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ショウリク★リリーさんの読書ノート

“オンダ”ワールド
恩田陸さんの作品を集めてみました。
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 16

きのうの世界

著者 : 恩田 陸

出版社:講談社

発売日:2008-09-04

評価 :

完了日 : 2008年09月29日

色んな角度からの視点が、1本に繋がっていく面白さは抜群だな。
各章に謎が散りばめられていて、スピード感も良い。
やっぱり流石だと思う。

舞台設定も好き。
塔と水路の町・・・秘密を抱えた不思議な町・・・


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 18

不連続の世界

著者 : 恩田 陸

出版社:幻冬舎

発売日:2008-07

評価 :

完了日 : 2008年08月10日

「月の裏側」の塚崎多聞、再登場。
好きなキャラだったので嬉しい。

「木守り男」
関係ないところから、間接的に“恐怖”を投げつけられてるような気がする。
関係あるのかないのか、偶然か必然か。
そう考えることがすべて“恐怖”への道しるべのような不思議な話。
結局アレは何だったのか?
はっきりしないまま終わることが本当の恐怖かも知れない。
バブル崩壊への予兆、きっとそうなんだ。きっと。

「悪魔を哀れむ歌」
単純な怖さはこの話が一番かもしれない。
ホラー映画を見ているような感覚。
この話に絶対的では無いかも知れないけど、“答え”があってよかったと思う。
ビデオとか着メロとかの恐怖を思い出す。

「幻影キネマ」
人間の記憶のいい加減さ、曖昧さ、怖さを感じる話。
記憶ってパズルみたいにいろんなものが重なりあって改竄されて出来てると思う。
映画や小説、見た夢。。。
時々、これが本当に自分の身に起きた出来事が分からなくなるときがある。
これはきっと自分の身に起こっても不思議ではない怖い話なんだと思う。

「砂丘ピクニック」
一番分からない話だったかな。
まあ、↑と同じ様に、確かに自分の目で見たものさえも不確かだって事かな?矛盾してる言い方だけど記憶ってそんなものなんじゃないかと思う。

「夜明けのガスパール」
いろんな意味で一番怖かった。
単純な、ホラー映画とかの怖さとは違う、うまく説明できないけど、そんな話。
そして、これこそが不連続の世界なんじゃないかなと思う。
日々繋がっていると思ってる日常も、実は連続してないじゃないかと。そう考えると他の話も不連続の世界そのものだった。
良くも悪くも、多聞のイメージを壊した話。
それぞれの男たちが語る“怖い話”も効いてくる。

敢えて挙げるなら「夜明けのガスパール」「幻影キネマ」が好きかな。「悪魔・・・」も捨てがたい所。
個人的にはジャンヌと多聞の結婚秘話が聞きたかった。
「月の裏側」を含めても夫婦の話は少ない。でも不思議な夫婦という情報は散りばめられてる。
「木守り男」に結婚前のジャンヌが出てくるけど、その後二人がそうなるなんて思えない。

まあ、結婚秘話はともかく、また塚崎多聞に会いたいです。


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 19

猫と針

著者 : 恩田 陸

出版社:新潮社

発売日:2008-02

評価 :

完了日 : 2008年03月23日

舞台で上演されてこその作品かな。。。
「読み物」としては少し物足りないかも。
でも恩田陸ワールド全開なので、
やっぱり、舞台見に行きたかったなぁ。。。

チケットゲットできず無念です。再演を期待。


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 32

いのちのパレード

著者 : 恩田 陸

出版社:実業之日本社

発売日:2007-12-14

評価 :

完了日 : 2008年01月05日

ザ・オンダ・ワールドここにあり!!
どれも、これも、本当に素晴らしい。
敢えて、3編選ぶなら、「当籤者」「あなたの善良なる教え子より」「隙間」・・・かな?
このセレクト、つくづく私はこういう系が好きだなぁ(苦笑)
ジャンル?を変えて、更に3編選ぶなら、
「夕飯は七時」「夜想曲」「観光旅行」
全部好きなんですけど、まぁ敢えて・・・です。


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 33

木洩れ日に泳ぐ魚

著者 : 恩田 陸

出版社:中央公論新社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年08月11日

過去の事件を語り真相を探るスタイル、さすがだなぁと思う。紛れもない真実では無く、真実と思われるものがじわりと浮かび上がってくる。「これが真実だ」というものが迫ってくるというのは興奮する。
確実ではないのに、そう思わせるその感じが良い。
男女がそれぞれの視点で交互に語る「過去」のそのひとつ、ひとつに、毒と閃きと発見が織り込まれページをめくる手が止まらない。


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