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文庫読みさんの読書ノート

2007年読了本(海外)
海外ミステリ。新作・文庫優先。
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 3

殺しのパレード (二見文庫 ブ 1-19 ザ・ミステリ・コレクション)

著者 : ローレンス・ブロック

出版社:二見書房

発売日:2007-11-27

評価 :

完了日 : 2007年12月01日

非常に内省的な殺し屋ケラーの短篇集。一部中篇といえる長さのものもあります。今までのは理屈抜きに楽しかったのですが、これは万人にお薦めできるというたぐいではありません。


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 1

芸術家の奇館 (講談社文庫 は 29-11)

著者 : デイヴィッド・ハンドラー

出版社:講談社

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2007年11月18日

田舎を舞台にしてはいるが、ハンドラーらしい洗練された都会的な雰囲気は変わらない。しかしながら、クライマックスがドタバタしてしまい、それまでの洗練された田舎の雰囲気を台無しにしてしまっているように感じた。昔のホーギーシリーズをまた読みたくなった(読む時間はなさそうだが)。


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 1

最期の言葉 (ダーク・ファンタジー・コレクション 6)

著者 : ヘンリー・スレッサー

出版社:論創社

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2007年11月15日

『怪盗ルビイ・マーチンスン』に所収されていない、ルビイ・マーチンスンシリーズが4篇入っています。文庫とこれがあればシリーズがコンプリートされるようです。

本作に入っている21篇のどれもが高品質で、全く飽きがこない。スレッサーこそ、創元やハヤカワの文庫で短篇集をたくさん出すべきだと思います。


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 4

ダイアルAを回せ (KAWADE MYSTERY)

著者 : ジャック・リッチー,駒月 雅子

出版社:河出書房新社

発売日:2007-09

評価 :

完了日 : 2007年11月13日

『クライム・マシン』、『10ドルだって大金だ』に続くジャック・リッチー短篇集の第3弾。短篇集が売れないと言われていたことからすると、3冊も短篇集が出るということは好評ということなのでしょう。
始めの数編こそ、今まで通りのキレで興味深かったのですが、後半は少し減速。
でも、これからも訳出されるといいなぁ。


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 2

ラグナ・ヒート (扶桑社ミステリー ハ 5-1)

著者 : T.ジェファーソン・パーカー

出版社:扶桑社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年11月09日

T・ジェファーソン・パーカーのデビュー作の復刊です。残念ながら「サイレント・ジョー」が訳出されてからの読者なので、数冊はまだ読んでいないことになります。

どこかで読んだような感じで個性的な印象はありませんが、パーカーの新作がまだ出ていない中で、中継ぎとして読めてよかったと思います。『サイレント・ジョー』からまた読み直してみたいと思います。


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1.take9296 (2007/11/07)
「サンケイ文庫」で初めて出た時に読みました。現物は処分してしまったので、今回、再び購入しました。2作目と3作目(2作目は文春文庫、3作目は文藝春秋から単行本で出た)はいずれも未読です。あと講談社文庫の「渇き」なども読んでいない。まだまだ全作制覇への道は険しいです。
2.文庫読み (2007/11/08)
読むといっても、全部「品切」なので古本屋で地道に努力するしかないのですが、最近は古本屋に行っている暇がありません。新刊読むだけでも買った本の2割は読んでいないのです。復刊を願うか、復刊ドットコムで運動するしかない。新刊出たときに買って、人にすすめて買ってもらうということが復刊に繋がると思いこむしかないのでしょうか。
 

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 3

ミスフォーチュン

著者 : ウェズリー・ステイス,立石 光子

出版社:早川書房

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年09月24日

イギリスのこういう小説を読んでいるとつい、初期のジェネシスや初期のキンクスを聞きたくなりiPodで聞いてみたり、ドノヴァンのBOXセットを買ってしまったりと、図書館で本を借りたのに1万円近い出費となってしまいました(^^;
これからも海外のファンタジーや文学も読むことにしまいた。
本作についてはたいへん面白かったのですが、「結局血かよ」というのも正直なところでした。文庫になったらまた読みたいと思います。


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 8

終決者たち(下) (講談社文庫)

著者 : M. コナリー

出版社:講談社

発売日:2007-09-14

評価 :

完了日 : 2007年09月19日

未解決凶悪犯罪に挑むハリー・ボッシュ。「コールドケース」を毎回見ているので、イメージが沸きやすかったのも助けとなり、非常に良いリーダビリティでした。お薦めです。


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 7

終決者たち(上) (講談社文庫)

著者 : M. コナリー

出版社:講談社

発売日:2007-09-14

評価 :

完了日 : 2007年09月17日

ハリー・ボッシュが未解決事件を解決!?WOWOWで放送されている『コールドケース』のスタッフも登場している今回の設定は、面白くないわけがない、という作品。上巻だけ読んだのだが、あっという間の読了。下巻にも期待!


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 11

石のささやき (文春文庫 ク 6-16)

著者 : トマス H.クック

出版社:文藝春秋

発売日:2007-09-04

評価 :

完了日 : 2007年09月12日

いつになく解説の池上冬樹さんの気合いがみなぎっています。特別に特異なお話ではないのに、「何が起こったのか」というポイントを最後にもってくる独特の構成に今回もやられてしまいました。


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 4

血と暴力の国 (扶桑社ミステリー マ 27-1)

著者 : コーマック・マッカーシー

出版社:扶桑社

発売日:2007-08-28

評価 :

完了日 : 2007年09月08日

あ、これは絶対面白い。ミステリマガジンに広告が出されて初めて刊行を知る扶桑社ミステリー。事前のプロモーションをすればもっと注目を集める作品が多いので、残念。

早速買いに行きます。(以上2007/9/2)

予感に違わぬ面白さであるが、クライム・ノヴェルの形を借りた文学作品なので、普通のクライム・ノヴェルに比べて説明が親切ではないのがダメな人もいるかも。今年のベスト級なので、挑戦してみて欲しい。


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1.take9296 (2007/09/02)
こんにちは。
翻訳者の黒原敏行氏のブログに、あとがきで触れられなかったことや、著者の他の作品についての記述がありました。
私も、探してみたいと思います。
2.文庫読み (2007/09/02)
こんにちは。何故か好みがダブりますね。ブログ探してみます。
 

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 7

天使は容赦なく殺す

著者 : グレッグ・ルッカ

出版社:文藝春秋

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年09月05日

冷戦なきいまは、イスラム社会が仮想敵国というのが市民権を得ているようだ。そこには、自分たちは絶対的に「善」「正義」という思い込み(あるいは傲慢さ、思い上がり)が透けて見えてしまう。
という圧倒的な欠陥を別にすれば、いつものルッカの切れ味は健在。


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 1

アメリカン・デス・トリップ 下 (文春文庫 エ 4-14)

著者 : ジェイムズ・エルロイ

出版社:文藝春秋

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年08月21日

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 1

アメリカン・デス・トリップ 上 (文春文庫 エ 4-13)

著者 : ジェイムズ・エルロイ

出版社:文藝春秋

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年08月17日

ケネディ暗殺からM・L・キング暗殺まで。アメリカの黒い霧。これらがほんの40年前の出来事だったことに、改めて驚くとともに、40年ならいつでも後戻りできる危険さに戦慄。


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 3

路上の事件 (扶桑社ミステリー コ 12-2)

著者 : ジョー・ゴアズ

出版社:扶桑社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年08月11日

最近ほとんど読まなくなった海外のハードボイルドも、ジョー・ゴアズの新作が出れば読まずにはいられない。相変わらず丁寧でかつリーダビリティの高い文章。でも地味で派手なシリーズ物など書かないので、売れないんだろうなぁ。


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 3

泥棒は深夜に徘徊する〔ハヤカワ・ミステリ1802〕泥棒バーニイ・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ 1802 泥棒バーニイ・シリーズ)

著者 : ローレンス・ブロック

出版社:早川書房

発売日:2007-07-13

評価 :

完了日 : 2007年08月01日

古本屋で泥棒で女にモテる。泥棒さえうまくいけば、代わってあげたいものだ。しかし、その泥棒稼業が新たなトラブルを生む。シリーズ10作目。私はスカダー物より楽しみにしているのだが、出来はともかく早川がこのシリーズのほとんどを在庫切れにしているのが残念。


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 2

身元不明者89号 (創元推理文庫 M レ 2-3)

著者 : エルモア・レナード

出版社:東京創元社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年06月30日

エルモア・レナードを読むと、ミステリを読んできて良かったと毎回思える。文庫でいいからコンスタントに読めるような時代(映画化も日本ではそれほど起爆剤にはならなかったみたいなので)を待ちわびたい。


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 4

快盗タナーは眠らない (創元推理文庫 M フ 11-2)

著者 : ローレンス・ブロック

出版社:東京創元社

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年06月29日

東西冷戦、ユーゴスラビアの民族問題、ギリシャとトルコの確執など、当時の凄絶なヨーロッパ情勢を背景とした、スラップスティックスパイ小説。

平和はどこかで破壊され、対立は必ずどこかで醸成される。場合によっては意図的に作られる。


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 7

復讐はお好き? (文春文庫 ハ 24-2)

著者 : カール・ハイアセン

出版社:文藝春秋

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年06月14日

グイグイ読み進められるが、読み飛ばすことができない、独特の世界は健在だ。作中でさらっと師匠筋のジョン・D・マクドナルドの名前が出てきたり、ロック・ミュージシャンの名前がでてくるところもたまらない。初期の作品が品切れ状態であるようだが、どこかでまとめて復刊してくれないかなぁ。


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 1

タイタニック号の殺人 (扶桑社ミステリー コ 1-2)

著者 : マックス・アラン・コリンズ

出版社:扶桑社

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2007年06月06日

古典ミステリをかじったことがある人はたぶん知っている、思考機械の作者であるジャック・フットレルが探偵役。その後の悲劇を皆が知っているがゆえに、胸に迫るものがある。しかし、謎の部分が弱いのは否めない。


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 1

薄灰色に汚れた罪 (海外ミステリGem Collection)

著者 : ジョン・D・マクドナルド

出版社:長崎出版

発売日:2007-02-10

評価 :

完了日 : 2007年04月01日

ジョン・D・マクドナルドはカール・ハイアセンなどのフロリダ物ミステリの元祖。トラヴィス・マッギーシリーズは昔ポケミスで結構出ていて、角川からも数冊出されている。実は読んだことはないのだが、是非復刊して欲しいシリーズである。マジで読みたい。

図書館にリクエストして入れてもらいました。こんな大家の有名シリーズの久しぶりの翻訳なのであればもうすこし後書に力を入れるか解説者を起用するかすべきであったのではないでしょうか。

この作品はポケミスか文庫で読みたかった。単行本には似合わないし、あのソフトカバーは読みにくい。


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