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P子さんの読書ノート

2006 夏読書 
2006年6月~8月に読んだ本
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 3

年下の女友だち (集英社文庫)

著者 : 林 真理子

出版社:集英社

発売日:2006-01-20

評価 :

完了日 :

ふーん、というかんじ。
どの登場人物にもひかれず。
色々な女性が出てくるのに、誰一人共感できる人がいないのも
ある意味すごい。
すごく嫌な感じを受けるというのでもなく、なんだか中途半端な読後感だった。


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 37

マドンナ (講談社文庫)

著者 : 奥田 英朗

出版社:講談社

発売日:2005-12

評価 :

完了日 :

「邪魔」以来の奥田作品。
とにかく文章が読みやすい。
課長たちの奮闘短編集。
「こんな上司の元で働きたい!」という課長も「こんな上司
はちょっと」という課長も出てきたけれど、中間管理職の
立場がよくわかる一冊。


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 34

押入れのちよ

著者 : 荻原 浩

出版社:新潮社

発売日:2006-05-19

評価 :

完了日 :

荻原さんってこんな雰囲気の作品も書いちゃうの!と驚いた『お母さまのロシアのスープ』、途中で「ど、どういうこと?」と思わされた『コール』、なんだか微笑ましい気持ちになった『押入れのちよ』、とにかく怖い『老猫』、ブラックだけどおかしい『殺意のレシピ』、今後自分もするであろう介護が怖くなった『介護の鬼』、ユーモアたっぷりの『予期せぬ訪問者』、自然描写が夏らしい、どこか懐かしい感じがする『木下闇』、かわいらしくちょっと切ない『しんちゃんの自転車』の9編からなる短編集。

短編集というと、短編なのにそれぞれの登場人物が関わっていたり、テーマが同じだったり、雰囲気が似ていり、というのが多いように思う。もちろん、それが狙いだったりするものもあって、それはそれでとても面白い。
でも、やっぱり短編なのだから、その作者のいろんな要素を
感じたい。

そういう意味では、これは文句なし。
かわいい・切ない・ブラック・恐怖・ユーモア・懐古・・・読む側にいろいろな感情をくれる作品集。
そして全てにあるちょっとした仕掛け。
作者に色々な引き出しがあることを知って、ますます他の作品も読みたくなった。


この感想へのコメント

1.青くび大根 (2006/08/10)
『終末のフール』にコメントどうもです。
『押入れのちよ』まだ読んでなくて、早く読みたくて現在捜索中です。荻原作品は幅が広くて、なかなか底を見せてくれませんよね、うれしいような・・・うれしくないような。

今『僕たちの戦争』読んでますが相変わらずの荻原節で笑えるんでぜひ!!
2.P子 (2006/08/11)
荻原さん、ほんと幅が広いですよね~
「押入れのちよ」はさらにその幅の広さを感じられる一冊
だと思います!「僕たちの戦争」も読んでみますね♪
 

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 97

終末のフール

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:集英社

発売日:2006-03

評価 :

完了日 :

初の伊坂作品。
あと3年で小惑星が落ちて地球が終わる。
そんな時、どうやって過ごすか。
8編からなる、それぞれの終末の過ごし方。
テーマとしては重いものの、どちらかというと
軽やかなタッチですっきり書かれている。
そんなところが、この作品の魅力でもあるのだろうが、
長編でもっとどっしりと読みたかった気もする・・・


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 14

東京タワー (新潮文庫)

著者 : 江國 香織

出版社:新潮社

発売日:2006-02

評価 :

完了日 :

江國作品は2作目なので、何ともいえないが、
彼女にしては官能描写が多いのではないかと感じた。
でもそんな描写もきれいなのが、彼女らしいのだろうけれど。
でも最後まで状況が大きく変わらず、少し物足りなく感じた。
親友の方がいろいろ状況が派手(?)に変わり、こちらに
夢中になって読んでいた。
静かに時が流れる2人が主役なのが、彼女のワールドっぽいんでしょうかね・・・


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 8

オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)

著者 : 三谷 幸喜

出版社:幻冬舎

発売日:1997-04

評価 :

完了日 :

私がエッセイというジャンルにはまったのは彼のせい
(おかげ)。もともと彼の脚本が好きなところからの
出発だったけれど、やっぱりエッセイもおもしろい。
「ありふれた生活4」を読んでから、これを読んだの
だけれど、彼の「変」っぷりはこっちの方がよくわかるかも。
そんな「変」なところが彼の魅力なんですが・・・
話題にする有名人を実名で出してるのも気持ちいいです。


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 12

The MANZAI 2 (ピュアフル文庫)

著者 : あさの あつこ

出版社:ジャイブ

発売日:2006-03-02

評価 :

完了日 :

もう男の子2人組といったらこの人!!
あさのあつこさんの、THE MANZAIシリーズ。
バッテリーの2人組と似てるような気もするが、2人の
コンビっぷりが最高。
2人の母親や、周りの同級生のキャラもしっかりしてるし、自分も小学生に戻って、まざりたくなってしまった・・・
楽しくてスイスイ読める一冊。


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 40

神様からひと言 (光文社文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:光文社

発売日:2005-03-10

評価 :

完了日 :

とにかく面白く、そして元気の出る一冊。
広告マンが転職して、さらに上司と喧嘩してとばされた
先がお客様相談室。そこにいる社員は皆問題児で・・・
という設定が面白い!最初は嫌々仕事をしていた主人公が
やりがいを感じていく様子や、実は人間味あふれる同僚
(お客様相談室員)とのやりとりもリアル。
恋人がいる時代のシーンや、公園での神様とのやりとりも
上手にくみこまれていて、一気に読ませる作品だった。
最後の会議のシーン、主人公の行動がちょっとやり過ぎか
な、と思わなくもないが、読後感がすかっとしたので○!


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