版社:新潮社 発売日:2004-10 評価 :
完了日 : 2006年10月15日 奇妙なテイストで、ちょっとだけ怖くもあり、どれも後味が悪い短編集。だから好き嫌いが分かれるかもしれないが、この作家の描写力、表現力はすごいと思う。 この感想へのコメント |
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シュガーレス・ラヴ (集英社文庫)著者 : 山本 文緒 出版社:集英社 発売日:2000-06 評価 :
完了日 : 2006年10月08日 感想は登録されていません。 この感想へのコメント |
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